JPS632556B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS632556B2
JPS632556B2 JP22056283A JP22056283A JPS632556B2 JP S632556 B2 JPS632556 B2 JP S632556B2 JP 22056283 A JP22056283 A JP 22056283A JP 22056283 A JP22056283 A JP 22056283A JP S632556 B2 JPS632556 B2 JP S632556B2
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JP
Japan
Prior art keywords
methylaminopyridine
ethyl
derivative
general formula
reaction
Prior art date
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Expired
Application number
JP22056283A
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English (en)
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JPS60112769A (ja
Inventor
Hideo Morinaka
Juji Nonaka
Akira Nakanishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP22056283A priority Critical patent/JPS60112769A/ja
Publication of JPS60112769A publication Critical patent/JPS60112769A/ja
Publication of JPS632556B2 publication Critical patent/JPS632556B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はメチルアミノピリジン誘導体およびそ
の製造法に関する。 本発明のメチルアミノピリジン誘導体は医薬、
農薬などに用いることのできる物質への中間体と
して有用である。 すなわち本発明は、一般式() (式中、エチル基の置換位置は4位または6位で
ある。)で表わされるメチルアミノピリジン誘導
体およびその製造法を提供するものである。 本発明の、上記一般式()で表わされるメチ
ルアミノピリジン誘導体は、対応するハロピリジ
ン誘導体とメチルアミンとの反応、あるいは対応
するアミノピリジン誘導体とヨウ化メチルとの反
応等種々の方法により製造できる。本発明では、
一般式() (式中、Xは臭素原子または塩素原子を示し、エ
チル基の置換位置は4位または6位である。)で
表わされるハロピリジン誘導体とメチルアミンと
を反応させることを特徴とする、前記一般式
()で表わされるメチルアミノピリジン誘導体
の製造法を提供するものである。 メチルアミンの使用量は、上記一般式()で
表わされるハロピリジン誘導体に対して約2倍〜
約10倍モルが適当である。反応を円滑に進めるた
めに溶媒を用いることができる。溶媒としては、
ハロピリジン誘導体およびメチルアミンと反応せ
ず、しかもメチルアミンを溶解する水、ベンゼ
ン、アルコール等を挙げることができる。メチル
アミンは常温では気体であり、通常は水溶液とし
て入手できる。そのため、一般にはハロピリジン
誘導体とメチルアミン水溶液を反応させるのが簡
便である。反応温度は約100〜約200℃であり、好
ましくは約140〜約180℃であり、反応時間は約1
〜約24時間程度が適当である。 前記一般式()で表わされる、ハロピリジン
誘導体のうち、クロロピリジン誘導体は、例えば
対応するアミノピリジン誘導体を塩酸中でジアゾ
化することにより、あるいは対応する2−ピリド
ン誘導体を五塩化リン、塩化チオニル等で塩素化
することにより得られる。また、ブロモピリジン
誘導体は、例えば対応するアミノピリジン誘導体
を臭化水素酸中でジアゾニウム塩にし、これに臭
素を作用させた後に水酸化ナトリウム水溶液等の
アルカリ水溶液を作用させることにより、あるい
は対応する2−ピリドン誘導体を臭化チオニル等
で臭素化することにより得られる。 次に本発明化合物の製造法を実施例により具体
的に説明する。 実施例 1 200mlの電磁撹拌式オートクレーブに2−クロ
ロ−4−エチルピリジン21g、40%メチルアミン
水溶液80mlを取り、180℃にて20時間反応させた。
反応終了後オートクレーブを冷却し、開缶して反
応液を取り出した。次いで反応液に固体の水酸化
ナトリウムを40g添加後、生成物をエーテルで抽
出した。エーテル抽出液を固体の水酸化ナトリウ
ムで乾燥した後、エーテルを留去した。エーテル
留去後の残査を減圧蒸留し、沸点95〜98℃/4mm
Hgの4−エチル−2−メチルアミノピリジン
10.6gを得た。 実施例 2 200mlの電磁撹拌式オートクレーブに2−ブロ
モ−4−エチルピリジン18g、40%メチルアミン
水溶液50mlを取り、140℃にて12時間反応させた。
反応終了後、実施例1と同様の実験操作を行い、
4−エチル−2−メチルアミノピリジン9.3gを
得た。 実施例 3 200mlの電磁撹拌式オートクレーブに2−ブロ
モ−6−エチルピリジン19g、40%メチルアミン
水溶液60mlを取り、180℃にて6時間反応させた。
反応終了後、実施例1と同様の操作を行い、沸点
88〜91℃/5mmHgの2−エチル−6−メチルア
ミノピリジン9.9gを得た。 次に前記一般式()で示される本発明化合物
およびその物性を下記第1表に示す。
【表】
【表】 本発明のメチルアミノピリジン誘導体からは、
各種アリール クロロホルメイト誘導体と反応さ
せることにより、除草剤の有効成分として有用な
特定のカーバメート誘導体を製造することができ
る。2−エチル−6−メチルアミノピリジンから
は、例えばO−4−tert−ブチルフエニル クロ
ロチオホルメイトと反応させることにより、O−
4−tert−ブチルフエニル N−(6−エチル−
2−ピリジル)−N−メチルチオカーバメートを
製造することができる。また、4−エチル−2−
メチルアミノピリジンからは、例えばO−5・
6・7・8−テトラヒドロ−2−ナフチル クロ
ロチオホルメイトと反応させることにより、O−
5・6・7・8−テトラヒドロ−2−ナフチル
N−(4−エチル−2−ピリジル)−N−メチルチ
オカーバメートを製造することができる。 このようにして得られるO−4−tert−ブチル
フエニル N−(6−エチル−2−ピリジル)−N
−メチルチオカーバメートおよびO−5・6・
7・8−テトラヒドロ−2−ナフチル N−(4
−エチル−2−ピリジル)−N−メチルチオカー
バメートからは、これを有効成分とする除草剤を
調製することができる。 次に、これらのカーバメート誘導体の製造法を
参考例として示すが、本発明のメチルアミノピリ
ジン誘導体より製造されるカーバメート誘導体
は、これらの例に限定されるものではない。 参考例 2−エチル−6−メチルアミノピリジン1.36g
および無水炭酸カリウム1.38gをアセトン20mlに
添加し、室温で撹拌しながら、O−4−tert−ブ
チルフエニル クロロチオホルメイト2.29gをア
セトン20mlに溶解して加えた。このまま30分間撹
拌した後、2時間加熱還流した。反応混合物を室
温まで冷却した後、冷水中に注ぎ、生成物をベン
ゼンで抽出した。ベンゼン溶液を水、飽和食塩水
の順で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ベ
ンゼンを留去した後、カラムクロマトグラフイー
および再結晶で精製してO−4−tert−ブチルフ
エニル N−(6−エチル−2−ピリジル)−N−
メチルチオカーバメート2.13gを得た。 mp 113〜114℃ 元素分析値(%) 実測値 C:69.60 H:7.33 N:8.45 計算値 C:69.48 H:7.37 N:8.53 同様の操作で、O−5・6・7・8−テトラヒ
ドロ−2−ナフチル N−(4−エチル−2−ピ
リジル)−N−メチルチオカーバメートを製造し
た。 mp 63〜64℃ 元素分析値(%) 実測値 C:70.13 H:6.75 N:8.67 計算値 C:69.90 H:6.79 N:8.58 こうして得られたカーバメート誘導体を有効成
分として含有する10%水和剤を調製し、直径9cm
の磁製ポツトを使用して水田条件下での稚苗水稲
移植直後の雑草発芽前における湛水処理試験を行
い、各種雑草に対する除草効果および水稲におよ
ぼす影響を調査した。その結果、いずれの有効成
分の場合も移植水稲に対しては1000g/10aの薬
量でも実質的に薬害を認めることがなく、また有
効成分によつて異るが125〜500g/10a程度の有
効成分量でノビエ、タマガヤツリ、コナギ等の水
田雑草を防除することができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、エチル基の置換位置は4位または6位で
    ある。)で表わされるメチルアミノピリジン誘導
    体。 2 一般式() (式中、Xは臭素原子または塩素原子を示し、エ
    チル基の置換位置は4位または6位である。)で
    表わされるハロピリジン誘導体と、メチルアミン
    とを反応させることを特徴とする 一般式() (式中、エチル基の置換位置は4位または6位で
    ある。)で表わされるメチルアミノピリジン誘導
    体の製造法。
JP22056283A 1983-11-25 1983-11-25 メチルアミノピリジン誘導体 Granted JPS60112769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22056283A JPS60112769A (ja) 1983-11-25 1983-11-25 メチルアミノピリジン誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22056283A JPS60112769A (ja) 1983-11-25 1983-11-25 メチルアミノピリジン誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60112769A JPS60112769A (ja) 1985-06-19
JPS632556B2 true JPS632556B2 (ja) 1988-01-19

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ID=16752932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22056283A Granted JPS60112769A (ja) 1983-11-25 1983-11-25 メチルアミノピリジン誘導体

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3808115A1 (de) * 1988-03-11 1989-09-28 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von 6-acetyl-3-amino-2,4-dihalogen-pyridin

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60112769A (ja) 1985-06-19

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