JPS63252044A - デ−タ伝送システムにおける回線復帰方法 - Google Patents

デ−タ伝送システムにおける回線復帰方法

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JPS63252044A
JPS63252044A JP8654287A JP8654287A JPS63252044A JP S63252044 A JPS63252044 A JP S63252044A JP 8654287 A JP8654287 A JP 8654287A JP 8654287 A JP8654287 A JP 8654287A JP S63252044 A JPS63252044 A JP S63252044A
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state
station
data
signal
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JP8654287A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogawa
浩 小川
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はデータ伝送システムにおける回線復帰方法に
関し、さらに詳細にいえば、親局に対して複数の子局が
信号線、およびループバック線により直列状に接続され
たポーリング方式のデータ伝送システムにおいて、子局
の追加接続、子局の誤切断箇所の復旧を行なわせるため
の回線復帰方法に関する。
〈従来の技術〉 従来からポーリング方式のデータ伝送システムとして、
親局からのデータ伝送、および子局からのデータ伝送を
1本の伝送線により行なわせ、データ送出とデータ受信
とに対応するボート等の切替制御を不要にしたものが提
供されている。
第1図はこのようなデータ伝送システムの構成を示す図
であり、1つの親局に対して複数の子局が、入力信号に
対して必要な処理を施した状態で送出する信号線、およ
び入力信号をそのまま送出するループバック線により直
列状に接続されている。
第1図Aは各局の状態を示す概略図であり、1つの親局
(1)に対して5つの子局(2a) (2b)・・・(
2θ)が、入力信号に対して必要な処理を施した状態で
送出する信号線(3)、および入力信号をそのまま送出
するループバック線(4)により直列状に接続され、か
つ全体としてループ状に形成されている。
したがって、親局(1)から送出されるデータを信号線
(3)を通して順次子局(2a) (2b)・・・(2
e)に供給することができるとともに、各子局からの応
答データを信号線(3)を通して親局(1)に供給する
ことができる。さらに詳細に説明すれば、親局(1)か
ら送出されるデータと、して、子局のアドレスデータを
含むデータを使用することにより、所望の子局にのみデ
ータ伝送を行なうことができるとともに、子局から送出
されるデータに自己のアドレスを含ませることにより、
親局(1)において、何れ゛の子局からの応答データで
あるかを識別させ、必要な処理を行なわせることができ
る。
また、上記各局は、信号線入力、およびループバック線
入力の有無に対応して互に異なる状態に自動的に切替制
御されるものであり親局と子局により、切替制御方法は
異なる。具体的には、子局においては、再入力が存在す
る場合には、各信号線入力をそれぞれ出力するデータス
ルー状態(第2図A参照)に切替えられ、信号線入力の
みが存在する場合には、信号線入力をループバック線に
折返して送出する状態(第2図B参照)に切替えられ、
ループバック線入力のみが存在する場合には、ループバ
ック線入力を信号線に折返して送出する状態(第2図C
参照)に切替えられ、何れの入力も存在しない場合には
、信号線入力をループバック線に折返して送出する状態
(第2図B参照)に切替えられるようにしている。
親局においては再入力が存在し、かつ、子局において入
力断が存在しない場合には、信号線入力をループバック
線に折返して送出する状態(第2図B参照)に切替えら
れ、再入力が存在し、かつ、子局において入力断が存在
する場合には、各信号線入力をそれぞれ出力するデータ
スルー状態(第2図A参照)に切替えられ、信号線入力
のみが存在する場合には信号線入力をループバック線に
折返して送出する状態(第2図B参照)に切替えられ、
ループバック線入力のみが存在する場合には、ループバ
ック線入力を信号線に折返して送出する状態(第2図C
参照)に切替えられ、何れの入力も存在しない場合には
、信号線入力をループバック線に折返して送出する状態
(第2図B参照)に切替えられるようにしている。
したがって、何れの局同士の間においても断線状態が発
生していなければ、第1図Aに示すようにループ状の接
続状態が形成されていることになるが、何れかの局同士
の間において断線状態が発生していれば、例えば、第1
図Bに示すように、子局(2b)が、信号線入力をルー
プバック線(4)に折返す状態となるように切替制御さ
れるとともに、子局(2C)が、ループバック線入力を
信号線(3)に折返す状態となるように切替制御される
この結果、断線状態発生部を通すことなく、親局(1)
から信号線(3)を通して順次子局(2a) (2b)
にデータを伝送し、その後、子局(2b)において折返
されてループバック線(4)を通して子局(2C)にデ
ータを伝送し、子局(2C)から信号線(3)を通して
順次子局(2d)(2e)にデータを伝送し、最終的に
親局(1)にデータが返送される。
尚、他の部分において断線状態が発生した場合にも各局
が信号入力状態に対応して切替制御させられるのである
から、同様にデータの伝送、および親局に対するデータ
の返送を行なうことができる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記の構成のデータ伝送システムにおいては、子局が、
親局からデータの供給を受けた場合にのみ必要に応じて
応答データを送出する機能、および信号線入力と、ルー
プバック線入力との状態に基いて自己の状態を自動的に
切替える機能のみを有しているのであるから、外部から
データが供給されなければ自己の状態を切替えることが
全くできず、新たな子局の追加接続を行なうための作業
性が低下してしまうという問題がある。
さらに詳細に説明すれば、上記第1図Bに示す状態にお
いて、子局(2b)に対して新たに子局を接続する場合
には、子局(2b)から信号線入力が与えられるのであ
るから、新たな子局は信号線入力をループバック線に折
返す状態になり、新たな子局のループバック線出力が子
局(2b)に供給されるので、上記子局(2b)が自動
的のデータスルー状態になり、新たな子局の接続を簡単
に行なうことができる。
しかし、上記子局(2c)に対して新たな子局を接続す
る場合には、両局の間を物理的に接続しただけではデー
タ伝送を行な1.1得る状態にはならない。
即ち、子局(2C)はループバック線入力を信号線G)
に折返して出力しているだけであるから、新たな子局に
は全く信号が供給されない状態であり、信号線入力をル
ープバック線に折返す状態のままであるとともに、全く
信号を送出しない状態に保持され続ける。したがって、
子局(2C)の状態も従前のままに保持され、続け、新
たな子局を含むデータ伝送システムは、物理的に接続さ
れているだけであって、実際にはデータ伝送を行ない得
ない状態のままである。
以上の説明から明らかなように、信号線(3)、および
ループバック線(4)を単に接続しただけではデータ伝
送システムが確立されたことにはならないのであるから
、データ伝送システム全体として一旦動作を停止させ(
例えば、電源を遮断し)、その後、データ伝送システム
全体としての立上げ動作を行なわなければならないこと
になり、操作が繁雑になるのみならず、新たな子局を接
続してからデータ伝送システムが確立されるまでに長時
間が必要になるという問題がある。
この問題は、新たな子局を接続する場合のみならず、デ
ータ伝送システムの一部に断線が発生し、その後、再び
断線が発生した場合において、何れかの断線箇所を復旧
させる場合にも同様に発生するのである。
尚、新たな子局の接続、或は、断線箇所の復旧を、信号
線入力をループバック線に折返す状態が選択されている
子局に対して行なえば、作業を簡単に行なうことができ
るのであるが、各子局の状態を簡単に識別することは殆
ど不可能であり、しかも、親局(1)に対する接続順位
についても、作業員が簡単に識別することができるもの
ではないので、上記の問題が発生する可能性がかなり高
いことになる。
この結果、データ伝送システムが完全には確立されてい
ないことが識別されるまでに長時間がかかることになる
という問題もある。
〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
信号線、およびループバック線を使用して1つの親局に
対して複数の子局を接続したポーリング方式のデータ伝
送システムにおける子局の追加接続、誤切断箇所の復旧
を簡単に行なうことができる回線復帰方法を提供するこ
とを目的としている。
く問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明の回線復帰方法
は、子局が、親局からの強制復帰信号を入力としてデー
タスルー状態に切替制御されるものであり、親局から強
制復帰信号を送出することにより未接続状態の子局に隣
合う子局を一時的にデータスルー状態に切替制御し、上
記未接続状態の子局を折返し状態に切替制御することに
より、上記隣合う子局のデータスルー状態を保持させる
方法である。
く作用〉 以上の回線復帰方法であれば、親局に対して複数の子局
が、入力信号に対して必要な処理を施した状態で送出す
る信号線、および入力信号をそのまま送出するループバ
ック線により直列状に接続され、かつ各局が、信号線入
力、およびループバック線入力の状態に基いて各線単独
のデータスルー状態、信号線からループバック線への折
返し状態、或はループバック線から信号線への折返し状
態の何れかの状態に切替えられているポーリング方式の
データ伝送システムにおいて、新たな子局、或は断線が
発生して切離された状態の子局を接続する場合には、当
該子局を単に物理的に接続するとともに、親局から強制
復帰信号を送出するだけでよく、そのままでデータ伝送
可能状態を確立することができる。
即ち、上記子局が、切断が発生して切離された何れかの
子局に対して物理的に接続された場合には、親局から強
制復帰信号を送出することにより、上記子局に隣合う子
局を強制的に、かつ一時的にデータスルー状態に切替制
御することができる。
したがって、上記切離されていた子局に対して信号線入
力、或はループバック線入力が供給され、入力供給状態
に対応する折返し状態に切替制御され、入力データをそ
のまま上記一時的にデータスルー状態に切替制御されて
いる子局に供給することができる。この結果、上記子局
のデータスルー状態が保持され続け、全部の子局に対す
るデータ伝送、および全ての子局からのデータ返送を行
なうことができる状態になる。
勿論、物理的に接続されるのは何れか一方の子局のみで
あるから、他方の子局のデータスルー状態は所定時間が
経過した時点で解消させられ、元の折返し状態に復帰す
る。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明の回線復帰方法を実施するデータ伝送
システムの構成を示す概略図であり、1つの親局(1)
に対して複数個の子局が、信号線(3)、およびループ
バック線(4)により直列状に接続されている。そして
、第1図Aは親局(1)と全ての子局(2a) (2b
)・・・(2e)がループ状に接続された状態を示して
おり、第1図Bは子局(2b)と子局(2c)との間に
断線が発生した状態を示しており、第1図Cは親局(1
)と子局(2a)との間に断線が発生した状態を示して
おり、第1図りは親局(1)と子局(2e)との間に断
線が発生した状態を示しており、第1図Eは子局(2C
)の両側に断線が発生した状態を示しており、第1図F
は復帰途中状態を示している。
第2図は各局の状態を概略的に示す図であり、第2図A
は信号線入力、およびループバック線入力をそれぞれそ
のまま出力する(但し、信号線入力については、必要に
応じて伝送制御装置(5)により処理が施された状態で
出力する)データスルー状態を示し、第2図Bは信号線
入力をそのまま出力するとともに、ループバック線に折
返して出力する(但し、信号線入力に対して、必要に応
じて伝送制御装置(5)により処理が施された状態で出
力する)第1の折返し状態を示し、第2図Cはループバ
ック線入力を信号線に折返して出力する(但し、ループ
バック線入力に対して、必要に応じて伝送制御装置(5
)により処理が施された状態で出力する)第2の折返し
状態を示している。
第3図Aは親局(1)の状態切替を行なうための構成を
示す概略図であり、信号線入力部に信号有無判定用のセ
ンサ(lla)を接続しているとともに、信号線入力を
遮断するためのリレー接点(12a)を接続しており、
ループバック線入力部に信号有無判定用のセンサ(ll
b)を接続しているとともに、ループバック線入力を遮
断するためのリレー接点(12e)を接続して°いる。
そして、上記信号線入力部と信号線出力部との間に伝送
制御部(5)を接続し、ループバック線出力部にループ
バック線出力を阻止するためのリレー接点(12b)を
接続し、上記伝送制御部(5)を挾んで、信号線とルー
プバック線とを互に接続するためのリレー接点(L2d
)(12e)を接続している。尚、子局の状態切替を行
なうための構成は親局(1)と同一であるから説明を省
略する。
第3図Bは親局において上記各リレー接点を駆動するた
め制御回路を示す電気回路図であり、伝送制御部におい
て、各子局の信号線・ループバック線の信号入力の有無
を判定する機能を有している。上記センサ(lla) 
(llb)の出力信号が供給されるORゲート(13a
)からの出力信号は、インバータ(15a)により反転
させられて、ORゲート(14a)に供給されている。
上記センサ(lla)の出力信号は、直接上記ORゲー
ト(14a)にも供給されている。上記ORゲート(1
4a)からの出力信号は、そのままリレー駆動用増幅器
(lea) (IBb)に供給され、リレーコイル(1
7a) (17b)への通電を制御し、リレー接点(1
2a) (12b)の開閉状態を制御するようにしてい
る。上記センサ(lla)からの出力信号は、インバー
タ(L5b)により反転させられてANDゲート(13
b)に供給されている。上記センサ(llb)からの出
力信号はANDゲート(13b) (13c)に供給さ
れている。伝送制御部からの子局信号線断有信号(li
e)は、ANDゲート(13c)に供給されている。
上記ANDゲート(13b)からの出力信号はORゲー
ト(14b)に供給されるとともに、リレー駆動用増幅
器(18d)に供給され、リレーコイル(17d)への
通電を制御し、リレー接点(12d)からの開閉状態を
制御している。上記ANDゲート(13c)の出力信号
が供給されるORゲート(14b)からの出力信号は、
リレー駆動用増幅器(lee)に供給され、リレーコイ
ル(17c)への通電を制御し、リレー接点(12c)
の開閉状態を制御している。上記センサ(lla)から
の出力信号は、ANDゲート(13d)に供給されてい
るとともに、伝送制御部からの子局信号線断有信号(l
lc)は、インバータ(15d)により反転されてAN
Dゲート(13d)に供給されている。ANDゲート(
13d)からの出力信号はORアゲ−ト(14c)に供
給されている。上記センサ(Llb)からの出力信号は
、インバータ(15c)により反転されてORゲート(
14c)に供給されている。上記ORゲート(14c)
の出力信号は、リレー駆動用増幅器(lee)に供給さ
れ、リレーコイル(17e)への通電を制御し、リレー
接点(12e)の開閉状態を制御している。
したがって、信号線入力、ループバック線入力がともに
存在し、かつ、子局に入力線断のない時には、リレー接
点(Ha) (12b) (12e)のみが導通状態に
なり、親局(1)は、第1の折返し状態になる(第2図
B参照)。また、信号線入力、ループバック線入力がと
もに存在し、かつ、子局に入力線断が存在する時には、
リレー接点(L2a) (12b)(12c)のみが導
通状態になり、親局(1)は第2図Aに示すように、デ
ータスルー状態になる。また、信号線入力が存在し、ル
ープバック線入力が無い時には、リレー接点<12a)
 (12b) (12e)のみが導通状態になり、親局
(1)は、第1の折返し状態になる(第2図B参照)。
また、信号線入力が無く、ループバック線入力が有る時
には、リレー接点(12c)(12d)のみが導通状態
になり、親局(1)は、第2の折返し状態になる(第2
図C参照)。
第3図Cは子局において上記各リレー接点を駆動するた
めの制御回路を示す電気回路図であり、センサ(21a
)からの出力信号に基いて本来の伝送データが供給され
たことを識別する第1識別部(29a) 、および強制
復帰信号が供給されたことを識別する第2識別部(29
b)を有しており、第1識別部からの出力信号をORゲ
ート(23b)に供給しているとともにインバータ(2
4b)を介してANDゲート(23c)に供給している
。センサ(21b)からの出力信号に基いて本来の伝送
データが供給されたことを識別する第1識別部(29d
) 、および強制復帰信号が供給されたことを識別する
第2識別部(29c)を有しており、第1識別部(29
d)からの出力信号をインバータ(24a)を介してO
Rゲート(23b)に供給しているとともに、ANDゲ
ート(23c)に供給して−おり、さらに、インバータ
(24c)を介してANDゲート(25e)に供給して
いる。上記第2識別部(29b)からの出力信号はOR
ゲート(23a)に供給され、第2識別部(29c)か
らの出力信号もORゲート(23a)に供給されている
。ORゲート(23a)の出力信号は、ORゲート(2
5a)(25b) (25(りに供給され、インバータ
(24d) (24e)を介してANDゲー) (25
d)(25e)にそれぞれ供給されている。ORゲート
(23b)の出力信号はORゲート(25a) (25
b)に供給され、ANDゲート(23c)の出力信号は
、ANDゲート(25d)に供給されている。ORゲー
ト(25a)(25b)(25c) 、A N Dゲー
ト(25d)(25e)の出力信号は、それぞれのリレ
ー駆動用増幅器(2Ba) (2Bb) (2fic)
 (2θd) (2Be)に供給され、リレーコイル(
27a)(27b)(27c)(27d)(27e) 
ヘの通電を制御し、リレー接点(22a) (22b)
 (22c)(22d) (22e)の開閉状態を制御
するようにしている。
したがって、強制復帰信号が無く、信号線入力、ループ
バック線入力が共に存在する時には、リレー接点(22
a) (22b) (22c)が導通状態になり、子局
はデータスルー状態になる(第2図A参照)。強制復帰
信号が無く、信号線入力が有り、ループバック線入力が
無い場合には、リレー接点(22a)(22b) (2
2e)が導通状態になり、子局は第1の折返し状態とな
る(第2図B参照)。強制復帰信号が無く、信号線入力
も無く、ループバック線入力が有る場合には、リレー接
点(22c) (22d)が導通状態となり、子局は第
2の折返し状態になる(第2図C参照)。強制復帰信号
が無く、信号線入力も、ループバック線入力も、共に無
いときは、リレー接点(22a) (22b) (22
e)が導通状態となり、子局は第1の折返し状態になる
(第2図B参照)。強制復帰信号が有る時には、信号線
入力、ループバック線入力の状態に関係なく、リレー接
点(22a)(22b)(22c)が導通状態となり、
子局はデータスルーの状態になる(第2図A参照)。
上記の構成のデータ伝送システムの動作は次のとおりで
ある。
第1図Aに示すループ状の接続状態においては、親局(
1)の信号線出力として送出されるデータが信号線(3
)を通して順゛次子局(2a) (2b)・・・(2c
)に供給されるとともに、各子局からの応答データも信
号線(3)を通して親局(1)に返送される。
また、第1図B、C,Dに示すように、子局同士の間、
或は親局と子局との間で1箇所だけ断線状態が発生して
いる場合には、親局(1)から送出されるデータが信号
線(3)、およびループバック線(4)を通して順次各
子局に供給されるとともに、各子局からの応答データも
信号線(3)、およびループバック線(4)を通して親
局(1)に返送される。
第1図Eに示すように、子局(2c)の両側において断
線が発生している場合には、子局(2c)を除く他の子
局に対するデータの伝送、および親局(1)へのデータ
返送が行なわれる。
そして、第1図Eに示す状態から、第1図Bに示すよう
に、子局(2c)を子局(2d)の側に接続する場合に
は、単に子局(2c) (2d)の信号線端子同士、お
よびループバック線端子同士を接続するとともに、親局
(1)から強制復帰信号を送出するだけでよい。
さらに詳細に説明すれば、上記両子局を単に物理的に接
続しただけでは、子局(2d)が第2の折返し状態であ
るから、子局(2C)に対しては全く伝送データを供給
することができないのである。しかし、親局(1)から
強制復帰信号を送出すれば、信号の供給を受けた子局が
強制的に、かつ一時的にデータスルー状態にさせられる
のであるから、上記子局(2C)にループバック線入力
が与えられることになる。したがって、子局(2C)は
第2の折返し状態になり、子局(2d)に信号線入力を
与えることになる。この結果、親局(1)から強制復帰
信号が送出されなくなった状態においても、上記子局(
2d)はデータスルー状態に保持され続けることになり
、子局(2C)に対する伝送データの供給を行なわせる
ことができる状態、即ち、回線復帰状態を確保し続ける
ことができる。
尚、以上の説明は子局(2C)を子局(2d)の側に接
続する場合の復帰動作を説明したが、子局(2d)が強
制的にデータスルー状態にされている場合には、子局(
2b)も同様にデータスルー状態になっているのである
から、物理的な接続を子局(2b)の側に行なえば、子
局(2c)を子局(2b)の側に接続することもできる
即ち、何れの側の子局に対して物理的な接続を行なった
場合にも、システム全体としての立上げ動作等を行なう
ことなく、単に親局(1)から一時的に強制復帰信号を
送出するだけで、新たな子局を含むデータ伝送システム
の確立を自動的に行なうことができる。
また、上記第1図Eに示す状態は、子局(2b)と子局
(2c)との間にのみ実際の断線が発生した場合にも発
生する可能性があるが、この場合には、以下のようにし
て、このような状態の発生をも確実に防止することがで
きる。
さらに詳細に説明すると、各子局における入力有無判別
動作を非同期で行なわせている場合には、子局(2b)
と子局(2c)との間において断線が発生して信号線入
力が存在しなくなったことを子局(2c)が検出する前
に子局(2d)が検出するという事態が発生することが
ある。
そして、この場合には、先ず、子局(2d)が第2の折
返し状態に切替制御されるので、子局(2c)が完全に
孤立した状態になってしまう。
しかし、このような状態になった時に、親局が強制復帰
信号を送信すれば、子局(2d)はデータスルー状態に
切替制御され(第1図F参照)、子局(2d)の切替制
御に伴なって子局(2c)が第2の折返し状態に切替制
御されるので、僅がな時間遅れだけで、再び第1図Bに
示す状態に復帰する。
即ち、真に断線が発生した箇所のみに対応して子局が切
替制御され、断線が発生していないにも拘わらず切離さ
れてしまう子局の存在を皆無にすることができる。
以上の説明は、子局(2c)に着目して行なったが、他
の子局に関して断線が発生した場合にも、同様の切替制
御を行ない、自動的に回線復帰を達成することができる
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば各局における状態の切替えをマイクロコンピュ
ータ等により行なわせることが可能である他、この発明
の要旨を変更しない範囲内において種々の設計変更を施
すことが可能である。
〈発明の効果〉 以上のようにこの発明は、新たに子局を接続する場合、
或は、断線状態が発生して孤立した子局の再接続を行な
う場合において親局から強制復帰信号を送出するように
しているのであるから、単に物理的な接続状態を確保す
るとともに、親局から強制復帰信号を送出するだけで実
際のデータ伝送を行ない得る状態に復帰させることがで
き、復帰動作を簡素化することができるという特有の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の回線復帰方法を実施するためのデー
タ伝送システムの一例を示す概略図、第2図は各局の切
替状態を説明する概略図、第3図Aは親局の状態切替を
行なうための構成を示す概略図、 第3図Bは親局において各リレー接点を駆動するための
制御回路を示す電気回路図、 第3図Cは子局において各リレー接点を駆動するための
制御回路を示す電気回路図。 (1)−・・親局、(2a) (2b) ・= (2e
)−・・子局、(3)・・・信号線、(4)・・・ルー
プバック線、(5)・・・伝送制御部 特許出願人  日新電機株式会社 (ほか3名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、親局に対して複数の子局が、入力信号 に対して必要な処理を施した状態で送出 する信号線、および入力信号をそのまま 送出するループバック線により直列状に 接続され、かつ各局が、信号線入力、お よびループバック線入力の状態に基いて 各線単独のデータスルー状態、信号線か らループバック線への折返し状態、或は ループバック線から信号線への折返し状 態の何れかの状態に切替えられているポ ーリング方式のデータ伝送システムにお いて、子局が、親局からの強制復帰信号 を入力としてデータスルー状態に切替制 御されるものであり、親局から強制復帰 信号を送出することにより未接続状態の 子局に隣合う子局を一時的にデータスル ー状態に切替制御し、上記未接続状態の 子局を折返し状態に切替制御することに より、上記隣合う子局のデータスルー状 態を保持させることを特徴とするデータ 伝送システムにおける回線復帰方法。
JP8654287A 1987-04-08 1987-04-08 デ−タ伝送システムにおける回線復帰方法 Pending JPS63252044A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010062861A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Fuji Electric Systems Co Ltd リング型ネットワークシステム及びリング型ネットワークシステムの復旧方法

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