JPS6098545A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS6098545A
JPS6098545A JP20773983A JP20773983A JPS6098545A JP S6098545 A JPS6098545 A JP S6098545A JP 20773983 A JP20773983 A JP 20773983A JP 20773983 A JP20773983 A JP 20773983A JP S6098545 A JPS6098545 A JP S6098545A
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Toshifumi Fujii
敏史 藤井
Nobuyoshi Okumura
信義 奥村
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野〕 この発明は、磁気記録再生荻1υに関し、特にモードj
ll別と1゛・ラッキング制御の改良を含む磁気記録再
生装置に関するものである。
「従来技術」 従来、磁気記録再生具Uにおいて、テープの走行制御方
式、すなわち、トラッキング制御方式として、コントロ
ール信号を用いる方式とパイロット信号を用いる方式と
があった。
コントロール信号を用いる方式は、磁気テープに映像信
号トラックとは別のコントロールトラックを設け、その
コントロールトラックを使ってコントロール信号を記録
・再生することによりトラッキング制御がされていた。
ところで、コントロール信号を用いる方式の磁気記録再
生装置では、複数通りのテープ速度で記録・再生が可能
な装置が存在し、その装置には再生時のテープ速廉を自
動的に判別するためのモード判別装置が備えられていた
。そして、このモード判別装置は、コントロール信号を
利用することにより、再生時のテープ速度を判別してい
た。
パイロット信号を用いる方式は、回転磁気ヘッドの回転
に同期しで生成されたテープ走行制御用のパイロット信
号を、磁気テープの映像信号トラック上に映像信号と重
畳して記録し、再生時に、再生信号からパイロン1〜信
号を検知してそのパイロット信号によってトラッキング
制御をしていた。
ここでは、パイロット信号を用いる方式の一例として、
4つの異なる周波数r 、 、r2.r9.r、のパイ
ロット信号を用いる方式について説明する。
第1図は、従来のパイロット信号を用いてトラッキング
制御を行なう磁気記録再生装置の構成を示すブロック図
である。
まず、第1図を参照して従来の磁気記録再生装置のトラ
ッキング制御手段の構成について説明する。図において
、映像信号入力端子4は加算器100を介して記録増幅
器5に接続される。記録増幅器5は切換スイッチ6を介
してロータリトランス7に接続され、ロータリトランス
7は磁気ヘッド8に接続される。映像信号入力端子4と
加算器100と記録増幅器5と切換スイッチ6とロータ
リトランス7と磁気ヘッド8は、映像信号記録回路を構
成する。ヘッドスイッチ信号入力端子1は循環周波数発
生器2および切換スイッチ18に接続され、循環周波数
発生器2は加算器100に接続される。・\ラドスイッ
チ(画@入力端子1に入力された回転ヘッドの切換わり
のタイミングを表わすヘッドスイッチ信号は、循環周波
数発生器2および切換スイッチ18に与えられる。循環
周波数発生器2はヘッドスイッチ信号の前縁と後縁に応
答して順次パイロット信号を発生ずる。
記録時には、映像信号入力端子4に映像信号が入力され
、加算器100でパイロット信号と重畳された後、記録
増幅器5に与えられ増幅される。
切換スイッチ6は記録側に接続されており、記録増幅器
5の出力はロータリトランス7を介して磁気ヘッド8に
与えられ、磁気テープ(図示せず)上に記録される。
ロータリトランス7は切換スイッチ6を介して再生増幅
器9に接続される。磁気ヘッド8とロータリトランス7
と切換スイッチ6と再生増幅器9は、映像信号再生回路
を構成する。
再生時には、切換スイッチ6は再生側に切換わり、磁気
ヘッド8によって再生されたパイロット信号を含む映像
信号は、ロータリトランス7、切換スイッチ6を介して
再生増幅器9に与えられ増幅される。再生増幅器9はロ
ーパスフィルタ1゜に接続され、ローパスフィルタ1o
は混合器11に接続される。また、循環周波数発生器2
は混合器11に接続される。再生増幅器9の出力はロー
パスフィルタ10に与えられ、再生信号の中からパイロ
ット信号成分が抽出される。このパイロット信号成分お
よび再生時に循環周波数発生器2で順次発生するパイロ
ット信号(以下、再生時にはキャリア信号f建と呼ぶこ
とにする)は混合器11に与えられ、両信号間の周波数
差に相当する周波数を有する信号成分が出力される。混
合器11はバンドパスフィルタ12と13に接続される
バンドパスフィルタ12は検波器14に接続され、検波
器14は減算器16に接続される。また、バンドパスフ
ィルタ13は検波器15に接続され、検波器15は減算
器16に接続される。混合器11の出力は、同時に16
KHzの通過帯域を有するバンドパスフィルタ12と4
.6 K Hzの通過帯域を有するバンドパスフィルタ
13とに与えられる。バンドパスフィルタ12を通過し
た信号は、検波器14でエンベロープ検波され、その出
力は減算器16に与えられる。一方、バンドパスフィル
タ13を通過した信号は、検波器15でエンベロープ検
波され、その出力も減算器16に与えられる。減算器1
6は切換スイッチ18および反転増幅器17に接続され
、反転増幅器17は切換スイッチ18に接続される。切
換スイッチ18はトラッキングエラー出力端子19に接
続される。減算器16の出力は、ヘッドスイッチ信号に
応答して切換ねる切換スイッチ18により、そのままの
極性の信号で、あるいは反転増幅器17を介した逆極性
の信号となって1〜ラツキングエラー出力端子19に出
力される。
第2図は、磁気テープ20上にテープの長手方向に傾斜
して形成された映像信号トラックとそれぞれの映像信号
1〜ラツク上に映像信号と重畳して記録されたパイロッ
ト信号を示づ図である。
次に、第2図を参照して第1図に示すトラッキング制御
手段の動作について説明する。記録時には、循環周波数
発生器2はヘッドスイッチ信号の前線と後縁に応答して
、4つの異なる周波数f1、fz’、fa 、l4(7
)ハイロット信号を1フイールドごとに切換えて発生す
る。これら4つの異なる周波数f + 、C2、fa 
、C4ハ、タトエ*!、N丁SC(National 
Te1evision system C0n1m1t
teQ)方式の映像信号を記録する場合には、r、−=
102KHz 、 r 2 −1 18KHz 、 f
 !−’164Kt−1z 。
f 4 = 148 K )l Z ’7) ヨウニ、
f 、 トf 2 ト(0間の周波数差αはC4と[、
との間の周波数差に等しく、「2と[4の間の周波数差
はほぼαの21音に近い値になるように設定される。こ
れらのパイロット信号は映像信号と重畳され、第2図に
示すように、磁気ヘッド8によって、磁気テープ20上
にテープの長手方向に傾斜した映像信@I・ラックをフ
ィールド類に形成して記録される。図において、映像信
号トラックF、、Fz 、F、、t:。
はそれぞれ周波数f 、 、C2,f、 、f、のバイ
[1ット信号が記録されていることを表わしている。
再生時には、磁気ヘッド8が磁気テープ2o上の映像信
号トラックから15号を再生し、再生信号はロータリト
ランス7、切換スイッチ6を介して再生増幅器9に与え
られ増幅される。再生増幅器9の出力はローパスフィル
タ10に与えられ、再生信号中に含まれているパイロッ
ト信号成分が抽出される。
ここで、たとえば、第2図に示すように、磁気ヘッド8
が磁気テープ20上の映像信号1〜ラックF、をトラッ
キングしている場合を考えると、磁気ヘッド8によって
再生されるパイロット信号成分には、映像13テ]トラ
ックト、にM畳されている周波数f1のパイロワ1〜信
号の他に、サイドリード効果、クロスし・−りなどによ
り両隣接1〜ラツク(第2図の例では、映像信号i〜ラ
ックF2と映像信号トラックF4)に重畳されているパ
イロット信号も同時に含まれる。そして、これら隣接ト
ラックから再生されるパイロット信号の大きさは、磁気
ヘッド8かトラッキングしている映像信号トラックのセ
ンターからの磁気ヘッド8の位置ずれ量が大きくなると
、それに従って大きくなる。映像信号トラックF、をト
ラッキングする際に、ローパスフィルタ10によって抽
出されたパイロット信号成分と循環周波数発生器2で発
生した周波数fcλ−[1のキャリア信号は混合器1′
1に与えられ、一方の隣接映像信号1〜う(1/り1:
2の周波数f 2 =’i −I 8Kl−1zのパイ
ロ71〜42号ど周波数fci=I’ +−102KH
zのキレリア信号との周波数の差の16KHzの周波数
を持った信号成分と、他方の隣接映像信号1〜ラックF
、の周波fir、==148KHzのパイロット信号と
周波数[律−「、=102KHzのキャリア信号との周
波数の差の46 K HZの周波数を持った信号成分と
が得られる。これら16KH2と46Kllの信号成分
はさらに、16Kl−1zの通過帯域を有するバンドパ
スフィルタ12ど46KI−1zの通過帯域を有するバ
ンドパスフィルタ13によって別々に抽出される。バン
ドパスフィルタ12の出力は検波器14によってエンベ
ロープ検波され、その出力レベルは磁気l\ラッドの右
側の隣接映像信号トラックF2への位置ずれ堡の大きさ
を表わしている。一方、バンドパスフィルタ13の出力
は検波器15によってエンベロープ検波され、その出力
レベルは磁気ヘッド8の左側の隣接映像信号トラックF
4への位置ずれ量の大きざを表わしている。これら双方
の出力を減算器16を通すことによって、映像信号トラ
ックのセンターからの磁気ヘッド8の位置ずれ量が得ら
れる。
但し、磁気ヘッド8が映像信号トラックF、または映像
信号トラックF、をトラッキングしているときと、映像
信号トラックF2または映像信号トラックF4をトラッ
キングしているときとでは、左右の隣接トラックとの周
波数差が逆の関係になるので、減算器16の出力は逆極
性になる。したがって、極性を反転させる反転増幅器1
7を設け、切換スイッチ18をヘッドスイッチ信号によ
って切換えることにより、磁気ヘッド8が映像信号1〜
ラツクF2または映像信号トラックF4をトラッキング
するときには、減算器16の出力の極性を反転させる必
要がある。
このようにして、トラッキングエラー出力端子19には
映像信号トラックのセンターからの磁気ヘッド8の位置
ずれ量に対応した電圧を有するトラッキングエラー信号
が出力され、この信号がキャプスタンモータにフィード
バックされてサーボ制御系を形成し、良好なトラッキン
グが行なわれる。
以上、トラッキング制御について、トラッキングエラー
信号を用いる位相制御について述べたが、パイロット信
号を用いる磁気記録再生装置においては、トラッキング
制御、すなわち、テープを駆動するキャプスタンモータ
の再生時の制御は、この位相制御とキャプスタンモータ
の速度検出用発電機の出力パルス信号を用いる速度制御
とでなされる。
ところで、コントロール信号を用いる方式の磁気記録再
生装置に対して、パイロット信号を用いる方式の磁気記
録再生装置では、現在単一のテープ速度で記録・再生す
る装置しか市販されていない。それゆえ当然のことなが
ら、そのような装置には、テープ速度を判別するモード
判別装置は設けられていないという欠点があった。
[発明の概要] この発明は、このような背景をもとになされたもので、
それゆえにこの発明の主たる目的は、パイロット信号を
用いる方式の磁気記録再生装置において、複数通りのテ
ープ速度で記録・再生が可能な装置を構成した場合に、
この磁気記録再生装置によって信号を再生する際に、記
録時のテープ速度のモード判別とトラッキングの位相制
御を一定の期間間隔で交互に行なうことができる磁気記
録再生装置を提供することである。
この発明を要約すれば、再生時には、キャプスタンモー
タの速度制御は常に行なっており、位相制御は一定期間
のみ再生信号からトラッキングエラー信号を検知して行
ない、次の一定期間はキャプスタンモータの位相制御は
行なわず、上記のトラッキングエラー信号を検知する回
路を再生信号からパイロット信号を検知する回路として
用い、この出力を一方入力とし、他方入力からはキャプ
スタンモータの速度検出用発電機から出力される出力パ
ルス信号を得て、パイロット信号の検知間隔に、速度検
出用Ji N llfの出力パルス(g f’tのパル
ス数を計数し、その計数値を予め定める基準値と比較し
て、テープ速度を判別するというように、キャプスタン
を一層の位相制御とう′−ブ速度のモード判別を一定の
期間間隔て゛交互に1jなう磁気記録再生装置である。
この発明の上述の目的および−りの他の目的と特徴は、
口面を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らか
どなろう。
[発明の実施例コ 第3A図および第3B図は、磁気テープ上に形成される
映像信号ト・ラックのパターンと、その映像信号トラッ
ク上に映像信号ど近畳して記録されるパイロット信号と
の関係を示す図で必る。第3A図は、相対的に速いテー
プ速度V、で映像信号を記録した場合の映像信号]〜ラ
ック22aのパターンを示す。このときの磁気テープ2
1aの長手方向に沿ったi〜ラックピッチをplとする
。第3B図は、相対的に低いテープ速度V 2 (V 
H〉V2)で映像イに8を記録したi合の映橡信月1−
ランり22bのパターンを示す。このときの磁気チー7
21bの長さ方向に沿ったトラックピッチを02とする
。第3A図および第3B図に示す各映像信号トラック2
2a、22bには、上述したように映像信号と重畳して
パイロット信号が記録されている。パイロンt・信号は
、その周波数が映像信号の周波数に比較して相当低く設
定されている。
今、パイロット信号として、異なる周波数fl+f 2
.f、 、f、(周波数はf + <f 2 <f 4
 <f sの順になっている)が用いられているとする
。すると、映像信号トランク22a、22bには、図示
のように、異なる周波数f 、 j2.f、 、f、の
パイロット信号が順次ll!I!像信号l、:重畳して
記録されていることになる。それゆえ13A図および第
3B図において、たとえば、周波数r、のパイロット信
号は、4つ目の映像信号トラックごとに、言い換えれば
4xrt+(または4X112)のピッチ間隔で記録さ
れている。
第4図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。なお、第4図において、第1図と同様の部分には
同じ参照番号を付している。第4図が、第1図に示す従
来のパイロット・信号を用いてトラッキング制御を行な
う磁気記録再生装置の構成を示すブロック図と異なると
ころは、テープ速度のモード判別を行なうために、検波
器14は!、検知器27に接続され、f、検知器27は
比較629に接続されるところ、さらに切換スイッチ1
8がサンプルホールド32および切換スイッチ31に接
続され、サンプルホールド32が切換スイッチ31に接
続されることろである。図において、入力端子23〜2
6には、再生時に、トラッキングエラー信号を検知して
キャプスタンモータの位相制御を行なうが、1種類のパ
イロット信号(ここでは−例として周波数f1のパイロ
ン1〜信号とする)を検知してテープ速度のモード判別
を行なうかを指定する切換信号が与えられる。
まず、テープ速度のモード判別を行なっている期間につ
いて説明する。磁気ヘッド8によって再生されたパイロ
ット信号を含む映像信号は、ロータリトランス7、切換
スイッチ6、再生増幅器9を介してローパスフィルタ1
0に与えられ、再生信号の中からパイロット信号成分が
抽出される。
テープ速度のモード判別を行なっている期間は、循環周
波数発生器2は常に周波数f2のパイロット信号のみを
発生する。この再生パイロット信号と循環周波数発生器
2からの周波数f2のパイロット信号は混合器11に入
力され、両信号間の周波数差に相当する周波数を有する
信号成分が出力される。今、再生パイロット信号の周波
数を、f + =102KHz 、r 2 =118K
l−1z 、 f s−164KHz 、f 、−14
8KHzとすると、これらの再生パイロット信号と循環
周波数発生器2からの周波数f 2−118KHzのパ
イロット信号との周波数差は、f 2 f + =16
’KHz。
f 2−f 2−OKHz、f 3−f 2 =46K
Hz。
’4 fz−30KH2であるから、混合器11の出力
を16KHzの通過帯域を有するバンドパスフィルタ1
2を通して検波器14でエンベロープ検波し、f、検知
器27で周波数f、のパイロット信号が検知され比較器
29に出力される。r、検知器27には入力端子33が
ら現在のテープ速度を示すモード信号が与えられ、周波
数[、の検知信号の出力が制御される。一方、入力端子
28には、キャブスクンモー・夕の速度検出/?J 5
”電1唐の出力パルス信Q (1,/、下rcP−にG
 J 2: t ル>が与えられる。CP−F Gは、
入カ端イ28に与えられる前に、必製に応じ−(’ 1
’iJ IMaや波形整形がされている。入力端子28
から与えられるC P−FGとf1検知器27がら出力
される周波数[1のパイロラミー信号検知出力とは、そ
れぞれ比較器29に与えられる。比較器2つは少なくと
もカウンタど」ンバレータどを含む。比較器2つのカウ
ンタは、入力端子28から与えられるC P−F C,
のパルス数を)jラントする。まl二、このカ・′ノン
タはf、検知器27から与えられる鴫波数f1のパイロ
ット信号検知出力がある度にりしットさrしる。
それゆえ、比¥iS 29のカウンタは、ある周iP!
af、のパイロット信号が検知さjまた旨の信号が与え
られ、次のI′i′;]波数f、のパ、イロソ1−信丹
が検知された旨の53号が与えられるまでの間隔に、C
P−FGのパルス数をカウントすることになる。言い換
えれば、カウンタは周波数r、のパイロット信号の検知
間隔に、CP−F Gのパルス数がいくつあるかを計数
するのである。そして、このカウンタの計数出力は、た
とえば、コンパレータによって予め定める基準値より大
か小かが比較される。
そして、その比較結果によって磁気テープの記録時のテ
ープ速度が自動的に判別され、出力端子30がら判別出
力として出力される。この判別出力はその後図示しない
モード切換回路などに与えられ、再生モードが判別され
たモードへと切換えられる。
上記f、検知器の動作を第5A図および第5B図を参照
してより詳細に説明する。今、第3A図および第3B図
に示した2種類のテープ速度V。
とv2の関係がV、−2V2であるととする。第5A図
は、テープ速度V、で記録した磁気テープをテープ速度
■2で再生しt”ごときの「1検知器の動作を示す図で
ある。第5A図において、(a)はトラックパターンと
磁気ヘッド80の走査軌跡を表わしており、破線は磁気
ヘッド80の中心の走査軌跡を表わしている。(b)は
、−例として、磁気ヘッド80の幅がトラックピッチの
0.6倍のときの周波数f1の再生パイロット信号のエ
ンベロープを表わし1おり、縦の破線はヘッドスイッチ
の切換ねりタイミング、横の破線は周波数[1のパイロ
ット信号検知のしきい値を表わしている。丁はヘッドス
イッチの切換わりの時間間隔である。(b)の場合、4
丁の期間にわたって同一の映像信号トラックから周波数
f、のバイロワ1〜信号が再生されており、この期間に
2度、周波数「、のパイロット信号の再生出力がしきい
値を越える。
再生時のテープ速度が■2のとき、入力端子33から与
えられるモード信号により、(d)に示すように、周波
数f、のパイロット信号を検知した後、2Tの期間は周
波数f、のパイロット信号の検知信号を出力しないよう
にされている。したがって、(C)に示すように1周波
数f、のパイロット信号が記録されている1つの映像信
号トラックを走査するごとに1度周波数f、の検知信号
が出力される。、第5B図は、テープ速度v2で記録し
た磁気テープをテープ速度V、で再生したときのf1検
知器の動作を示す図である。!I5B図において、(a
)はトラックパターンと磁気ヘッド81の走査軌跡を表
わしており、破線は磁気ヘッド81の中心の走査軌跡を
表わしている。(b)は、−例として、磁気ヘッド81
の幅がトラックピッチの2.4倍のときの周波数f、の
再生パイロット信号のエンベロープを表わしており、縦
の破線はヘッドスイッチの切換ゎりタイミング、横の破
線は周波数「1のパイロット信号検知のしきい値を表わ
している。■はヘッドスイッチの切換わりの時間間隔で
ある。テープ速度v1で再生する場合、周波数「1のパ
イロット信号の記録されている同一の映像信号トラック
がらの周波数「。
のパイロット信号の再生出力がしきい値を越えるのは1
度だけである。
再生時のテープ速度がV、のどき、入力端子33から与
えられるモード信号により、周波数r1の検知信号を出
力しないという期間はない。したがって、(C)に示す
ように、周波数f、のパイロット信号の記録されている
1つの映像信号トラックを走査するごとに1度周波数r
、の検知信号が出力される。
上記比較器29の動作を第3A図および第3B図を参照
してより具体的に説明する。第3A図に示すように、テ
ープ速度がV、であり、映像信号トラック22aのトラ
ックピッチがp、のとき、比較器29のカウンタ(図示
せず)で計数されるCP−FGのカウント数をN1とす
る。同様に、第3B図に示す場合のCP−FGのカウン
ト数をN2とする。すると、トラックピッチD + 、
pzとCP−FGのカウント数N、、N2との関係は、
N + / N 2 = p+ / D 2である。し
たがって、たとえば、予め定める基準値を(N、 十N
2 ) /2とすることにより、CP−FGのカウント
数がこの基準値より大きい場合には、映像信号トラック
のトラックピッチがp、であり、記録時の磁気テープの
走行速度がV、であることが判別できる。
逆に、この基準値よりCP−FGのカウント数が小さい
場合には、記録時の磁気テープの走行速度がv2である
ことが判別できる。
なお、既に説明したように、周波数f1のパイロット信
号は、その周波数が映像信号の周波数に比較して相当低
い周波数(数100KHz以下)に設定されているので
、再生時にヘッドのアジマス効果の影響が小さく、記録
時と異なるアジマスのヘッドでも再生できる。
このとき、キャプスタンモータは速度制御のみが行なわ
れる。切換スイッチ31は、入力端子25から与えられ
るテープ速度のモード判別を行なっている期間であるこ
とを示す切換信号によりB側に切換わっており、サンプ
ルホールド32では、入力端子26から与えられるテー
プ速度のモード判別を行なっている期間であることを示
す切換信号によって、キャプスタンモータの位相制御を
行なっている期間からテープ速度のモード判別を行なっ
ている期間に切換ねる直前のトラッキングエラー信号が
サンプリングホールドされ、出力端子19に出力される
次に、キャプスタンモータの位相制御を行なっている期
間について説明する。入力端子23〜26には、キャプ
スタンモータの位相制御を行なっている期間であること
を示す切換信号が与えらシする。入力端子23から与え
られる切換17a 弓により、循環周波数発生器2は映
像信号入力端子1に入力されたヘッドスイッチ信号の前
縁と後縁に6冷して順次異なる周波数f、、f2.f、
、f、のパイロット信号を発生し、第1図に示した従来
例と同様に、切換スイッチ18からトラッキングエラー
信号が出力され、入力端子25から与えられる切換信号
によりA側に切換わっている切換スイッチ31を介し・
で出力端子19にトラッキングエラー信号が出力される
。この[・ラッキングエラー信号により、キャプスタン
モータの位相制御がなされる。
以上の動作について、記録時のテープ速度と同じテープ
速度で再生している場合のタイミングチャートを第6図
に示す。図において、<a)t:t\フッドイッチ信号
、(b)は磁気ヘッドが走査する映像信号トラック上に
記録されているパイロン1−1!号、(C)はテープ速
度のモード判別を行なう期間とキャプスタンモータの位
相制御を行なう期間を切換える切換信号、(d )は循
環周波数発生器2から出力されるパイロット信号、(e
)は周波数f1の検知信号である。
第6図(C)に示すように、一定の期間間隔で、再生信
号からトラッキングエラー信号を検知してキャプスタン
モータの位相制御を行なう期間と、再生信号から周波数
「1のパイロット信号を検知してテープ速度のモード判
別を行なう期間を交互に繰返す。テープ速度のモード判
別を行なっている期間は、キャプスタンモータは速度制
御のみで位相制御はなされない。しかし、この期間が十
分短ければ、キャプスタンモータが速度制御しかされて
いなくても、位相のずれは小さく、第6図(d)に・示
すように、テープ速度のモード判別からキャプスタンモ
ータの位相制御に切換わっだとき、循環周波数発生器2
から発生されるパイロット信号と磁気ヘッドが走査する
映像信号トラックから再生されるパイロット信号の周波
数を同じになるようにしておくと、テープ速度のモード
判別からキャプスタンモータの位相制御に切換ねったと
き、キャプスタンモータの位相制御は円滑に行なうこと
ができる。
なお、上記実施例では、テープ速度のモード判別におい
て、周波数t1のパイロット信号の検知を用いたが、周
波数f、のパイロット信号と周波数f2のバ・イロット
信号の周波数の差の46 K 1−IZの信号成分をエ
ンベロープ検波した検波器15の出力から周波数f、の
パイロット信号を検知することにより、周波数f、のパ
イロット信号と周波数[、のパイロット信号の検知出力
をAアゲートを介して比較器29に入)〕してカカラン
をリセットする方法でもよい。この場合、テープll[
のモード判別を第4図に示1実施例の半分の移動距離で
行なうことができる。また、この場合、比較器29のカ
ウンタの出力と比較する多め定める基準値は、たとえば
、(N + +−N 2 ) y’ 4とプればよい。
また、上記各実施例では、それぞれ異なる周波数r 、
 、r2.r’、 、r’、の4つのパイロット信号の
中から、周波数丁、のパイロン1−信号だけを使用する
場合、周波数f1のパイロット信号と周波数f、のパイ
ロット信号とを使用する場合を説明した。
しかしこれに限らず、他の周波数「2のバイロン[・信
号1周波数f4のパイロット信号を単独で用いても、あ
るいは異なる周波数r 、 、f2.f、 、f4のパ
イロットは号を適宜組合せて使用してもよい。
また、上記各実施例では、パイロット信Bとして互いに
異なる周波数の4つのパイロット信号を用いたのは、既
存のパイロットIB母を用いる磁気記録再生装置の形式
に合致させたからである。よって、パイロット信号の数
が上記4信号とは異なる場合にも、この発明を同様に適
用しCモード判別を行なうことができる。
また、上記各実施例では、テープ速度のモード判別にお
いて、周波数「1のパイロット信号あるいは周波数「、
のバイロン1−信号と周波数f、のパイロット信号の検
知間隔に、入力端子28から与えられるCP−FGのパ
ルス数を比較器29のカウンタでカウントし基準値と比
較する方法を示したが、CP−FGの代わりに適当なり
ロック信号とその時点でのテープ速度を示すモード信号
を比較器29に入力し、周波数f、のパイロット信号あ
るいは周波数f、のパイロット信号と周波数f、のパイ
ロット信号の検知間隔のクロック数とその時点でのテー
プ速度に応じた基準値とを比較する方法であってもよい
また、上記各実施例では、ディジタル的に比較を行なっ
ているが、アナログ的に比較する方法あるいはマイクロ
コンピュータを用いて比較する方法であってもよい。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明によれば、パイロット信号の検知
間隔に、キャプスタンモータの速度検出用発電機から出
力される出力パル信号の)\ルス数を計数し、その計数
値を予め定める基準値と比較することによりテープ速度
のモードが判別できるモード判別装置としたので、回転
磁気ヘッドの回転に同期して生成されたテープ走行制御
用のパイロット信号を磁気テープの映11!信号トラッ
ク上に映像信号と重畳して記録し、再生する方式の磁気
記録再生装置において、複数のテープ速度で記録・再生
をする際の再生時に、記録時のテープ速度のモードを自
動的に判別することができ、また、トラッキングエラー
信号、検知回路を時分割的にトラッキングエラー信号の
検知とモード判別のためのパイロット信号の検知とに使
用しているので、トラッキングの位相制御とテープ速度
のモード判別を一定の期間間隔で交互に行なうことがで
きるとともに少数の部品でこのような機能を持つ磁気記
録再生装置を安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のパイロット信号を用いてトラッキング
制御を行なう磁気記録再生装置の構成を示すブロック図
である。 第2図は、磁気テープ上に形成された映像信号トラック
と磁気ヘッドを示す図である。 第3A図および第388は、それぞれテープ速度V、お
よびV2で磁気T−ブ上に形成される映像信号トランク
のパターンと映像信号と型骨して記録されるパイロン[
・信号との関係を示’it図である。 第4図は、この発明の一実施例の構成を示“づブロック
図である。 第5A図は、テープ速度V、で記録した(鐘気:f−ブ
をテープ速度v2で再生したときの[!検知器の動作を
示す図である。 第5B図は、テープ速度V、で2録した磁気テープをテ
ープ速度V、で再生したときのf、検知器の動作を示づ
°図である。 第6図は、第4図に示す実施例の動作のタイムチャート
である。 図において、2は循環周波数発生器、10はローパスフ
ィルタ、′11は混合器、’12,13はバンドパスフ
ィルタ、14.15目検波器、16は減算器、17は反
転増幅器、274;N、検知器、29は比較器、32は
サンプルホールドである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 複数のテープ速度で記録・再生が可能であり、
    回転磁気ヘッドの回転に同期して生成されたパイロン1
    −信号が、記録すべき映像信号と重畳して磁気テープの
    映像信号トラック上に記録される方式の磁気記録再生装
    置において、再生時に、再生信号から前記重畳して記録
    されたパイロット信号を検知し、トラッキングエラー信
    号を検知する検知手段と、 前記検知手段によって検知される前記パイロット信号の
    検知間隔の時間を測定する手段と、前記検知間隔の時間
    を予め定める基準値と比較し、前記磁気テープのテープ
    速度を判別する比較判別手段を含む磁気記録再生装置の
    モード判別装置と、 前記検知手段の出力により前記磁気テープを駆動するキ
    ャプスタンモータの回転位相を制御する駆動手段と、 前記検知手段を一定の期間間隔で交互にモード判別とド
    ラッギングエラー信号検知とに切換える切換手段とを漏
    えたことを特徴とづる、磁気記録再生装置。
  2. (2) 前記比較判別手段の判別は、前記検知手段によ
    って検知される前記パイロット信号の検知間隔に前記キ
    ャプスタンモータに設けられる速度検出用発電機から出
    力される出力パルス数を計数して、この計数値を予め定
    める基準値と比較し、前記磁気テープのテープ速度を判
    別することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁
    気記録再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60131661A (ja) * 1983-12-20 1985-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録モ−ド判別方法
JPS61158057A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Toshiba Corp 回転ヘツド型記録再生装置
JPS6211244U (ja) * 1985-07-03 1987-01-23

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS61158057A (ja) * 1984-12-28 1986-07-17 Toshiba Corp 回転ヘツド型記録再生装置
JPS6211244U (ja) * 1985-07-03 1987-01-23

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