JPS6325284Y2 - - Google Patents

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JPS6325284Y2
JPS6325284Y2 JP17277982U JP17277982U JPS6325284Y2 JP S6325284 Y2 JPS6325284 Y2 JP S6325284Y2 JP 17277982 U JP17277982 U JP 17277982U JP 17277982 U JP17277982 U JP 17277982U JP S6325284 Y2 JPS6325284 Y2 JP S6325284Y2
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JP
Japan
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valve
lifter
valve lifter
recess
cylinder head
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JP17277982U
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English (en)
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JPS5976704U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、直駆動式(オーバーヘツドカムシヤ
フト式)動弁機構に関するものである。
直駆動式動弁機構は、第4図に示すようにエン
ジンの吸気ポート51又は排気ポート52を開閉
するポペツトバルブ53と、シリンダヘツド54
に形成されたリフタボア55に受け入れられ、ポ
ペツトバルブ53のステムの先端に係合されてい
るバルブリフタ56と、ポペツトバルブ53のス
テムの先端近傍に設けられているスプリングリテ
ーナ57とシリンダヘツド54との間に設けられ
ているコイルスプリング58と、バルブリフタ5
6の上面に形成された凹部59内に遊挿されてい
るアジヤステイングパツト60と、アジヤステイ
ングパツト60に係合するカム面61を有するカ
ムシヤフト62とからなつている。
上述の如き直駆動式動弁機構においては、タペ
ツトのクリアランスを調整する際のサービス性を
向上させるために、アジヤステイングパツト60
がバルブリフタ56の上面に形成された凹部59
内に遊挿されている構造となつている。このた
め、アジヤステイングパツト60の外周面とバル
ブリフタ56の内周面との間にクリアランス63
が生じ、カムシヤフト62が矢印方向に回転する
とカム面61に接触したアジヤステイングパツト
60、バルブリフタ63及びポペツトバルブ53
が押し下げられ、それと同時にアジヤステイング
パツト60がカム面61の回転方向に力を受け、
アジヤステイングパツト60の外周面がバルブリ
フタ56の内周面に衝突して騒音を発生する不具
合がある。また衝突によつて発生する騒音はバル
ブリフタ56の凹部59内に遊挿されているアジ
ヤステイングパツト60の位置によつて、騒音レ
ベルが変化して異音となつて発生する不具合があ
る。
本考案は、上記の不具合を解消するためになさ
れたもので、その目的はアジヤステイングパツト
とバルブリフタとの衝突を防ぎ、騒音及び異音の
発生を防止することができる直駆動式動弁機構を
提供することにある。
本考案の目的は、上述に記載の直駆動式動弁機
構において、バルブリフタの凹部内周面又はアジ
ヤステイングパツトの外周面の少なくとも一方に
溝を形成せしめ、その溝にOリングを周設したこ
とを特徴とする直駆動式動弁機構によつて達成さ
れる。
以下、本考案の実施例を図面に従つて詳細に説
明する。
第1図は本考案に係る動弁機構の全体図を示
し、第2図は第1図のバルブリフタ部の拡大図で
る。第1図ないし第2図において、1はシリンダ
ヘツドであり、このシリンダヘツド1の下部には
図示を省略したシリンダブロツクのシリンダボア
に整合する燃焼室窪み2を有している。
そしてこのシリンダヘツド1には吸気ポート3
(吸気ポート3は排気ポートであつてもよい。)が
形成されており、この吸気ポート3の開口端には
リング状のバルブシール部材4が取付けられてい
ると共にこの吸気ポート3はポペツトバルブ5に
より開閉されるようになつている。ポペツトバル
ブ5はその傘状ヘツド部6に形成された円錐面状
のバルブフエース7にてバルブシール部材4に密
に係合し、吸気ポート3を選択的に開閉する。
ポペツトバルブ5はそのステム8にてシリンダ
ヘツド1に設けられたガイドブツシユ9によつて
摺動可能に支持されている。またポペツトバルブ
5のステム8の先端近傍にはリテーナロツク10
によつてスプリングリテーナ11が取付けられて
いる。そしてこのスプリングリテーナ11とシリ
ンダヘツド1との間にはコイルスペリング12が
設けられており、このコイルスプリング12はポ
ペツトバルブ5を閉弁方向に付勢している。
ポペツトバルブ5のステム8の先端にはカツプ
状のバルブリフタ13が係合しており、このバル
ブリフタ13はシリンダヘツド1に形成されたリ
フタボア14に摺動可能に受け入れられている。
また、バルブリフタ13は第2図に示すように中
空円筒部13aと頂壁13bとからなつており、
この頂壁13bの上面にはバルブリフタ13の中
心軸線と同芯の円形の凹部15が形成されてい
る。このバルブリフタ13の凹部15の内周面に
は溝16が形成されており、この溝16にはシリ
コンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム等の弾
性を有する材料から形成されたOリング17が周
設されている。そしてこのバルブリフタ13の凹
部15には円環状のアジヤステイングパツト18
が遊挿されており、このアジヤステイングパツト
18はバルブリフタ13の内周面に周設されてい
るOリング17と係合している。一方バルブリフ
タ13の上方にはカム19を一体成形したカムシ
ヤフト20が配設され、このカムシヤフト20の
カム面21はバルブリフタ13のアジヤステイン
グパツト18の上面18aと係合するようになつ
ている。
上記のように構成された直駆動式動弁機構にお
いて、ガムシヤフト20が矢印方向に回転すると
カム面21に係合したアジヤステイングパツト1
8、バルブリフタ13及びポペツトバルブ5が押
し下げられると同時にアジヤステイングパツト1
8がカム19の回転方向に力を受ける。それと同
時にアジヤステイングパツト18が図面の右方向
に微動してバルブリフタ13の内周面に周設され
ているOリング17に押圧されると共にそれ以上
の動きが抑制される。これによつて、アジヤステ
イングパツト18の外周面とバルブリフタ13の
凹部15の内周面との衝突が防止される。
また、第3図は第2の実施例を示すもので、第
2図と同様のバルブリフタ部の拡大図である。第
2の実施例は多くの点で第1の実施例と同じであ
るので、同一部品に同一番号を付してその説明を
省略し、相違点のみ述べる。第3図において、1
8はアジヤステイングパツトであり、このアジヤ
ステイングパツト18の外周面には溝30が形成
されており、この溝30にはシリコンゴム、クロ
ロプレンゴム、ブチルゴム等の弾性を有する材料
から形成されたOリング31が周設されている。
以上説明したように、本考案においては、カム
と対向するバルブリフタの上面に形成された凹部
内に、アジヤステイングパツトを遊挿してなる直
駆動式動弁機構において、バルブリフタの凹部内
周面又はアジヤステイングパツトの外周面の少な
くとも一方に溝を形成せしめ、その溝にOリング
を周設したから、カムシヤフトの回転によつて、
アジヤステイングパツトがカムの回転方向に微動
してもOリングによつてアジヤステイングパツト
の外周面とバルブリフタの凹部の内周面との衝突
が防止されて騒音の発生が皆無となる効果があ
る。またOリングによつてアジヤステイングパツ
トとバルブリフタは係止されているので、従来の
ようにアジヤステイングパツトの外周面とバルブ
リフタの凹部の内周面とのクリアランスが生ずる
ことはなく、従つて、異音の発生も防止されると
共にアジヤステイングパツトの外周面がバルブリ
フタの凹部内周面に衝突する際に発生する微振動
も防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の直駆動式動弁機構の全体図、
第2図は第1図のバルブリフタ部の拡大図、第3
図は本考案の第2の実施例を示すもので、第2図
と同様のバルブリフタ部の拡大図、第4図は従来
の直駆動式動弁機構の全体図である。 1……シリンダヘツド、3……吸気ポート(排
気ポート)、5……ポペツトバルブ、8……ステ
ム、13……バルブリフタ、11……スプリング
リテーナ、12……コイルスプリング、15……
凹部、16,30……溝、17,31……Oリン
グ、18……アジヤステイングパツト、20……
カムシヤフト、21……カム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気ポート又は排気ポートを開閉するポペツト
    バルブと、シリンダヘツドに形成されたリフタボ
    アに受け入れられ、ポペツトバルブのステムの先
    端に係合されているバルブリフタと、ポペツトバ
    ルブのステムの先端近傍に設けられているスプリ
    ングリテーナとシリンダヘツドとの間に設けられ
    ているコイルスプリングと、バルブリフタの上面
    に形成された凹部内に遊挿されているアジヤステ
    イングパツトと、アジヤステイングパツトに係合
    するカム面を有するカムシヤフトとから成る直駆
    動式動弁機構において、バルブリフタの凹部内周
    面又はアジヤステイングパツトの外周面の少なく
    とも一方に溝を形成せしめ、その溝にOリングを
    周設したことを特徴とする直駆動式動弁機構。
JP17277982U 1982-11-15 1982-11-15 直駆動式動弁機構 Granted JPS5976704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17277982U JPS5976704U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 直駆動式動弁機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17277982U JPS5976704U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 直駆動式動弁機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5976704U JPS5976704U (ja) 1984-05-24
JPS6325284Y2 true JPS6325284Y2 (ja) 1988-07-11

Family

ID=30376539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17277982U Granted JPS5976704U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 直駆動式動弁機構

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JP (1) JPS5976704U (ja)

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JPS5976704U (ja) 1984-05-24

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