JPS63254980A - 凍結乾燥培養物の生活力増大法 - Google Patents

凍結乾燥培養物の生活力増大法

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JPS63254980A
JPS63254980A JP63082378A JP8237888A JPS63254980A JP S63254980 A JPS63254980 A JP S63254980A JP 63082378 A JP63082378 A JP 63082378A JP 8237888 A JP8237888 A JP 8237888A JP S63254980 A JPS63254980 A JP S63254980A
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JP
Japan
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cystine
lactic acid
freeze
milk solids
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JP63082378A
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ジヨージ・エル・エンダーズ・ジユニア
バツシイ・ジヤブロン・カマラ
ヒユン・ソー・キム
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Bayer Corp
Original Assignee
Miles Laboratories Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/04Preserving or maintaining viable microorganisms

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改良された微生物培養物の製造に、特に大気温
度又は僅かに低温において長期間にわたりその生活力を
保持する乳酸生産バクテリヤ[乳酸菌(lactic 
bacteria)の乾燥した生活培養物の製造に関す
る。
食品工業は、風味/舌ざわりの発現及び保存のために生
活乳酸菌を種々の食品生成物中に導入する。従って簡単
に使用でき、価格が低く且つ維持の容易である保存乳酸
菌培養物に対しては実質的な需要がある。これらのバク
テリヤの保存は通常深冷凍結又は凍結乾燥によって達成
される。液体′窒素中での深冷凍結は効果的で、比較的
費用がかからない。しかしながら凍結した培養物の貯蔵
及び輸送は、ドライアイスを含む断熱された運搬車を用
いるような培養物を凍結状態に保つ必要性のために複雑
である。凍結乾燥した培養物はホイル包装物中に包装し
、常温又は僅かに低温で貯蔵することができるが、凍結
乾燥中に生活力(細胞数)が減少し、更に貯蔵中に細胞
数が低下する。
凍結乾燥した培養物中の細胞数を高く維持するために、
典を的には培養濃厚物に凍結保護剤(cr−yopro
teLant)及び安定剤が凍結前に添加される。
例えばバルデズ(V aldez)らはクリオバイオロ
ジ−(CryobiologY) 、20−1560〜
566 (1983)において、凍結乾燥中の乳酸菌に
対する安定剤としてシスティン、アスパラギン及びグル
タミン酸ナトリウムを用いることを議論している。
これらの化合物を凍結乾燥前に液体培養濃厚物に添加し
た。更に特にこの参考文献は次の溶液の微生物濃厚物へ
の添加を報告している: a)10%脱脂乳固体+0.04%L−システィンb)
20%脱脂乳固体+0.04%L−システィンC)蒸留
水 溶液のpHをNaOH又はHCIで6.8〜7.0に調
節し、懸濁液をアンプル中に入れ、凍結乾燥した。これ
らの研究は、L−システィンが凍結乾燥中の凍結保護性
を示すということを示唆しているものの、貯蔵安定性に
及ぼす有利な効果について何も言及していない。
本発明は、乳酸生産バクテリヤを安定化量のシスチンと
一緒に食品級増量剤と組合せることを含んでなる凍結乾
燥した乳酸生産バクテリヤの生活力を増大させる、即ち
生活細胞数を保持する方法を包含する。
シス7(7H5CH2CH(NHz)COOHは、シス
チンHOOCCH(N H2) CHa S S CH
zCH(NHりC0OHの分解に由来しうるアミノ酸で
ある。システィンは凍結乾燥前に乳酸菌の溶液に導入し
た時ある凍結保護効果を有することが示されたけれど、
凍結乾燥したバクテリヤと組合せた時に安定化効果を付
与することは報告されていない。凍結乾燥したバクテリ
ヤは普通その培養濃厚物の容量を増量し或いはその生活
力(CFU / mg)を所望の値まで希釈する目的に
役立つ増量剤と組合せられる。適当な増量剤はラクトー
ス、カゼイン、脱脂乳固体、スィート・ホエイ(swe
etwhey) 、マルトデキストリン、キサンタンゴ
ム、又はこれらの組合せ物を含む。本発明の実施におい
て、シスチンは凍結乾燥した乳酸菌に、それを増量剤と
混合する前又は後に添加することができ、或いは2つの
混合物を乳酸菌調製物に添加することができる。好適な
具体例では、シスチンを加熱し、次いで増量剤と混合す
る、或いは増量剤とシスチンを予備混合し、次いで加熱
する。続いて得られた混合物を凍結乾燥した乳酸菌と一
緒にする。
そのような組合せは、典を的にはホバート(Hob−a
rt)混合機のような適当な乾燥成分混合装置を用いて
シスチン−増量剤混合物をバクテリヤと混合することに
よって達成される。好適な具体例において典型的には増
量剤/シスチン組合せ物を5〜20分間60〜100℃
の温度に加熱する。随意の加熱時間は温度を100℃へ
上昇するにつれて短くなる傾向があり、その逆も真実で
ある。
凍結乾燥後の生活力が本方法によって高められる乳酸生
産バクテリヤは、乳酸連鎖球菌(Strep−toco
ccus 1actis)、S、クレモリス(crem
oris)、S、ジアセチラクチス(diacetyl
actis)、S、テルモフィルス(tharmsph
i 1us)、ラクトバチルス・ブルガリクス(Lac
tobacillus bulgaricus)、L。
アシドフィルス(acidophilus)、L、ヘル
ベチクス(helveticus)、L、ビフィズス(
bif 1dus)、L。
カセイ(casei)、L、ラクチス(lactis)
、L、プランタルム(plantarum)、L、デル
プルエラキイ(delbrueckii)、1.−7z
ルメンツム(fermentum)、ペジコックスーセ
レビシx (P edicoccus cerevi−
siae)、P、アシジラクチシ(acidilact
ici)及びリューコノストク・メセンテロイドス(L
 eucono−stoc mesenteroide
s)、ビフィドバクテリウム・ビスフィズム(B if
idobacterium bifidum)、B。
テルモフィルム(thermophi lum)を含む
シスチン(D、L又はDLのいずれか)の量は厳密でな
いけれど、増量剤及び安定化される乳酸菌の組合せ物を
少くとも約1.5%(w / w )使用することが好
ましく、最大量的5%(w / w )の増量剤が典を
である。乳酸菌と増量剤の重量比は典型的には約1:l
”l:100である。
次の実施例は本発明の実施法を更に例示する。
実施例 I 粉砕した凍結乾燥ラクトバチルス・アシドフィルスの試
料を、脱脂乳固体との乾式混合物中に混合すべく秤り取
った。1つの培養物試料を脱脂乳固体45gと均質に混
合した。
L−シスチン[シグマ・ケミカル社(S igmaCh
emical Co、)]  1 、69を、脱脂乳固
体43゜5gに添加し、100℃に8分間加熱し、室温
まで冷却した。次いで粉末培養物5.09を添加し且つ
混合して、10%(w / w )を含む均質な配合物
を得た。この混合物を、ナス力(N aska)ポリプ
ロピレン・バッグを用いて空気中で包装し、安定性の評
価のために4℃及び22℃で貯蔵した。
窒素でのフラッシング或いは上部空間の真空のいずれも
使用しなかった。
生活細胞の数は、混合物を無菌ペプトン水(0゜1%W
/V)で連続的に希釈し、そしてディフコ万能ツウィー
ン[D 1fco A 11 P urpose Tw
een(APT)]媒体上に表面接種することによって
決定した。10%二酸化炭素雰囲気中において37℃で
48時間培養した後、コロニー形成単位/g(CFU/
g)を数えた。この場合30〜300のコロニーを含む
プレートだけを数えた。
培養物の、脱脂乳固体(NFMS)及びL−シスチンで
処理した脱脂乳固体との乾燥混合物に対する貯蔵結果を
第1表に例示する。4℃、15日間の貯蔵で1.8倍の
改善、また22℃で7日後に2.5倍の改善が明白であ
る。
第1表 4℃貯蔵 0  2.1X10”         2.lX10
”     −71,9Xlo”    90.5  
 1.9X10”    10015  4.9X10
”    23.2   8.8X10”     4
1.922℃貯蔵 0  2、lX10”         2.1X10
”     −72,4xlO’°   11.4  
 6.0XIO’6   23.610  5.3X 
10’      2.5   7.4X to”  
     3.5実施例 ■ ビフィドバクテリウム・テルモフィルムの凍結乾燥した
種を用いて実施例Iの方法を行った。生活細胞を数える
際に、ラクトバシリ(L actobac−illi)
 M RS媒体を用いた。嫌気性雰囲気中37℃で48
時間後にコロニーを数えた。貯蔵結果を第■表に示す。
L−シスチン処理の結果として、4℃で15日間貯蔵後
に4倍の改善が、また22℃で15日後に3.5倍の改
善が観察された。この実験の結果を第■表に示す。
第  ■  表 4℃貯蔵 0 7.0X10”        7.0XIO” 
    −73,2X1011       46  
   9.8XlO”        10010 1
.0XlO”     14  6.lX101’  
   8715 6.6xlO”     9  2.
5xlO”     3622℃貯蔵 NFMS混合物    NFMS+1〜シスチン混合物
見  CFU/GM   咀叉五  CF U/GM 
  咀叉莢0  7.0X10117.0XIO”  
     −74,6X10′。6.6   9.8X
IO”       1410’   7.6xlO”
      11.0   1.2xlO”     
 1715  2.8X to”       4.0
   9.8X to”       14実施例 ■ 3種の粉砕した凍結乾燥培養物[ペジコックス・アシジ
ラクチシ、ラクトバチルス・クルバラス(curvat
us) 及びストレプトコックス・フェシウム(S t
reptococcus faecium)を、l:1
:1の生活力比を与えるように比活性に基づいて秤量し
、次いで脱脂乳固体と共に乾燥混合物に混合した。
各秤量した培養物試料を脱脂乳固体と均質に混合して約
6X10’″′の合計CF U/yを得た。
加熱したL−シスチン及び脱脂乳固体を混合し、培養物
を実施例Iに記述した方法に従って配合した。生活細胞
を数えるのに、ラクトバシリMR5媒体を用いた。lO
%二酸化炭素雰囲気中37℃で48時間培養した後、コ
ロニーを数えた。
3種の培養物の、脱脂乳固体及び脱脂乳固体キし一シス
チンでの乾燥混合物に対する貯蔵安定性の結果を第■表
に例示する。この表から、L−シスチン処理の結果とし
て、4℃で60日間貯蔵後に1.8倍の改善が、また2
2℃で60日後に2゜5倍の改善が観察された。
第■表 4℃貯蔵 0 6.1OXlOI06.13X101’    −
303,65X101060  5.40XlO”  
  8960 2.89X10′。47  5.18X
lO”    8522℃貯蔵 0  6.10XlO”         6.13X
10”     −304,10XlO”     6
7   4.95XIO’。    8160  1.
76xlO10294,40xlOI072本発明の主
なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、凍結乾燥した乳酸生産バクテリヤを安定化量のシス
チンと一緒に食品級の増量剤と組合せることを特徴とす
る該凍結乾燥した乳酸生産バクテリヤ培養濃厚物の製菓
力を増大させる方法。
2、増量剤がラクトース、脱脂乳固体、カゼイン、スィ
ート・ホエイ(sweet they) 、マルトデキ
ストリン、キサンタンガム又はこれらの組合せ物である
上記第1項記載の方法。
3、シスチンを乳酸生産バクテリヤと組合せる前にシス
チンを加熱する上記第1項記載の方法。
4、シスチンを増量剤と組合せ、次いで加熱する上記第
3項記載の方法。
5、増量剤/シスチン組合せ物を5〜20分間60〜1
00℃の温度に加熱する上記第4項記載の方法。
6、シスチンの量が乳酸生産バクテリヤ及び増量剤の組
合せに基づいて少くとも約1.5%(w/W)である上
記第1項記載の方法。
7、乳酸生産バクテリヤが、乳酸連鎖球菌(Str−e
ptococcus 1actis)、S、タレモリス
(cremoris)、S、ジアセチラクチス(dia
cetylactis)、S、テルモフィルス ブルガリクス(L actobacillus bul
garicus)、L。
アシドフィルス(acidophilus)、L.ヘル
ベチクス(helveticus)、L.ビフィズス(
bif idus)、L。
カセイ(casei)、L.ラクチス(lactis)
、L.プランタルム(plantarum)、L.デル
ブルエツキイ(delbrueckii)、L.フェル
メンツム(fera+entum)、ペジコックス・セ
レビシェ( P edicoccus cerevi−
siae)、P.アシジラクチシ(acidi lac
tici)及びリューコノストク・メセンテロイドス(
 L eucono−stoc +++esenter
oides)、ビフイドIくクテリウム・ビスフィズム
(B ifidobacterium bifidu+
m)、B。
テルモフィルム(ther+mophi lum)の群
から選択される上記第1項記載の方法。
8、乳酸生産バクテリヤの生活細胞、シスチン及び増量
剤を含むことを特徴とする組成物。
9、シスチンが増量剤及び乳酸生産バクテリヤの組合せ
の約1.5〜5%( w / w )の量で存在し、ま
たバクテリヤと増量剤の重量比が約1:1〜1:100
である上記第8項記載の組成物。
10、 a) L−シスチンを脱脂乳固体と1:1〜1
:100の重量比で一緒にし; b)工程a)で生成した組合せ物を約5〜20分間約6
0〜100℃の温度まで加熱し;そして C)工程b)で加熱した組合せ物を、培養濃厚物と脱脂
乳固体の重量比が1=1−l:100であり、そしてシ
スチンが脱脂乳固体と培養濃厚物の組合せの1.5〜5
%( w / w )の量で存在する割合で培養濃厚物
と一緒にする、 工程を含んでなる乳酸生産バクテリヤ培養濃厚物の生活
力を増大させる方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、凍結乾燥した乳酸生産バクテリヤを安定化量のシス
    チンと一緒に食品級の増量剤と組合せることを特徴とす
    る該凍結乾燥した乳酸生産バクテリヤ培養濃厚物の製菓
    力を増大させる方法。 2、乳酸生産バクテリヤの生活細胞、シスチン及び増量
    剤を含むことを特徴とする組成物。 3、a)L−シスチンを脱脂乳固体と1:1〜1:10
    0の重量比で一緒にし; b)工程a)で生成した組合せ物を約5〜20分間約6
    0〜100℃の温度まで加熱し;そして c)工程b)で加熱した組合せ物を、培養濃厚物と脱脂
    乳固体の重量比が1:1〜1:100であり、そしてシ
    スチンが脱脂乳固体と培養濃厚物の組合せの1.5〜5
    %(w/w)の量で存在する割合で培養濃厚物と一緒に
    する、 工程を含んでなる乳酸生産バクテリヤ培養濃厚物の生活
    力を増大させる方法。
JP63082378A 1987-04-06 1988-04-05 凍結乾燥培養物の生活力増大法 Pending JPS63254980A (ja)

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EP0285979A3 (en) 1989-09-27
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DK183788A (da) 1988-10-07

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