JPS63256650A - 変性ポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物 - Google Patents

変性ポリフエニレンエ−テル系樹脂組成物

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JPS63256650A
JPS63256650A JP9042887A JP9042887A JPS63256650A JP S63256650 A JPS63256650 A JP S63256650A JP 9042887 A JP9042887 A JP 9042887A JP 9042887 A JP9042887 A JP 9042887A JP S63256650 A JPS63256650 A JP S63256650A
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Toshiaki Ozeki
寿朗 大関
Shoji Ono
小野 昭治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分骨〕 本発明は改良された成形加工性、外観、耐衝撃性および
耐油性を有する変性〆す7工エレンエーテル系樹脂組成
物に関する。
〔従来の技術〕
ポリフェニレンエーテル系Illスチレン系樹脂より成
る樹脂組成物は、機械的物性、熱的物性、電気的物性等
に優れ、家電部品、配電部品、自動車部品等に広く用い
られ、近年その需要の伸びは著しく有月な材料である。
一方、樹脂の特性に対する産業界の要求は年々拡大し、
従来金属を使用していた部品を、加工性が良く軽量かつ
低廉な樹脂に代替するために、優れた外観、衝撃強さあ
るいは油や薬品に対する耐性等は特に要求されている特
性である。
ポリフェニレンエーテル系樹脂とポリブタジェン変性耐
衝撃性ぎりスチレンとより成る樹脂組成物は、酸、アル
カリあるいはアルコール類などに極めて優れた耐性を示
すが、炭化水素類や一部の油類に対する耐性が劣り1加
えて用途によっては耐衝撃性が不十分な場合もある。耐
油あるいは耐薬品性を改良する方法として、スチレン系
樹脂としてアクリロニトリル−ブタジェン−スチレンの
三元共重合体を配合する技術が開示されている(例えば
、米国特許第131J、lI3夕号明細書)が、かかる
技術は良好な外観な与えるが、耐薬品性を改良するため
にアクリロニトリルの量を増すと相溶性が低下し、成形
品が層剥離を起こすという欠点を有し、かつ耐衝撃性を
向上させるためブタジェン量を増すと難燃化し難くなる
という欠点を有するため好ましくない。
これとは別に、水素化されたスチレン−ブタジェンのブ
ロック共重合体を配合する技術が開示されている(例え
ば、特開昭jO−777≠−号公報)が、かかる技術で
は該プ゛ロック共重合体の添加量を増すと相溶性が低下
し、成形品が層剥離を起こすため大幅な改良は望めない
。かかる欠点を克服する技術として該ブロック共重合体
にカルサン酸基を結合させた変性ブロックを配合する技
術が開示されている(特開昭5r−277140号公報
)。かかる技術によれば、該変性ブロック共重合体を任
意に配合できるため、従来技術に比べ耐薬品性を大幅に
改良することができ、しかも難燃化も容易にできる。し
かし、該変性ブロック共重合体の添加量が増えると成形
加工性や外観が悪化するという欠点と、ブロック共重合
体のスチレンポリマーブロック長が短くなると成形品に
剥離が生じ易くなるという欠点を有する。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
ポリフェニレンエーテル系樹脂の耐衝撃性および耐薬品
性を改良するために、カルボン酸基またはその誘導体基
を含有する分子単位を結合させたスチレン系ポリマーブ
ロックとオレフィン系エラストマーブロックとのブロッ
ク共重合体を多量に配合した場合に生ずる成形加工性や
外観の低下や、スチレン系ポリマーブロック長が短くな
った場合に生ずる成形品の層剥離を改良することを目的
に鋭意検討した結果、ポリ7エエレンエーテル系樹脂に
、カルボン酸基またはその誘導体基を含有する分子単位
を結合させることによって目的が達成され、必要に応じ
て石油系軟化剤を配合することで効果がさらに向上する
ことを見い出して本発明を完成した◎ すなわち、本発明は、(A)カルボン酸基またはその誘
導体基を含有する分子単位が結合した変性ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂700重量部に対し、(B)カルボン
酸基またはその誘導体基を含有する分子単位が結合した
スチレン系ポリマーブロックとオレフィン系エラストマ
ーブロックとから成る変性ブロック共重合体6〜100
重量部、(C)スチレン系樹脂0−200重量部、(2
)石油系軟化剤O〜aO重量部、および(Q難燃剤O〜
100重量部を配合して成る改良された成形加工性、外
観、耐衝撃性および耐油性を有する変性ポリフェニレン
エーテル系樹脂組成物に関するものである。
本発明によれば、メリフエニレンエーテル系樹脂とスチ
レン系樹脂との樹脂組成物の持つ特長を備えながら、耐
衝撃性および耐油性が改良でき、外観および成形加工性
の優れた樹脂組成物が得られる。さらに、スチレン−ブ
タジェンのグラフトまたはブロック共重合体および/ま
たはアクリロニトリル−スチレン−ブタジェン三元共重
合体を配合し補強した場合に生ずる、光あるいは熱によ
る劣化が回避でき、加えて難燃化が容易なため、添加す
る難燃剤の量が低減できるため、難燃剤による耐熱性の
低下や成形品表面の汚染等が抑制される。さらに、未変
性のポリフェニレンエーテル系樹脂を用いた場合に比べ
、エラストマー濃度の高いブロック共重合体を配合でき
るため、スチレン系ぎリマーブロック成分による、熱変
形温度の低下、難燃性の低下あるいは、耐薬品性の低下
等を回避できる。また、耐油性あるいは耐衝撃性を改良
するに必要なオレフィン系エラストマーブ四ツク成分の
一定量を配合する場合、最も高価な成分であるブロック
共重合体の量を低減できる。さらに、ラジカル開始剤お
よび不飽和カルボy醗またはその誘導体の存在下に溶融
混練して組成物を得る場合には、一度の混練で目的とす
る組成物が得られるため経済的に極めて有利である。さ
らに驚くべきことには、かかる組成物は極めて優れた成
形加工性を示す。
本発明にいう(4)成分であるざりフェニレンエーテル
系樹脂とは、一般式 (式中、Rls R2、R3、R4、R3、R6は炭素
数/〜ダのアルキル基、アリール基、ハロゲン、水素等
の一価の残基であり、R5% Rsは同時に水素ではな
い)を繰返し単位とし、構成単位がCI)または(I)
およびCI+)からなる単独重合体、あるいは共重合体
が使用できる。
lリフェニレンエーテル樹脂の単独重合体ノ代表例とし
ては、ポリ(コツ6−シメチルー1+e−フエニレン)
エーテル、ポリ(λ−メチルー 6− xチル−4ダー
フエニレン)エーテル、ポリ(,2,,4;−ジエチル
ー八グー7二二レン)エーテル、〆す(2−エチル−乙
−n−プロピル−/+4’−フェニレン)エーテル、〆
す(J、4−ジ−n−プロピル−/、4!−フェニレン
)エーテル、ポリ(λ−メチルー4−n−ブチルー/、
g−)ユニレン)エーテル、〆す(コーエチルー6−イ
ソプロビルー八弘−フェニレン)エーテル、ポリ(−一
メチルー6−クロルー7,4!−フェニレン)エーテル
、ぎり(−一メチル−6−ヒドロキシエチル−/、 l
I−フェニレン)エーテル、ぎり(−一メチル−6−ク
ロロエチル−/、 tI−フェニレン)エーテル等のホ
モポリマーが挙げられる。
ポリフェニレンエーテル共重合体は、一般式(ここに、
R3、R4、R55Reは前記と同一の意味を有する)
で表わされるJ、j、4− )リメチルフェノール等の
アルキル置換フェノールト、例えハ、。
−クレゾール等とを共重合して得られるポリフェニレン
エーテル構造を主体として成るぎり7二二レン工−テル
共重合体を包含する。
本発明の組成物の囚成分である変性ポリフェニレンエー
テル系樹脂とは、上記のポリフェニレンエーテル系樹脂
に、カルボン酸基またはその誘導体基が結合した変性メ
リフエニレンエーテル系樹脂である。
本発明にいう關成分であるブロック共重合体とは、少な
くとも1個のスチレン系ポリマーブロックと少なくとも
1個のオレフィン系エラストマーブロックとより成るブ
ロック共重合体である。
本発明にいうスチレン系ポリマーブロックとは、具体的
には、次式 (式中、Rは水素、低級アルキルまたはハロゲンを示し
、2はビニル、水素、塩素および低級アルキルより成る
群から選択され、pはO〜jの整数である)で表わされ
る化合物から誘導されるf、 +Jママ−たは共重合体
ブロックである。
本発明にいうオレフィン系エラストマーブロックとは、
エチレン、プロピレン、l−ブテン、インブチレン等の
モノオレフィン、あるいはブタジェン、イソプレン、へ
3−ペンタジェン等の共役ジオレフィン、ムダ−ヘキサ
ジエン、ノルボルネン誘導体等の非共役ジオレフィンの
うちから選ばれた1種以上のオレフィン化合物が重合あ
るいは共重合した形態を有する重合体ブロックであり、
しかも該ブロックの不飽和度は、20%以下である。
したがって、オレフィン系エラス)W−ブロックノ構成
モノマーとして上記のジオレフィン類ヲ用いた場合には
、該ブロック部分の不飽和度が、20%を超えない程度
まで水添等により不飽和度を減らす処置が施されていな
ければならない。また、オレフィン系エラストマーブロ
ックにはスチレン系化合物がランダムに共重合されても
よい。
本発明の組成物の(B)成分である変性ブロック共重合
体は、かかるブロック共重合体にカルボン酸基またはそ
の誘導体基が結合した変性ブロック共重合体である。
本発明の組成物の(C)成分であるスチレン系樹脂は、
具体的には、次式 (式中、Rは水素、低級アルキルまたはハロゲンを示し
、2はビニル、水素、塩素および低級アルキルよりなる
群から選択され、pは0−3の整数である)で表わされ
る化合物から誘導されるlリマ一単位を少なくとも25
重量%有するものである。本明細書で使用する用語「ス
チレン系樹脂」は、上記の式で定義され、例示すると、
ホモポリマー、例えば、ざリスチレンおよびlリクロロ
スチレン、変性ポリスチレン、例えば、ゴム変性ポリス
チレンならびにスチレン含有共重合体、例えば、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体(As)、スチレン−ブ
タジェン共重合体(SB)、スチレン−アクリロニトリ
ル−ブタジェン共重合体(ABS)、ポリα−メチルス
チレン、エチルビニルベンゼンとジビニルベンゼンの共
重合体などを包含する。
本発明に好適なスチレン系樹脂成分はポリスチレンであ
る。
本発明の組成物の(E)成分である石油系軟化剤とは、
パラフィン基油、ナフテン基油およびアロマ基油によっ
て構成される、一般にプロセス油と称されるものである
。本発明に用いられるプロセス油の構成成分比は特に限
定されるものではないが、アロマ基油は5重量%以下で
あることが望ましい。
5重量%を超える場合は本発明の組成物の熱変形温度を
低下させるため好ましくない。本発明に用いる場合、パ
ラフィン基油の含有量が多いほうが変性ブロック共重合
体との相溶性が良く、表面光沢、耐衝撃性および耐薬品
性の改良効果も大きい。
したがって、プロセス油中に占めるパラフィン基油の含
有量は60重量%以上、好ましくは70重量%以上であ
ることが望ましい。
本発明の組成物の(E:l成分であるat燃剤は、特に
限定されるものではなく、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂
の難燃化に使用される曙燃剤でよい。難燃剤の中で特に
好ましいのは、芳香族リン酸エステル類である。
本発明で用いられる不飽和カルボン酸またはその誘導体
の例としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、ハ
ロゲン化マレイン酸、シスー仏−シク四ヘキセンー/、
コージカルボン酸、エンド−シス−ビシクロ〔コ、2.
/ ) −5−ヘブテンーーt3−ジカルボン酸等や、
これらジカルボン酸の酸無水物、エステル、アミド、イ
ミドなどアクリル酸、メタクリル酸等や、これらモノカ
ルボン酸のエステル、アミドなどが挙げられる。これら
は7種のみならず2種以上混合しても使用できる。これ
らの中では不飽和ジヵルざン酸またはその誘導体が好ま
しく、とりわけ無水マレイン酸が好ましい。
本発明に用いられるラジカル開始剤は、ビニル化合物の
重合触媒として通常用いられる有機あるいは無機のラジ
カル発生剤である。これらのうち好ましいのは有機過酸
化物である。具体例としては、第3ブチルハイドロパー
オキシド、クメンハイドロパーオキシド、ジ第3ブチル
パーオキシド、ジクミルパーオキシド、コ、!−ジメチ
ルー2.!−ジ(第3ブチルパーオキシ)ヘキサン、イ
ンブチルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシド1、ジ
イソプロピルパーオキシカーゴネート、第3ブチルパー
オキシベンゾエート、α、d−アゾビスイソブチルニト
リル、第3ブチルパーオキシラウレートなどが挙げられ
る。
カルざン酸基またはその誘導体基を含有する分子単位が
結合した変性キリフェニレンエーテル系樹脂および/ま
たは変性ブロック共重合体を製造する方法は特に限定さ
れないが、好ましい方法としては、ラジカル開始剤およ
びカルボン酸またはその誘導体の存在下に、ポリフェニ
レンエーテル系樹脂および/またはブロック共重合体を
溶融混練し父応させる方法が挙げられる。
変性ぎリフエニレンエーテル系樹脂に含まれるカルボン
酸基またはその誘導体基を含有する分子単位の量、すな
わち、不飽和カルボン酸またはその誘導体の付加量は本
発明において使用する変性ぎりフェニレンエーテル系樹
脂全体の平均値として、ぎりフェニレンエーテル系樹脂
700重量部あたり0.OS −/ 0 ! 11部、
好ましくはQ、3〜!重量部である。カルボン酸基また
はその誘導体基を含有する分子単位がo、o r重量部
未満では、未変性ブロック共重合体に比して改良効果は
ほとんど認められず、19重量部を超えても、それ以下
の場合に比してその改良効果が顕著でない。
変性ブロック共重合体に含まれるカルボン酸基またはそ
の誘導体基を含有する分子単位の量1すなわち、不飽和
カルボン酸またはその誘導体の付加量は、本発明におい
て使用する変性ブロック共重合体全体の平均値として、
ブロック共重合体1ooy量部あたり0.0r−10重
量部、好ましくは0.3〜5重量部である。カルボン酸
基またはその誘導体基を含有する分子単位がo、or重
量部未満では、未変性ブロック共重合体に比して改良効
果はほとんど認められず、70重量部を超えても、それ
以下の場合に比してその改良効果が顕著でない。
また、含有する分子単位の量が015重量部を超える場
合は、未変性のブロック共重合体の併用が可能であり、
併用できる量は含有する分子単位の量が変性および未変
性のブロック共重合体の合計に対し、0.4!重量部以
上であり、かつ未変性ブロック共重合体の量が変性ブロ
ック共重合体の量を上回らない必要がある。
本発明の組成物における(B)変性ブロック共重合体・
(C)スチレン系樹脂、■石油系軟化剤および(9難燃
剤の量は、囚変性ポリフェニレンエーテル系樹脂100
重景部に対し、それぞれ6〜lOO重量部、0〜200
重量部10〜tio重量部および0〜100重量部の範
囲より選ばれる。成分(B)の量が6重量部以下では耐
衝撃性および耐油性の改良効果を十分に発揮できず、7
00重量部を上回ると剛性を低下させ、構造材料として
不適当になるため好ましくない。
成分(Qは、主として組成物の熱変形温度の調節のため
に用いられる。該成分の量が200重量部を上回ると、
lリフェニレンエーテル系樹脂の持つ特性を大きく損な
うため好ましくない。
成分(D)は、外観、耐衝撃性および耐油性をさらに改
良するのに有用である。しかし、該成分の量がtio重
量部を上回ると熱変形温度や剛性の極端な低下が生ずる
ため好ましくない。
成分(E)は、材料に難燃性が要求されない場合は添加
する必要がなく、要求される場合でも100重量部以内
で要求を満足する。該成分が100重量部を超えると耐
衝撃性や熱変形温度の低下が著しいため好ましくない。
本発明の樹脂組成物の製造方法としては、通常樹脂を溶
融可塑化し、造粒、加工する、いかなる方法を用いても
よい。通常、押出機、加熱ロール、ニーダ−、バンバリ
ーミキサ−等を用いて溶融混合する方法などが用いられ
る。また、樹脂を安定化するために通常用いられる酸化
防止剤、紫外線吸収剤やその他の安定剤を配合したり、
樹脂を強化するためにガラス繊維やその他の無機フィラ
ーを配合したりすることを妨げるものではない。
〔実施例〕
以下に実施例および比較例により、本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるも
のではない。実施例における部あるいは%は、それぞれ
重量部あるいは重量%を示す。実施例および比較例に示
す各物性値は、組成物をペレット化し射出成形した試験
片につき、以下の測定方法により測定したものである。
熱変形温度: ASTM D ttir 、荷重t r
、a Kg/d。
溶融指数: JIS K 7コioに準じ温度λ50°
C1荷重!麺で測定。
アイゾツト衝撃強さ: ASTM D コ56、成形品
形状 ノツチ付き。
難 燃 性:UL規格9II、成形品厚さ/、乙■。
耐 油 性:厚さ311Imの圧縮成形品をタンザク状
に切削し、これを熱変形温度のIO”C下の濃度でコダ
時間熱処理した後、曲げ歪を加えコ3°Cにてλ弘時間
天プラ油に浸漬した場合に応力亀裂が発生するに要する
最小歪を%で表示。
光  沢  度 :  ASTM  D  zコ3−6
7、入射角:6oo、  受光角:≦OO1成形品:1
.toxl!ox、2m平板(ゲート:上部中央、上辺
よりIOam下部、ゲート径: /m)\ 測定箇所;平板中央。
成形品剥離:上記平板のゲート部における層剥離の有無
なお、以下の実施例で用いたブロック共重合体、変性ブ
ロック共重合体および変性ポリフェニレンエーテル樹脂
は、次のようにして調製した。
(1)  ポリスチレン−オレフィン系エラストマーブ
ロック共重合体の調製 まず、n−ブチルリチウムを重合触媒とし、n−ヘキサ
ンまたはシフ四ヘキサン溶媒中で、テトラヒドロフラン
をビニル含有量調節剤として、ブタジェンとスチレンを
アニオン・ブロック共重合することにより、表/に示し
たようなブロック共重合体を合成した。
@Bはブタジェンポリマーブロック、 8G1スチレンゴリマーブロツクを示す。
次に1表/に示したブロック共重合体を、n−ヘキサン
とシクロヘキサンの混合溶媒中で、ナフテン酸フパルト
とトリエチルアルミニウムを触媒として、水素圧711
/i 、i度!0°Cで5時間水素添加を行って1ブタ
ジ工ンブロツク部分の二mm合の約90%が水素添加さ
れ、スチレン部分のベンゼン環はほとんど水素添加され
ないで残ったプ豐ツク共重合体を合成した0触媒残漬の
金属は塩酸水溶液−メタノールで洗浄して除去し、ポリ
スチレン−オレフィン系エラストマーブロック共重合体
を得た。
表7の&/X&−2、&−3お上びa −Uの水添物を
それぞれ、b−/5b−2、b−3およびb−ダと称す
(2)  変性ブロック共重合体の調製上記(1)で調
製した水添ブロック共重合体lOO部に対シて、無水マ
レイン酸一部、パーブチルD(日本油脂社製)013部
を均一に混合した後、押出機を用い260″Cにて溶融
混練しマレイン化反応を行い、変性ブロック共重合体混
合物を得た。b %%b−J、b−jおよびb−弘の変
性物をそれぞれc −1、C−λ、c−3およびe−Q
と称す。ナトリウムメチラートによる滴定で求めた変性
ブロック共重合体のブロック共重合体lOO部に対する
無水マレイン酸の付加量はそれぞれ、1./、 /、J
、7.0および八一部であった。
(s)  ’R性メリフエニレンエーテル樹脂の調製ポ
リ(コ、ぶ一ジメチルー/14! −フェニレン)エー
テル(PPE) too部に対して、ポリスチレンSO
W、無水マレイン酸2部、パーブチルD O,1部を均
一に混合した後、押出機を用い、窒素雰囲気下で300
℃にて溶融混練しマレイン化反応を行い変性ポリフェニ
レンエーテル樹脂混合物を得た。
ナトリウムメチラートによる滴定によって求めたポリフ
ェニレンエーテル樹脂100部に対する無水マレイン酸
の付加量はOoを部であった。
実施例において、組成物中の成分に対する無水マレイン
酸の付加量は次のように測定した。
組成物を3部℃にてジクロロメタンに溶解した後これを
一過し、変性ブロック共重合体を分離した。次いで、溶
液部分を−j″Cにて2部時間放置し、変性ぎりフェニ
レンエーテル樹脂を析出させ、これを−過し、該樹脂を
分離した。次に、p液をメタノールに滴下しポリスチレ
ンを再沈殿させ一過し、これを分離した。各成分に対す
る無水マレイン酸の付加量はナトリウムメチラートによ
る滴定によって測定した。
ナオ、ポリスチレンに対する無水マレイン酸の付加は認
められなかった。
実施例1 試料番号C−/の変性ぎりフェニレンエーテル混合物l
り0部、変性ブロック共重合体混合物コO部、プロセス
油pw−3rO(出光興産社製)を部、トリフェニレン
ホスフェート (TPP)  タ部およびコ、≦−ジー
第3ブチルー弘−メチルフェノール(BIT)  /部
を押出機を用い5210℃の温度にて溶融混練し組成物
を得、該組成物の物性試験を行った。結果を表2に示す
比較例1 変性&リフェニレンエーテル混合物ljO部を、PPE
 100部およびポリスチレン 50部に替えた以外は
実施例1を繰返し組成物を得、該組成物の物性試験を行
った。結果を表2に示す。
比較例コ 変性ブロック共重合体混合物20部を、試料番号b−/
の水添プマツク共電合体−〇部に替えた以外は比較例1
を繰返し組成物を得、該組成物の物性試験を行った。結
果を表コに示す。
実施例コ PPE 100部、試料番号b−2の水添ブロック共重
合体21部、y +) ス4 V y / を部、pw
−zr。
を6部、TPP/4!部、Bl(T /部、無水マレイ
ン酸一部およびパーブチルD0,23部を押出機を用い
、210″Cの温度にて溶融混練し組成物を得、該組成
物の物性試験を行った。結果を表2に示す。なお、あっ
た。
比較例3 ppEioo部、試料番号C−一の変性ブロック共重合
体−1部、ポリスチレンl乙部、pw−3t。
を6部5TPP /弘部およびBHT /部を押出機を
用い、コlO℃の温度にて溶融混練し組成物を得、該組
成物の物性試験を行った。結果を表2に示す。
比較例≠ 無水マレイン酸2部およびバーブチル00.25部を全
く添加しなかった以外は実施例コを繰返して組成物を得
、該組成物の物性試験を行った。結果を表−に示す。
実施例3 PPE/(70部、試料番号b−Jの水添ブロック共重
合体コj部、pw−、?toを6部、TPP5’部、B
HT1部、無水マレイン酸2部および〕ぐ−ブチルDα
、25部を押出機を用い、窒素雰囲気下で300″Cの
温度にて溶融混練し組成物を得、該組成物の物性試験を
行った。結果を表−に示す。なお、pPEおよびブロッ
ク共重合体100部に対する無水マレイン酸の付加量は
それぞれ0.6および0.9部であった。
比較例! 水添ブロック共重合体25部を試料番号c−pの変性ブ
ロック共重合体25部に替え、無水マレイン酸およびバ
ーブチルDを全く添加しなかった以外は実施例3を繰返
して組成物を得、該組成物の物性試験を行った。結果を
表−に示す。
比較例6 PPEの景を100部から93.6部に減らし、変性ブ
ロック#重合体の量を2/部から3/、弘部に増してオ
レフィン系エラストマーブロックの量を実施例3に合わ
せた以外は比較例Sを繰返して組成物を得、該組成物の
物性試験を行った。結果を表2に示す。
(以下余白)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)カルボン酸基またはその誘導体基を含有す
    る分子単位が結合した変性ポリフェニレンエーテル系樹
    脂100重量部に対し、 (B)カルボン酸基またはその誘導体基を含有する分子
    単位が結合したスチレン系ポリマーブロックとオレフィ
    ン系エラストマーブロックとより成る変性ブロック共重
    合体6〜100重量部、 (C)スチレン系樹脂0〜200重量部、 (D)石油系軟化剤0〜40重量部、および(E)難燃
    剤0〜100重量部 を配合して成る改良された成形加工性、外観、耐衝撃性
    および耐油性を有する変性ポリフェニレンエーテル系樹
    脂組成物。
  2. (2)(A′)ポリフェニレンエーテル系樹脂100重
    量部に対する (B′)スチレン系ポリマーブロックとオレフィン系エ
    ラストマーブロックとのブロック共重合体6〜100重
    量部、 (C)スチレン系樹脂0〜200重量部、 (D)石油系軟化剤0〜40重量部、および(E)難燃
    剤0〜100重量部 の配合物を、ラジカル開始剤および不飽和カルボン酸ま
    たはその誘導体の存在下に溶融混練して得たものである
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。
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