JPS6325439B2 - - Google Patents

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JPS6325439B2
JPS6325439B2 JP55126816A JP12681680A JPS6325439B2 JP S6325439 B2 JPS6325439 B2 JP S6325439B2 JP 55126816 A JP55126816 A JP 55126816A JP 12681680 A JP12681680 A JP 12681680A JP S6325439 B2 JPS6325439 B2 JP S6325439B2
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JP
Japan
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data
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flag
data storage
signal
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JP55126816A
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JPS5753898A (en
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Nobuo Tsuda
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP55126816A priority Critical patent/JPS5753898A/ja
Publication of JPS5753898A publication Critical patent/JPS5753898A/ja
Publication of JPS6325439B2 publication Critical patent/JPS6325439B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は欠陥を許容する半導体記憶装置に関す
る。
半導体記憶装置は、シリコン単結晶等の基板に
導体パターン形成、絶縁層形成等の工程を介して
トランジスタや配線を作りつける集積回路技術に
より製造される。こうした工程は通常無塵室内で
行われるが、製造工程を通して基板上に発生する
欠陥密度を著しく小さくすることは困難なため、
通常、半導体記憶装置は数ミリメートル角に基板
を切断したチツプとして製造され、無欠陥のチツ
プのみが使用される。
従来、半導体記憶装置の記憶容量あたりのコス
トを低減するため、パターンの微細化によつて
個々の半導体記憶装置に含まれる記憶容量の増大
がはかられてきた。しかし、妥当な製造歩留りが
得られるように製造条件を整備するには多数の技
術的問題の解決を要するため、飛躍的に記憶容量
を増大することは困難な現状にある。一方、チツ
プ面積を拡大して記憶容量の増大をはかると欠陥
を含む確率が増えるため、商品化できる半導体記
憶装置の記憶容量には制限がある。こうした限界
を超えて、低コストでかつ大記憶容量の半導体記
憶装置を実現するには、欠陥を含む場合でも正常
な記憶動作を可能にする欠陥救済技術が必要とな
る。
こうした欠陥救済技術として、(1)記憶するデー
タに符号理論的な冗長を持たせる方法、(2)セルア
レイ等の記憶領域を構成する金物に予備を設けて
切替える冗長構成による方法とが知られている。
上記(1)に対してはSEC−DEDコード等の誤り
検出・訂正符号を用いてデータを記憶する方法が
知られている。かかる方法は、欠陥救済のための
特別な工程を経ることなく、使用時にデータの誤
りを自動的に訂正できる利点がある。しかしこの
反面、半導体記憶装置内に符号器や復号器を内蔵
してこの方法を実施した場合、符号器や復号器に
よる信号遅延がアクセスタイムを増大させる欠点
や、さらには符号器や復号器の金物量が多く、か
つデータの冗長によりビツト数が増大するにもか
かわらず、検出もしくは訂正できるデータの誤り
が特定の誤りモードに限られるため、欠陥救済能
力が低いという欠点がある。
一方、上記(2)に対しては、ヒユーズの溶断や選
択配線等により固定的な切替えを行う方法と、あ
らかじめ切替え用の回路を設けておき、ROM
(リードオンリメモリ)等に蓄えられている製造
後の試験により作成した切替え情報に従つて、電
気的に切替える方法とが知られている。かかる方
法は、予備の金物に対して効果的に切替えを行え
るため、欠陥救済能力が高いという利点がある
が、製造工程中もしくは製造後の試験結果に基づ
いて、個々の半導体記憶装置の欠陥状況に応じた
切替え操作を必要とするため、生産性に欠けると
いう難点がある。
従つて本発明の目的は高い欠陥救済能力でかつ
生産性の高い半導体記憶装置を提供することにあ
る。
本発明は、アドレス信号によつて定義される各
記憶領域がフラグ格納領域と複数のデータ格納領
域からなるメモリ手段と、データを一時保持する
保持手段と、メモリからの読出しデータと保持手
段のデータとを照合する照合手段と、この照合手
段における照合に応じてフラグ信号を発生する手
段を具備する。そして、書込み時、書込みデータ
を保持手段に保持すると共に、データ格納領域に
書込み、次いで読出して保持手段に保持されたデ
ータと照合手段で照合し、これに応じてフラグ信
号のみ、あるいはフラグ信号とデータとをメモリ
手段に書込むことを特徴とする。読出しはフラグ
信号に従つて行なわれる。これによると、書込み
時に書込みが行なわれる記憶領域が検査され、正
常なデータ格納領域へ書込みが行なわれる。読出
しはフラグ格納領域からのフラグ信号に応じて正
常なフラグ格納領域から行なわれる。
以下本発明を実施例をもつて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。第1図において、DFはデータ切替え回路
(またはデータバツフア回路)、REGはレジスタ、
DMRおよびDMLは同一構成の2個のデータ一致
回路、FGRおよびFGLは同一構成の2個のフラグ
発生回路である。RAMは、アドレス信号a0〜k
のデコーダDEC、データI/O回路I/O等か
らなるランダムアクセスメモリである。本実施例
では、ランダムアクセスメモリRAM内のアドレ
ス信号により定義される個々の記憶領域は、2個
のデータ格納領域DR、DLと2個のフラグ格納領
域FR、FLとに分割されていて、同一データをDR
とDLに重複して記憶する2重化の冗長構成が適
用されている。なお、ランダムアクセスメモリの
読み書きビツト幅は、FR、DR、DL、FLのビツト
幅を合計した1ワードを単位としている。また、
データ格納領域DRとDLのビツト幅は、本半導体
記憶装置の入出力データd0〜nビツト幅、レジス
タREGのビツト幅と等しい。以上説明した本実
施例の半導体記憶装置において、誤り検出はデー
タの書込みアクセスがあるごとにアドレス信号a0
〜kにより定義されるランダムアクセスメモリ内
の1ワードに含まれる2つのデータ格納領域DR
およびDLに対して行なわれる。
次にこの誤り検出動作の詳細を、本半導体記憶
装置の書込み動作、読出し動作とともに説明す
る。半導体記憶装置に対するデータd0〜nの書込
み動作は、信号w1、r′、w2で指定される書込み
−読出し−書込みの一連の3サイクルで行なわれ
る。一方、読出し動作は信号rで指定される1サ
イクルで行なわれる。まず、書込み動作の信号
w1で指定されるサイクルにおいて、入力データ
であるd0〜nはデータ切替回路DFからレジスタ
REG内に書込まれるとともに、アドレス信号a0
〜kにより定義されるランダムアクセスメモリ内
の2個のデータ格納領域DRおよびDLに重複して
書込まれる。次に信号r′で指定されるサイクルに
おいて、前サイクルにおいて書込まれたデータ格
納領域DRおよびDLからデータが読出され、それ
ぞれRとLとで区別される系のデータ一致回路
DMRおよびDMLにおいて、レジスタREGから読
出されたデータと照合される。以上の動作によつ
て、アドレス信号a0〜kにより定義されるランダ
ムアクセスメモリ内のデータ格納領域DRおよび
DLにデータd0〜nが正しく記憶され得るか否か
が判定される。すなわち、照合の結果、一致がと
れた系ではデータが正しく記憶される良系と判定
され、一致がとれない系では記憶動作によつてデ
ータに誤りを生じる不良ビツトを含む系と判定さ
れる。こうした判定の結果は、本実施例では良系
の場合にはフラグ信号“1”として、また不良ビ
ツトを含む系ではフラグ信号“0”としてそれぞ
れの系のフラグ発生回路FGRおよびFGLに設定さ
れる。次に信号w2により指定されるサイクルに
おいて、レジスタREG内に保持されているデー
タとフラグ発生回路FGRとFGLのフラグ信号とが
前の2サイクルと同一アドレス信号により定義さ
れるランダムアクセスメモリ内のデータ格納領域
DRおよびDL、フラグ格納領域FRおよびFLへ書込
まれる。以上をもつてデータd0〜nの書込み動作
を完了する。
本半導体記憶装置に対する読出し動作は、前述
したように信号rにより指定される1サイクル
に、ランダムアクセスメモリRAMの1ワードに
対して行なわれる。すなわち、アドレス信号a0
kにより定義されるランダムアクセスメモリ内の
データ格納領域DRおよびDL、フラグ格納領域FR
およびFLから重複して書込まれているデータと
これらデータに附随しているフラグ信号が読出さ
れ、データバツフア回路DFへ入力される。デー
タバツフア回路DFではそれぞれのフラグ信号が
参照され、フラグ信号“1”で指定される良系か
らのデータが選択されて本半導体記憶装置の読出
しデータとして出力される。
以上説明したように、本実施例の半導体記憶装
置では、アドレス信号により定義されるランダム
アクセスメモリ内の個々の記憶領域において、2
個のデータ格納領域のうちどちらか一方、あるい
はそれらのデータ格納領域に接続しているデータ
入出力回路系のうち一方に欠陥の存在を許容して
正常な記憶動作を行なうことができる。また、第
1図に示した誤り検出やデータの切替えを行なう
回路は、排他的OR回路やNOR回路等の論理回
路、フリツプ・フロツプ回路等の保持回路、双方
向性のスイツチ回路で構成できるため、MOS集
積回路技術等既存の技術を用いてランダムアクセ
スメモリと同一基板上に実現できる。なお、本実
施例では1個のランダムアクセスメモリとRとL
とで区別される2つの系に分割した場合を示した
が、たとえばR系とL系を独立した2個のランダ
ムアクセスメモリで構成したり、それぞれの系を
複数のランダムアクセスメモリで構成する等の変
形も考えられる。また、R系およびL系のフラグ
信号として本実施例では正しく記憶される場合に
は“1”、不良ビツトを含む場合には“0”を適
用したが、この逆でも良いし、さらに複数ビツト
のフラグ信号を適用して、フラグ格納領域の欠陥
に対処することも可能である。例えば、良系を示
すフラグ信号を“10”、不良ビツトを含む系を示
すフラグ信号を“01”とすると、これらの信号間
のハミング距離が2であるため、欠陥によりフラ
グ信号が“11”や“00”に変化する場合を検知す
ることが可能となる。
第2図は本発明の他の実施例を示すブロツク図
である。第2図の実施例は第1図に示した実施例
とはランダムアクセスメモリの記憶領域の分割の
仕方、ならびに使い方が異なる半導体記憶装置を
示す。
第2図において、DFはデータ切替え回路、
REGRおよびREGLはレジスタ、DMRおよびDML
はデータ一致回路、FGはフラグ発生回路、
RAMはランダムアクセスメモリである。ただ
し、本実施例ではアドレス信号a0〜kにより定義
されるランダムアクセスメモリ内の個々の記憶領
域は、フラグ格納領域F、2個の基本データ格納
領域DRおよびDL、予備データ格納領域DSに分割
されている。このランダムアクセスメモリの読み
書きビツト幅は、F、DR、DL、DSのビツト幅を
合計した1ワードを単位としている。なお、DR
DLおよびDSのビツト幅は本半導体記憶装置の入
出力データd0〜nのビツト幅の1/2である。また、
レジスタについても、DRとDLのビツト幅に等し
いREGRとREGLとに分割されている。すなわち、
本実施例では本半導体記憶装置の入出力データd0
〜nのビツト幅のうち1/2に対して予備を設けた
冗長構成が適用され、誤り検出は基本データ格納
領域に対して行なわれることを特徴としている。
データの書込みにあたつて、基本データ格納領域
DLおよびDRに対しては、第1図に示した実施例
と同様に、w1信号で指定されるサイクル、r′信号
で指定されるサイクルにおいてRおよびLで区別
される系のレジスタREGRおよびREGL、データ
一致回路DMRおよびDMLを用いてデータd0〜n
が基本データ格納領域DRおよびDLに2分割され
て正しく記憶されるか否かが判定される。その結
果、基本データ格納領域DRおよびDLのうちどち
らか一方に誤りビツトが含まれると判定される場
合には、次の信号w2で指定されるサイクルにお
いて、レジスタREGRおよびREGLのうち誤りビ
ツトを含む基本データ格納領域に対応する側から
データが読出され、データ切替え回路DFを経て
予備データ格納領域DSへ書込まれる。また、こ
れとともに良系であると判定された側の基本デー
タ格納領域に対応するレジスタからもデータが読
出され、データ切替え回路を経て該当する基本デ
ータ格納領域へ再書込みされる。さらに、これら
のデータの書込みとともに、欠陥ビツトを含む系
を示すフラグ信号がフラグ発生回路FGからフラ
グ格納領域Fへ書込まれる。基本データ格納領域
の両方が共に良系の場合には、両方が良系である
ことを示すフラグ信号とともに両方の系において
レジスタから基本データ格納領域へ再書込みが行
なわれる。本実施例ではフラグ信号として2ビツ
トの信号が使われ、例えばDRが不良ビツトを含
む場合には“01”が、DLが不良ビツトを含む場
合には“10”が、DRおよびDLともに不良の場合
には“00”が使われる。一方、データの読出しに
あたつては、信号rで指定されるサイクルにおい
て、アドレス信号a0〜kにより定義される1ワー
ドがランダムアクセスメモリRAMから読出さ
れ、データ切替え回路DFにおいてフラグ信号が
参照され、欠陥ビツトを含まない基本データ格納
領域もしくは予備データ格納領域からのデータが
選択されて出力される。
以上説明したように、本実施例の半導体記憶装
置では、アドレス信号により定義されるランダム
アクセスメモリ内の個々の記憶領域において、3
個のデータ格納領域DR、DL、DSのうち1個まで、
あるいはそれらのデータ格納領域に接続している
データ入出力回路系のうち1系まで、欠陥の存在
を許容して正常な記憶動作を行なうことができ
る。また、本実施例においても、第1図の実施例
の場合と同様、ランダムアクセスメモリの構成や
フラグ信号の構成に関して幾つかの変形が考えら
れる。
第3図もまた本発明の他の実施例を示すブロツ
ク図である。第3図の実施例は第1図および第2
図の2つの実施例を組合わせて適用することによ
り、欠陥救済能力の向上をはかつた半導体記憶装
置を示す。
第3図において、RAM0からRAM3で示される
同一構成の4個のランダムアクセスメモリが設け
られており、アドレス信号a0〜kにより定義され
る個々の記憶領域は、これら4個のランダムアク
セスメモリに対応して、D0からD3のデータ格納
領域とこれに伴うF0からF3のフラグ格納領域に
分割されている。ここで、各ランダムアクセスメ
モリに対応した系を0系から3系と呼ぶとすれ
ば、各系には、データ切替え回路DF0からDF3
データ一致回路DM0からDM3、フラグ発生回路
FG0からFG3が対応して設けられている。一方、
本実施例の半導体記憶装置の入出力データは、d0
〜n、do+1〜2o+1の2組である。ここで、入出力デ
ータd0〜nに対応した系をL系、入出力データ
do+1〜2o+1に対応した系をR系と呼ぶとすれば、各
系にはデータ切替え回路DFLとDFR、レジスタ
REGLとREGR、インバータとAND回路からなる
論理回路LOGLとLOGRが設けられている。なお、
0系から3系のデータ格納領域D0からD3の個々
のビツト幅、レジスタREGL,REGRの各々のビ
ツト幅は、入出力データd0〜n、do+1〜2o+1の各々
のビツト幅と等しい。以上説明した構成により、
本半導体記憶装置では、2組のデータを4個のデ
ータ格納領域で記憶するいわゆる2out of4の冗長
構成が実現されている。即ち、L系の入力データ
d0〜nに対しては、0系のD0および1系のD1
誤り検出が行なわれる2重化されたデータ格納領
域であり、これら両系に欠陥が有る場合には2系
のD2が予備データ格納領域として使用される。
一方、R系の入力データdo+1〜2o+1に対しては、3
系のD3および2系のD2が誤り検出が行なわれる
2重化されたデータ格納領域であり、これら2つ
の系に欠陥がある場合には1系のD1が予備デー
タ格納領域として使用される。従つて、アドレス
信号により定義される個々の記憶領域に含まれる
4個のデータ格納領域のうち、少くとも任意の2
個が不良ビツトを含まなければ、2組の入力デー
タを正常に記憶できる。そこで、本半導体記憶装
置では、データ格納領域の良もしくは不良と2組
の入力データのうちいずれによつて使用されてい
るかを示す2ビツトのフラグ信号を発生し、各々
のデータ格納領域に附随したフラグ格納領域に記
憶する構成がとられている。
以下、本半導体記憶装置の動作を説明する。2
組のデータd0〜n、do+1〜2o+1の書込み動作は同時
に行なわれ、前記2つの実施例と同様に、信号
w1、r′、w2で指定される3サイクルで行なわれ
る。一方、2組のデータの読出し動作も同時であ
り、信号rで指定される1サイクルで行なわれ
る。まず、書込み動作の信号w1で指定されるサ
イクルにおいて、L系の入力データであるd0〜n
は、データ切替え回路DFLを経てレジスタREGL
に書込まれるとともに、データ切替え回路DF0
よびDF1を経て、アドレス信号a0〜kにより定義
されるランダムアクセスメモリRAM0および
RAM1内のデータ格納領域D0およびD1に書込ま
れる。一方、R系の入力データであるdo+1〜2o+1
同様に、データ切替え回路DRRを経てレジスタ
REGRに書込まれるとともに、データ切替え回路
DF2およびDF3を経て、アドレス信号a0〜kによ
り定義されるランダムアクセスメモリRAM2およ
びRAM3内のデータ格納領域D2およびD3に書込
まれる。次に信号r′で指定されるサイクルにおい
て、前サイクルにおいて書込みが行なわれたデー
タ格納領域D0,D1,D2,D3からデータが読出さ
れ、それぞれの系に属するデータ一致回路DM0
DM1,DM2,DM3へ入力される。これとともに
レジスタREGLおよびREGRからデータが読出さ
れ、REGLのデータはDM0およびDM1へ、REGR
のデータはDM2およびDM3へ入力される。これ
によつて、DM0およびDM1ではアドレス信号a0
〜kにより定義されるデータ格納領域D0および
D1にL系の入力データd0〜nが正しく記憶され
るか否かが判定される。一方、DM2およびDM3
では同様にD2およびD3にR系の入力データdo+1
〜d2o+1が正しく記憶されるか否かが判定される。
すなわち、データ格納領域から読出されたデータ
とレジスタから読出されたデータとが一致した系
では正しく記憶され得ると判定され、データ一致
回路から信号“1”が出力される。一方、一致し
ない系では記憶動作によつてデータの誤りが生じ
たを判定され、データ一致回路から信号“0”が
出力される。こうした判定の結果を示す“1”も
しくは“0”の信号は0から3までのそれぞれの
系に属するフラグ発生回路FG0からFG3に入力さ
れる。これとともに、DM0とDM1からの出力信
号は、インバータとAND回路からなるLOGL
入力される。LOGLでは入力信号が共に“0”信
号となる場合、すなわちD0およびD1の両方が共
に不良となる場合が検出され、その結果を示す出
力信号がFG2へ入力される。一方、DM2とDM3
からの出力信号は同様にLOGRへ入力され、共に
“0”信号となる場合、すなわちD2およびD3の両
方が共に不良となる場合が検出され、その結果を
示す出力信号がFG1へ入力される。それぞれの系
のフラグ発生回路ではこれらの入力信号に従つて
第4図に示すようにフラグ信号が設定される。例
えば、FG0ではDM0の出力信号が“1”の場合フ
ラグ信号“10”が設定され、DM0の出力信号が
“0”の場合フラグ信号“00”が設定される。ま
た、FG1ではDM1の出力信号が“1”でかつ
LOGRの出力信号が“0”の場合、フラグ信号
“10”が設定され、DM1の出力信号が“0”でか
つLOGRの出力信号が“0”の場合、フラグ信号
“00”が設定される。LOGRの出力信号が“1”
の場合には、D2およびD3の2個のデータ格納領
域が不良であるため、一義的にFG1にフラグ信号
“01”が設定される。FG2でもFG1と同様にして、
DM2の出力信号が“1”でかつLOGLの出力信号
が“0”の場合フラグ信号“01”が設定され、
DM2の出力信号が“0”でかつLOGLの出力信号
が“0”の場合フラグ信号“00”が設定される。
LOGLの出力信号が“1”の場合には、D0および
D1の2個のデータ格納領域が不良であるため、
一義的にFG2にフラグ信号“10”が設定される。
また、FG3でもFG0と同様にして、DM3の出力信
号が“1”の場合フラグ信号“01”が設定され、
DM3の出力信号が“0”の場合フラグ信号“00”
が設定される。以上述べたフラグ信号において、
“00”はその系が不良であることを意味し、“10”
はL系のデータd0〜nによつてその系が使用され
ることを意味し、“01”はR系のデータdo+1〜2o+1
によつてその系が使用されることを意味してい
る。なお、LOGLおよびLOGRの出力信号はデー
タ切替え回路DF2およびDF1にそれぞれ保持され
て、次のw2信号で指定されるサイクルにおいて
データ信号の伝送経路の切替えのために参照され
る。次に信号w2で指定されるサイクルにおいて、
レジスタREGLおよびREGR内に保持されている
データとフラグ発生回路FG0からFG3内に設定さ
れているフラグ信号とが前の2サイクルと同一ア
ドレス信号により定義される記憶領域に書込まれ
る。この際、フラグ格納領域F0からF3には、そ
れぞれの系に属するFG0からFG3に設定されてい
るフラグ信号が書込まれ、フラグ格納領域D0
よびD3にはそれぞれREGLおよびREGRに保持さ
れているデータが書込まれるが、フラグ格納領域
D1およびD2には、データ切替え回路DF1および
DF2に保持されているLOGRおよびLOGLの出力信
号に従つて経路の切替えが行なわれることによ
り、REGLおよびREGRに保持されているデータ
のうちいずれかがそれぞれ選択されて書込まれ
る。以上をもつて、データd0〜nおよびdo+1〜2o+1
の書込み動作を完了する。
本半導体記憶装置に対する読出し動作では、前
述したように、r信号により指定される1サイク
ルに2組のデータが読出される。すなわち、アド
レス信号a0〜kにより定義されるランダムアクセ
スメモリRAM0からRAM3内の記憶領域から、そ
れぞれの系に属するデータ切替え回路DF0から
DF3へそれぞれフラグ信号とデータとが読出され
る。データ切替え回路DF0とDF3では、フラグ信
号がそれぞれ“10”と“01”の場合にのみ、デー
タを通過させる。一方、データ切替え回路DF1
DF2では、フラグ信号が“10”、“01”、“00”のい
ずれであるかが判定され、それぞれDFLもしくは
DFRへ向う経路が選択的に接続されるかもしくは
データの通過が阻止される。これによつて、4個
のデータ格納領域に記憶されていたL系およびR
系のデータがそれぞれデータ切替え回路DFLおよ
びDFRを経て出力される。
以上説明したように、本実施例の半導体記憶装
置では、アドレス信号により定義される個々の記
憶領域において4個のデータ格納領域のうち2
個、あるいはこれらのデータ格納領域に接続して
いる4つのデータ入出力回路系のうち2つにまで
欠陥の存在を許容して、2組のデータに対して正
常な記憶動作を行なうことができる。またフラグ
信号に2ビツトの信号を用いているため、フラグ
格納領域に欠陥がある場合でも、フラグ信号が
“10”や“01”に変化しなければ他の良系の正常
な記憶動作を妨げることはない。したがつて、本
実施例の半導体記憶装置では、第1図に示した実
施例の半導体記憶装置とデータ格納領域の冗長度
が同じ2倍であるにもかかわらず、2out of4の冗
長構成となつているため、一段と高い欠陥救済能
力が得られる。なお、本実施例においても、前記
2つの実施例の場合と同様に、ランダムアクセス
メモリの構成やフラグ信号の構成に関して幾つか
の変形が考えられる。
以上述べたごとく本発明によれば、簡単な回路
によつて欠陥が確実に検出され、データ格納領域
の冗長構成により高い欠陥救済能力が得られる。
そして、製造から製造後試験に至る通常の半導体
記憶装置の生産工程以外に欠陥救済のための付加
的な工程を一切必要としないため、大記憶容量の
半導体記憶装置を良好な生産性で実現できる利点
が得られる。さらに、運用中に発生する記憶領域
の回路的な故障も、データの書替え時に救済され
るため、保守性の優れるとともに長期間の使用に
耐える利点がある。また、本発明では、データの
書込み時に少い論理段数で誤り検出が行なわれ、
データの読出し時にデータの切替えが行なわれる
構成のため、誤り検出動作によるアクセスタイム
の増加分はきわめて少い。ただし、データの書込
みにあたつては3サイクル必要とするが、本発明
の半導体装置を3組以上集合して1つの装置を構
成し、アドレスの下位デイジツトを各組に割り付
けるいわゆるインターリーブ構成をとることによ
り、連続したアドレスへの書込み動作は見かけ上
1サイクルで行なえる。したがつて、本発明の半
導体記憶装置は、汎用情報処理装置のメインメモ
リや画像処理装置のビデオフレームメモリのよう
にページモードで使用される大容量メモリに使用
すれば、連続したアドレスへアクセスされる頻度
が高いため、かかる処理装置のコスト低減、大容
量化、小形化、信頼性向上をアクセス性能を減退
させることなく実現することができる。
また、本発明の実施例では、ランダムアクセス
が可能な半導体記憶装置を示したが、アドレス発
生回路等の付加によつて半導体記憶装置の記能を
シリアル記憶とした例も容易に考えられる。さら
に実施例では2回目の書込み時にはフラグ信号と
一緒にデータも書込むとしたが、書込みデータは
1回目の書込みによりメモリにすでに格納されて
いるので、2回目の書込み時では記憶領域の正
常、異常を示すフラグ信号だけを書込むようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本発明
の一実施例を示すブロツク図、第4図は第3図を
説明するための図である。 RAM…ランダムアクセスメモリ、F…フラグ
格納領域、D…データ格納領域、DF…データ切
替え回路、REG…レジスタ、DM…データ一致回
路、FG…フラグ発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アドレス信号によつて定義される各記憶領域
    がフラグ格納領域と複数のデータ格納領域からな
    るメモリ手段と、データを一時保持する保持手段
    と、上記メモリ手段からの読出しデータと保持手
    段のデータとを照合する照合手段と、該照合手段
    の照合結果に応じてデータ格納領域の良否を示す
    フラグ信号を発生するフラグ発生手段とを具備
    し、 書込み時は、まず書込みデータをアドレス信号
    によつて定義された記憶領域における上記複数の
    データ格納領域に重複して書込むと共に上記保持
    手段に保持し、次に上記複数のデータ格納領域に
    書込んだデータを読出し、上記照合手段で上記保
    持手段に保持されたデータと各々照合して上記複
    数のデータ格納領域に対する試験を行い、該試験
    の結果に応じて上記フラグ発生手段により作成さ
    れるフラグ信号を上記記憶領域内のフラグ格納領
    域へ書込み、 読出し時はアドレス信号によつて定義された記
    憶領域における上記複数のデータ格納領域から上
    記フラグ信号に従つて所定領域のデータを読出す
    ことを特徴とする半導体記憶装置。 2 アドレス信号によつて定義される各記憶領域
    がフラグ格納領域と複数のデータ格納領域と予備
    データ格納領域からなるメモリ手段と、データを
    一時保持する保持手段と、上記メモリ手段からの
    読出しデータと保持手段のデータとを照合する照
    合手段と、該照合手段の照合結果に応じてデータ
    格納領域の良否を示すフラグ信号を発生するフラ
    グ発生手段とを具備し、 書込み時は、まず書込みデータをアドレス信号
    によつて定義された記憶領域における上記複数の
    データ格納領域に分割して書込むと共に上記保持
    手段に保持し、次に上記データ格納領域に書込ん
    だデータを読出し、上記照合手段で上記保持手段
    に保持されたデータと照合して上記複数のデータ
    格納領域に対する試験を行い、該試験の結果に応
    じて上記フラグ発生手段により作成されるフラグ
    信号を上記記憶領域内のフラグ格納領域へ書込
    み、さらに、不良データ格納領域を上記予備デー
    タ格納領域で代替えして、上記保持手段における
    データの上記不良データ格納領域に対応する部分
    を上記予備データ格納領域へ書込み、 読出し時はアドレス信号によつて定義された記
    憶領域における上記複数のデータ格納領域と予備
    データ格納領域から上記フラグ信号に従つて所定
    領域のデータを読出すことを特徴とする半導体記
    憶装置。
JP55126816A 1980-09-12 1980-09-12 Semiconductor storage device Granted JPS5753898A (en)

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JPH02108299A (ja) * 1988-10-18 1990-04-20 Toshiba Corp 半導体メモリ装置
JPH0748314B2 (ja) * 1989-02-02 1995-05-24 株式会社東芝 半導体記憶装置

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