JPS63256077A - 信号のエンベロ−プレベル比較装置 - Google Patents
信号のエンベロ−プレベル比較装置Info
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- JPS63256077A JPS63256077A JP62090247A JP9024787A JPS63256077A JP S63256077 A JPS63256077 A JP S63256077A JP 62090247 A JP62090247 A JP 62090247A JP 9024787 A JP9024787 A JP 9024787A JP S63256077 A JPS63256077 A JP S63256077A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 18
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はVTR(ビデオテープレコーダ)の2系統の再
生ヘッド出力信号のエンベロープレベル等を比較すルタ
めのエンベロープレベル比較装置に関するものである。
生ヘッド出力信号のエンベロープレベル等を比較すルタ
めのエンベロープレベル比較装置に関するものである。
従来の技術
家庭用VTRにおいては、2系統の再生ヘッド出力信号
のエンベロープレベルを比較し、そのレベル差に応じて
信号処理を施すようなことがある。
のエンベロープレベルを比較し、そのレベル差に応じて
信号処理を施すようなことがある。
例えば特殊再生用のヘッドを用いてノイズレスサーチを
行う場合がそうである。家庭用VTRでは一般にアジマ
ス記録を用いているので、サーチの際に再生ヘッドが、
逆アジマスのトラックを横切る際には、画面上に大きな
ノイズバーが発生する。このノイズバーをなくすために
主再生ヘッドのそばに、主ヘッドとは逆のアジマスを持
った特殊再生用、ラドを設けて、ノイズバーが発生する
際即ち室外ヘッドが逆アジマスのトラックを横切る際に
は、主再生ヘッドの再生出力信号の変シに、この特殊再
生用ヘッドの再生出力信号でもって再生画像を得ようと
したノイズレスサーチ技術がある。この「VHB方式フ
ィールトス1:I−VTRJ(June、1982)に
詳しく述べられている。
行う場合がそうである。家庭用VTRでは一般にアジマ
ス記録を用いているので、サーチの際に再生ヘッドが、
逆アジマスのトラックを横切る際には、画面上に大きな
ノイズバーが発生する。このノイズバーをなくすために
主再生ヘッドのそばに、主ヘッドとは逆のアジマスを持
った特殊再生用、ラドを設けて、ノイズバーが発生する
際即ち室外ヘッドが逆アジマスのトラックを横切る際に
は、主再生ヘッドの再生出力信号の変シに、この特殊再
生用ヘッドの再生出力信号でもって再生画像を得ようと
したノイズレスサーチ技術がある。この「VHB方式フ
ィールトス1:I−VTRJ(June、1982)に
詳しく述べられている。
第3図はこのノイズレスサーチの際に用いられるヘッド
アンプのブロック図である。同図において1,2は主再
生ヘッドであシ、3,4は特殊再生ヘッドである。主再
生ヘッド1,2及び特殊再生ヘッド3,4はそれぞれ互
いに異なったアジマス角を有し、18oOの角度で回転
ドラム上に取付けられている。また主再生ヘッド1と特
殊再生ヘッド4.及び主再生ヘッド2と特殊再生ヘッド
3はそれぞれ同一のアジマス角を有している。さらに特
殊再生ヘッド3は主再生ヘッド1の、特殊再生ヘッド4
は主再生ヘッド2のそれぞれ近傍に取付けられている。
アンプのブロック図である。同図において1,2は主再
生ヘッドであシ、3,4は特殊再生ヘッドである。主再
生ヘッド1,2及び特殊再生ヘッド3,4はそれぞれ互
いに異なったアジマス角を有し、18oOの角度で回転
ドラム上に取付けられている。また主再生ヘッド1と特
殊再生ヘッド4.及び主再生ヘッド2と特殊再生ヘッド
3はそれぞれ同一のアジマス角を有している。さらに特
殊再生ヘッド3は主再生ヘッド1の、特殊再生ヘッド4
は主再生ヘッド2のそれぞれ近傍に取付けられている。
主再生ヘッド1,2及び特殊再生ヘッド3,4はそれぞ
れヘッドアンプ4,6゜6.7に接続されておシ、この
ヘッドアンプによって再生ヘッド出力信号が増幅される
。増幅された再生ヘッド出力は、スイッチ8,9.10
によってそれぞれ出力を切換えられ、再生ヘッド出力端
子20に再生ヘッド出力信号として出力され、後続の再
生信号処理回路に送られる。スイッチ17は通常再生の
場合図中N側に切換えられ、ヘッド選択指令入力端子1
8より入力された指令信号によってスイッチ1oは図中
M側に接続される。そしてヘッドスイッチパルス入力端
子19よシ回転ドラムの回転位相に応じたヘッドスイッ
チパルスが入力されてスイッチ8及びスイッチ9が切換
えられる。この結果通常再生の際には、ヘッドアンプ4
及びヘッドアンプ6の再生信号が、回転ドラムの回転位
相に応じて切換えられて、再生ヘッド出力端子20より
出力される。またスロー再生や静止再生の場合は、回転
ドラムの回転位相に応じてヘッド選択パルスが、ヘッド
選択指令入力端子18よ多入力され、このヘッド選択パ
ルスに応じてスイッチ1oが切換えられる。この結果回
転ドラムの回転位相に応じてヘッドアンプ4〜7の再生
信号が切換えられて再生ヘッド出力端子2oより出力さ
れる。
れヘッドアンプ4,6゜6.7に接続されておシ、この
ヘッドアンプによって再生ヘッド出力信号が増幅される
。増幅された再生ヘッド出力は、スイッチ8,9.10
によってそれぞれ出力を切換えられ、再生ヘッド出力端
子20に再生ヘッド出力信号として出力され、後続の再
生信号処理回路に送られる。スイッチ17は通常再生の
場合図中N側に切換えられ、ヘッド選択指令入力端子1
8より入力された指令信号によってスイッチ1oは図中
M側に接続される。そしてヘッドスイッチパルス入力端
子19よシ回転ドラムの回転位相に応じたヘッドスイッ
チパルスが入力されてスイッチ8及びスイッチ9が切換
えられる。この結果通常再生の際には、ヘッドアンプ4
及びヘッドアンプ6の再生信号が、回転ドラムの回転位
相に応じて切換えられて、再生ヘッド出力端子20より
出力される。またスロー再生や静止再生の場合は、回転
ドラムの回転位相に応じてヘッド選択パルスが、ヘッド
選択指令入力端子18よ多入力され、このヘッド選択パ
ルスに応じてスイッチ1oが切換えられる。この結果回
転ドラムの回転位相に応じてヘッドアンプ4〜7の再生
信号が切換えられて再生ヘッド出力端子2oより出力さ
れる。
一方サーチ再生の場合は、スイッチ17は図中T側に切
換え、られ、再生エンベロープレベル比較器11の出力
に応じてスイッチ10が切換えられる。再生エンベロー
プレベル比較器11は、主再生ヘッド1,2の出力信号
と特殊再生ヘッド3゜4の出力信号のエンベロープレベ
ルを比較シてヘッド選択パルスを発生するものである。
換え、られ、再生エンベロープレベル比較器11の出力
に応じてスイッチ10が切換えられる。再生エンベロー
プレベル比較器11は、主再生ヘッド1,2の出力信号
と特殊再生ヘッド3゜4の出力信号のエンベロープレベ
ルを比較シてヘッド選択パルスを発生するものである。
この結果サーチ再生の場合、回転ドラムの回転位相に応
じてヘッドアンプ4とヘッドアンプ6が、及びヘッドア
ンプ6とヘッドアンプ7がそれぞれ切換えられるととも
に、さらにヘッドアンプ4,6とヘッドアンプ6.7が
再生エンベロープレベルKE、して切換えて再生ヘッド
出力端子20に出力される。
じてヘッドアンプ4とヘッドアンプ6が、及びヘッドア
ンプ6とヘッドアンプ7がそれぞれ切換えられるととも
に、さらにヘッドアンプ4,6とヘッドアンプ6.7が
再生エンベロープレベルKE、して切換えて再生ヘッド
出力端子20に出力される。
ここで再生エンベロープレベル比較器11は次のように
構成されている。即ち主再生ヘッドの出力信号と特殊再
生ヘッドの出力信号の2系統の入力信号は、それぞれ整
流器12.13によって全波整流あるいは半波整流され
た後、平滑器14.15によってそれぞれ平滑されて、
エンベロープレベルが検出される。そしてこの2系統の
入力信号のエンベロープレベルはコンパレータ18(C
jってレベル比較されてヘッド選択パルスとして出力さ
れる。コンパレータ16は完全なヘッド選択パルスを得
るためにゲインを充分に大きくとっている。
構成されている。即ち主再生ヘッドの出力信号と特殊再
生ヘッドの出力信号の2系統の入力信号は、それぞれ整
流器12.13によって全波整流あるいは半波整流され
た後、平滑器14.15によってそれぞれ平滑されて、
エンベロープレベルが検出される。そしてこの2系統の
入力信号のエンベロープレベルはコンパレータ18(C
jってレベル比較されてヘッド選択パルスとして出力さ
れる。コンパレータ16は完全なヘッド選択パルスを得
るためにゲインを充分に大きくとっている。
このような再生エンベロープレベル比較器は自動トラッ
キング制御回路においても使用されている。第4図は4
周波パイロット信号を用いて自動トラッキング制御回路
の主要部分を示したブロッのトラッキングサーボJ (
Dec、1985 )に詳しく記載されている。
キング制御回路においても使用されている。第4図は4
周波パイロット信号を用いて自動トラッキング制御回路
の主要部分を示したブロッのトラッキングサーボJ (
Dec、1985 )に詳しく記載されている。
同図において再生ヘッド1,2から得られた再生信号は
ヘッドアンプ4.6によってそれぞれ増幅された後、ス
イッチ8によって、ヘッドスイッチパルス入力端子19
よ多入力されたヘッドスイッチパルスに応じて切換えら
れる。ヘッドスイッチパルスによって切換えられた再生
ヘッド出力信号は、ローパスフィルタ21によって再生
パイロット信号のみを抽出され、平衡変調器22に送ら
れる。平衡変調器22では再生パイロット信号と、参照
パイロット信号入力端子28より入力される参照パイロ
ット信号と乗算され、さらに後続のバンドパスフィルタ
23.24によシクロストークパイロット信号成分を抽
出する。バンドパスフィルタ23及び24の出力には、
4周波パイロット成分として出力される。そして両クロ
ストーク成分が再生エンベロープレベル比較器11によ
ってレベル比較され、その比較出力ドラッキングエラー
信号としてエラー出力端子25よシ出力される。
ヘッドアンプ4.6によってそれぞれ増幅された後、ス
イッチ8によって、ヘッドスイッチパルス入力端子19
よ多入力されたヘッドスイッチパルスに応じて切換えら
れる。ヘッドスイッチパルスによって切換えられた再生
ヘッド出力信号は、ローパスフィルタ21によって再生
パイロット信号のみを抽出され、平衡変調器22に送ら
れる。平衡変調器22では再生パイロット信号と、参照
パイロット信号入力端子28より入力される参照パイロ
ット信号と乗算され、さらに後続のバンドパスフィルタ
23.24によシクロストークパイロット信号成分を抽
出する。バンドパスフィルタ23及び24の出力には、
4周波パイロット成分として出力される。そして両クロ
ストーク成分が再生エンベロープレベル比較器11によ
ってレベル比較され、その比較出力ドラッキングエラー
信号としてエラー出力端子25よシ出力される。
このトラッキングエラー信号はキャプスタンモータの位
相制御回路に送られキャプスタンモータの回転位相を制
御する。そして進み位相トラックのクロストーク成分レ
ベルと遅れ位相トラックのクロストーク成分のレベルが
同レベルとなるようにキャプスタンモータが制御され、
こうしてオントラック状態が制御されることになる。こ
こで用いられる再生エンベロープレベル比較器11は前
述した第3図のノイズレスサーチにおけるヘッドアンプ
切換回路に用いられた再生エンベロープレベル比較器1
1とほとんど同じものが用いられる。
相制御回路に送られキャプスタンモータの回転位相を制
御する。そして進み位相トラックのクロストーク成分レ
ベルと遅れ位相トラックのクロストーク成分のレベルが
同レベルとなるようにキャプスタンモータが制御され、
こうしてオントラック状態が制御されることになる。こ
こで用いられる再生エンベロープレベル比較器11は前
述した第3図のノイズレスサーチにおけるヘッドアンプ
切換回路に用いられた再生エンベロープレベル比較器1
1とほとんど同じものが用いられる。
即ち2系統の再生信号をそれぞれ整流器12.13によ
って整流し、その後平滑器14.15によってそれぞれ
平滑して、エンベロープレベルを検出し、コンパレータ
16によってその2系統の再生信号のエンベロープレベ
ルを比較するように構成する。この場合、コンパレータ
16の出力信号はトラッキングエラー信号として用いる
定め、コンパレータ16のゲインは、前述のノイズレス
サーチの場合に用いたものほど大きく設定されていない
。
って整流し、その後平滑器14.15によってそれぞれ
平滑して、エンベロープレベルを検出し、コンパレータ
16によってその2系統の再生信号のエンベロープレベ
ルを比較するように構成する。この場合、コンパレータ
16の出力信号はトラッキングエラー信号として用いる
定め、コンパレータ16のゲインは、前述のノイズレス
サーチの場合に用いたものほど大きく設定されていない
。
さてこのような従来の再生エンベロープレベル比較器に
用いられる平滑器は、再生ヘッド出力信号のエンベロー
プのみを取り出すために、再生ヘッド出力信号の基本信
号成分に減衰できるローパスフィルタを用いなければな
らない。即ちカットオフ周波数を十分に低く設定しなけ
ればならず、例えば前述のノイズレスサーチのような場
合には数メガHzの信号成分を、4周波パイロットトラ
ッキングの場合には数キロHzの信号成分を十分に減衰
できるようなカットオフ周波数に設定しなければならな
かった。そのためにこの平滑器には大容量のコンデンサ
を用いなければならなかった。
用いられる平滑器は、再生ヘッド出力信号のエンベロー
プのみを取り出すために、再生ヘッド出力信号の基本信
号成分に減衰できるローパスフィルタを用いなければな
らない。即ちカットオフ周波数を十分に低く設定しなけ
ればならず、例えば前述のノイズレスサーチのような場
合には数メガHzの信号成分を、4周波パイロットトラ
ッキングの場合には数キロHzの信号成分を十分に減衰
できるようなカットオフ周波数に設定しなければならな
かった。そのためにこの平滑器には大容量のコンデンサ
を用いなければならなかった。
もし仮にこの平滑器のカットオフ周波数が十分に低くな
く、平滑器の出力信号に再生ヘッド出力信号のエンベロ
ープ成分だけでなく、基本信号成分が漏れ込んで出力さ
れていたとしたと、次段のコンパレータにおいてその基
本信号成分の漏れ込みによるチャタリングが発生すると
いう問題があった。
く、平滑器の出力信号に再生ヘッド出力信号のエンベロ
ープ成分だけでなく、基本信号成分が漏れ込んで出力さ
れていたとしたと、次段のコンパレータにおいてその基
本信号成分の漏れ込みによるチャタリングが発生すると
いう問題があった。
発明が解決しようとした問題点
このような従来の再生エンベロープレベルに比較器をす
べて集積回路化しようとした場合、平滑器に用いるコン
デンサは大容量のために集積化することは困難であり、
(通常数千〜致方ピコFの容量が必要)外付しなければ
ならなかつ友。しかモ従来の再生エンベロープレベル比
較器の構成では、この平滑器が2系統必要であり、その
ためにこの再生エンベロープレベル比較器全体を集積回
路化した場合、最低2個のコンデンサを外付しなければ
ならず、またそのために集積回路としてもビンが多く必
要であり九。
べて集積回路化しようとした場合、平滑器に用いるコン
デンサは大容量のために集積化することは困難であり、
(通常数千〜致方ピコFの容量が必要)外付しなければ
ならなかつ友。しかモ従来の再生エンベロープレベル比
較器の構成では、この平滑器が2系統必要であり、その
ためにこの再生エンベロープレベル比較器全体を集積回
路化した場合、最低2個のコンデンサを外付しなければ
ならず、またそのために集積回路としてもビンが多く必
要であり九。
本発明はかかる点に鑑み、IC化に適し、外付部品を必
要としない再生エンベロープレベル比較器を提供すべく
ものである。
要としない再生エンベロープレベル比較器を提供すべく
ものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、2系統の入力信号に対して、第1の入力信号
を整流する第1の整流器と、第2の入力信号を整流する
第2の整流器と、第1の整流器の出力信号と、第2の整
流器の出力信号を、そのままの状態でレベル比較するた
めの差動増幅器と、その差動増幅器の出力信号電流全コ
ンデンサに充放電することにより、出力信号を平滑する
ための平滑器とから構成されている。
を整流する第1の整流器と、第2の入力信号を整流する
第2の整流器と、第1の整流器の出力信号と、第2の整
流器の出力信号を、そのままの状態でレベル比較するた
めの差動増幅器と、その差動増幅器の出力信号電流全コ
ンデンサに充放電することにより、出力信号を平滑する
ための平滑器とから構成されている。
作 用
そして本発明は上記構成により、整流器の出力信号を入
力信号のエンベロープ成分だけでなく基本信号成分を含
んだ状態で差動増幅器に入力しているために、差動増幅
器の出力信号にはエンペロ−プ比較出力信号以外に、入
力信号の基本信号成分に帰因した不要信号が大きく出力
される。しかしこの差動増幅器の出力信号を電流信号と
してコンデンサに充放電させることにより、前記不要信
号は充放電によって除去され、その結果エンベロープ比
較出力信号のみが効率よく取り出すことができるのであ
る。そのために平滑用のコンデンサは小容量でしかも1
固で構成することができる。
力信号のエンベロープ成分だけでなく基本信号成分を含
んだ状態で差動増幅器に入力しているために、差動増幅
器の出力信号にはエンペロ−プ比較出力信号以外に、入
力信号の基本信号成分に帰因した不要信号が大きく出力
される。しかしこの差動増幅器の出力信号を電流信号と
してコンデンサに充放電させることにより、前記不要信
号は充放電によって除去され、その結果エンベロープ比
較出力信号のみが効率よく取り出すことができるのであ
る。そのために平滑用のコンデンサは小容量でしかも1
固で構成することができる。
実施例
本発明の具体的な実施例を以下図面を基に詳しく説明す
る。第1図は本発明の具体的な一実施例を示したブロッ
ク図であり、また第2図は第1図実施例の各部の波形を
示した波形図である。第1図と第2図の関連部分は同一
の図番を付与している。
る。第1図は本発明の具体的な一実施例を示したブロッ
ク図であり、また第2図は第1図実施例の各部の波形を
示した波形図である。第1図と第2図の関連部分は同一
の図番を付与している。
第1図において2つの入力端子26’ 、 27にはそ
れぞれ第2図a、bに示すような再生ヘッド信。
れぞれ第2図a、bに示すような再生ヘッド信。
号が入力される。これらの2つの入力信号はそれその整
流器12及び13によって全波整流あるいは半波整流さ
れて、それぞれ第2図C及びdのような整流信号が得ら
れる。次にこれらの整流出力信号は差動増幅器28によ
ってそのままの信号形態でレベル比較され、第2図eの
ようなレベル比較信号が得られる。この差動増幅器28
の出力信号eは、2つの入力信号a、bのエンベロープ
レベルの比較出力信号を含んでいるものの、それ以外の
不要成分もたくさん含んだ信号である。2つの入力信号
a、及びbは、その周波数成分はほとんど同じ周波数帯
域の信号であるが、(ノイズレスサーチの場合は全く同
じ周波数帯域の信号である)その位相状態は全く非同期
であると考えられる。また整流器12及び13より出力
された整流信号C及びdの周波数成分は、それぞれ入力
信号a及びbの低周波成分あるいは直流成分に近いエン
ベロープ変動成分と、同じく入力信号d及びbの周波数
成分の高周波とを持っている。よってこれらの周波数成
分を持った整流信号C及びdl−差動増幅器28によっ
て減算した結果である出力信号eは、低周波成分あるい
は直流成分に近い入力信号a及びbの榎エンベロープ変
動の差信号と、入力信号a及びbの周波数成分の高調波
の差信号とを持った信号となる。このエンベロープ変成
の差信号成分がエンベロープ比較出力信号となシ、入力
信号a及びbの周波数成分の高調波の差信号が不要成分
である。ここで入力信号a及びbの周波数成分の高調波
の差信号は、入力信号d及びbの周波数成分がほとんど
同じ周波数帯域で且つ直流成分を持たない高周波の交流
成分のみであることからその高周波の差信号も、2つの
入力信号の位相状態がどういう状態であろうと、必ず直
流成分を持tない高周波の交流成分のみであり且つ入力
信号と及びbの周波数成分の高調波信号となる。
流器12及び13によって全波整流あるいは半波整流さ
れて、それぞれ第2図C及びdのような整流信号が得ら
れる。次にこれらの整流出力信号は差動増幅器28によ
ってそのままの信号形態でレベル比較され、第2図eの
ようなレベル比較信号が得られる。この差動増幅器28
の出力信号eは、2つの入力信号a、bのエンベロープ
レベルの比較出力信号を含んでいるものの、それ以外の
不要成分もたくさん含んだ信号である。2つの入力信号
a、及びbは、その周波数成分はほとんど同じ周波数帯
域の信号であるが、(ノイズレスサーチの場合は全く同
じ周波数帯域の信号である)その位相状態は全く非同期
であると考えられる。また整流器12及び13より出力
された整流信号C及びdの周波数成分は、それぞれ入力
信号a及びbの低周波成分あるいは直流成分に近いエン
ベロープ変動成分と、同じく入力信号d及びbの周波数
成分の高周波とを持っている。よってこれらの周波数成
分を持った整流信号C及びdl−差動増幅器28によっ
て減算した結果である出力信号eは、低周波成分あるい
は直流成分に近い入力信号a及びbの榎エンベロープ変
動の差信号と、入力信号a及びbの周波数成分の高調波
の差信号とを持った信号となる。このエンベロープ変成
の差信号成分がエンベロープ比較出力信号となシ、入力
信号a及びbの周波数成分の高調波の差信号が不要成分
である。ここで入力信号a及びbの周波数成分の高調波
の差信号は、入力信号d及びbの周波数成分がほとんど
同じ周波数帯域で且つ直流成分を持たない高周波の交流
成分のみであることからその高周波の差信号も、2つの
入力信号の位相状態がどういう状態であろうと、必ず直
流成分を持tない高周波の交流成分のみであり且つ入力
信号と及びbの周波数成分の高調波信号となる。
よって出力信号eの不要成分は積分すると零になる高周
波信号である。それゆえにこの差動増幅器28の出力信
号ei電流信号として取り出し、平滑器29のコンデン
サに充放電させる。この充放電の時定数は差動増幅器2
8の出力信号電流値とコンデンサの容量との積で与えら
れるが、この時定数は入力信号の基本信号周期に対して
十分に大きな値に設定して不要成分を積分して充分に減
衰できるようにしておく必要がある。しかしそれでもこ
の平滑器29のコンデンサの容量値は、入力信号の基本
信号の周波数帯域が数メガHzの場合、数十〜数百ピコ
Fでよく、しかも1個のコンデンサでよいことから、集
積回路の中に内蔵することは十分に可納である。こうす
ることにより平滑器29の出力信号fは第2図のfのご
とくほとんど入力信号a、bのエンベロープレベルの比
較出力のみが取り出され、わずかに不要信号成分が残る
種度となる。
波信号である。それゆえにこの差動増幅器28の出力信
号ei電流信号として取り出し、平滑器29のコンデン
サに充放電させる。この充放電の時定数は差動増幅器2
8の出力信号電流値とコンデンサの容量との積で与えら
れるが、この時定数は入力信号の基本信号周期に対して
十分に大きな値に設定して不要成分を積分して充分に減
衰できるようにしておく必要がある。しかしそれでもこ
の平滑器29のコンデンサの容量値は、入力信号の基本
信号の周波数帯域が数メガHzの場合、数十〜数百ピコ
Fでよく、しかも1個のコンデンサでよいことから、集
積回路の中に内蔵することは十分に可納である。こうす
ることにより平滑器29の出力信号fは第2図のfのご
とくほとんど入力信号a、bのエンベロープレベルの比
較出力のみが取り出され、わずかに不要信号成分が残る
種度となる。
本発明によるエンベロープレベル比較器を前述の4周波
パイロットトラッキングに用いる場合は、この平滑器2
9の出力信号fをそのままトラッキングエラー信号とし
て用いればよい。なぜならこのわずかな不要信号成分に
対してはキャプスタンモータが応答することがないから
である。
パイロットトラッキングに用いる場合は、この平滑器2
9の出力信号fをそのままトラッキングエラー信号とし
て用いればよい。なぜならこのわずかな不要信号成分に
対してはキャプスタンモータが応答することがないから
である。
本発明によるエンベロープレベル比較器を前述のノイズ
レスサーチに用いる場合には、この平滑器29の出力信
号はそのままヘッド選択ノくルスとして用いることはで
きず、さらに波形成形する必要がある。よってその場合
には、平滑器29の出力信号f’((コンパレータ30
によって基準電位発生器31の基準電位Vとレベル比較
し、第2図9のような波形成形された完全なスイッチン
グ信号を得ればよい。この場合、平滑器29の出力信号
fに含まれている不要信号成分によってコンパレータ3
oがチャタリングを発生しないように、コンパレータ3
oの動作には、第2図fの不要信号レベルよリモやや大
きいレベルのヒステリシスを持たせておく必要がある。
レスサーチに用いる場合には、この平滑器29の出力信
号はそのままヘッド選択ノくルスとして用いることはで
きず、さらに波形成形する必要がある。よってその場合
には、平滑器29の出力信号f’((コンパレータ30
によって基準電位発生器31の基準電位Vとレベル比較
し、第2図9のような波形成形された完全なスイッチン
グ信号を得ればよい。この場合、平滑器29の出力信号
fに含まれている不要信号成分によってコンパレータ3
oがチャタリングを発生しないように、コンパレータ3
oの動作には、第2図fの不要信号レベルよリモやや大
きいレベルのヒステリシスを持たせておく必要がある。
このようにして完全なスイッチング信号となった信号q
が、ヘッド選択パルスとして出力端子32よシ出力され
る。
が、ヘッド選択パルスとして出力端子32よシ出力され
る。
発明の詳細
な説明したように本発明によるエンベロープレベル比較
器では、平滑器に用いるコンデンサを容量値の少ないも
のとしたことができ、しかもその個数は1個でよいこと
から集積回路の中に内蔵することができ、このエンベロ
ープレベル比較器全回路を集積化するに当シ、外付部品
及びそのためのピンを全く不要としたことができる。
器では、平滑器に用いるコンデンサを容量値の少ないも
のとしたことができ、しかもその個数は1個でよいこと
から集積回路の中に内蔵することができ、このエンベロ
ープレベル比較器全回路を集積化するに当シ、外付部品
及びそのためのピンを全く不要としたことができる。
第1図は本発明の一実施例を示したブロック図、第2図
は第1図のブロック図における各部の波形を示した波形
図、第3図は従来のエンベロープレベル比較器を適用し
た装置の一例のブロック図、第4図は従来のエンベロー
プレベル比較器を適用した装置の他の例のブロック図で
ある。 4.5,6.7・・・・・・ヘッドアンプ、8,9.1
0・・・・・・スイッチ、11・・・・・・エンベロー
プレベル比較器、12.13・・・・・・整流器、14
,15,29・・・・・・平滑器、16,30・・・・
・・コンパレータ、22・・・・・・平衡変mB、23
、24・・・・・・バンドパスフィルタ、28・・・
・・・差動増幅器、31・・・・・・基準電位発生器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
は第1図のブロック図における各部の波形を示した波形
図、第3図は従来のエンベロープレベル比較器を適用し
た装置の一例のブロック図、第4図は従来のエンベロー
プレベル比較器を適用した装置の他の例のブロック図で
ある。 4.5,6.7・・・・・・ヘッドアンプ、8,9.1
0・・・・・・スイッチ、11・・・・・・エンベロー
プレベル比較器、12.13・・・・・・整流器、14
,15,29・・・・・・平滑器、16,30・・・・
・・コンパレータ、22・・・・・・平衡変mB、23
、24・・・・・・バンドパスフィルタ、28・・・
・・・差動増幅器、31・・・・・・基準電位発生器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
Claims (2)
- (1)2系統の信号のエンベロープレベルを比較するに
際し、第1の入力信号を整流する第1の整流器と、第2
の入力信号を整流する第2の整流器と、前記第1の整流
器の出力信号と、前記第2の整流器の出力信号を、その
ままレベル比較するための差動増幅器と、前記差記差動
増幅器の出力信号電流を、コンデンサに充放電すること
により、出力信号を平滑するための平滑器とを、少なく
とも備えていることを特徴とした信号のエンベロープレ
ベル比較装置。 - (2)平滑器の出力信号を、ヒステリシスを持ったコン
パレータに入力し、波形整形した出力信号を得ることを
特徴とした特許請求の範囲第1項記載の信号のエンベロ
ープレベル比較装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62090247A JPH0748843B2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 信号のエンベロ−プレベル比較装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62090247A JPH0748843B2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 信号のエンベロ−プレベル比較装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63256077A true JPS63256077A (ja) | 1988-10-24 |
JPH0748843B2 JPH0748843B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=13993171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62090247A Expired - Lifetime JPH0748843B2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | 信号のエンベロ−プレベル比較装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748843B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02223819A (ja) * | 1989-02-25 | 1990-09-06 | Murata Mfg Co Ltd | 差動回路 |
-
1987
- 1987-04-13 JP JP62090247A patent/JPH0748843B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02223819A (ja) * | 1989-02-25 | 1990-09-06 | Murata Mfg Co Ltd | 差動回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0748843B2 (ja) | 1995-05-24 |
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