JPS632559Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS632559Y2 JPS632559Y2 JP1982123085U JP12308582U JPS632559Y2 JP S632559 Y2 JPS632559 Y2 JP S632559Y2 JP 1982123085 U JP1982123085 U JP 1982123085U JP 12308582 U JP12308582 U JP 12308582U JP S632559 Y2 JPS632559 Y2 JP S632559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- anchor reinforcing
- reinforcing bars
- side plates
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案はトンネル覆工用コンクリートセグメ
ントの継手部の構造に関するものである。
ントの継手部の構造に関するものである。
コンクリートセグメントの継手金具は一般に
状の金具の中央部にボルト挿通孔を形成し、側板
からアンカー鉄筋を突設している。そしてこのア
ンカー鉄筋は側板と平行し、あるいは内部で広が
る方向に突出してコンクリート中に埋設してい
る。(実公昭54−42524号公報参照)ところで従来
構造では第1図Aに示す線に沿つた面で剪断破壊
することが判明し、特に厚さが100〜150mmの小口
径セグメントにおいてこの剪断破壊に対する補強
が必要である。
状の金具の中央部にボルト挿通孔を形成し、側板
からアンカー鉄筋を突設している。そしてこのア
ンカー鉄筋は側板と平行し、あるいは内部で広が
る方向に突出してコンクリート中に埋設してい
る。(実公昭54−42524号公報参照)ところで従来
構造では第1図Aに示す線に沿つた面で剪断破壊
することが判明し、特に厚さが100〜150mmの小口
径セグメントにおいてこの剪断破壊に対する補強
が必要である。
この考案は前記問題点に対処すべく案出したも
ので、ボルト挿通孔の設けられた端板と端板を一
体に形成てた両側の側板と側板から突設した剪断
補強用のアンカー鉄筋からなり、かつアンカー鉄
筋は前記端板の面と平行するとともに側板の面か
ら斜外方向に向けて突設してコンクリートに埋設
してあることを特徴とするコンクリートセグメン
トの継手部の構造であり、以下その詳細を図示し
た実施例によつて説明する。
ので、ボルト挿通孔の設けられた端板と端板を一
体に形成てた両側の側板と側板から突設した剪断
補強用のアンカー鉄筋からなり、かつアンカー鉄
筋は前記端板の面と平行するとともに側板の面か
ら斜外方向に向けて突設してコンクリートに埋設
してあることを特徴とするコンクリートセグメン
トの継手部の構造であり、以下その詳細を図示し
た実施例によつて説明する。
この考案に係る継手金具はボルト挿通孔1の設
けられた端板2と端板と一体に形成されて状をな
す両側の側板3と側板3から突設した剪断補強用
のアンカー鉄筋4からなる。そしてこのアンカー
鉄筋4は前記端板2の面と平行するとともに側板
3の面から斜外方に向けて突出してある。この斜
角度θは予想される剪断亀裂面に対して交叉する
方向すなわち略30゜が適当である。このアンカー
鉄筋4は第4図乃至第6図に示すように側板3の
面と平行な通常のアンカー鉄筋5を別体にあるい
は連続させて設ける場合もある。さらにアンカー
鉄筋4を上下二段配置してもよい。
けられた端板2と端板と一体に形成されて状をな
す両側の側板3と側板3から突設した剪断補強用
のアンカー鉄筋4からなる。そしてこのアンカー
鉄筋4は前記端板2の面と平行するとともに側板
3の面から斜外方に向けて突出してある。この斜
角度θは予想される剪断亀裂面に対して交叉する
方向すなわち略30゜が適当である。このアンカー
鉄筋4は第4図乃至第6図に示すように側板3の
面と平行な通常のアンカー鉄筋5を別体にあるい
は連続させて設ける場合もある。さらにアンカー
鉄筋4を上下二段配置してもよい。
この考案は以上の構成からなり、継手金具はセ
グメントを組立てるとき、その端板同志を突合せ
そのボルト挿通孔に挿通したボルトとナツトによ
つて締付けるが、そのボルトおよび継手金具に剪
断力が作用し、延いては継手金具周辺のコンクリ
ートが剥離しようとするが、継手金具の側板から
突設する剪断補強用のアンカー鉄筋を、端板の面
と平行するとともに側板の面に対して斜外方向に
向けて予想される剪断亀裂面に対して交叉する方
向に突出させることによりコンクリートの剥離を
防止し、継手金具の剪断耐力を補強することがで
きる。
グメントを組立てるとき、その端板同志を突合せ
そのボルト挿通孔に挿通したボルトとナツトによ
つて締付けるが、そのボルトおよび継手金具に剪
断力が作用し、延いては継手金具周辺のコンクリ
ートが剥離しようとするが、継手金具の側板から
突設する剪断補強用のアンカー鉄筋を、端板の面
と平行するとともに側板の面に対して斜外方向に
向けて予想される剪断亀裂面に対して交叉する方
向に突出させることによりコンクリートの剥離を
防止し、継手金具の剪断耐力を補強することがで
きる。
図面はこの考案の実施例を示したもので、第1
図は正面図、第2図は一部を破断して示した斜視
図、第3図、第4図、第5図および第6図は金具
のみを示した設計変更例の斜視図である。 1……ボルト挿通孔、2……端板、3……側
板、4……アンカーテツキン、4′……アンカー
鉄筋先端部、5……アンカー鉄筋。
図は正面図、第2図は一部を破断して示した斜視
図、第3図、第4図、第5図および第6図は金具
のみを示した設計変更例の斜視図である。 1……ボルト挿通孔、2……端板、3……側
板、4……アンカーテツキン、4′……アンカー
鉄筋先端部、5……アンカー鉄筋。
Claims (1)
- ボルト挿通孔の設けられた端板と端板と一体に
形成した両側の側板と側板から突設した剪断補強
用のアンカー鉄筋からなり、かつアンカー鉄筋は
前記端板の面と平行するとともに側板の面から斜
外方向に向けて突設してコンクリートに埋設して
あることを特徴とするコンクリートセグメントの
継手部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12308582U JPS5927293U (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | コンクリ−トセグメントの継手部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12308582U JPS5927293U (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | コンクリ−トセグメントの継手部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927293U JPS5927293U (ja) | 1984-02-20 |
JPS632559Y2 true JPS632559Y2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=30281101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12308582U Granted JPS5927293U (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | コンクリ−トセグメントの継手部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927293U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442524U (ja) * | 1977-08-30 | 1979-03-22 |
-
1982
- 1982-08-13 JP JP12308582U patent/JPS5927293U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442524U (ja) * | 1977-08-30 | 1979-03-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5927293U (ja) | 1984-02-20 |
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