JP2011044896A - ネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ループ状のネットワークにおいて、全ての局がループバック判定部を具備し、異常時には異常箇所と隣接する局がループバック判定を行う。このときに、ループバック側のネットワークにマスタ局がない場合はループバックを行わない。
【選択図】 図1
Description
特にネットワーク内を周回させるように信号(フレーム)を送受信する場合、一つのマスタ局と複数のスレーブ局とで構成し、伝送路に変更が生じた場合は、マスタ局からの指示に基づいてループバックを行う。
そこで本発明の目的は、上記従来の未解決の問題点に着目してなされたものであり、マスタ局の指示に依存せずにループバックを実施し、加えて、バス型にも適用可能なネットワークシステムを提供することにある。
第1に、一つのマスタ局と、一つ以上のスレーブ局とが複数の回線を有するバス型回線を介して接続され、該バス型回線の端部に接続された局において、前記複数の回線が互いに接続されたネットワークシステムであって、前記各局は、自局と隣接局との通信異常を検出する通信異常検出手段と、前記通信異常を検出した接続回線をループバックするループバック手段と、ループバック後に形成されるネットワークに前記マスタ局が含まれるか否かを判別するループバック判別手段と、を備え、前記ループバック判別手段は、前記マスタ局が含まれる場合に前記ループバック判別手段よりループバックを行わせるように構成する。
さらに、バス型のループ状ネットワークに適応可能なので、広く活用できる。
このような構成において、局10Aと局10Fとの間に断線等の通信異常が生じたものを説明したのが、図4(a)の構成である。図4(a)においては、異常を検知したマスタ局(局10C)からの指令により、局10Aと局10Fとにおいてループバックが行われる。これにより、通信線101と通信線111とがリング状に接続され、一つのループ状のネットワークを形成するので、引き続き通信が継続される。
・局10Dの動作
局10Dにおいては、ループバック判定部20は、例えば図2のロジックによりループバックの要否を判定する。局10DのA系については断線されており、A系断線中=オン、A系受信通知=オフ、A系マスタ有=オフである。B系は通信が継続されていてマスタ局も含むので、B系断線中=オフ、B系受信通知=オン、B系マスタ有=オンとなる。なお、以降の説明ではオンを1、オフを0で表す。
そこで、1段目の論理ゲートの出力は以下のようになる。
論理ゲート42=0(0 AND 1)
論理ゲート43=0(1 AND 0)
論理ゲート44=1(1 AND 1)
続いて次段は、
論理ゲート51=0(0 OR 0)
論理ゲート52=1(0 OR 1)
この結果が、フリップフロップ61、62にそれぞれ格納され、次のクロックタイミングで出力される。なおここでは、一例として、クロック同期のDフリップフロップを用い、次クロックを時に今回の状態信号が出力される。次クロック時において最終段では、
論理ゲート45=0(0 AND 0)
論理ゲート46=1(1 AND 1)
となる。結果、ループバック判定部20によりB系ループバックが指示され、SW部30は図1(a)から図1(c)の状態になる。なお、論理ゲート53=1(0 OR 1)が検出済み信号として出力される。
・局10Eの動作
局10Eは、属するネットワークにマスタ局がなく、図2の論理回路でループバックは指示されずSW部30は図1(a)のままである。
具体的には、ループバック判定部の判定ロジックと接続の切り替えであるスイッチ(SW)部とが異なる。図7は、本発明における各局のループバックの別の機能ブロックを示したもので、ここではA系・B計・C系の3つの接続系があり、(a)は正常な状態、(b)はB系異常にてC・A系ループバックに切り替え時、(c)はA系異常にてB・C系ループバックに切り替え時、(d)はC系異常にてA・B系ループバックに切り替え時のSW部32の内部状態を示している。
100、110、120、101、111、121 通信線
20、22、24 ループバック判定部
30、32、34 SW(スイッチ)部
41〜46、51〜53 論理ゲート
61、62 フリップフロップ
Claims (2)
- 一つのマスタ局と、一つ以上のスレーブ局とが複数の回線を有するバス型回線を介して接続され、該バス型回線の端部に接続された局において、前記複数の回線が互いに接続されたネットワークシステムであって、
前記各局は、自局と隣接局との通信異常を検出する通信異常検出手段と、
前記通信異常を検出した接続回線をループバックするループバック手段と、
ループバック後に形成されるネットワークに前記マスタ局が含まれるか否かを判別するループバック判別手段と、を備え、
前記ループバック判別手段は、前記マスタ局が含まれる場合に前記ループバック判別手段よりループバックを行わせることを特徴とするネットワークシステム。 - 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
前記ループバック判別手段は、ループバック後に形成されるネットワークに前記マスタ局が含まれるか否かの情報を有することを特徴とするネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009191510A JP2011044896A (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | ネットワークシステム |
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JP2009191510A JP2011044896A (ja) | 2009-08-21 | 2009-08-21 | ネットワークシステム |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2009
- 2009-08-21 JP JP2009191510A patent/JP2011044896A/ja active Pending
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