JPS63256485A - 磁気感熱記録紙の製造方法 - Google Patents

磁気感熱記録紙の製造方法

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JPS63256485A
JPS63256485A JP62089771A JP8977187A JPS63256485A JP S63256485 A JPS63256485 A JP S63256485A JP 62089771 A JP62089771 A JP 62089771A JP 8977187 A JP8977187 A JP 8977187A JP S63256485 A JPS63256485 A JP S63256485A
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magnetic
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magnetic recording
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Kunio Nohara
野原 邦男
Masatoshi Tanaka
田中 雅俊
Shigeo Utsunomiya
宇都宮 成夫
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 平滑性の優れた磁気記録層に可視情報を印刷することが
出来る磁気感熱記録紙を提供することを目的とするもの
である。
従来、原紙上に磁気記録層を設けた磁気記録紙の他面に
感熱記録層を設けた磁気感熱記録紙が、乗車切符、乗車
定期券等磁気乗車券、駐車整理券、高速道路通行券等に
広く利用されている.また、近時では各種カード類にも
使用されるようになフて来た.これは、磁気記録層の情
報記憶容量の大きさ、書き込み情報の読み取りの簡便さ
、正確さ等により自動販売機で処理することが出来、省
力化を可能にしたからであろう.そして、その他の必要
な可視情報は、磁気記録層と反対の面に、直接印字する
か、カーボン熱転写方式、キレート印字方式あるいは感
熱記録方式等で印字されているが、これらの中では記録
機器の構造、取り扱いあるいは保守の簡便さ等から感熱
記録方式が重用されている。
しかるに、従来、磁気記録層は、磁性粉末による着色に
よって印刷については回答考慮されておらず、遊んだ状
態になっている。
その上、磁気感熱記録紙には、磁気ヘッドとの接触によ
るスペースロスのない平滑性が要求される。
本発明は、磁気記録層上に可視情報の印刷の可能性につ
いて検討した結果、水性アルミ塗被層を設けて磁気記録
層の茶褐色を隠蔽することが出来、しかも、平滑性が優
れ、磁気特性を回答阻害することなく、また、自動販売
機を想定した発券テストにも全く支障のないことを見出
し、完成させたものである。
すなわち、本発明は、原紙の片面に、発色性ロイコ染料
、該発色性ロイコ染料を熱時発色させる顕色剤および接
着剤を主成分とする感熱塗料を塗被し、感熱記録層を設
け、原紙の他面に、磁性粉末と接着剤とを主成分とする
磁性塗料を塗被し、磁気記録層を設け、さらに該磁気記
録層上に、アルミニューム粉末と接着剤とを主成分とす
る水性アルミ塗料を塗被し、顔料塗被層を設けたことを
特徴とする磁気glIi!!記録紙である。
以下、本発明の技術的事項について詳述する。
先づ、原紙としては、坪料40〜300Qの上質紙、加
工原紙等を使用することが出来るが、特に限定はされな
い。
原紙上に設けられる磁気記録層は、磁性粉末と接着剤と
を主成分とし、磁性粉末としては、γ一酸化鉄、コバル
トで変性したγ一酸化鉄、酸化クローム、バリウムフェ
ライト等を使用することが出来る.また、接着剤として
は、ポリビニルアルコールのような水溶性接着剤やスチ
レン・ブタジェン共重合体、メチルメタアクリレート・
ブタジェン共重合体、スチレン・ブタジェン・メチルメ
タアクリレート共重合体、アクリル系樹脂、酢酸ビニル
系樹脂等のラテックスエマルジョンあるいはポリウレタ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等を使用す
ることが出来る。そして、これら磁性粉末と接着剤とを
主成分とする磁性塗料は、水性系あるいは有機溶剤系の
いづれかで調製され供されるが、水性系の方が経済的で
好ましい、有機溶剤としては、トルエン、キシレン、ブ
タノール等を使用することが出来る。
かくして調製される磁性塗料は、エアーナイフコーター
等で原紙に塗被され、磁気記録層は設けられる。
本発明においては、原紙上に設けられた磁気記録層上に
、アルミニューム粉末と接着剤とを主成分とする水性ア
ルミ塗料を塗被し、顔料塗被層を設け、印刷性を付与す
ることを特徴とするものである。
磁気記録層上にアルミ塗被層を設けるにあたり調製され
る水性アルミ塗料に供されるアルミニューム粉末は、酸
化され易く、金属光沢を消失し易いためにペースト状に
加工されたアルミペースト顔料が使用される。そして、
アルミペースト顔料には、リーフィングタイプとノンリ
ーフィングタイプがあるが、本発明ではいずれも使用す
ることが出来る。園組成は、通常ステアリン酸、ミネラ
ルスピリット等の添加剤をアネミニューム箔と共にボー
ルミル等の粉砕機により任意の粒径に加工される。
本発明の水性アルミ塗料は、このようなアルミペースト
顔料と接着剤とを主成分とし、この外に添加剤あるいは
塗料rim剤等を配合したものである。接着剤としては
、カゼイン、デンプン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニ
ルアルコール等の水溶性接着剤やスチレン・ブタジェン
共重合体、スチレン・ブタジェン・メチルメタアクリレ
ート共重合体、アクリル系樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリ
エステル樹脂等のラテックスエマルジョンあるいは合成
樹脂エマルジョンを使用することが出来る。
添加剤としては、一般のクレーコーティング用水性顔料
塗料に使用されている増粘剤、分散剤、消泡剤、潤滑剤
、着色剤等を使用することが出来、いずれも必要に応じ
て使用すれば良い。
アルミペースト顔料、接着剤、その油添加剤等よりなる
水性アルミ塗料は、pHを7の中性になるように調整す
ることが肝要である。しかし、酸性又はアルカリ性にな
る場合には、ポリビニールアルコールやカゼインのよう
な保護コロイドをつくってからエマルジョン類を添加す
れば中性にならなくても使用出来る。
このようなアルミペースト顔料および接着剤を主成分と
する水性アルミ塗料は、紙の水性コーティング法におい
て通常使用されている各種ミキサーで充分に分散させて
調製される。その際、添加剤として、分散剤、潤滑剤、
着色剤、耐水化剤、消泡剤、塗料粘度調整剤等を産室配
合すば良い。
かくして調製された水性顔料塗料は、エアーナイフコー
ター、ブレードコーター、ロールコータ−、グラビアコ
ーター等で原紙上に設けられた磁気記録層上に塗被、乾
燥され、アルミ塗被層は設けられる。さらに、アルミ塗
被層を平滑にするためにグロスカレンダー、スーパーキ
ャレンダー処理すると印刷性をより向上させることが出
来、効果的である。そして、アルミ塗被層は、磁気記録
層の磁気特性を低下させないようにすることが必要で、
水性アルミ塗料の塗被量は、2〜8餐で、好ましくは3
〜6階で、磁気特性の低下は、全く認められなかった。
特に、本発明のアルミ塗被層の場合には、比較的少量の
塗被量でもって磁気記録層の茶褐色を隠蔽することが出
来、しかも印刷性は勿論のことアルミニューム粉末がも
つ特有の金属光沢を付与することが出来、外Uを美麗に
変化させることが出来る。
このように磁気記録層およびアルミ塗被層が設けられた
原紙の他面には、発色性ロイコ染料、該発色性ロイコ染
料を熱時発色させる顕色剤および接着剤を主成分とする
感熱塗料を塗被し、感熱記録層を設けることにより本発
明の磁気感熱記録紙は得られる。
感熱記録層の発色性ロイコ染料、顕色剤および接着剤は
、感熱記録紙の製造において一般的に使用されているも
のを適宜選択して適用することが出来る。また、感熱塗
料を調製するにあたり、その他の助剤についても同様で
ある。そして、感熱記録層上には、耐可塑剤性、耐薬品
性等を付与するために必要に応じて保護層を設けること
によりそれなりの効果を発現させることも出来る。
本発明の磁気感熱記録紙は、磁気記録層上にアルミ塗被
層を設けであるので、従来品の磁気記録層の着色を隠蔽
することが出来、美麗な外観が得られる。そして、磁気
記録層上への印刷を可能にし、記録情報量を多くするこ
とが出来る。しかも、磁気記録層の磁気特性には、全く
影響はなく、発券適性を有する磁気感熱記録紙を得るこ
とが出来る。
さらに、実施例によって本発明を説明する。
実施例1 磁気塗料配合組成              重量部
γ−酸化鉄               100ポリ
ビニルアルコール           30スチレン
・ブタジェンラテックス      20メラミン・ホ
ルムアルデヒド樹脂       5水性アルミ塗料配
合組成           重量部アルミペーストA
讐−600100 (ノンリーフィングタイプ) ポリビニルアルコール           20スチ
レン・ブタジェンラテックス      50分散剤 
                  3上記磁気塗料
配合組成で水性磁気塗料を調製し、坪量157脅の加工
原紙に塗被し、永久磁石で配向後乾燥し、塗被量が40
餐の磁気記録層を設(すた0次いで、上記水性アルミ塗
料配合組成の水性アルミ塗料を調製し、磁気記録層上に
塗被し、塗被量が3脅のアルミ塗被層を設けた。さらに
、下記配合組成で感熱塗料を調製し、原紙の他面に塗被
し、塗被量が89の感熱記録層を設け、続いて、該感熱
記録層上に塗被量が29の保護層を設け、本発明の磁気
感熱記録紙を得た。
感熱塗料配合組成 A液(15%)               重量部
発色性ロイコ染料(新日曹社製PSD −150)  
 30ポリビニルアルコール(5%水溶液)   40
0炭酸カルシウム              20B
液(10%)               重量部ビ
スフェノールA              20ステ
アリンrll                 5ボ
リビニルアルコー−ル(5%水溶液)   40OA液
およびB液を各々、アトライターで5時間攪はん分散し
、下記割合で混合し感熱塗料を調製した。
混合割合                重量部A液
                 20B液    
           100ポリアクリルアミド樹脂
(25%水溶液)   10メラミン・ホルムアルデヒ
ド樹脂      1保護屡配合組成        
      重量部ポリビニルアルコール(5%水溶液
)    10メラミン・ホルムアルデヒド樹脂   
   l実施例2 実施例1と同様にし、下記水性アルミ塗料配合組成で塗
被量が5餐のアルミ塗被層を設け、本発明の磁気感熱記
録紙を得た。
水性アルミ塗料配合組成 重量部 アルミペースト0500M             
100(リーフィングタイプ) 分散剤                    3カ
ゼイン                  1゜アン
モニア                 lカルボキ
シ変性メチルメタアクリレート・ブタジェンラテックス
           60実施例3 実施例1と同様にし、下記水性アルミ塗料配合組成で塗
被量が、4階のアルミ塗被層を設け、本発明の磁気感熱
記録紙を得た。
水性アルミ塗料配合組成 重量部 アルミペーストA讐−100100 (ノンリーフィングタイプ) 分散剤                   5ポリ
ビニルアルコール             3ソーブ
レスアクリルエマルジヨン      60実施例4 実施例1と同様にし、下記水性アルミ塗料配合組成で塗
被量が、5階のアルミ塗被層を設け、本発明の磁気記録
紙を得た。
水性アルミ塗料配合組成 重量部 アルミペース) At/−5008100(ノンリーフ
ィングタイプ) 分散剤                    4カ
ゼイン                  20アク
リルエマルジヨン           80比較例1 実施例1において、磁気記録層、感熱記録層および保護
層を設けただけの磁気感熱記録紙を比較用とした。
比較例2 実施例1において、水性アルミ塗料の塗被量が1譜のア
ルミ塗被層を設けた磁気感熱記録紙を比較用とした。
比較例3 実施例1において、水性アルミ塗料の塗被量が129の
アルミ塗被層を設けた磁気感熱記録紙を比較用とした。
各実施例および比較例で得られた磁気感熱記録紙につい
て品質試験を行なった0品質試験の結果は、次表の通り
で、本発明の磁気感熱記録紙は、磁気記録層上にアルミ
塗被層を設けても磁気特性を全く損なうことなく、従来
磁気記録層に印刷出来なかったものを一般紙用インキを
用いて一般紙と同様に印刷性を付与することが出来た。
そして、発券適性にも回答支障なく、本発明の磁気感熱
記録紙は、満足の行くものであることが判る。
試験結果

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原紙の片面に、発色性ロイコ染料、該発色性ロイコ染料
    を熱時発色させる顕色剤および接着剤を主成分とする感
    熱染料を塗被し、感熱記録層を設け、原紙の他面に、磁
    性粉末と接着剤とを主成分とする磁性塗料を塗被し、磁
    気記録層を設け、さらに該磁気記録層上に、アルミニュ
    ーム粉末と接着剤とを主成分とする水性アルミ塗料を塗
    被し、アルミ塗被層を設けたことを特徴とする磁気感熱
    記録紙。
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