JPS63253237A - 流れ式粒子分析装置 - Google Patents

流れ式粒子分析装置

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JPS63253237A
JPS63253237A JP62089317A JP8931787A JPS63253237A JP S63253237 A JPS63253237 A JP S63253237A JP 62089317 A JP62089317 A JP 62089317A JP 8931787 A JP8931787 A JP 8931787A JP S63253237 A JPS63253237 A JP S63253237A
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JP
Japan
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particle
flow
output
light
cells
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Application number
JP62089317A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hirako
進一 平子
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、細胞等の粒子の分析に使用される流れ式粒
子分析装置の改良に関する。
(ロ)従来の技術 流れ式粒子分析装置は、粒子を細い液流中に流し、この
粒子に光を照射し、粒子からの散乱光の強度より粒子の
粒径、内部構造のデータを求めるものであり、多数の粒
子についてのデータを高速度かつ高精度で得られる特長
を有し、細胞分析(フローサイトメトリー)等に適用さ
れる。
従来の流れ式粒子分析装置を、第5図を参照しながら以
下に説明する。22は、粒子浮遊流である。この粒子浮
遊流22は、第5図紙面垂直方向に層流をなして流れ°
ている。粒子浮遊流22は、中心軸上の流速が最も大き
く、周囲にいくに従って流速は減少する。従って、粒子
は粒子浮遊流22中心軸上を1列になって流れていく。
光源23よりの光は、光学系24により集光されて粒子
に照射される。粒子よりの前方散乱光Saは、レンズ2
6bに集光されて、受光器29bに入射する。一方、粒
子よりの90″散乱光sbは、レンズ26aに集光され
て、受光器29aに入射する。25は、ビームストッパ
で、光源23よりの光が直接受光器29bに入射しない
ようにするためのものである。また、27a、27bは
、それぞれ迷光が受光器29a、29bに入射しないよ
うにするための、ピンホールである。
受光器29a、29bの出力信号は、処理回路部(図示
せず)によって解析処理される。この解析処理の結果は
、ヒストグラム、サイトグラム等適切な表現形式で、図
示しないCRTに表示され、または、図示しないプリン
タにより出力される。
受光器29bの出力信号は、粒子の径(又は大きさ)の
データが得られる。一方、受光器29aの出力信号より
は、粒子内部構造についてのデータが得られる。言いか
えれば、前方散乱光強度よりは、粒子径についてのデー
タが得られ90°散乱光強度よりは、粒子内部構造に関
するデータが得られる。なお、従来の流れ大粒子分析装
置を細胞分析に応用した例としては、特開昭56−16
872号公報を参照されたい。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 上記従来の流れ大粒子分析装置は、粒子径と粒子内部構
造についてのデータを得るため、前方散乱光強度と90
°散乱光強度の2つの散乱光強度を検出しなければなら
なかった。このため装置が複雑になり、コストが上昇す
ると共に、光軸調整に熟練と経験が必要となる不都合が
あった。また、光軸がずれやすい等光学系が不安定であ
る不都合があった。
この発明は、上記に鑑みなされたものであり、構成を簡
略化し、コストの低減、光軸調整の容易化及び光学系の
安定イ4を可能とする流れ大粒子分析装置の提供を目的
としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明の流れ大粒子分析装置は、粒子が1列となって
流れる粒子浮遊流形成手段と、この粒子浮遊流形成手段
内を流れる粒子に光ビームを照射する光源と、光ビーム
を照射された粒子より粒子光情報を検出する粒子光情報
検出手段と、粒子光情報検出手段よりのパルス信号を処
理する粒子光情報処理手段とを備えてなるものにおいて
、前記光ビームは、粒子流れ方向に対する幅が粒径に比
較して十分に小さくされ、前記粒子光情報検出手段は、
粒子の90″散乱光を検出しパルス信号を出力すると共
に、このパルス信号のパルス幅を決定するパルス幅決定
手段が備られ、前記粒子光情報処理手段は、このパルス
幅決定手段で決定されたパルス幅に基づいて粒子の大き
さを決定するものである。
(ホ)作用 この発明の流れ大粒子分析装置では、粒子が光ビームを
横切る時に生じる90″散乱光を、粒子光情報検出手段
が検出し、パルス信号を発するものである。しかるに、
光ビームの粒子流れ方向に対する幅は、粒径に対し十分
に小さくされているから、粒子が光ビームを横切る時に
は、光ビームが粒子をその流れ方向に走査することとな
る。従って、1つの粒子が90°散乱光を発する時間、
言いかえれば粒子光情報検出手段のパルス信号の幅より
粒径を決定することができる。
この発明の流れ大粒子分析装置は、906散乱光から粒
径と粒子内部構造を知ることができ、この両者について
、一つの粒子光情報検出手段を共用することができる。
従って、従来のように前方散乱光と90°散乱光の2つ
を、それぞれ別個の粒子光情報検出手段で検出する必要
がなくなり、光学系の構成を簡略化でき、低コスト化が
可能となる。
同時に、光軸調整箇所が少なくなり、光軸の調整が容易
となり、光軸のずれ等に起因する光学系の不安定さも軽
減できる。
(へ)実施例 この発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて以下
に説明する。
この実施例は、本発明を流れ式細胞分析装置に適用した
例であり、第1図は、この実施例細胞分析装置の構成を
示している。
2は、フローセル(粒子浮遊流形成手段)である、フロ
ーセル2は、第1図紙面垂直方向に延伸するガラス細管
であり、その内部には、細胞浮遊液が層流を形成して流
れている。この層流中流速が最も大きくなるのは、フロ
ーセル2中心軸上であるから、細胞はフローセル2中心
軸上を1列になって流れていく。
フローセル2側方には、レーザ光源3が配される。レー
ザ光源3には、アルゴン(Ar)レーザ、ヘリウムネオ
ン(He−Ne)レーザ、各種のダイレーザ等が使用で
きる。
レーザ光源3よりの光ビームは、光学系4を透過してそ
の断面を整形された後、フローセル2内を流れる細胞に
照射される。第2図は、整形された光ビーム4aの断面
を示す図である。光ビーム4a断面は、偏平楕円形状で
あり、その短径Itlが細胞C流れ方向(第2図紙面下
方向)と平行となる。短径11は、細胞径決定の精度を
確保するため、細胞Cの径に対して十分に小さくなるよ
う設定され、−立長径ltは、細胞の内部構造の決定の
精度を確保するため細胞Cの径に対して十分大きくなる
ように設定される。例えば、分析対象の細胞が血球であ
る場合には、短径l、は5μm、長径12は70μ−と
される。
なお、フローセル2を透過した光ビーム4aは、ビーム
ストッパ5により止められる。
一方、フローセル2よりの90″散乱光は、レンズ6に
集光される。レンズ6は、その光軸が光ビーム4aに対
して90″の角度をなすよう配されるが、厳密に906
である必要はない。レンズ6で集光された90″散乱光
は、迷光を取り除くためのピンホール7、及び蛍光等の
不要光を除去するためのバンドパスフィルタ(干渉フィ
ルタ:レーザ光源3よりのレーザ光と同じ波長の光を透
過する)8を透過して、光電子倍増管(粒子光情報検出
手段)9に入射し、電気的パルス信号に変換される。
光電子倍増管9の出力■1の1つは、参照電圧発生部1
0からの参照電圧v1と共に、比較器(パルス幅決定手
段)11に入力される。比較器11は、光電子倍増管出
力V、が参照電圧v、、以上となったときに、その出力
v2がハイレベルとなる。比較器11の出力v2は、積
分器(パルス幅決定手段)12で積分され、さらに積分
器12の出力■3は、波形整形器13に入力され、一定
波高のパルス信号に整形される。
一方、光電子倍増管9の出力の一つは、積分器14で積
分される。積分器14の出力v4は、先と同様、波形整
形器15に入力され、一定波高のパルス信号に整形され
る。
波形整形器13.15よりの出力は、2次元波形分析器
(粒子光情報処理手段)16により解析処理される。こ
の解析処理の結果は、CRT等の表示器17に適切な表
現形式で表示される。
次に、この実施例細胞分析装置の動作を説明する。フロ
ーセル2内に細胞浮遊液が流され、細胞の一つが光ビー
ム4aを横切ると、90’散乱光が生じ、光電子倍増管
9よりパルス信号が出力される。
第3図中V、は、光電子倍増管9の出力V、を示してい
る。■1中パルスの幅は、細胞の粒径を表わし、パルス
の面積は細胞の内部構造の量を表わしている。パルスa
1は、細胞の径は小さいが内部構造が多い場合を示し、
パルスb、は、細胞の径は大きいが内部構造が少ない場
合を示している。
この出力V、は、比較器11で参照電圧Vrと比較され
る。第3図中v2は、この比較器11の出力を示し、パ
ルス幅に応じた幅を有する矩形波信号が得られる。比較
器11の出力V2は、積分器12で積分されて、第3図
中■3に示すような出力信号が得られる。この出力v3
は、さらに波形整形器13で整形されて、2次元波形分
析器16に入力される。
一方、光電子倍増管9の出力V、は、同時に積分器14
で積分されて、第3図中v4に示すような信号が得られ
る。この出力信号v4は、パルスal+’)lの面積に
比例する値となっている。積分器14の出力信号v4は
、波形整形器15で整形されて2次元波形分析器16に
入力される。
2次元波形分析器16では、一つ一つの細胞についての
、波形整形器13.15の出力、すなわち細胞径と細胞
内部構造のデータに基づいて解析処理が行われ、その結
果が表示器17に表示される。第4図は、解析処理結果
の表示の1例を示している。これは、縦軸に細胞径をと
り、横軸に906散乱光強度(細胞内部構造)をとった
サイトグラムであり、各細胞についてのデータがドツト
で印される。データは、ドツトプロットパターンに代え
て、等高線表示や立体表示を行うこともでき、適宜変更
可能である。
なお、ピンホール7とバンドパスフィルタ8との間に、
1又は2以上のグイクロックミラー(図示せず)を挿入
し、蛍光成分を分離して、これを検出することにより細
胞の蛍光情報をも得ることができる。
(ト)発明の詳細 な説明したように、この発明の流れ式粒子分析装置は、
粒子の90゛散乱光より、粒径又は粒子の大きさについ
てのデータを得ることができるため、装置の構成を闇路
化でき、コストの低減、光軸調整の容易化、及び光学系
の安定化を図れる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る細胞分析装置の光
学系及び回路構成を説明するブロック図、第2図は、同
細胞分析装置の光ビーム断面を説明する図、第3図は、
同細胞分析装置の光電子倍増管のパルス信号の処理を説
明する図、第4図は、同細胞分析装置の処理結果を表現
するサイトグラムの1例を示す図、第5図は、従来の流
れ式粒子分析装置の光学系を説明する図である。 2:フローセル、   3:レーザ光源。 4a:光ビーム、   9:光電子倍増管。 11:比較器、    12;積分器。 16:2次元波形分析器。 特許出願人        立石電機株式会社代理人 
    弁理士  中 村 茂 信第2図 、C 第3図 第4図 第5図 手続(市正書(自発) 昭和62年11月26日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒子が1列となって流れる粒子浮遊流形成手段と
    、この粒子浮遊流形成手段内を流れる粒子に光ビームを
    照射する光源と、この光ビームを照射された粒子より粒
    子光情報を検出する粒子光情報検出手段と、この粒子光
    情報検出手段よりのパルス信号を処理する粒子光情報処
    理手段とを備えてなる流れ式粒子分析装置において、 前記光ビームは、粒子流れ方向に対する幅が粒径に比較
    して十分に小さくされ、前記粒子光情報検出手段は、粒
    子の90°散乱光を検出してパルス信号を出力すると共
    に、このパルス信号のパルス幅を決定するパルス幅決定
    手段が備られ、前記粒子光情報処理手段は、このパルス
    幅決定手段で決定されたパルス幅に基づいて粒子の大き
    さを決定することを特徴とする流れ式粒子分析装置。
  2. (2)前記パルス幅決定手段は、前記粒子光情報検出手
    段の出力パルスと参照電圧とを比較する比較器と、この
    比較器の出力を積分する積分器とよりなる特許請求の範
    囲第1項記載の流れ式粒子分析装置。
JP62089317A 1987-04-10 1987-04-10 流れ式粒子分析装置 Pending JPS63253237A (ja)

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