JPS63268121A - 磁気記録紙 - Google Patents

磁気記録紙

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JPS63268121A
JPS63268121A JP62101158A JP10115887A JPS63268121A JP S63268121 A JPS63268121 A JP S63268121A JP 62101158 A JP62101158 A JP 62101158A JP 10115887 A JP10115887 A JP 10115887A JP S63268121 A JPS63268121 A JP S63268121A
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JP
Japan
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coating
magnetic recording
pigment
magnetic
aluminum
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JP62101158A
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JPH0766515B2 (ja
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Kunio Nohara
野原 邦男
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Nippon Kakoh Seishi KK
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Nippon Kakoh Seishi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 面の隠蔽性、平滑性が優れ、磁気記録層面に可視情報を
印刷することを可能にしたことを特徴とする磁気記録紙
を提供することを目的とするものである。
磁気記録紙の磁気記録層面は、磁性塗料の色調が、その
侭原紙に付与されるために茶褐色、暗黒色等の色調を呈
し、可視情報を印刷することが出来ず、利用されていな
い。したがって、必要な可視情報は、磁気記録層と反対
の面に、通常の印刷方式、カーボン熱転写方式あるいは
キレート層、感熱記録層等を設はキレート印刷方式、感
熱記録方式等で印字されているのが実情で、従来、磁気
記録層面上に印刷することについては回答考慮されず、
遊んだ状態になっている。一方、磁気記録紙には、磁気
ヘッドとの接触によるスペースロスのない平滑性が要求
されている。
本発明は、磁気記録層上に可視情報の記録の可能性につ
いて検討した結果、比較的少量の塗被量でもってアルミ
塗被層とMl塗被層を設けるだけで磁気記録層の茶褐色
を隠蔽すること力咄来、しかも、平滑性が優れ、磁気記
録特性を回答阻害することなく、また、自動販売機を想
定した発券テストにも同等支障のないことを見出し、完
成させたものである。
すなわち、本発明は、原紙上に磁性粉末と接着剤とを主
成分とする磁性塗料を塗被し、磁気記録層を設け、次い
で、該磁気記録層上に、アルミニューム粉末と接着剤と
を主成分とする水性アルミ塗料を塗被し、アルミ塗被層
を設け、更に、該アルミ塗被層上に、顔料と接着剤とを
主成分とする水性顔料塗料を塗被し、顔料塗被層を設け
たことを特徴とする磁気記録紙である。
以下、本発明の技術的事項について詳述する。
先づ、原紙としては、坪量40〜300Qの上質紙、加
工原紙等を使用することが出来るが、特に限定はされな
い。
原紙上に設けられる磁気記録層は、磁性粉末と接着剤と
を主成分とし、磁性粉末としては、γ一酸化鉄、コバル
トで変性したγ一酸化鉄、酸イビクローム、バリウムフ
ェライト等を使用することが出来る.また、接着剤とし
ては、ポリビニルアルコールのような水溶性接着剤やス
チレン・ブタジェン共重合体、メチルメタアクリレート
・ブタジェン共重合体、スチレン・ブタジェン・メチル
メタアクリレート共重合体、アクリル系樹脂、酢酸ビニ
ル系樹脂等のラテックスエマルジョンあるいはポリウレ
タン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等を使用
することが出来る。そして、これら磁性粉末と接着剤と
を主成分とする磁性塗料は、水性系あるいは有機溶剤系
のいづれかで調製され供されるが、水性系の方が経済的
で好ましい。有機溶剤としては、トルエン、キシレン、
ブタノール等を使用することが出来る。
かくして調製される磁性塗料は、エアーナイフコーター
、メーヤバーコーター、ブレードコーター、ロールコー
タ−、グラビアコーター等で原紙上に塗被、乾燥され、
磁気記録層は設けられる。
本発明においては、先ず、原紙上に設けられた磁気記録
層上に、アルミニューム粉末と接着剤とを主成分とする
水性アルミ塗料を塗被、乾燥し、アルミ塗被層を設ける
磁気記録層上にアルミ塗被層を設けるにあたり調製され
る水性アルミ塗料に供されるアルミニューム粉末は、酸
化され易く、金属光沢を消失し易いためにペースト状に
加工さ、れたアルミペースト顔料が使用される。そして
、アルミペースト顔料には、リーフィングタイプとノン
リーフィングタイプがあるが、本発明ではいずれも使用
することが出来る。その組成は、通常ステアリン酸、ミ
ネラルスピリット等の添加剤をアルミニューム箔と共に
ボールミル等の粉砕機により任意の粒径に加工される。
本発明の水性アルミ塗料は、このようなアルミペースト
顔料と接着剤とを主成分とし、この外に添加剤あるいは
塗料調整剤等を配合したものである。接着剤としては、
カゼイン、デンプン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニル
アルコール等の水溶性接着剤やスチレン・ブタジェン共
重合体、スチレン・ブタジェン・メチルメタアクリレー
ト共重合体、アクリル系樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエ
ステル樹脂等のラテックスエマルジョンあるいは合成樹
脂エマルジョンを使用することが出来る。
添加剤としては、一般のクレーコーティング用水性顔料
塗料に使用されている増粘剤、分散剤、消泡剤、潤滑剤
、着色剤等を使用することが出来、いずれも必要に応じ
て使用すれば良い。
アルミペースト顔料、接着剤、その他添加剤等よりなる
水性アルミ1i料は、pHを7の中性になるように調整
することが肝要である。しかし、酸性又はアルカリ性に
なる場合には、ポリビニルアルコールやカゼイン等を添
加して保護コロイドをつくってからエマルジョン類を添
加すれば中性にならなくても使用出来る。
このようなアルミペースト顔料i料および接着剤を主成
分とする水性アルミ塗料は、紙の水性コーティング法に
おいて通常使用されている各種ミキサーで充分に分散さ
せて調製される。その際、添加剤として、分散剤、滑剤
、着色剤、耐水化剤、消泡剤、塗料粘度調整剤等を適宜
配合すれば良い。
かくして調製された水性アルミ塗料は、エア」ナイフコ
ーター、ブレードコーター、ロールコータ−、グラビア
コーター等で原紙上に設けられた磁気記録層上に塗被、
乾燥され、アルミ塗被層は設けられる。そして、アルミ
塗被層は、磁気 記録層の磁気特性を低下させないよう
にすることが必要で、水性アルミ塗料の塗被量は、2〜
6餐で、好ましくは3〜5餐で、磁気特性の低下は、全
く認められなかった。特に、本発明のアルミ塗被層の場
合には、比較的少量の塗被量でもって磁気記録層の茶褐
色を隠蔽することが出来る。
更に、本発明では、アルミ塗被層上には、顔料と接着剤
とを主成分とする水性顔料塗料を塗被、乾燥し顔料塗被
層を設けることにより隠蔽性、平滑性が優れ、磁気記録
層面に印刷を可能にした磁気記録紙を得ることが出来る
アルミ塗被層上に顔料塗被層を設けるにあたり調製され
る水性顔料塗料に供される顔料としては、クレー、炭酸
カルシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、サテ
ンホワイト、亜鉛華、アルミナゼオライト、プラスチッ
クピグメント等紙のコーティングに通常使用されている
ものでよい。一方、接着剤としては、カゼイン、デンプ
ン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルアルコール等の水
溶性接着剤やスチレン・ブタジェン共重合体、スチレン
・ブタジェン・メチルメタアクリレート共重合体、アク
リル系樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等のラ
テックスエマルジョンあるいは合成樹脂エマルジョンを
使用することが出来る。
このような顔料と接着剤とを主成分とした水性顔料塗料
は、紙の水性コーティング法において通常使用されてい
る各種ミキサーで充分に攪はん、分散させて調製される
。その際、助剤として、分散剤、滑剤、着色剤、耐水化
剤、消泡剤、塗料粘度調整剤等を適宜配合しても差し支
えはない。
かくして調製された水性顔料塗料は、エアーナイフコー
ター、ブレードコーター、ロールコータ−、グラビアコ
ーター等でアルミ塗被層上に塗被、乾燥され、顔料塗被
層は設けられる。更に、顔料塗被層を平滑にするために
スーパーキャレンダー、グロスキャレンダー等で処理す
ると印刷性をより向上させることが出来、効果的である
顔料塗被層は、磁気記録層の磁気特性を低下させないよ
うにすることが必要で、水性顔料塗料の塗被量は、アル
ミ塗被層との相剰効果により少なくすることが出来、2
〜8餐で、好ましくは3〜7餐で、充分効果が得られる
本発明の磁気記録紙は、磁気記録層上に比較的塗被量の
少ないアルミ塗被層と顔料塗被層を設けるだけで、その
相剰効果によって、磁気記録層の着色を隠蔽することが
出来る。そして、磁気記録層面上に可視情報の印刷を可
能にし、記録情報量を多くすることが出来る。しかも、
磁気記録層面の平滑性を改善することが出来、磁気ヘッ
ドとのスペースロスがなく磁気出力特性には、全く□影
響がなく、発券適性を有する磁気記録紙を得ること力咄
来る。
さらに、実施例によって本発明を説明する。
実施例1 磁気塗料配合組成 重量部 γ−酸化鉄              100ポリビ
ニルアルコール          30スチレンφブ
タジエンラテツクス     20メラミン・ホルムア
ルデヒド樹脂      5水性アルミ塗料配合組成 重量部 アルミヘーストAW−600100 (ノンリーフィングタイプ) ポリビニールアルコール         20スチレ
ン・ブタジェンラテックス     50分散剤   
               3水性顔料塗料配合組
成 重量部 酸化チタン              100トリポ
リリン酸ソーダ          0.3酸化デンプ
ン              10カルボキシ変性メ
チルメタアクリレート・ブタジェンラテックス    
      20上記磁気塗料配合組合で水性磁気塗料
を調製し、坪量157餐の加工原紙に塗被し、永久磁石
で配向後乾燥し、塗被量が40餐の磁気記録層を設けた
。次いで、上記水性アルミ塗料配合組成の水性アルミ塗
料を調製し、磁気記録層上に塗被、乾燥し、塗被量が3
譜のアルミ塗被層を設けた。更に、上記水性顔料塗料配
合組成の水性顔料塗料を調製し、アルミ塗被層上に塗被
、乾燥し、塗被量が5僧の顔料塗被層を設は本発明の磁
気記録紙を得た。
実施例2 水性アルミ塗料配合別成を下記に変へた以外は実施例1
と同様にし、塗被量が5餐のアルミ塗被層および塗被量
が2髪の顔料塗被層を設は本発明の磁気記録紙を得た。
水性アルミ塗料配合組成 重量部 アルミペーストA讐−100100 (ノンリーフィングタイプ) 分散剤                    5ポ
リビニルアルコール            3ソーブ
レスアクリルエマルジヨン      60実施例3 実施例1と同様にし、下記水性アルミ塗料配合組成およ
び水性顔料塗料配合組成で塗被量が、3餐のアルミ塗被
層および塗被量が、5髪の顔料塗被層を設け、スーパー
キャレンダー仕上げをし本発明の磁気記録紙を得た。
水性アルミ塗料配合組成 重量部 アルミペースト0500M            1
00(リーフィングタイプ) 分散剤                    3カ
ゼイン                 1゜アンモ
ニア                 1カルボキシ
変性メチルメタアクリレート・ブタジェンラテックス 
          5゜水性IlJ料塗被穎成配合 重量部 カオリン                75炭酸カ
ルシウム             25トリポリリン
酸ソーダ          0.3カゼイン    
             7アンモニア      
        0・7スチレン・ブタジェンラテック
ス     16実施例4 水性アルミ塗料配合組成を下記に変へた以外は実施例3
と同様にし、塗被量が5階のアルミ塗被層および塗被量
が3餐の顔料塗被層を設は本発明の磁気記録紙を得た。
水性アルミ塗料配合組成 重量部 アルミペーストAt/−5008100(ノンリーフィ
ングタイプ) 分散剤                    4・
カゼイン                    2
0アクリルエマルジヨン           80比
較例1 実施例1において、磁気記録層およびアルミ塗被層を設
けただけの磁気記録紙を比較用とした。
比較例2 実施例1において、磁気記録層を設けただけの磁気記録
紙を比較用とした。
各実施例および比較例で得られた磁気記録紙について品
質試験を行なった0品質試験の結果は、次表の通りで、
本発明の磁気記録紙は、磁気記録層上にアルミ塗被層お
よび顔料塗被層を設けても磁気特性を全く損なうことな
く、隠蔽性の優れた白色度の高い磁気記録層を得ること
が出来、印刷性を付与することが出来た。
そして、発券適性にも同等支障なく、本発明の磁気記録
紙は、満足の行くものであることが判る。
試験結果

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原紙上に、磁性粉末と接着剤とを主成分とする磁性塗料
    を塗被し、磁気記録層を設け、次いで、該磁気記録層上
    に、アルミニューム粉末と接着剤とを主成分とする水性
    アルミ塗料を塗被し、アルミ塗被層を設け、更に、該ア
    ルミ塗被層上に、顔料と接着剤とを主成分とする水性顔
    料塗料を塗被し、顔料塗被層を設けたことを特徴とする
    磁気記録紙。
JP62101158A 1987-04-25 1987-04-25 磁気記録紙 Expired - Lifetime JPH0766515B2 (ja)

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JP62101158A JPH0766515B2 (ja) 1987-04-25 1987-04-25 磁気記録紙

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JP62101158A JPH0766515B2 (ja) 1987-04-25 1987-04-25 磁気記録紙

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JPS63268121A true JPS63268121A (ja) 1988-11-04
JPH0766515B2 JPH0766515B2 (ja) 1995-07-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5584031A (en) * 1978-12-19 1980-06-24 Hitachi Maxell Ltd Colored magnetic sheet

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5584031A (en) * 1978-12-19 1980-06-24 Hitachi Maxell Ltd Colored magnetic sheet

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