JPH05346390A - 粒子分析装置 - Google Patents

粒子分析装置

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JPH05346390A
JPH05346390A JP4179297A JP17929792A JPH05346390A JP H05346390 A JPH05346390 A JP H05346390A JP 4179297 A JP4179297 A JP 4179297A JP 17929792 A JP17929792 A JP 17929792A JP H05346390 A JPH05346390 A JP H05346390A
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particles
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時弘 小坂
Shinichi Ogino
真一 荻野
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    • G01N15/149

Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液や尿等の試料液中に含まれる細胞(粒
子)の形態情報及び蛍光像に関する情報を実時間(リア
ルタイム)で得ることができる、精度の高い粒子分析装
置を提供する。 【構成】 扁平な試料液流20を形成するフローセル1
8と、この試料液流に光を照射する光源10と、試料液
流の幅の広い面側から出射された粒子蛍光像を結像する
イメージインテンシファイヤ34と、このイメージイン
テンシファイヤで増幅された蛍光画像を走査し、走査i
ごとに撮像信号Sf(i)を出力するラインセンサ36
と、このラインセンサからの撮像信号Sf(i)に基づ
き、信号処理や演算等を行う信号処理手段42とからな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液や尿等の試料液中
に含まれる細胞(粒子)からの蛍光像信号に基づき、蛍
光に関するパラメータ(累積蛍光強度、蛍光発光部の面
積や円形度等)を得る粒子分析装置、詳しくは、平面シ
ースフロー形成用のフローセル中の扁平な試料液流(サ
ンプル流)に、蛍光励起用のレーザ光を照射し、蛍光染
色された細胞の蛍光を検出・分析するための粒子分析装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の装置に関連する装置として、シ
ースフロー中を流れる粒子に対して、細く絞ったレーザ
ビームを粒子の流れ方向と交差する方向に光学的に走査
させ、被検粒子の各部から得られる光学的信号をもと
に、1個1個の粒子に対して、より詳細な形態的情報等
を得ようという構成の装置が知られている。このフロー
セルを用いた従来の粒子分析装置は、図10に示すよう
に、フローセル106内のシースフロー中を流れる粒子
に対して、レーザ光源100からのレーザビームを細く
絞り、光偏光器(レンズを含む)102により粒子の流
れ方向(紙面の表裏方向)と交差する方向に光学的に走
査させ、被検粒子の各部から得られる光学的信号を光検
出器114、116で検出し、1個1個の粒子に対し
て、より詳細な形態情報等を得るように構成されたもの
である。104はコントローラ、108、110は対物
レンズ、112はダイクロイックミラー、118、12
0はA/D変換器、122は信号処理装置である。な
お、シースフロー(sheath flow)とは、粒
子を液流れの中央部に精度良く一列に整列させて通過さ
せるために、粒子の懸濁液の周囲を層流のシース液で被
覆した流れをいう。
【0003】この装置(図10)では、レーザビームを
走査するのに、音響光学効果あるいは電気光学効果を利
用した高価な光偏光素子(光偏光器102)及びその制
御デバイス(コントローラ104)が必要である。ま
た、レーザビームは、通常2μm 以下と非常に細く絞る
必要があり、粒子の流れる位置に対して正確にレーザビ
ームを安定して走査させる必要がある。
【0004】また、他の従来技術として、レーザビーム
を粒子の流れ方向に対してのみ1μm 程度に細長く絞っ
て照射し、その時得られる散乱光や蛍光の検出信号波形
を解析して、粒子に対するより細かな情報を導き出すも
の、いわゆるスリットスキャン(slit−scan)
による装置が知られている。このスリットスキャン方式
では、各粒子に対して2次元的に分割した細かな情報は
得られない。すなわち、粒子の流れ方向と直角な方向に
対する分解能は有しておらず、前記の図10に示す方式
や以下に説明する本発明の装置と比べると、被検粒子に
関して得られる情報は少なく、精度も低い。
【0005】一方、特開平1−270644号公報に
は、粒子の通過方向と交差する方向に光ビームを走査
し、粒子内部を透過した光を光検出器で検出し、粒子の
画像情報を得る粒子解析装置が記載されている。特開平
2−105041号公報には、上記の特開平1−270
644号公報記載の装置を改良したもので、被検部と共
役位置に配置されるアレイ型光検出器で透過光を受光す
るようにした粒子測定装置が記載されている。特開昭5
2−113272号公報には、フローセルを生体細胞試
料が通過する途中で、フライングスポットチューブによ
りスポット状の光を走査し、細胞の色彩情報、形態情報
(面積や形)を得ることができる装置が記載されてい
る。特開昭62−254037号公報には、フローサイ
トメータにストリーク撮像装置を設けることにより、粒
子の検出と撮像装置による粒子の検出とをほぼ同時に行
い、予め設定しておいた特性値と合致した場合にのみ撮
像信号を処理すること、すなわち、特定の特性の粒子の
みを撮像することが開示されている。また、撮像装置と
して、一次元イメージセンサを用いてサンプリング撮像
することも開示されている。特開平3−123840号
公報には、移動する鉄鉱石等の物体を一次元イメージセ
ンサで撮像し、その一次元画像データを蓄積して得られ
た二次元画像データに基づき物体の粒径分布を求めるこ
とが開示されている。また、米国特許第4338024
号(出願番号146064)公報及び特公平3−525
73号公報(原出願は上記の米国特許出願番号1460
64)には、扁平な試料液流を形成し、すなわち、フラ
ットシースフローを形成し、粒子画像を撮像することが
記載されている。
【0006】また、特公昭63−22569号公報に
は、イメージファイバの両端における空間分布を相似形
に保ちながら拡大縮小することにより、受光側の合成像
を拡大あるいは縮小するイメージファイバ伝送路におけ
る結像方式が開示されている。HOYA−SCHOTT
(株)の溶融光ファイバのカタログ(J9011−29
AOIOM)には、テーパ形状の画像拡大・縮小するこ
とができる光ファイバ及び、画像増幅器、テーパ状光フ
ァイバ、CCDを用いた画像処理について開示されてい
る。特開平2−196983号公報には、レーザダイオ
ードの出力光を光ファイバを用いて集光するようにした
レーザ光源装置が開示されている。特開平4−7254
4号公報及び特開平4−72545号公報には、粒子撮
像用の第1の光源(パルス発光)、撮像手段(二次元イ
メージセンサ)の他に粒子検出用の第2の光源(常時発
光)、撮像手段(一次元イメージセンサ)を設けること
が開示されている。さらに、その第2の撮像領域はライ
ン状であって、その撮像領域に第2の光源からの光を長
楕円状にして照射するようにした粒子画像分析装置が開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の一般的なフ
ローサイトメータでは、蛍光染色された細胞から発せら
れる蛍光強度は、容易に求められるが、蛍光輝度分布や
蛍光発光部の面積や円形度といった蛍光像についての情
報は、得ることができない。特開平1−270644号
公報、特開平2−105041号公報、特開昭52−1
13272号公報に記載された装置においては、光ビー
ムを走査しているので、特殊なデバイス等が必要であ
り、また、安定な走査も難しい。特開平3−12384
0号公報記載の装置は、高炉に装入される鉄鉱石等の材
料の粒径を測定する装置に関するものであり、本発明と
は分野を異にしている。また、蓄積された画像データの
リアルタイム処理や面積、円形度、輝度分布等のパラメ
ータを求めることについての記載はない。また、特開昭
62−254037号公報及び特開平3−123840
号公報には、試料液流を扁平にして流すことは記載され
ていない。扁平流にすることにより分析量を増大させる
ことができる。なお、米国特許第4338024号公報
及び特公平3−52573号公報には、前記のように、
扁平な試料液流を形成することが記載されているが、
「扁平な試料液流を形成し、撮像信号を走査ごとに出力
する一次元イメージセンサと、このセンサからの撮像信
号に基づき信号処理や演算等を行なう処理手段を設け
る」ことは、上記の7件の公報には何も記載されていな
い。
【0008】また、特公昭63−22569号公報及び
HOYA−SCHOTT(株)の溶融光ファイバのカタ
ログには、粒子分析分野に利用することについては開示
されていない。特開平2−196983号公報には、レ
ーザ光のコヒーレンシー(coherency、可干渉
性)を低下させて粒子分析分野に利用することについて
は開示されていない。特開平4−72544号公報及び
特開平4−72545号公報には、粒子を走査した一次
元イメージセンサからの撮像信号に基づき、粒子のより
詳細な蛍光情報、形態情報を得ることは開示されていな
い。本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもので、従来
の装置で得られる各粒子の光学的特徴(散乱光強度、蛍
光強度等)に加えて、各粒子の詳細な形態情報や蛍光情
報等を実時間(リアルタイム)で得ることができる、よ
り精度の高い粒子分析装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の粒子分
析装置は、細胞から発せられる蛍光をイメージインテン
シファイヤで増強し、その蛍光像をイメージセンサ(例
えばラインセンサ)でスキャンニングし、このようにし
て得られる検出信号を処理することによって、個々の細
胞の累積蛍光強度、蛍光発光部の面積と円形度、蛍光輝
度分布等の情報を実時間(リアルタイム)で得ることが
できるように構成されている。上記の目的を達成するた
めに、請求項1の粒子分析装置は、図1に示すように、
フローセルのノズルから被検粒子を含む試料液を吐出す
るとともに、試料液の周囲にシース液を流すことにより
シースフローを形成させ、この試料液流に光を照射し、
粒子からの光を検出し、この検出信号に基づき粒子の分
析を行う粒子分析装置において、厚みが薄く幅が広い扁
平な流れの試料液流20を形成するフローセル18と、
試料液に光を照射する光源10と、上記光により励起さ
れ試料液流20の幅の広い面側から出射された粒子蛍光
像を入力面に結像するイメージインテンシファイヤ34
と、イメージインテンシファイヤ34の出力面側に粒子
の流れ方向と垂直な方向に延設され、イメージインテン
シファイヤで増幅された蛍光画像を走査し、走査iごと
に撮像信号Sf(i)を出力する一次元イメージセンサ
36と、一次元イメージセンサ36からの撮像信号Sf
(i)に基づき、信号処理や演算等を行う信号処理手段
42と、を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項2の装置は、図1に示すように、請
求項1の装置において、粒子の流れ方向と垂直な方向に
延設され、試料液流20の幅の広い面側から出射された
粒子透過光像を走査し、走査iごとに撮像信号St
(i)を出力する第2の一次元イメージセンサ40を設
けたことを特徴としている。請求項3の装置は、図1に
示すように、請求項2の装置において、照射光を低コヒ
ーレント化する手段(例えば光ファイバ)12を設けた
ことを特徴としている。請求項4の装置は、図1に示す
ように、請求項1、2又は3の装置において、粒子像の
焦点深度を深くするためにイメージファイバ26を設け
たことを特徴としている。
【0011】請求項5の装置は、図2に示すように、フ
ローセルのノズルから被検粒子を含む試料液を吐出する
とともに、試料液の周囲にシース液を流すことによりシ
ースフローを形成させ、この試料液流に光を照射し、粒
子からの光を検出し、この検出信号に基づき粒子の分析
を行う粒子分析装置において、厚みが薄く幅が広い扁平
な流れの試料液流20を形成するフローセル18と、試
料液に第1の光を照射する第1の光源10と、第1の光
により励起され試料液流20の幅の広い面側から出射さ
れた粒子蛍光像を入力面に結像するイメージインテンシ
ファイヤ34と、イメージインテンシファイヤ34の出
力面側に粒子の流れ方向と垂直な方向に延設され、イメ
ージインテンシファイヤで増幅された蛍光画像を走査
し、走査iごとに撮像信号Sf(i)を出力する第1の
一次元イメージセンサ36と、第1の光と波長の異なる
第2の光を試料液に照射する第2の光源48と、粒子の
流れ方向と垂直な方向に延設され、試料液流20の幅の
広い面側から出射された粒子透過光像を走査し、走査i
ごとに撮像信号St(i)を出力する第2の一次元イメ
ージセンサ40と、第1の一次元イメージセンサ36か
らの撮像信号Sf(i)及び第2の一次元イメージセン
サ40からの撮像信号St(i)に基づき、信号処理や
演算等を行う信号処理手段63と、を備えたことを特徴
としている。
【0012】請求項6の装置は、図2に示すように、請
求項5の装置において、第2の光源が低コヒーレント光
を出射する光源であることを特徴としている。請求項7
の装置は、図2に示すように、請求項5又は6の装置に
おいて、粒子像の焦点深度を深くするためにイメージフ
ァイバ56、62を設けたことを特徴としている。請求
項8の装置は、図1及び図2に示すように、請求項2又
は5の装置において、一次元イメージセンサ40からの
信号St(i)を信号処理し、粒子が撮像領域A2を通
過中のみ動作状態にするように、イメージインテンシフ
ァイヤ34を制御することを特徴としている。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の材質、形状、その相対配置、数値などは、
とくに特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれ
らのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に
すぎない。 実施例1 図1は、実施例1における粒子分析装置を示している。
被検粒子を含む試料液流(サンプル流)20は、ガラ
ス、プラスチック等の透明体からなるフローセル18へ
導かれ、サンプル流の周囲を被覆するようにシース液が
供給されてシースフローが形成される。図1に示す装置
におけるフローセル18でのサンプル流は、従来のフロ
ーサイトメータとは違い、照射されるレーザ光の光軸方
向には薄く、レーザ光軸に対して直角方向には幅広く流
れるようにしている。すなわち、希釈・染色された試料
は、平面シースフローセル18へ導かれ、扁平なサンプ
ル流20として形成される。レーザ光源10からの光
は、まず光ファイバ12に導かれてコヒーレンシーを落
とす。ついでこの光はシリンドリカルレンズ14、コン
デンサレンズ16を用いて、粒子の流れる方向には薄
く、流れる方向と直角方向には幅広くなるような光にさ
れた後、サンプル流に照射される。
【0014】図3は、光軸方向から見たレーザ光の照射
エリアを示している。図3に示すように、光源照射エリ
アA1に対して、ラインセンサの撮像エリアA2は、照
射エリアA1の中心位置にくるようになっている。22
は粒子である。レーザ光を照射された粒子22からの蛍
光は、対物レンズ24で集められ、イメージファイバ2
6の入力面26a(径の小さい側)に蛍光像として結像
される。同様に、粒子からの透過光像もイメージファイ
バ26の入力面26aに結像される。イメージファイバ
26の出力面26bの蛍光像は、入力面26aの像より
も拡大され、その蛍光像Ifは、ダイクロイックミラー
28、リレーレンズ30、フィルタ32を介して、イメ
ージインテンシファイヤ34の入力面(光電面)に結像
される。ダイクロイックミラー28およびフィルタ32
の波長特性は、レーザ光の波長と蛍光波長スペクトルに
適合される。すなわち、ダイクロイックミラー28及び
フィルタ32は、レーザ光の波長以下の光を反射する。
【0015】イメージインテンシファイヤ34で数万倍
に増倍された蛍光像は、一次元イメージセンサ、例えば
ラインセンサ36によってスキャンニングされ、図6に
示すような検出信号Sf(i)が得られる。iは走査番
号を示す。図4は蛍光像Ifを示し、図5は透過光像I
tを示している。図3に示すように、レーザビームの照
射エリアA1に対して、ラインセンサ36による撮像エ
リアA2はその照射エリアA1の中心位置に来るように
しており、粒子22がレーザ照射エリアA1を横切るこ
とによって励起される蛍光が、ラインセンサ36に結像
される。この蛍光像は、ラインセンサ36によって数十
μsec ごとにスキャンニングされ、蛍光によって数十μ
sec の間、各絵素ごとに露光された量に応じて信号が順
次出力される。全絵素に対する信号を出力するのに要す
る時間は、絵素数およびシフトクロック周波数によって
決まるが、例えば256絵素で12MHzのクロックの
場合、約20μsec となる。この時間が1ライン分の粒
子像を走査するのに要する時間、すなわちスキャンサイ
クルとなる。一方、ダイクロイックミラー28で反射さ
れた粒子透過光像Itは、リレーレンズ38によって第
2の一次元イメージセンサ、例えばラインセンサ40に
結像され、図7に示すような検出信号が得られる。レー
ザ照射領域を横切る粒子によって、ラインセンサに対す
る露光が妨げられ、各絵素ごとの露光量に応じた信号が
順次出力される。
【0016】ラインセンサ36より得られた蛍光検出信
号Sf(i)は、図8に示すような信号処理ブロックを
有する信号処理装置44によって処理され、個々の粒子
の蛍光量、蛍光発光部の面積(核の面積)、円形度、複
雑度、蛍光輝度分布幅等のパラメータを実時間で求める
ことができる。ラインセンサ40により得られる透過光
検出信号も、同様に、別途信号処理装置46で処理する
ことにより、個々の粒子の吸光量、粒子全体の面積、円
形度、複雑度等を求めることができる。図8の回路につ
いては後述する。以上のようにして求められたパラメー
タによって、さらに細胞全体に対する核の占める比率、
単位面積当りの蛍光強度及び吸光度等をも求めることが
できる(図8には図示していない)。本実施例では、受
光系に、テーパ形に絞ることによって像の拡大作用を持
たせたイメージファイバ26を使用しており、その分、
対物レンズ24の倍率を落とすことができるので、焦点
深度を深くすることができ、粒子全体に従来よりピント
の合った像をラインセンサに結像させることができる。
なお、テーパ型ではなく、ストレート型のイメージファ
イバを用いても、焦点深度を深くすることは可能であ
る。
【0017】実施例2 図2は、実施例2における粒子分析装置を示している。
実施例2では、粒子の透過光像を得るための光源とし
て、別の光源48、例えばSLD(スーパールミネッセ
ンスダイオード)というコヒーレンシーの低い光源を使
用し、実施例1に比べて、より干渉縞の少ない粒子像を
得ようというものである。蛍光励起用の第1の光源(レ
ーザ光源)10からの光と透過光像を得るための第2の
光源48から発せられコリメータレンズ50を経た光
は、ダイクロイックミラー52によって重ね合わされ、
シリンドリカルレンズ14とコンデンサレンズ16の組
み合わせにより、フローセル18中の扁平なサンプル流
20に対して、図3のエリアA1と同様に細長く絞られ
て照射される。第1の光源10と第2の光源48による
照射領域は、波長が異なるので重なり合っていてもかま
わず、同一の光軸上に形成することができる。
【0018】粒子がレーザ照射領域を横切ることによっ
て得られる蛍光は、対物レンズ24で集光され、フィル
タ32によって光源10による励起光がカットされ、さ
らにダイクロイックミラー54によって蛍光波長領域の
光だけが透過され、蛍光像Ifがイメージファイバ56
の入力面56a(径の小さい側)に結像される。イメー
ジファイバ56の出力面56bは、イメージインテンシ
ファイヤ34の光電面(入力面)34aと密着されてお
り、さらにイメージインテンシファイヤ34の出力面3
4bは、ラインセンサ36の受光面36aと密着されて
いる。この様にして、粒子蛍光像Ifが拡大および増倍
されてラインセンサ36に結像され、図6に示すような
蛍光検出信号Sf(i)が得られる。
【0019】本実施例では、上記のラインセンサ36に
よって検出する波長領域以外の蛍光Lfも、粒子全体の
蛍光強度として検出することもできるように、ダイクロ
イックミラー58とフォトマル60を付加している。第
2の光源48による粒子透過光は、ダイクロイックミラ
ー54で反射され、さらにダイクロイックミラー58を
透過し、イメージファイバ62の入力面62aに入り、
透過光像Itが結像される。イメージファイバ62の出
力面62bは、ラインセンサ40の受光面40aと密着
されている。このようにして粒子透過光像がラインセン
サ40に結像され、図7に示すような透過光検出信号S
t(i)が得られる。以上のようにして得られた検出信
号Sf(i)、Lf、St(i)は、信号処理装置63
によって処理され、前述したような各種のパラメータが
実時間で求められる。
【0020】実施例3 図9は、実施例3における粒子分析装置を示している。
この実施例は、実施例2をモディファイして、光源10
による励起光の照射方式を落射式にしたものであり、実
施例2と比べると、よりS/N比の良い蛍光像をスキャ
ンニングすることができる。図9における構成機器の番
号は、実施例2(図2)における構成機器の番号と同じ
である。
【0021】つぎに、図8に示す信号処理回路の一例に
ついて、概略を説明する。以下、図6の蛍光検出信号S
f(i)を例にとり説明する。ラインセンサ36からの
検出信号Sf(i)は、まず増幅器66にて増幅され、
ラインセンサのシフトクロックと同じ周波数のサンプリ
ングクロックA/D変換器68でA/D変換され、その
データをバックグラウンド補正部70でバックグラウン
ド補正処理する。バックグラウンド補正部70では、粒
子がラインセンサ撮像エリアA2を横切っていない時に
得られる1ライン分のデータ(バックグラウンドデー
タ)をあらかじめメモリに保持しておき、計測中に得ら
れるA/D変換データとの差を導き出す処理を、リアル
タイムで行っている。この処理の目的は、レーザ光によ
る照射強度むらやラインセンサの各絵素の感度のバラツ
キ等を補正することである。
【0022】補正されたデータは、蛍光像に対応する信
号の範囲を切り出すために、2値化処理部72に入力さ
れ、ある適当な基準レベルのデータと比較して2値化さ
れる。2値化処理されたデータは、2値化データ処理部
74で小さなゴミ信号を除去するための処理や、1個1
個の粒子に対応する2値化データの範囲を区分する。す
なわち、領域分割のための前処理が行なわれる。ここで
いう領域分割処理とは、連続した複数ラインデータ中に
現われる1個の粒子に対応する2値化データの範囲(タ
イミング)を切り出すことであり、後述の個々の粒子の
蛍光量、形態情報等をリアルタイムで演算するためのタ
イミング制御信号を作り出すのに必要となる処理であ
る。この領域分割処理および演算制御回路82からの制
御信号によって、蛍光量、複雑度および円形度等の形態
情報を求めるための演算部76、80、84がコントロ
ールされ、ラインセンサ撮像エリアA2を次々に通過す
る各粒子22に対して、上記パラメータが実時間で求め
られる。なお、粒子の透過光像から吸光量、複雑度、円
形度を求めることについては、特願平3−270106
号、3−270107号の明細書に詳しく説明されてい
る。
【0023】本発明において、励起光や迷光の影響の少
ないS/N比の良い蛍光像を得るため、ラインセンサ4
0による透過光検出信号St(i)が得られているスキ
ャンサイクルの期間に限定して、蛍光増倍用のイメージ
インテンシファイヤ34を動作させるということができ
る。そのためには、シャッター機能付きのイメージイン
テンシファイヤを用いればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 従来のFCM(フローサイトメータ)で得られ
る各粒子の散乱光強度、蛍光強度等の光学的特徴に加え
て、各粒子の形態情報および蛍光像に関する面積、円形
度、輝度分布等の情報も、実時間で得ることができ、よ
り精度の高い粒子分析ができる。 (2) 一次元イメージセンサ(ラインセンサ)によっ
て粒子像をスキャンニングするので、サンプル流速は速
くできないが、サンプル流を扁平に幅広く流してやるこ
とによって解析粒子を多くすることができる。 (3) 一次元イメージセンサ(ラインセンサ)による
受光系にイメージファイバを用いる場合は、焦点深度を
深くすることができ、サンプル流の厚みをある程度厚く
しても、ピントの合った粒子像をラインセンサに結像さ
せることができ、より精度の高い粒子像に関する情報が
得られる。 (4) 本発明をセルソータに適用した場合には、ソー
ティングの判定のための情報として、従来の散乱光強
度、蛍光強度等のパラメータに加えて、粒子の形態情報
および蛍光像の面積、円形度等も加味することができ、
より精度の高い粒子の分離をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粒子分析装置の一実施例を示す構成説
明図(平面図)である。
【図2】本発明の粒子分析装置の他の実施例を示す構成
説明図(平面図)である。
【図3】図1及び図2におけるビーム照射エリア及び一
次元イメージセンサ(ラインセンサ)の撮像エリアを示
す説明図である。
【図4】粒子スキャンニングにおける蛍光像Ifの一例
を示す図である。
【図5】粒子スキャンニングにおける透過光像Itの一
例を示す図である。
【図6】ラインセンサにおける蛍光検出信号Sf(i)
の一例を示す図である。
【図7】ラインセンサにおける透過光検出信号St
(i)の一例を示す図である。
【図8】ラインセンサ検出信号処理回路の一例を示すブ
ロック図である。
【図9】本発明の粒子分析装置のさらに他の実施例を示
す構成説明図(平面図)である。
【図10】従来の粒子分析装置の一例を示す構成説明図
(平面図)である。
【符号の説明】
10 レーザ光源 12 低コヒーレント化手段(光ファイバ) 18 フローセル 20 試料液流 22 粒子 26 イメージファイバ 34 イメージインテンシファイヤ 36 一次元イメージセンサ(ラインセンサ) 40 一次元イメージセンサ(ラインセンサ) 42 信号処理手段 48 光源 56 イメージファイバ 62 イメージファイバ 63 信号処理手段 Sf(i) 撮像信号 St(i) 撮像信号 A1 照射領域 A2 撮像領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フローセルのノズルから被検粒子を含む
    試料液を吐出するとともに、試料液の周囲にシース液を
    流すことによりシースフローを形成させ、この試料液流
    に光を照射し、粒子からの光を検出し、この検出信号に
    基づき粒子の分析を行う粒子分析装置において、 厚みが薄く幅が広い扁平な流れの試料液流(20)を形
    成するフローセル(18)と、 試料液に光を照射する光源(10)と、 上記光により励起され試料液流(20)の幅の広い面側
    から出射された粒子蛍光像を入力面に結像するイメージ
    インテンシファイヤ(34)と、 イメージインテンシファイヤ(34)の出力面側に粒子
    の流れ方向と垂直な方向に延設され、イメージインテン
    シファイヤで増幅された蛍光画像を走査し、走査(i)
    ごとに撮像信号(Sf(i))を出力する一次元イメー
    ジセンサ(36)と、 一次元イメージセンサ(36)からの撮像信号(Sf
    (i))に基づき、信号処理や演算等を行う信号処理手
    段(42)と、を備えたことを特徴とする粒子分析装
    置。
  2. 【請求項2】 粒子の流れ方向と垂直な方向に延設さ
    れ、試料液流(20)の幅の広い面側から出射された粒
    子透過光像を走査し、走査(i)ごとに撮像信号(St
    (i))を出力する第2の一次元イメージセンサ(4
    0)を設けたことを特徴とする請求項1記載の粒子分析
    装置。
  3. 【請求項3】 照射光を低コヒーレント化する手段(1
    2)を設けたことを特徴とする請求項2記載の粒子分析
    装置。
  4. 【請求項4】 粒子像の焦点深度を深くするためにイメ
    ージファイバ(26)を設けたことを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の粒子分析装置。
  5. 【請求項5】 フローセルのノズルから被検粒子を含む
    試料液を吐出するとともに、試料液の周囲にシース液を
    流すことによりシースフローを形成させ、この試料液流
    に光を照射し、粒子からの光を検出し、この検出信号に
    基づき粒子の分析を行う粒子分析装置において、 厚みが薄く幅が広い扁平な流れの試料液流(20)を形
    成するフローセル(18)と、 試料液に第1の光を照射する第1の光源(10)と、 第1の光により励起され試料液流(20)の幅の広い面
    側から出射された粒子蛍光像を入力面に結像するイメー
    ジインテンシファイヤ(34)と、 イメージインテンシファイヤ(34)の出力面側に粒子
    の流れ方向と垂直な方向に延設され、イメージインテン
    シファイヤで増幅された蛍光画像を走査し、走査(i)
    ごとに撮像信号(Sf(i))を出力する第1の一次元
    イメージセンサ(36)と、 第1の光と波長の異なる第2の光を試料液に照射する第
    2の光源(48)と、 粒子の流れ方向と垂直な方向に延設され、試料液流(2
    0)の幅の広い面側から出射された粒子透過光像を走査
    し、走査(i)ごとに撮像信号(St(i))を出力す
    る第2の一次元イメージセンサ(40)と、 第1の一次元イメージセンサ(36)からの撮像信号
    (Sf(i))及び第2の一次元イメージセンサ(4
    0)からの撮像信号(St(i))に基づき,信号処理
    や演算等を行う信号処理手段(63)と、を備えたこと
    を特徴とする粒子分析装置。
  6. 【請求項6】 第2の光源が低コヒーレント光を出射す
    る光源であることを特徴とする請求項5記載の粒子分析
    装置。
  7. 【請求項7】 粒子像の焦点深度を深くするためにイメ
    ージファイバ(56)、(62)を設けたことを特徴と
    する請求項5又は6記載の粒子分析装置。
  8. 【請求項8】 一次元イメージセンサ(40)からの信
    号(St(i))を信号処理し、粒子が撮像領域(A
    2)を通過中のみ動作状態にするように、イメージイン
    テンシファイヤ(34)を制御することを特徴とする請
    求項2又は5記載の粒子分析装置。
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