JPH0434843B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0434843B2 JPH0434843B2 JP58188742A JP18874283A JPH0434843B2 JP H0434843 B2 JPH0434843 B2 JP H0434843B2 JP 58188742 A JP58188742 A JP 58188742A JP 18874283 A JP18874283 A JP 18874283A JP H0434843 B2 JPH0434843 B2 JP H0434843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- differential amplifier
- hall
- amplifier
- hall element
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はホール素子用増幅器に係り、特に、
ホール素子のオフセツトの影響を回避した増幅器
に関する。
ホール素子のオフセツトの影響を回避した増幅器
に関する。
第1図は従来のホール素子用増幅器の構成を示
している。ホール素子2の電流端子には電源端子
4及び基準電位点間に駆動電圧Vc.c.が印加され、
磁界又は機械的歪によるホール出力は差動増幅器
6の非反転入力端子(+)及び反転入力端子
(−)間に印加されている。差動増幅器6の出力
端子8と反転入力端子(−)との間には、抵抗1
0が接続されて帰還回路が設置されている。
している。ホール素子2の電流端子には電源端子
4及び基準電位点間に駆動電圧Vc.c.が印加され、
磁界又は機械的歪によるホール出力は差動増幅器
6の非反転入力端子(+)及び反転入力端子
(−)間に印加されている。差動増幅器6の出力
端子8と反転入力端子(−)との間には、抵抗1
0が接続されて帰還回路が設置されている。
このような増幅器の場合、ホール素子2が圧力
変化に対しても作用するため、直流増幅器で構成
すると、出力オフセツトが発生するため、低電圧
下では使い難い。
変化に対しても作用するため、直流増幅器で構成
すると、出力オフセツトが発生するため、低電圧
下では使い難い。
また、ホール素子2を内蔵する半導体集積回路
では、組立工程において、オフセツト発生防止の
ため、ホール素子2のチツプに対して加圧されな
いように配慮することが必要である。
では、組立工程において、オフセツト発生防止の
ため、ホール素子2のチツプに対して加圧されな
いように配慮することが必要である。
さらに、オフセツトが発生すると、増幅ゲイン
を高く取ることが困難になり、SN比が悪化する
欠点がある。
を高く取ることが困難になり、SN比が悪化する
欠点がある。
そこで、この発明は、ホール出力のオフセツト
出力を削減し、大出力の取出しを可能にするとと
もにSN比を改善したホール素子用増幅器の提供
を目的とする。
出力を削減し、大出力の取出しを可能にするとと
もにSN比を改善したホール素子用増幅器の提供
を目的とする。
即ち、この発明のホール素子用増幅器は、隣接
して設置された第1及び第2のホール素子12
A,12Bと、前記第1のホール素子のホール出
力を増幅し、その増幅出力が抵抗19を介して逆
相入力側に帰還されて第1の出力を発生する第1
の直流差動増幅器(差動増幅器18A)と、前記
第2のホール素子のホール出力を増幅し、その増
幅出力が抵抗19を介して逆相入力側に帰還され
て前記第1の直流差動増幅器が発生する第1の出
力とは逆相関係の第2の出力を発生する第2の直
流差動増幅器(差動増幅器18B)と、前記第1
の直流差動増幅器で得られる第1の出力が正相入
力側、前記第2の直流差動増幅器で得られる第2
の出力が直流遮断用コンデンサ22を介して逆相
入力側に加えられて前記第1及び第2の出力を増
幅し、その増幅出力が抵抗26を介して前記逆相
入力側に帰還され、前記第1及び第2の出力を合
成するとともに交流増幅して取り出す交流差動増
幅器(差動増幅器20)とを備えたことを特徴と
する。
して設置された第1及び第2のホール素子12
A,12Bと、前記第1のホール素子のホール出
力を増幅し、その増幅出力が抵抗19を介して逆
相入力側に帰還されて第1の出力を発生する第1
の直流差動増幅器(差動増幅器18A)と、前記
第2のホール素子のホール出力を増幅し、その増
幅出力が抵抗19を介して逆相入力側に帰還され
て前記第1の直流差動増幅器が発生する第1の出
力とは逆相関係の第2の出力を発生する第2の直
流差動増幅器(差動増幅器18B)と、前記第1
の直流差動増幅器で得られる第1の出力が正相入
力側、前記第2の直流差動増幅器で得られる第2
の出力が直流遮断用コンデンサ22を介して逆相
入力側に加えられて前記第1及び第2の出力を増
幅し、その増幅出力が抵抗26を介して前記逆相
入力側に帰還され、前記第1及び第2の出力を合
成するとともに交流増幅して取り出す交流差動増
幅器(差動増幅器20)とを備えたことを特徴と
する。
以下、この発明を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第2図はこの発明のホール素子用増幅器の実施
例を示している。図において、このホール素子用
増幅器には、共通の半導体基板上に第1及び第2
のホール素子12A,12Bを形成し、これらホ
ール素子12A,12Bの電流端子を共通に接続
するとともに、電源端子14及び基準電位点端子
16を形成し、これら電源端子及び基準電位点端
子14,16間に駆動電圧Vc.c.を印加する。この
ようにホール素子12A,12Bを隣接配置する
のは、検出を同一条件に設定するとともに、オフ
セツトについても同様にするためである。
例を示している。図において、このホール素子用
増幅器には、共通の半導体基板上に第1及び第2
のホール素子12A,12Bを形成し、これらホ
ール素子12A,12Bの電流端子を共通に接続
するとともに、電源端子14及び基準電位点端子
16を形成し、これら電源端子及び基準電位点端
子14,16間に駆動電圧Vc.c.を印加する。この
ようにホール素子12A,12Bを隣接配置する
のは、検出を同一条件に設定するとともに、オフ
セツトについても同様にするためである。
これらホール素子12A,12Bに対して個別
に第1及び第2の直流差動増幅器としての差動増
幅器18A,18Bその出力点と反転入力端子
(−)との間には個別に帰還用抵抗19が挿入さ
れている。即ち、各差動増幅器18A,18B
は、各ホール素子12A,12Bのホール出力を
互いに逆相関係のにある第1及び第2の出力を取
出すため、各ホール素子12A,12Bの各出力
を増幅器18A,18Bの非反転入力端子(+)
及び反転入力端子(−)に入力している。
に第1及び第2の直流差動増幅器としての差動増
幅器18A,18Bその出力点と反転入力端子
(−)との間には個別に帰還用抵抗19が挿入さ
れている。即ち、各差動増幅器18A,18B
は、各ホール素子12A,12Bのホール出力を
互いに逆相関係のにある第1及び第2の出力を取
出すため、各ホール素子12A,12Bの各出力
を増幅器18A,18Bの非反転入力端子(+)
及び反転入力端子(−)に入力している。
増幅器18Aの出力は、差動増幅器20の非反
転入力端子(+)、即ち正相入力側に与えられ、
また、増幅器18Bの出力は差動増幅器20の反
転入力端子(−)、即ち逆相入力側に直流遮断用
コンデンサ22を介して与えられている。この差
動増幅器20の出力端子24と反転入力端子
(−)との間には、抵抗26が挿入されて帰還回
路が形成されている。即ち、差動増幅器20は交
流差動増幅器を構成し、入力側差動増幅器18
A,18Bの差動増幅出力を出力側の差動増幅器
20で交流増幅して出力端子24から取出すよう
に成つている。
転入力端子(+)、即ち正相入力側に与えられ、
また、増幅器18Bの出力は差動増幅器20の反
転入力端子(−)、即ち逆相入力側に直流遮断用
コンデンサ22を介して与えられている。この差
動増幅器20の出力端子24と反転入力端子
(−)との間には、抵抗26が挿入されて帰還回
路が形成されている。即ち、差動増幅器20は交
流差動増幅器を構成し、入力側差動増幅器18
A,18Bの差動増幅出力を出力側の差動増幅器
20で交流増幅して出力端子24から取出すよう
に成つている。
このように構成すれば、各ホール素子12A,
12Bのホール出力が互いに各差動増幅器18
A,18Bに逆相関係で入力され、その増幅出力
が差動増幅器20で合成増幅されて出力端子24
から取出される。各差動増幅器18A,18Bの
増幅ゲインは、ホール素子12A,12Bのオフ
セツトを増幅しても問題とならない程度に設定す
るものとする。
12Bのホール出力が互いに各差動増幅器18
A,18Bに逆相関係で入力され、その増幅出力
が差動増幅器20で合成増幅されて出力端子24
から取出される。各差動増幅器18A,18Bの
増幅ゲインは、ホール素子12A,12Bのオフ
セツトを増幅しても問題とならない程度に設定す
るものとする。
そして、出力側の差動増幅器20を交流増幅器
で構成しているため、交流ゲインを高く設定で
き、全体として相当大きな増幅ゲインを得ること
ができるため、非常に大きいホール出力を取出す
ことができる。
で構成しているため、交流ゲインを高く設定で
き、全体として相当大きな増幅ゲインを得ること
ができるため、非常に大きいホール出力を取出す
ことができる。
また、このようにすれば、電源電圧に含まれる
リツプル成分の影響をも除くことができ、信頼性
の高いホール出力を得ることができる。
リツプル成分の影響をも除くことができ、信頼性
の高いホール出力を得ることができる。
以上説明したように、この発明によれば、第1
及び第2のホール素子が持つオフセツトの影響を
無くするとともに、SN比が改善でき、第1及び
第2のホール素子に得られるホール出力を合成増
幅して大出力のホール出力を取り出すことができ
る。
及び第2のホール素子が持つオフセツトの影響を
無くするとともに、SN比が改善でき、第1及び
第2のホール素子に得られるホール出力を合成増
幅して大出力のホール出力を取り出すことができ
る。
第1図は従来のホール素子用増幅器を示すブロ
ツク図、第2図はこの発明のホール素子用増幅器
の実施例を示す回路図である。 12A…第1のホール素子、12B…第2のホ
ール素子、18A…差動増幅器(第1の直流差動
増幅器)、18B…差動増幅器(第2の直流差動
増幅器)、19,26…抵抗、20…差動増幅器
(交流差動増幅器)、22…直流遮断用コンデン
サ。
ツク図、第2図はこの発明のホール素子用増幅器
の実施例を示す回路図である。 12A…第1のホール素子、12B…第2のホ
ール素子、18A…差動増幅器(第1の直流差動
増幅器)、18B…差動増幅器(第2の直流差動
増幅器)、19,26…抵抗、20…差動増幅器
(交流差動増幅器)、22…直流遮断用コンデン
サ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 隣接して設置された第1及び第2のホール素
子と、 前記第1のホール素子のホール出力を増幅し、
その増幅出力が抵抗を介して逆相入力側に帰還さ
れて第1の出力を発生する第1の直流差動増幅器
と、 前記第2のホール素子のホール出力を増幅し、
その増幅出力が抵抗を介して逆相入力側に帰還さ
れて前記第1の直流差動増幅器が発生する第1の
出力とは逆相関係の第2の出力を発生する第2の
直流差動増幅器と、 前記第1の直流差動増幅器で得られる第1の出
力が正相入力側、前記第2の直流差動増幅器で得
られる第2の出力が直流遮断用コンデンサを介し
て逆相入力側に加えられて前記第1及び第2の出
力を増幅し、その増幅出力を抵抗を介して前記逆
相入力側に帰還され、前記第1及び第2の出力を
合成するとともに交流増幅して取り出す交流差動
増幅器と、 を備えたことを特徴とするホール素子用増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18874283A JPS6080306A (ja) | 1983-10-09 | 1983-10-09 | ホ−ル素子用増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18874283A JPS6080306A (ja) | 1983-10-09 | 1983-10-09 | ホ−ル素子用増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6080306A JPS6080306A (ja) | 1985-05-08 |
JPH0434843B2 true JPH0434843B2 (ja) | 1992-06-09 |
Family
ID=16228975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18874283A Granted JPS6080306A (ja) | 1983-10-09 | 1983-10-09 | ホ−ル素子用増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6080306A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5334944A (en) * | 1990-06-04 | 1994-08-02 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Differential amplifier circuit for enhancing small voltage signals |
JP4679171B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2011-04-27 | Hoya株式会社 | 像ブレ補正装置 |
JP5839387B2 (ja) * | 2011-08-22 | 2016-01-06 | 日置電機株式会社 | 磁界検出装置 |
CN108900169A (zh) * | 2018-09-18 | 2018-11-27 | 上海新进半导体制造有限公司 | 一种霍尔放大器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5424602Y2 (ja) * | 1973-12-19 | 1979-08-20 |
-
1983
- 1983-10-09 JP JP18874283A patent/JPS6080306A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6080306A (ja) | 1985-05-08 |
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