JPS63256362A - シヨツトピ−ニング方法 - Google Patents
シヨツトピ−ニング方法Info
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- JPS63256362A JPS63256362A JP8839187A JP8839187A JPS63256362A JP S63256362 A JPS63256362 A JP S63256362A JP 8839187 A JP8839187 A JP 8839187A JP 8839187 A JP8839187 A JP 8839187A JP S63256362 A JPS63256362 A JP S63256362A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shot
- speed
- grain size
- steel
- shot peening
- Prior art date
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- Granted
Links
- 238000005480 shot peening Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 24
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 24
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000009661 fatigue test Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金属製品にスチールショットを投射してその
疲れ寿命を向上させるいわゆるショットピーニング方法
に関する。
疲れ寿命を向上させるいわゆるショットピーニング方法
に関する。
(従来技術と問題点)
従来から行なわれているショットピーニング法において
は、ショツト粒径が大きい程、投射速度が速い程、ショ
ットのエネルギが大きくなることから、ショットピーニ
ング効果を向上させるには粒径の大きいスチールショッ
トを高速度で投射する必要がある。しかし、粒径164
fi以上のスチールショットを60 ”/’see以上
の速度で投射するとスチールショットは割れ、かつ製品
に鋭い凹凸の打痕が生じ、かえって疲れ寿命を低下させ
るため、それらを上げることには限界があった。
は、ショツト粒径が大きい程、投射速度が速い程、ショ
ットのエネルギが大きくなることから、ショットピーニ
ング効果を向上させるには粒径の大きいスチールショッ
トを高速度で投射する必要がある。しかし、粒径164
fi以上のスチールショットを60 ”/’see以上
の速度で投射するとスチールショットは割れ、かつ製品
に鋭い凹凸の打痕が生じ、かえって疲れ寿命を低下させ
るため、それらを上げることには限界があった。
そこで、本願発明の発明者たちは、投射によってスチー
ルショットが割れることのないショツト粒径と投射速度
について鋭意実験を繰り返えした結果、それらについて
の相関関係を発見することができた。本発明はこの相関
関係に着目して成されたものである。
ルショットが割れることのないショツト粒径と投射速度
について鋭意実験を繰り返えした結果、それらについて
の相関関係を発見することができた。本発明はこの相関
関係に着目して成されたものである。
(発明の目的)
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、疲れ寿命
を増大させる要因である大きい圧縮残留応力を金属製品
に深く生じさせるショットピーニング方法を提供するこ
とを目的とする。
を増大させる要因である大きい圧縮残留応力を金属製品
に深く生じさせるショットピーニング方法を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明におけるショットピーニング方法は、粒径0.8
〜1.2鰭のスチールショットを速度30〜50r5/
、ecで投射し、続いて、粒径0.4〜0.6uのスチ
ールショットを速度50〜70%ecで投射し、その後
粒径0.1〜0.3闘のスチールショットを速度70m
/8ec以上で投射することを特徴とするものである・
(実施例) 第1図は疲れ試験法の標準試験片に粒径1.2鱈のスチ
ールショットを速度40r+3/′secで投射した時
のその試験片における圧縮残留応力とその深さの関係を
示す。この第1図からは、この場合には圧縮残留応力は
比較的深くまで大きい状態で生じているが、最大値が比
較的小さいことが判かる。第2図は標準試験片に粒径0
.6uのスチールショットを速度60rryあ。で投射
した場合の結果を示す。
〜1.2鰭のスチールショットを速度30〜50r5/
、ecで投射し、続いて、粒径0.4〜0.6uのスチ
ールショットを速度50〜70%ecで投射し、その後
粒径0.1〜0.3闘のスチールショットを速度70m
/8ec以上で投射することを特徴とするものである・
(実施例) 第1図は疲れ試験法の標準試験片に粒径1.2鱈のスチ
ールショットを速度40r+3/′secで投射した時
のその試験片における圧縮残留応力とその深さの関係を
示す。この第1図からは、この場合には圧縮残留応力は
比較的深くまで大きい状態で生じているが、最大値が比
較的小さいことが判かる。第2図は標準試験片に粒径0
.6uのスチールショットを速度60rryあ。で投射
した場合の結果を示す。
第3図は標準試験片に粒径0.3鑓のスチールショット
を速度80 m/eeで投射した時の標準試験片におけ
る圧縮残留応力とその深さの関係を示す。この第3図か
らは、この場合には圧縮残留応力はその最大値が大きい
が浅い個所にしか生じないことが判る。
を速度80 m/eeで投射した時の標準試験片におけ
る圧縮残留応力とその深さの関係を示す。この第3図か
らは、この場合には圧縮残留応力はその最大値が大きい
が浅い個所にしか生じないことが判る。
そこで、粒径162−のスチールショットを速度40−
/%。で、続いて、粒径0.6uのスチールショットを
速度60 rI/secで、最後に粒径0.3闘のスチ
ールショットを速度80ラ一。で順次標準試験片に投射
し、この結果を第4図に示す。この第4図からは、この
場合には圧縮残留応力はその最大値が第3図のときと同
程度に大キ<、シかも、第1図のときと同様に比較的高
い状態でなだらかに変化して深くまで生じていることが
判る。
/%。で、続いて、粒径0.6uのスチールショットを
速度60 rI/secで、最後に粒径0.3闘のスチ
ールショットを速度80ラ一。で順次標準試験片に投射
し、この結果を第4図に示す。この第4図からは、この
場合には圧縮残留応力はその最大値が第3図のときと同
程度に大キ<、シかも、第1図のときと同様に比較的高
い状態でなだらかに変化して深くまで生じていることが
判る。
また、上述のようにして各種のショットピーニング処理
を行った標準試験片について疲れ試験を行った結果を第
5図に示す・なお、第5図において0.3φシヨツトと
1.2φシヨツトの組合せとは、最初粒径1.2fiの
スチールショットを速度60r9/lecで投射した後
、粒径0.3−のスチールショットを速度80r/ec
で投射してショットピーニングを行った場合である・第
5図からは、ショツト粒径と投射速度を二段階に変えて
も効果がほとんどなく、三段階にわたってショットピー
ニングした場合に効果が著しいことが判る。
を行った標準試験片について疲れ試験を行った結果を第
5図に示す・なお、第5図において0.3φシヨツトと
1.2φシヨツトの組合せとは、最初粒径1.2fiの
スチールショットを速度60r9/lecで投射した後
、粒径0.3−のスチールショットを速度80r/ec
で投射してショットピーニングを行った場合である・第
5図からは、ショツト粒径と投射速度を二段階に変えて
も効果がほとんどなく、三段階にわたってショットピー
ニングした場合に効果が著しいことが判る。
なお、粒径が1.2uを越えるスチールショットを60
m/secを越える速度で投射するとスチールショット
が製品に衝突した時刻れる弊害が生じるので、第1段階
ではショツト粒径は0.8〜1.2−、投射速度は30
〜50 ”/seeであることが望ましい。また、第2
段階においてはショツト粒径は0.4〜0.6關、投射
速度は50〜70 ”/’seeであることが望ましく
、70%88を越える投射速度にしても、ショットピー
ニング効果は変わらない。さらに、第3段階においては
ショツト粒径は0,1〜0.3−1投射速度は70%8
゜以上であることが望ましい。ショツト粒径が0.1〜
0.3−では投射速度を70 r/3ee以上にしても
ショットがほとんど割れることはないからである。
m/secを越える速度で投射するとスチールショット
が製品に衝突した時刻れる弊害が生じるので、第1段階
ではショツト粒径は0.8〜1.2−、投射速度は30
〜50 ”/seeであることが望ましい。また、第2
段階においてはショツト粒径は0.4〜0.6關、投射
速度は50〜70 ”/’seeであることが望ましく
、70%88を越える投射速度にしても、ショットピー
ニング効果は変わらない。さらに、第3段階においては
ショツト粒径は0,1〜0.3−1投射速度は70%8
゜以上であることが望ましい。ショツト粒径が0.1〜
0.3−では投射速度を70 r/3ee以上にしても
ショットがほとんど割れることはないからである。
(発明の効果)
以上の説明からも明らかなように本発明は、ショツト粒
径を段階的に小さくするとともにその投射速度を段階的
に速くして三段階にわたってショットピーニングをする
ようにしたから、製品に従来より高い圧縮残留応力を生
じさせるとともに従来と同様に深く生じさせることがで
きるため、製品の疲れ寿命を大巾に向上させる優れた効
果を奏する。
径を段階的に小さくするとともにその投射速度を段階的
に速くして三段階にわたってショットピーニングをする
ようにしたから、製品に従来より高い圧縮残留応力を生
じさせるとともに従来と同様に深く生じさせることがで
きるため、製品の疲れ寿命を大巾に向上させる優れた効
果を奏する。
第1図〜第4図はショツト粒径と投射速度をそれぞれ変
えて標準試験片にショットを投射した時の圧縮残留応力
とその深さの関係を示すグラフ、第5図は各種のショッ
トピーニングを施した試験片について疲れ試験を行った
結果を示すグラフである。 ′JP3図 一&&Jつゝらりり〒j(trim) 12r 0.6−03飲コるメこ力 4ト7トを4gl
えて標準試験片にショットを投射した時の圧縮残留応力
とその深さの関係を示すグラフ、第5図は各種のショッ
トピーニングを施した試験片について疲れ試験を行った
結果を示すグラフである。 ′JP3図 一&&Jつゝらりり〒j(trim) 12r 0.6−03飲コるメこ力 4ト7トを4gl
Claims (1)
- 粒径0.8〜1.2mmのスチールショットを速度30
〜50m/secで投射し、続いて、粒径0.4〜0.
6mmのスチールショットを速度50〜70m/sec
で投射し、その後、粒径0.1〜0.3mmのスチール
ショットを速度70m/sec以上で投射することを特
徴とするショットピーニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8839187A JPH0653346B2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | シヨツトピ−ニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8839187A JPH0653346B2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | シヨツトピ−ニング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63256362A true JPS63256362A (ja) | 1988-10-24 |
JPH0653346B2 JPH0653346B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=13941496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8839187A Expired - Lifetime JPH0653346B2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 | シヨツトピ−ニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653346B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0332573A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-13 | Mitsubishi Motors Corp | ショットピーニング方法 |
JPH03110432A (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-10 | Kubota Corp | トルクセンサ軸の製造方法 |
US5455078A (en) * | 1993-03-26 | 1995-10-03 | Fuji Oozx Inc. | Method of roughening and coating the contact surface of a valve lifter |
WO2000056503A1 (fr) * | 1999-03-24 | 2000-09-28 | Sintokogio, Ltd. | Procede de grenaillage de precontrainte et dispositif conçu a cet effet |
JP2008133524A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Asahi Tec Corp | 軽合金製品 |
JP2008132457A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Asahi Tec Corp | 車両用アルミニウムホイールの塗装方法 |
-
1987
- 1987-04-10 JP JP8839187A patent/JPH0653346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0332573A (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-13 | Mitsubishi Motors Corp | ショットピーニング方法 |
JPH03110432A (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-10 | Kubota Corp | トルクセンサ軸の製造方法 |
US5455078A (en) * | 1993-03-26 | 1995-10-03 | Fuji Oozx Inc. | Method of roughening and coating the contact surface of a valve lifter |
WO2000056503A1 (fr) * | 1999-03-24 | 2000-09-28 | Sintokogio, Ltd. | Procede de grenaillage de precontrainte et dispositif conçu a cet effet |
US6449998B1 (en) * | 1999-03-24 | 2002-09-17 | Sintokogio, Ltd. | Shot peening method and device therefor |
JP2008133524A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Asahi Tec Corp | 軽合金製品 |
JP2008132457A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Asahi Tec Corp | 車両用アルミニウムホイールの塗装方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653346B2 (ja) | 1994-07-20 |
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