JPS63255664A - 半導体センサ増幅回路 - Google Patents

半導体センサ増幅回路

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JPS63255664A
JPS63255664A JP62090565A JP9056587A JPS63255664A JP S63255664 A JPS63255664 A JP S63255664A JP 62090565 A JP62090565 A JP 62090565A JP 9056587 A JP9056587 A JP 9056587A JP S63255664 A JPS63255664 A JP S63255664A
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drift
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Chiaki Mizuno
千昭 水野
Masato Imai
正人 今井
Hirohito Shiotani
塩谷 博仁
Toshitaka Yamada
山田 利貴
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体センサに発生する微小な電気量変化を
増幅する回路に関するものであり、各素子のオフセット
やドリフトによる検出誤差を低減した半導体センサ増幅
回路である。
〔従来の技術〕
従来より、弾性変形するSiチップ上に拡散抵抗を形成
し、チップに応力を作用させることにより発生するピエ
ゾ効果による抵抗値変化を電流、あるいは電圧信号とし
て検出し、増幅出力する半導体センサが知られている。
例えば、Siチップに作用させる応力として、加速度に
より慣性体に発生する慣性力を用いる半導体加速度セン
サがある。
この半導体加速度センサは、小型軽量で直線性に優れた
出力を得られるという利点をもつが、出力絶対値が小さ
いという問題がある。そこで、ピエゾ抵抗をブリッジに
組み、差動出力をとる事が考えられるが、ピエゾ抵抗の
温度ドリフトのため、オフセット変動が大きい。
そこで、第6図、あるいは第7図のように、増幅器の前
後にコンデンサカップリングを介在させることにより、
オフセットによる直流成分を除去することが考えられる
。しかしながら、ブリッジ回路からの出力絶対値が小さ
いため、増幅度AVを大きくとる必要があり、この増幅
器のオフセン[・ドリフトによる誤差が大きい。
第6図の回路では、増幅器のオフセットドリフトがその
まま出力に現れることとなり、例えばAv−2000、
増幅器の温度オフセットドリフ1−を10(μv/”C
)とすると、作動範囲50(’C)では1(v)のオフ
セットが出力に現れる。
また、第7図の回路では、ブリッジ回路のドリフトをそ
のまま増幅するため、増幅器の増幅度が高いことにより
、出力が飽和してしまうことがある。例えば、第7図の
出力をマイクロコンピュータに入力する場合を考え、入
力電圧範囲をO〜5(V)とすると、ピエゾ抵抗値の温
度ドリフトが最悪値3 (mv)存在しろる為、出力が
飽和してしま・う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、従来のものでは、ブリッジ回路を構成する
ピエゾ抵抗のドリフト、あるいは増幅器のオフセットド
リフトの影響から出力に誤差を生じる。
そこで本発明は、上記問題点に解決するためになされた
ものであり、その目的とするところは、ブリッジ回路の
ドリフトと、増幅器のドリフトとの影響を抑制した半導
体センサ増幅回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段] 本発明は前述の目的を達成するために、物理量変化を抵
抗値変化に変換する変換素子を少なくとも一辺に備える
ブリッジ回路と、該ブリッジ回路に接続され、前記変換
素子の抵抗値変化に伴う電気量変化を差動増幅する第1
の増幅回路と、 該第1の増幅回路の差動増幅出力に直列に設けられるコ
ンデンサを備えるフィルタ回路と、該フィルタ回路の出
力を増幅する第2の増幅回路と、 を備えるという技術的手段を採用する。
1作用〕 本発明の上記構成による作用を説明する。本発明では、
上記構成に述べた如く、増幅器を2段とし、各段の間に
コンデンサを備えるフィルタ回路を設けるため、ブリッ
ジ回路のドリフトと第1の増幅器のオフセットドリフト
とによる直流成分がコンデンサで除去され、出力には第
2の増幅器のオフセントドリフトのみが現れる。しかも
、2段で増幅しているため、第2の増幅器の増幅度は従
来の1段のものより小さくできるため、出力に現れるオ
フセットドリフトは小さくなる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明によると、変換素子を備える
ブリッジ回路のドリフトと、増幅器のオフセットドリフ
トとの影響を効果的に低減することができ、誤差の少な
い出力を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明を半導体加速度センサに適用した一実施例
を説明する。
まず、この実施例の構成を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
第1図は半導体加速度センサの作動原理を示す図である
。基体11の上に、カンチレバー12の固定端12aが
固定され、自由@12bには慣性を増すウェイト12c
が設けられる。さらにカンチレバー12には肉薄のダイ
ヤフラム部12dが形成され、ここに、4つの拡散抵抗
12eが形成される。ウェイト12cおよび自由端12
bに作用する加速度により、ダイヤフラム部12dに応
力が集中し、ピエゾ効果により、拡散抵抗の抵抗値が変
化する。この加速度に応じた抵抗値変化を電気的に検出
することにより、加速度が測定され第2図は、その検出
回路を示すブロック図である。10は、前述の4つの拡
散抵抗からなるブリッジ回路、13ば定電流源20は差
動増幅部、30はフィルタ部、40は増幅部である。
第3図は第2図に示す各ブロックの回路構成を示す回路
図である。差動増幅部20は、オペアンプAt、A2お
よび周辺の抵抗器R1,R2,R3、R4,R5,R6
からなる。フィルタ部30は、差動増幅部20の出力に
直列のコンデンサCと、抵抗R7、定電圧源E1からな
る。増幅部40は、オペアンプA3と周辺の抵抗器R8
,R9および定電圧源E2からなる。
次に上記構成による作動を説明する。この半導体加速度
センサに加速度が作用すると、カンチレバー12の自由
端12cとウェイト12bとの慣性により、ダイヤフラ
ム部12dに応力が作用し変形する。この応力の作用に
より、各拡散抵抗12eはピエゾ効果によりその抵抗値
が変化する。
すると、ブリッジ回路10の各辺の抵抗値が変化するた
め、ブリッジ回路10の雨検出端子には、抵抗値変化に
比例した電圧変化を生じる。この電圧変化が差動増幅部
20で差動増幅される。この差動増幅出力は、フィルタ
部30で、コンデンサCと抵抗R7により各拡散抵抗の
温度ドリフトと、差動増幅部20のオンセットドリフト
との直流成分が除去されると共に、定電圧源E1の起電
力が直流成分として加えられる。そして、増幅部40で
さらに増幅され、出力される。
ブリッジ部10の出力電圧は、その強度を考慮すると通
常1 m v / G程度であり、又、オフセットドリ
フトは温度等により3mv程度考える必要がある。差動
増幅部20の増幅度Av2を100程度とすれば、特に
温度特性に優れたオペアンプを用いずとも、オフセット
ドリフトにより出力が飽和してしまう事はない。例えば
、10(μV/℃)のオペアンプを用い、作動範囲を±
50(’C)とすると、(3(mv) + (10(μ
v/”C) X50 (”C))X100=350 (
mv)となり、オフセットドリフトのみで出力が飽和す
ることはない。
差動増幅部20で、飽和する事なく出力されれば、フィ
ルタ部30にて、マイクロコンピュータなどのサンプル
クロック(自動車ESC用=0.01セ)より格段に長
い周期で推移するこれらのドリフトは充分にキャンセル
され、必要な変化分のみ出力される。すなわち、本回路
において出力に影響を及ぼすドリフト量は増幅部40に
使用されるオペアンプA3のオフセットドリフトのみと
なる。通常のオペアンプは前述した如く10(877°
C)程度のオフセットドリフトを有しているが、増幅部
40の増幅度A v 2を20程度にすることで作動範
囲±50°Cを考えても、そのオフセットドリフトの影
響器よ、I O(uV/”C)X50 (’C)X20
=10 (mv)となり全体の増幅度Av=100x2
0=2000による出力1(mv/G)X2000=2
 (V/G)、(IGあたり2Vの出力)にしめる誤差
は、10/2000=0.5(%)程度におさめる事が
できる。
このように、この実施例の回路によると、ビニゾ効果を
有する拡散抵抗の温度等によるドリフトと増幅器として
用いるオペアンプの温度等によるオフセットドリフトと
の出力への影響を効果的に減少させることができる。
以上に述べた回路は、第1図に示すセンサ部と一体的に
ハイブリッドIC化される。
この際、オペアンプとしては、フリップチップ型ICを
用いるが、このフリップチップの端子と、他の素子、あ
るいは配線などとの間のリーク電流によりオフセットが
生じる。そこでこの実施例では、オペアンプのフリップ
チップ型ICの端子を第4図に示すように構成し、実装
時には第5図に示すようにガード電極を構成する。
これにより、オペアンプの入力端子および、入力系から
の漏洩電流を減少することができる。
例えば、この実施例では半導体加速度センサの検出信号
を、車両制動時の車輪ロックを防止するアンチスキッド
装置に用いるため、要求される周波数特性は0.1〜1
0(Hz)と極めて低い帯域となる。このため、フィル
タ部3oのカットオフ周波数としては、0.01 (H
z)程度が要求される。
ここで、第4図、第5図のように実装時の入力容量、お
よび漏洩電流の低減対策をとることで、上記の如き要求
を安定して満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は半導体加速度センサの原理を説明する斜視図、
第2図は本発明を適用した一実施例のブロック構成図、
第3図は第2図に示す一実施例の回路構成図、第4図は
一実施例で用いるフリップチップICの斜視図、第5図
は一実施例で用いるガード電極を示す回路図、第6図、
第7図は従来の半導体センサ増幅回路を示すブロック構
成図である。 10・・・ブリッジ回路、20・・・差動増幅部、30
・・・フィルタ部、40・・・増幅部、50・・・フリ
ップチップIC,60・・・ガード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  物理量変化を抵抗値変化に変換する変換素子を少なく
    とも一辺に備えるブリッジ回路と、 該ブリッジ回路に接続され、前記変換素子の抵抗値変化
    に伴う電気量変化を差動増幅する第1の増幅回路と、 該第1の増幅回路の差動増幅出力に直列に設けられるコ
    ンデンサを備えるフィルタ回路と、該フィルタ回路の出
    力を増幅する第2の増幅回路と、 を備えることを特徴とする半導体センサ増幅回路。
JP62090565A 1987-04-13 1987-04-13 半導体センサ増幅回路 Expired - Fee Related JPH0814497B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4127979A1 (de) * 1990-11-30 1992-06-04 Mitsubishi Electric Corp Halbleiter-beschleunigungsmesser
US5155467A (en) * 1990-04-17 1992-10-13 Fujitsu Ten Limited Inclination angle detection apparatus and automobile theft alarm apparatus using the same
US5396439A (en) * 1991-08-20 1995-03-07 Nec Corporation Acceleration sensing device having negative feedback loop

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163533A (ja) * 1983-03-09 1984-09-14 Nec Corp 圧力変換器とその駆動方法

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