JPH026660Y2 - - Google Patents

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JPH026660Y2
JPH026660Y2 JP1979184320U JP18432079U JPH026660Y2 JP H026660 Y2 JPH026660 Y2 JP H026660Y2 JP 1979184320 U JP1979184320 U JP 1979184320U JP 18432079 U JP18432079 U JP 18432079U JP H026660 Y2 JPH026660 Y2 JP H026660Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は入力信号周波数を中間周波数に変換し
て増幅する高利得増幅器に関する。
例えばコンデンサ、インダクタ等の回路素子の
回路定数測定装置におけるインピーダンス−電圧
変換回路において、回路素子に流れる電流とと基
準抵抗器に流れる電流とを正確に等しくして正確
な測定を行うために高利得増幅器が使用される。
この方式を使用した回路素子定数測定装置は例え
ば特許第815037号に述べられている。
上記特許の明細書には高利得増幅器の具体的構
成について詳述されていないが、第1図に示した
高利得増幅器が従来技術として知られている。図
示の回路は高利得増幅器を一部に含み(点線で囲
んだ部分)、信号源1により供試素子3(例えば
コンデンサ)に流れる電流がすべて基準抵抗器2
1に流れるように制御し、出力端子25より供試
素子3のアドミタンスに比例した出力電圧をうる
ものである。即ち、増幅器5の反転入力端子が殆
んど仮想接地点となるように制御するものであ
る。詳述すれば、増幅器5の出力信号を2分して
それぞれ位相検波器7,9に印加する。位相検波
器7,9は信号源1の出力信号および該出力信号
を90゜移相器23にて移相した信号を基準信号と
してそれぞれ入力信号を位相検波し、直流出力信
号を発生する。各直流出力信号は積分器11,1
3により積分され、積分出力信号は掛算器15,
17の一方の入力端子に印加される。掛算器1
5,17の他方の入力端子には信号源1の出力信
号および移相器23の出力信号がそれぞれ印加さ
れ、掛算器15,17の出力には信号源1の周波
数に等しい周波数をもつ交流信号が発生される。
掛算器15,17の出力信号は加算器19で加算
され、加算器19出力が出力端子25に出力信号
として送出されると共に、帰還信号として基準抵
抗器21を介して増幅器5の反転入力端子に帰還
される。ここで増幅器5、位相検波器7,9、積
分器11,13、掛算器15,17および加算器
19より成る回路は一個の増幅器10として考え
ることができる。そしてこの増幅器10は交流信
号を直流信号に一度変換して増幅するものである
から、信号源1の信号周波数が高い場合であつて
も高利得をうることができる。即ち、積分器1
1,13が低周波において高い増幅度を示すから
である。勿論、直流において理想積分器の増幅度
である無限大の増幅度は実際には実現出来ない
が、使用する演算増幅器などで決まる極めて大き
な増幅度をうることはできる。したがつて増幅器
5の反転入力端子は殆んど仮想接地点となり供試
素子3に流れる電流と基準抵抗器21に流れる電
流とが等しくなる。また発振等の回路が不安定に
なることはない。したがつて、出力端子25には
供試素子3のアドミタンスに正確に比例した信号
が得られ、この信号を同期整流すれば供試素子3
の容量値、損失抵抗等を知ることができる。しか
しながらこの増幅器10では、増幅器5の増幅度
を大きくすると特に高周波数帯における雑音のた
めに位相検波器7,9が飽和して正常な動作を行
なわなくなる。信号源1の周波数を広帯域にわた
つて変化させる場合、移相器23によつて広帯域
にわたつて90゜移相信号を作るのは困難である。
増幅器10の精度を悪化させる原因である位相検
波器7,9の直流オフセツト信号(入力交流信号
が零のときに出力に生ずる直流信号)が広周波数
帯域にわたつて小さい位相検波器を作るのは困難
である、等の欠点があつた。
本考案は上記欠点を除去するためになされたも
ので、本考案の目的は広周波数帯域にわたつて正
確な動作を実現できる高利得増幅器を提供せんと
するものである。本考案によれば増幅器の入力信
号の周波数は中間周波数に変換され、中間周波信
号を位相検波、積分、掛算、加算しそしてさらに
入力信号周波数に変換する動作が行なわれる。以
下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案による中間周波数変換型増幅器
を使用したインピーダンス−電圧変換回路のブロ
ツク図である。本考案の理解を容易にするために
本考案による中間周波数変換型増幅器をインピー
ダンス−電圧変換回路に応用した場合を示したも
のである。点線で囲んだ部分が本考案による中間
周波数変換型増幅器である。第1図と同一部分に
は同一符号を付して示した。信号源1の出力信号
は選択的にその出力周波数が変化される広周波数
帯域の信号であつて(周波数S=5Hz〜13MHz)、
それは供試素子3を介して第1増幅器27の反転
入力端子に印加される。非反転入力端子は基準電
位点に接続される。第1混合器29は第1増幅器
27と混合器37との出力信号を受信し中間周波
信号(周波数IF、例えば100KHz)を発生する。
混合器37は信号源1の出力信号と中間周波信号
源35(出力周波数IF、例えば100KHz)との出
力信号を受信し、周波数がSIFの出力信号を発
生する。第2増幅器31は第1混合器29の出力
信号を増幅して第1、第2位相検波器7,9の一
方の入力端子に印加する。第1、第2位相検波器
7,9の他方の入力端子には中間周波信号源35
の出力信号および該出力信号を90゜移相器39で
移相した信号がそれぞれ印加され、両出力端には
第2増幅器31の出力信号中の0゜成分、90゜成分
に応じた直流出力信号がそれぞれ発生される。第
1、第2積分器11,13は位相検波器7,9の
出力信号をそれぞれ積分し、積分出力信号を第
1、第2掛算器15,17の一方の入力端子にそ
れぞれ印加する。第1、第2掛算器15,17の
他方の入力端子には基準信号源41(出力周波数
R、例えば40MHz)の出力信号および該出力信号
を90゜移相器43で90゜移相した信号がそれぞれ印
加される。したがつて、第1、第2掛算器15,
17の出力端子には、第1、第2積分器11,1
3の出力振幅に応じた振幅をもち、周波数Rの交
流信号が発生される。両交流出力信号は加算器1
9で加算され、加算信号は第2混合器33の一方
の入力端子に印加される。第2混合器33の他方
の入力端子には、混合器45の出力信号(周波数
SR)が印加される。混合器45は信号源1と
基準信号源41との出力信号を受信し、周波数が
SRの出力信号を発生するものである。したが
つて、第2混合器33の出力信号は周波数が信号
源1の出力周波数と等しく、且つ位相は第1増幅
器27の反転入力端子の信号と180゜異なる信号と
なる。該出力信号は基準抵抗器21を介して第1
増幅器27の反転入力端子に帰還されると共に、
出力端子25より出力信号として送出される。こ
のように構成すると、もし第1増幅器27の反転
入力端子の電圧が零でない場合には、この電圧は
第1増幅器27で増幅された後、第1混合器29
で周波数が一定の中間周波数に変換された後、さ
らに第2増幅器31で増幅され、そして第1、第
2位相検波器7,9によつて0゜成分と90゜成分と
に別けて検出される。その両成分はそれぞれ積分
器で平滑され掛算器15,17で交流成分に変換
された後加算器19で合成される。そして合成成
分は第2混合器33で入力周波数に等しい周波数
に変換される。第2混合器33の出力信号の位相
は第1増幅器27の反転入力端子の電圧の位相と
180゜異なり、振幅は第1、第2積分器11,13
の出力の増大と共に増大し、その結果第1増幅器
27の反転入力端子の電圧が零となるように制御
される。
ここで、第2図の点線で囲んだ増幅器20は第
1図に示した増幅器と同様に一度直流に変換する
ものであるから、信号源1の信号周波数が高い場
合であつても高利得を得ることができ、第1増幅
器27の反転入力端子が殆んど仮想接地点になる
ように制御できる。したがつて供試素子3に流れ
る電流と基準抵抗器21に流れる電流とを正確に
等しくすることができる。また発振等の現象も生
じない。
さらに本考案によれば、第2増幅器31は入力
信号の周波数に関係なく中間周波信号を増幅する
ものであり、第2増幅器31の帯域幅を第1増幅
器27の帯域幅よりも狭くできるから出力雑音を
小さくすることができる。また第1、第2位相検
波器7,9は中間周波信号で、第1、第2掛算器
15,17も一定の周波数でそれぞれ位相検波、
掛算を行うので簡単に90゜移相信号を作ることが
できる。また第1、第2位相検波器7,9は中間
周波信号で位相検波されるので、これら位相検波
器の直流オフセツト信号を信号源1の周波数に無
関係に小さくすることができる。即ち、信号源1
の広周波数帯域にわたつて、供試素子3に流れる
電流と基準抵抗器21に流れる電流とを正確に等
しくすることができる。さらに、積分出力信号か
ら第2混合器33の出力信号を得るための2信号
の周波数RRSは、実施例に示すとおり入力
信号周波数Sに比べ十分高く選べるから、本増幅
器の出力側に現れる変調積やスプリアスの周波数
も入力信号周波数に比べ十分高く、容易にそれら
を濾波除去できるので、入力信号成分のみを出力
として得ることが出来る。この特長は、前述のイ
ンピーダンス−電圧変換回路において極めて好ま
しい特性である。以上説明したことより明らかな
ように、本考案を用いれば入力信号に正確に対応
した出力信号を得ることができる。
なお、第1増幅器27は必ずしも必要ではな
く、第1混合器29の一方の入力端子に入力信号
および帰還信号を導入するようにしてもよい。ま
た第1、第2掛算器15,17の出力信号を各別
の混合器に印加し、周波数変換をなした後加算す
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の中間周波数変換型増幅器を一部
に含んだインピーダンス−電圧変換回路のブロツ
ク図、第2図は本考案による中間周波数変換型増
幅器を一部に含んだインピーダンス−電圧変換型
増幅器のブロツク図である。 1:信号源、3:供試素子、5,27,31:
増幅器、7,9:位相検波器、11,13:積分
器、15,17:掛算器、19:加算器、21:
基準抵抗器、29,33,37,45:混合器、
39,43:90゜移相器、35:中間周波信号源、
41:基準信号源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 広帯域入力周波数範囲を有する交流入力信号を
    第1信号により中間周波数信号に変換する混合器
    と、該中間周波数信号を狭帯域増幅するための増
    幅器と、該増幅器の出力信号の0゜成分と90゜成分
    をそれぞれ検出する第1、第2位相検波回路と、
    前記0゜成分と90゜成分をそれぞれ積分する第1、
    第2積分器と、該第1、第2積分器の出力信号を
    それぞれ相互に90゜位相が異なる第1、第2基準
    交流信号で変調する第1、第2掛算器の出力を加
    算し第2信号と混合して出力する混合手段とを有
    し、前記第1信号を前記交流入力信号と前記第
    1、第2位相検波回路の検波信号との混合信号と
    し、前記第1、第2基準交流信号と前記交流入力
    信号との混合信号を前記第2信号とし、前記第
    1、第2基準交流信号と前記第2信号の周波数を
    前記交流入力信号の周波数より高く選んだことを
    特徴とする中間周波数変換型増幅器。
JP1979184320U 1979-12-28 1979-12-28 Expired JPH026660Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122477A (en) * 1977-03-31 1978-10-25 Shimadzu Corp End control system of auto balance circuit in eddy current flaw detector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122477A (en) * 1977-03-31 1978-10-25 Shimadzu Corp End control system of auto balance circuit in eddy current flaw detector

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JPS5699479U (ja) 1981-08-05

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