JP2002069894A - オフセット印刷用多層塗工紙 - Google Patents

オフセット印刷用多層塗工紙

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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷時の強制熱風乾燥に対する耐ブリスター適
性が良好で、かつピッキング強度、白紙光沢および印刷
的性に優れたオフセット印刷用多層塗工紙を提供する。 【解決手段】原紙の片面または両面に少なくとも2層以
上の塗工層を設けたオフセット印刷用多層塗工紙におい
て、最下層の塗工層中にゲル含有量65%以下、平均粒
子径130〜250nmであるラテックスバインダーを
含有し、かつ最下層および最上層の塗工層を構成する顔
料の構成比が特定の数式を満たすことを特徴とするオフ
セット印刷用多層塗工紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷用
多層塗工紙に関し、特に印刷時の強制熱風乾燥に対する
耐ブリスター適性が良好で、かつ白紙光沢および印刷的
性に優れたオフセット印刷用多層塗工紙に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、オフセット印刷およびその印刷物
の分野では、印刷操業性および印刷品質への要望がます
ます厳しくなっている。特に、強制熱風乾燥工程を有す
る輪転式印刷機においては、印刷機器の改良に伴い、印
刷速度が年を追う毎に上昇しており、これに伴ってトラ
ブルとして問題となる、いわゆるピッキング、火じわ、
およびブリスターなどに対する紙の耐性は印刷作業の生
産性を高めるために常に強く要求されている。また、印
刷品質に関しても、より美観的に優れた印刷物を得るた
めの紙質は尽きることなく高いレベルが求められてい
る。
【0003】印刷用塗工紙の印刷品質を向上させる手法
として、原紙の片面または両面に少なくとも2層以上の
塗工層を設けた、いわゆるオフセット印刷多層塗工紙に
ついていくつか開示されている。例えば、特開平9−6
7796号公報では印刷用2層塗工紙の下層に含まれる
ラテックスバインダーのゲル含有量を75〜90%、か
つ上層のラテックスバインダーのゲル含有量を30〜6
0%と規定することで塗工操業性と耐ブリスター性を両
立しようとしている。
【0004】しかし、75〜90%という高いゲル含有
量のラテックスバインダーは、機械的安定性という面で
は若干良好であっても、耐ブリスター性を十分発揮する
には不適切なものであることは明らかであり、既知の事
実である。よって、特開平9−67796号公報に記載
されるようなオフセット印刷用紙の設計は、優れた耐ブ
リスター性を発揮するためには不十分なものに止まって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、オフ
セット印刷用多層塗工紙に関し、特に印刷時の強制熱風
乾燥に対する耐ブリスター適性が良好で、かつピッキン
グ強度、白紙光沢および印刷光沢に優れたオフセット印
刷用多層塗工紙を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題について鋭意研究を重ねた結果、本発明のオフセット
印刷用多層塗工紙を発明するに至った。
【0007】即ち、本発明のオフセット印刷用多層塗工
紙は、原紙の片面または両面に少なくとも2層以上の塗
工層を設けたオフセット印刷用多層塗工紙において、最
下層の塗工層中にゲル含有量65%以下、平均粒子径1
30〜250nmであるラテックスバインダーを含有
し、該最下層の塗工層を構成する顔料の構成比が以下の
数式1〜3を満たし、かつ最上層の塗工層を構成する顔
料の構成比が以下の数式4〜6を満たすことを特徴とす
るものである。
【数7】 40≦A+B≦100 (数式1)
【数8】 0≦A≦100 (数式2)
【数9】 0≦B≦100 (数式3)
【数10】 40≦C+D≦100 (数式4)
【数11】 0≦C≦100 (数式5)
【数12】 0≦D≦100 (数式6) A:全顔料に対するカオリンの含有比率(重量%)であ
り、粒子径2μm以下のものを88重量%以下含有す
る。 B:全顔料に対する重質炭酸カルシウムの含有比率(重
量%)であり、粒子径2μm以下のものを83重量%以
下含有する。 C:全顔料に対するカオリンの含有比率(重量%)であ
り、粒子径2μm以下のものを93重量%以上含有す
る。 D:全顔料に対する重質炭酸カルシウムの含有比率(重
量%)であり、粒子径2μm以下のものを87重量%以
上含有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオフセット印刷用
多層塗工紙について詳細に説明する。本発明は、原紙の
片面または両面に少なくとも2層以上の塗工層を設けた
オフセット印刷用多層塗工紙であり、最下層および最上
層の塗工層中に含まれるラテックスバインダーのゲル含
有量と顔料の粒度分布および配合比率を特定化すること
を特徴とするものである。
【0009】本発明の基本的な設計は、最下層と最上層
の役割分担を明確にして、耐ブリスター性、ピッキング
強度、白紙光沢および印刷光沢などの特性をこれまでに
ない高い次元で両立することにある。
【0010】高速オフセット印刷用塗工紙として必要な
ブリスター性への耐性は、原紙近傍に存在する最下層が
担うところが大きい。印刷工程中の強制熱風乾燥におい
ては、原紙中に含まれる水分が急激に蒸発、膨張し蒸気
圧を生む。この時、下塗り層に充分な透気性が備わって
いれば、この気化した水分を速やかに逃し、印刷用塗工
紙内部に生じる蒸気圧を減少させることができる。塗工
層がもつ透気性が充分でない時は、原紙のz軸方向の強
度、すなわち内部結合強度が蒸気圧に負け、原紙が解裂
し、いわゆるブリスターが生じてしまう。
【0011】塗工層の透気性を決める重要な要因として
は、ラテックスバインダーのゲル含有量が挙げられる。
【0012】ここで言うゲル含有量とは、トルエンやベ
ンゼンなどの有機溶剤に不溶な部分の割合を示すもの
で、ラテックスバインダーを構成するポリマーの架橋化
の度合いを示すものである。
【0013】ゲル含有量を低くすれば、塗工層の透気性
は向上し、耐ブリスター性は向上するが、一方でピック
強度および印刷光沢といった特性は低下する。
【0014】また、ゲル含有量と同様にラテックスバイ
ンダーの平均粒子径も耐ブリスター性および印刷光沢に
多大な影響を及ぼす要因である。
【0015】ここで言うラテックスバインダーの平均粒
子径とは、水中のラテックスバインダーのブラウン運動
を動的レーザー光散乱法により観測し、その値をタイム
インターバル法等の光子相関法により解析したものであ
る。(単位;nm)
【0016】塗工層中に含まれるラテックスバインダー
の平均粒子径が小さい時は、オフセット印刷用塗工紙の
ピッキング強度は向上し、耐ブリスター性は低下する。
一方、これが大きい時は逆の挙動を示すこととなる。
【0017】さらに、同様に顔料の粒度分布も耐ブリス
ター性に大きな影響を及ぼすものである。
【0018】ここで言う顔料の粒度分布とは、粒子径2
μm以下の顔料が含まれる重量比に代表されるものであ
り、上記の数式1〜3を満足するものである。
【0019】すなわち、本発明のオフセット印刷用多層
塗工紙おいては、適正な粗い粒度を有するカオリンもし
くは重炭酸カルシウムを一定量以上配合することでオフ
セット印刷用多層塗工紙は、透気性増加による耐ブリス
ター性の向上、下塗り層強度増加によるピック強度の改
善、そして下塗り層カバリング向上による最上層平滑性
増加による白紙光沢および印刷光沢向といった品質の改
善を同時に成し遂げることができる。数式1の値が40
に満たない時、このような特性を十分発揮できない場合
がある。
【0020】さらに、上記のような設計の最下層を持つ
オフセット印刷用多層塗工紙の最上層を構成する顔料の
構成比が上記の数式4〜6を満たすことを特徴とし、白
紙光沢および印刷光沢はさらに非常に優れたものとな
る。微粒のカオリンもしくは重炭酸カルシウムは優れた
平滑性を有することで良好な印刷品質を発現するが、単
層では重要な紙質の一つである剛直度が不足したり耐ブ
リスター性が低下する傾向があり、比較的粗い顔料を最
下層に配して組み合わせることによって、これらの物性
を高い次元で両立することが可能となる。数式4の値が
40に満たない時、このような特性を十分発揮できない
場合がある。
【0021】本発明において、最下層および最上層を含
めた各塗工層を塗工する方法は、特に限定されるもので
はなく、サイズプレス、ゲートロール、シムサイザーな
どの各種メタードフルムトランスファー、エアーナイ
フ、ロッド、ブレード、ダイレクトファウンテンなどの
各方式を適宜使用することができる。
【0022】本発明において、塗工液に用いられる顔料
は、特に限定されるものではなく、例えば、各種カオリ
ン、タルク、粉砕炭酸カルシウムなどの精製した天然鉱
物顔料、サチンホワイト、リトホンなどの複合合成顔
料、酸化チタン、沈降性炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ナなどの半合成顔料、プラスチック顔料などの合成顔料
が挙げられる。
【0023】塗工液に用いられる澱粉としては、通常の
澱紛、酸化澱紛、エーテル化澱紛、エステル化澱紛、酵
素変性澱紛やそれらをフラッシュドライして得られる冷
水可溶性澱粉が挙げられる。
【0024】また、塗工液に用いられる増粘剤として
は、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ソーダ、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カゼ
イン、ポリアクリル酸ソーダなどの水溶性高分子、ポリ
アクリル酸塩、スチレンマレイン酸無水共重合体などの
合成重合体、珪酸塩などの無機重合体などが挙げられ
る。
【0025】塗工液に用いられる澱粉以外のバインダー
としては、スチレン−ブタジエン系、アクリル系、酢酸
ビニル系などの各種共重合体ラテックス、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンオ
キシド、ポリアクリルアミド、ユリアまたはメラミン/
ホルマリン樹脂、ポリエチレンイミン、ポリアミドポリ
アミン/エピクロルヒドリンなどの水溶性合成物、ワッ
クス、カゼイン、大豆蛋白などの天然物およびこれらを
カチオン化したものなどが挙げられる。
【0026】また、必要に応じて、分散剤、消泡剤、耐
水化剤、着色剤などの通常使用されている各種助剤、お
よびこれらの各種助剤をカチオン化したものが好適に用
いられる。
【0027】本発明に用いられる原紙としては、LBK
P、NBKPなどの化学パルプ、GP、PGWRMP、
TMP、CTMP、CGPなどの機械パルプ、および故
紙パルプなどの各種パルプを含み、軽質炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオリンな
どの各種填料、サイズ剤、定着剤、歩留り剤、紙力増強
剤などの各種配合剤を好適に配合し、酸性、中性、アル
カリ性のいずれかでも抄造できる。本発明の原紙におい
ては、ノーサイズプレス原紙、澱紛、ポリビニルアルコ
ールなどでサイズプレスされた原紙などを用いることが
できる。また、必要とする原紙の密度、平滑度を得るた
めに各種カレンダー処理を施す場合も有る。
【0028】一連の操業で、塗工、乾燥された塗工紙
は、必要に応じて各種カレンダー処理が施される。
【0029】最下層の塗工量は、乾燥後の重量として、
通常1〜20g/m2、好ましくは2〜15g/m2であ
る。
【0030】また、最上層の塗工量は、乾燥後の重量と
して、通常4〜20g/m2、好ましくは5〜15g/m2
である。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。なお実施例中の部および%は、特に指定のない限
り、すべて重量部および重量%を示す。
【0032】 <原紙配合> LBKP(濾水度440mlcsf) 70部 NBKP(濾水度490mlcsf) 30部
【0033】 <内添薬品> 軽質炭酸カルシウム(*原紙中灰分で表示) *8部 市販カチオン化澱粉 1.0部 市販カチオン系ポリアクリルアミド歩留まり向上剤 0.03部 パルプ、内添薬品を上記の配合で調整し、坪量70g/
2の原紙を抄造した。
【0034】 <下塗り塗工液配合> 市販カオリンクレー 表1および2参照 市販炭酸カルシウム 表1および2参照 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.1部 ラテックスバインダー(ゲル含有量20%、平均粒子径150nm 10部 市販燐酸エステル澱粉 10部 水酸化ナトリウム pH9.6に調製
【0035】この原紙に対して、塗工液を上記の配合で
調製し、ロッドメタードフィルムプレス方式の塗工機を
用いて、塗工速度1200m/分で塗工液を片面5g/
2塗工し、乾燥した。尚、下塗り塗工液の市販カオリ
ンクレーおよび市販炭酸カルシウムの配合部数は、表1
および2に示した。
【0036】得られたものに対し、オンラインでソフト
カレンダー仕上げ装置(剛性ロール:外径500mmの
チルドロール、弾性ロール:外径500mmの樹脂ロー
ル、線圧:180kg/cm、温度:80℃)を用いて
カレンダリング処理を施した。
【0037】 <上塗り塗工液配合> 市販一級カオリンクレー 表1および2参照 市販重質炭酸カルシウム 表1および2参照 市販ポリアクリル酸系分散剤 0.1部 ラテックスバインダー 15部 市販燐酸エステル澱粉 3部 市販カルボキシメチルセルロース系増粘剤(CMC) 0.1部 水酸化ナトリウム pH9.6に調製
【0038】さらに、上記の割合の塗工液を調製し、フ
ァウンテンアプリケーション/ブレード方式塗工機を用
いて、塗工速度1600m/分で塗工液を片面10g/
2塗工し、乾燥して多層塗工紙を得た。尚、下塗り塗
工液の市販カオリンクレーおよび市販炭酸カルシウムの
配合部数は、表1および2に示した。
【0039】選られた多層塗工紙に対し、オフラインで
スーパーカレンダー仕上げ装置(段数:10段、剛性ロ
ール:外径400mmのチルドロール、弾性ロール:外
径400mmのコットンロール、線圧:220kg/c
m)を用いてカレンダリング処理を施し、オフセット印
刷用多層塗工紙を製造した。
【0040】実施例1〜9および比較例1〜7で得られ
たオフセット印刷用多層塗工紙について、下記の評価方
法により評価し、その結果を表1および2に示した。
【0041】<評価方法> (1)印刷光沢 RI印刷適性試験機を用い、藍色、紅色、黄色(インキ
量各0.2cc)の重色ベタ印刷を施した後、グロスメ
ーターにて、光沢を60°−60°反射率で評価した。
評価基準を以下に示す。ただし、本発明においては、上
記数式1〜3を満足する場合には○以上を、さらに数式
4〜6をも満足する場合には◎以上を発明の対象とし
た。 ◎(非常に良好):印刷光沢が70%以上 ○(良好) :印刷光沢が65%以上で70%未満 △(普通) :印刷光沢が55%以上で65%未満 ×(不良) :印刷光沢が55%未満
【0042】(2)耐ブリスター性 150℃〜200℃のオイルバスにアルミで包装した塗
工紙を一定時間浸漬して、発生するブリスターの数と大
きさで採点した(10点満点)。○以上を発明の対象と
した。 ◎(非常に良好):10点 ○(良好) :7〜9点 △(普通) :4〜6点 ×(不良) :5点以下
【0043】(3)ドライピック強度 RI印刷適性試験機を用い、タックインキ(タック値2
0)の印刷にて紙剥け状態を目視にて判定して評価した
(10点満点)。○以上をもって良好とした。 ◎(非常に良好):10点 ○(良好) :7〜9点 △(普通) :4〜6点 ×(不良) :5点以下
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】実施例1〜5では、上記数式1〜3を満た
した適切なゲル含有量と平均粒子径のラテックスバイン
ダーと適切な粒度分布および配合量の顔料を最下層に用
いることで、良好な耐ブリスター性とピック強度を発現
している。さらに、実施例6〜8では、上記数式4〜6
を満たした適切なゲル含有量のラテックスバインダーと
適切な粒度分布および配合量の顔料を最上層に用いるこ
とで、優れた白紙光沢と印刷光沢を示すオフセット印刷
用多層塗工紙を製造できた。
【0047】
【発明の効果】オフセット印刷用多層塗工紙において、
最下層に含まれるラテックスバインダーのゲル含有量と
平均粒子径、加えて最下層および最上層の塗工層に含ま
れる粒度分布と配合量を同時に規定することで最下層が
担うブリスター性の耐性と最上層の担う白紙光沢および
印刷光沢の発現を往来にない非常に高い次元において両
立し発揮することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4L055 AA02 AA03 AC06 AG11 AG12 AG27 AG48 AG63 AG64 AG71 AG76 AG89 AG94 AH01 AH02 AH37 AJ01 AJ04 BE02 BE07 BE09 EA16 EA32 EA33 FA12 FA13 FA15 GA19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原紙の片面または両面に少なくとも2層
    以上の塗工層を設けたオフセット印刷用多層塗工紙にお
    いて、最下層の塗工層中にゲル含有量65%以下、平均
    粒子径130〜250nmであるラテックスバインダー
    を含有し、該最下層の塗工層を構成する顔料の構成比が
    以下の数式1〜3を満たし、かつ最上層の塗工層を構成
    する顔料の構成比が、以下の数式4〜6を満たすことを
    特徴とする請求項1記載のオフセット印刷用多層塗工
    紙。 【数1】 40≦A+B≦100 (数式1) 【数2】 0≦A≦100 (数式2) 【数3】 0≦B≦100 (数式3) 【数4】 40≦C+D≦100 (数式4) 【数5】 0≦C≦100 (数式5) 【数6】 0≦D≦100 (数式6) A:全顔料に対するカオリンの含有比率(重量%)であ
    り、粒子径2μm以下のものを88重量%以下含有す
    る。 B:全顔料に対する重質炭酸カルシウムの含有比率(重
    量%)であり、粒子径2μm以下のものを83重量%以
    下含有する。 C:全顔料に対するカオリンの含有比率(重量%)であ
    り、粒子径2μm以下のものを93重量%以上含有す
    る。 D:全顔料に対する重質炭酸カルシウムの含有比率(重
    量%)であり、粒子径2μm以下のものを87重量%以
    上含有する。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002317397A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Mitsubishi Paper Mills Ltd 環境対応型インキ用のオフセット印刷用塗工紙および易脱墨性印刷物
JP2007063693A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Nippon A & L Kk 多層塗工紙

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