JPH0226054Y2 - - Google Patents

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JPH0226054Y2
JPH0226054Y2 JP14687883U JP14687883U JPH0226054Y2 JP H0226054 Y2 JPH0226054 Y2 JP H0226054Y2 JP 14687883 U JP14687883 U JP 14687883U JP 14687883 U JP14687883 U JP 14687883U JP H0226054 Y2 JPH0226054 Y2 JP H0226054Y2
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light
particles
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light beam
microorganisms
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、微生物、細胞血球等の微粒子を検
出する装置に関し、微量検出に特に適している。
(ロ) 従来技術 微量の微粒子を検出し、或いはさらに計数する
方法としては、従来流路に細孔を設け、ここを微
粒子が1個通過する際における細孔部の静電容量
の変化によつてまたは微小光束の遮断によつて計
数するものや微生物の通過すべき一定の面内の像
を撮像管により映像電気信号に変換して粒子を計
数するもの、微粒子の存在すべき流体の流れを適
当な波長の光で励起し、蛍光を検出するものなど
があるが、微量の微粒子を精度よく確実に検出す
るという点では、満足すべきものがみられない。
(ハ) 目的 本考案は、微量の微粒子を精度よく的確に検出
し得る装置を提供することを目的とする。
(ニ) 構成 この考案は、試料セルを、ジグザグ状に何回も
屈曲した細管で形成するとともにこの細管に複数
回交叉するような一次光束を照射し、照射点より
発生する二次光の信号を検出処理して微粒子の存
在検出、ないしその数の計数を行なうものであ
る。
(ホ) 実施例 第1図は本考案の1実施例装置の概略構成図で
ある。1は試料セルであり、たとえば第2図のよ
うにジグザグ状に多数回屈曲した形状に構成さ
れ、架台11上にとりつけられる。2は試料セル
に一次光を照射するための光源であり、適当なマ
スク等を用いて断面が細長の光束Lにし、たとえ
ば第2図のように試料セル1に複数個所で交叉す
るよう構成される。光束Lは試料セル1のジグザ
グの巾の中心線Aと一致させるのが望ましい。セ
ルの形状は第3図のようにらせん状であつてもよ
い。
3は試料セル内を通過する液体より発する二次
光(たとえば蛍光、散乱光)を測定するための測
光系で集光光学系と光検出器(たとえばホトマル
チプライア)で構成される。
4はパルス増巾器、5は4の出力パルスを積算
するパルスカウンタである。
6は必要に応じて増巾器4とカウンタ5との中
間に挿入される特定の信号処理回路で、たとえば
或る設定時間以内の時間間隔で次々に発生する連
続パルス入力は1個のパルスとして出力するもの
である。
上述の装置においては、試料セル1の入口10
より入つた被測定液はセル1中を次第に移動して
出口12より流出する。
セル1には光源2により第2図の示すような励
起光Lが照射されているので、測定液中に微生物
等が存在したとすると、微生物等が被照射点(第
2図で黒くぬつた点)を通過する際蛍光パルスが
発生し、これが検出器3により検出されて増巾器
4により増巾され、パルスカウンタ5により計数
積算される。
この蛍光パルスは1個の粒子に対して各光照射
部で1個ずつ生じるので、順調にいけば、光照射
点の数をMとすれば、試料セル1を通り抜ける微
粒子の数Nに対して、MN個のパルスがカウンタ
5に積算され、微粒子の数に比例する。
いまもし、試料液に濁りがあつたり、測定対象
の微粒子が他の非蛍光性の粒子に遮蔽されて1回
の被照射点通過では、発光を生じないか、発光が
検出されないような場合でも、本考案では1個の
微粒子に対して何回も検出される機会があるの
で、全く検出されない微粒子が存在する可能性は
零に近い。
即ち本考案は極微量の粒子の存在をも確実に検
知するのにきわめて好適である。
また微粒子の数自体を計数する必要がある場合
にも上述の如く、MN個の計数値より微粒子数N
を算出し得るほか、上述の信号処理回路6の挿入
により直接Nを測定することができる。
なお上記特定信号処理回路として自己相関関数
演算装置を用いて、周期成分の有無を検出するよ
うにして信号成分を抽出するようにしてもよい。
(ヘ) 効果 上述のごとく本考案によれば、微量の微粒子の
存在有無を検知し、またさらに微粒子の数を精度
よく測定することができ、医学、生化学等にきわ
めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例装置の概略構成図、
第2図、第3図は第1図の装置における試料セル
の1実施例図である。 図において、1……試料セル、2……光源、3
……蛍光検出器、4……増幅器、5……パルスカ
ウンタ、6……特定信号処理回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検試料が流通するジグザグ状に屈曲した細管
    流路と、その複数部位に一次光束を照射する手段
    と、各部位からの二次光をまとめて検出する装置
    とを備えてなる微粒子検出装置。
JP14687883U 1983-09-22 1983-09-22 微粒子検出装置 Granted JPS6054954U (ja)

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JP14687883U JPS6054954U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 微粒子検出装置

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JPS6054954U JPS6054954U (ja) 1985-04-17
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JP2009063436A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Olympus Corp 蛍光顕微鏡およびマイクロ分析チップ

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JPS6054954U (ja) 1985-04-17

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