JPS63251372A - 油圧式パワ−ステアリング装置 - Google Patents
油圧式パワ−ステアリング装置Info
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- JPS63251372A JPS63251372A JP62085311A JP8531187A JPS63251372A JP S63251372 A JPS63251372 A JP S63251372A JP 62085311 A JP62085311 A JP 62085311A JP 8531187 A JP8531187 A JP 8531187A JP S63251372 A JPS63251372 A JP S63251372A
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- Japan
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- hydraulic
- power steering
- hydraulic pump
- tank
- engine
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- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 15
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、フォークリフトのような産業車両に使用され
る油圧式パワーステアリング装置に係り、詳しくは油圧
ポンプから吐出される作動油の流&1制御に関する。
る油圧式パワーステアリング装置に係り、詳しくは油圧
ポンプから吐出される作動油の流&1制御に関する。
(従来の技術)
第5図は従来のフォークリフトにおける油圧式のパワー
ステアリング回路を例示したものである。
ステアリング回路を例示したものである。
これは、エンジン31によって駆動される油圧ボンプ3
2から吐出された作動油の全jl Qを70−デバイダ
33に送り、パワーステアリングに必要な一定の油量Q
aと余剰流ff1Qbとに分流し、必要流tfflQa
はブレーキブースタ34及びクラッチブースタ35を経
てコントロールバルブ36側へ送り、残りの余剰分Qb
はタンク37へ戻1方式であり、そしてハンドル38の
回転操作時には作動油をコントロールバルブ36を経て
パワーシリンダ39に供給することにより操向輪40を
操舵するようになっている。
2から吐出された作動油の全jl Qを70−デバイダ
33に送り、パワーステアリングに必要な一定の油量Q
aと余剰流ff1Qbとに分流し、必要流tfflQa
はブレーキブースタ34及びクラッチブースタ35を経
てコントロールバルブ36側へ送り、残りの余剰分Qb
はタンク37へ戻1方式であり、そしてハンドル38の
回転操作時には作動油をコントロールバルブ36を経て
パワーシリンダ39に供給することにより操向輪40を
操舵するようになっている。
(発明が解決しようとする問題点)
すなわち、上述した従来の油圧式パワーステアリング装
置は、1台の油圧ポンプ32(一般的には1゛ヤボンプ
)を使用し、パワーステアリングに必要な量の作動油を
70−デバイダ33によって得る方式であって、ぞして
エンジン31のアイドル回転時にパワーステアリングの
必要油mを叶出し得る能力の油圧ポンプ32を使用する
のが普通となっている。従って、このような形式のパワ
ーステアリング装置では、第6図に示すように走行時や
荷役作業時の如くエンジン31の回転数が高いときには
油圧ポンプ32の吐出iQも比例的に増大することにな
るが、その増量分は余剰油Qb(図示斜線部分)として
フローデバイダ33を経由してタンク37に戻すため、
エンジン31には無駄な負荷が作用する結果となって、
動力損失を招くという問題がある。
置は、1台の油圧ポンプ32(一般的には1゛ヤボンプ
)を使用し、パワーステアリングに必要な量の作動油を
70−デバイダ33によって得る方式であって、ぞして
エンジン31のアイドル回転時にパワーステアリングの
必要油mを叶出し得る能力の油圧ポンプ32を使用する
のが普通となっている。従って、このような形式のパワ
ーステアリング装置では、第6図に示すように走行時や
荷役作業時の如くエンジン31の回転数が高いときには
油圧ポンプ32の吐出iQも比例的に増大することにな
るが、その増量分は余剰油Qb(図示斜線部分)として
フローデバイダ33を経由してタンク37に戻すため、
エンジン31には無駄な負荷が作用する結果となって、
動力損失を招くという問題がある。
また、作動油がフローデバイダ33を流れるときの抵抗
による発熱量は、ブレーキやクラッチあるいはパワース
テアリングを操作したとぎの吐出圧力のy7圧及びフロ
ーデバイダ33の流量に比例するが、油圧ポンプ32か
らの吐出油の全量を常に70−デバイダ33を経由させ
る従来の方式では、ブレーキやクラッチあるいはパワー
ステアリングの操作毎の昇圧が全量に作用することにな
るため、それらの操作頻度の高いフォークリフトでは、
余剰流側の発熱間が大きく、これが作動油オーバーヒー
トの主要な原因となっている。
による発熱量は、ブレーキやクラッチあるいはパワース
テアリングを操作したとぎの吐出圧力のy7圧及びフロ
ーデバイダ33の流量に比例するが、油圧ポンプ32か
らの吐出油の全量を常に70−デバイダ33を経由させ
る従来の方式では、ブレーキやクラッチあるいはパワー
ステアリングの操作毎の昇圧が全量に作用することにな
るため、それらの操作頻度の高いフォークリフトでは、
余剰流側の発熱間が大きく、これが作動油オーバーヒー
トの主要な原因となっている。
そこで本発明は、以上の問題に鑑み、油圧ポンプから吐
出される作動油のうちの余剰分としてフローデバイダを
経由してタンクに戻す油量を可及的に減少させるように
した油圧式パワーステアリング装置を提供することを、
その目的とする。
出される作動油のうちの余剰分としてフローデバイダを
経由してタンクに戻す油量を可及的に減少させるように
した油圧式パワーステアリング装置を提供することを、
その目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題を解決するための本発明は、エンジンによって
駆動され、かつ該エンジンの回転数が設定値に達したと
きのトータル吐出量がパワーステアリングに必要な油m
となるように設定された2台の油圧ポンプを備え、両油
圧ポンプの吐出側には吐出油をパワーステアリング系へ
送る一定の必要流量と、余剰分としてタンクに戻す余剰
流mとに分流Jるフローデバイダを設ける一方、前記油
圧ポンプと70−デバイダとの間にはエンジン回転数の
上昇により一方の油圧ポンプの吐出n#がパワーステア
リングに必要な油量に達したときに他方の油圧ポンプの
吐出油をタンク側へ返送すべく切換作動する切換弁を設
【ノたことを要旨とする。
駆動され、かつ該エンジンの回転数が設定値に達したと
きのトータル吐出量がパワーステアリングに必要な油m
となるように設定された2台の油圧ポンプを備え、両油
圧ポンプの吐出側には吐出油をパワーステアリング系へ
送る一定の必要流量と、余剰分としてタンクに戻す余剰
流mとに分流Jるフローデバイダを設ける一方、前記油
圧ポンプと70−デバイダとの間にはエンジン回転数の
上昇により一方の油圧ポンプの吐出n#がパワーステア
リングに必要な油量に達したときに他方の油圧ポンプの
吐出油をタンク側へ返送すべく切換作動する切換弁を設
【ノたことを要旨とする。
(作用)
従って、エンジンの低回転域では、2台の油圧ポンプか
ら吐出された作動油が合流して70−デバイダヘ送られ
てパワーステアリングに必要な流量と余剰流量とに分流
されるが、一方の油圧ポンプの吐出量がパワーステアリ
ングに必要な流量を越えるエンジンの高回転域では、切
換弁の切換作動によって一方の油圧ポンプから吐出され
た作動油のみがフローデバイダへ送られ、他方の油圧ポ
ンプから吐出された作動油は直接タンクに返送され、そ
の結果、高回転域ではフローデバイダを通る余剰油の流
量が減少される。
ら吐出された作動油が合流して70−デバイダヘ送られ
てパワーステアリングに必要な流量と余剰流量とに分流
されるが、一方の油圧ポンプの吐出量がパワーステアリ
ングに必要な流量を越えるエンジンの高回転域では、切
換弁の切換作動によって一方の油圧ポンプから吐出され
た作動油のみがフローデバイダへ送られ、他方の油圧ポ
ンプから吐出された作動油は直接タンクに返送され、そ
の結果、高回転域ではフローデバイダを通る余剰油の流
量が減少される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。まず、第1図及び第2図に示す実施例について説明
する。油圧式パワーステアリング回路を示す第1図にお
いて、1はエンジン、2゜3はエンジン1によって駆動
される第1及び第2の2台の油圧ポンプであり、そのト
ータル吐出量において従来の1台の油圧ポンプと等しく
、かつエンジン1のアイドル回転時にパワーステアリン
グに必要な流量を吐出し得る能力のものが選定されてい
る。また、両油圧ポンプ2,3における吐出管路4,5
には2位置形の電磁切換弁6が設けられ、この電磁切換
弁6より下流側において両吐出管路4,5は合流し、7
0−デバイダ7と接続されている。また電磁切換弁6は
返送管路8によってタンク9と接続されている。
る。まず、第1図及び第2図に示す実施例について説明
する。油圧式パワーステアリング回路を示す第1図にお
いて、1はエンジン、2゜3はエンジン1によって駆動
される第1及び第2の2台の油圧ポンプであり、そのト
ータル吐出量において従来の1台の油圧ポンプと等しく
、かつエンジン1のアイドル回転時にパワーステアリン
グに必要な流量を吐出し得る能力のものが選定されてい
る。また、両油圧ポンプ2,3における吐出管路4,5
には2位置形の電磁切換弁6が設けられ、この電磁切換
弁6より下流側において両吐出管路4,5は合流し、7
0−デバイダ7と接続されている。また電磁切換弁6は
返送管路8によってタンク9と接続されている。
10はエンジン1の回転数を検出する回転はンザー、1
1はこの回転センサー10からの検出信号に基づいて前
記電磁切換弁6のソレノイドSOLに駆動電流を通電す
る駆動回路である。すなわち、電磁切換弁6は回転セン
サー10からの検出信号に基づぎ駆動回路11を介して
切換作動されるようになっており、そしてその切換時期
はエンジン1の回転数が設定値に達したとき、具体的に
は一方の、たとえば図示左側の第1油圧ポンプ2の吐出
量がパワーステアリングに必要な流量となった時点に設
定されている。従って、エンジン回転数が設定値以下の
低回転域では図示の(a)位置に保持され、設定値を越
える高回転域では(b)位置に切換えられる。
1はこの回転センサー10からの検出信号に基づいて前
記電磁切換弁6のソレノイドSOLに駆動電流を通電す
る駆動回路である。すなわち、電磁切換弁6は回転セン
サー10からの検出信号に基づぎ駆動回路11を介して
切換作動されるようになっており、そしてその切換時期
はエンジン1の回転数が設定値に達したとき、具体的に
は一方の、たとえば図示左側の第1油圧ポンプ2の吐出
量がパワーステアリングに必要な流量となった時点に設
定されている。従って、エンジン回転数が設定値以下の
低回転域では図示の(a)位置に保持され、設定値を越
える高回転域では(b)位置に切換えられる。
なお、図中12はフローデバイダ7において分流される
余剰油をタンク9に戻す戻し管路、13は70−デバイ
ダ7によって分流されたパワーステアリングに必要な一
定量の作動油をブレーキブースタ14及びクラッチブー
スタ15を経てパワーステアリングのコントロールバル
ブ16に供給する供給管路である。また17はコントロ
ールバルブ16を操作するハンドル、18はコントロー
ルバルブ16を経て供給される作動油によって作動され
、操向輪19を操舵するパワーシリンダ、20はコント
ロールバルブ16からの作動油をタンク9に戻す戻し管
路である。
余剰油をタンク9に戻す戻し管路、13は70−デバイ
ダ7によって分流されたパワーステアリングに必要な一
定量の作動油をブレーキブースタ14及びクラッチブー
スタ15を経てパワーステアリングのコントロールバル
ブ16に供給する供給管路である。また17はコントロ
ールバルブ16を操作するハンドル、18はコントロー
ルバルブ16を経て供給される作動油によって作動され
、操向輪19を操舵するパワーシリンダ、20はコント
ロールバルブ16からの作動油をタンク9に戻す戻し管
路である。
本実施例は上述のように構成したものであり、以下その
作用を説明する。
作用を説明する。
エンジン1の回転数が設定値よりも低い低回転域では電
磁切換弁6は図示の(a)位置に保持されており、従っ
て第1と第2の両油圧ポンプ2,3から吐出された作動
油は合流してフローデバイダ7に供給される。すなわち
、第2図に示すように両油圧ポンプ2,3の各吐出ff
1Q1.Q2のトータル流faQ3が70−デバイダ7
に供給され、そしてフローデバイダ7はパワーステアリ
ングに必要な流量Q4と余剰流量Q5とに分流し、下流
機器に供給する。従って、この低回転域ではブレーキや
クラッチあるいはパワーステアリングが操作されたとき
には両油圧ポンプ2.3の吐出圧力が共に昇圧する。
磁切換弁6は図示の(a)位置に保持されており、従っ
て第1と第2の両油圧ポンプ2,3から吐出された作動
油は合流してフローデバイダ7に供給される。すなわち
、第2図に示すように両油圧ポンプ2,3の各吐出ff
1Q1.Q2のトータル流faQ3が70−デバイダ7
に供給され、そしてフローデバイダ7はパワーステアリ
ングに必要な流量Q4と余剰流量Q5とに分流し、下流
機器に供給する。従って、この低回転域ではブレーキや
クラッチあるいはパワーステアリングが操作されたとき
には両油圧ポンプ2.3の吐出圧力が共に昇圧する。
一方、エンジン1の回転数が設定値を越えた高回転域で
は回転センサー10からの信号に基づき駆動回路11が
ソレノイドSQLに駆動電流を通電して電磁切換弁6を
(b)位置に切換えるため、第1油圧ポンプ2から吐出
された作動油はそのままフローデバイダ7に供給される
が、第2油圧ポンプ3から吐出された作動油は返送管路
8を通ってタンク9に戻る。ずなわ15、第2図に示す
ように高回転域にあっては70−デバイダ7には第1油
圧ポンプ2からの吐出ff1Q1のみが供給され、必要
流量Q4と余剰流ff1Q5とに分流されて下流機器に
供給されることになり、第2油圧ポンプ3からの吐出m
Q6は直接タンク9に返送される。
は回転センサー10からの信号に基づき駆動回路11が
ソレノイドSQLに駆動電流を通電して電磁切換弁6を
(b)位置に切換えるため、第1油圧ポンプ2から吐出
された作動油はそのままフローデバイダ7に供給される
が、第2油圧ポンプ3から吐出された作動油は返送管路
8を通ってタンク9に戻る。ずなわ15、第2図に示す
ように高回転域にあっては70−デバイダ7には第1油
圧ポンプ2からの吐出ff1Q1のみが供給され、必要
流量Q4と余剰流ff1Q5とに分流されて下流機器に
供給されることになり、第2油圧ポンプ3からの吐出m
Q6は直接タンク9に返送される。
従って、この高回転域ではブレーキやクラッチあ−9=
るいはパワーステアリングが操作されたときには第1油
圧ポンプ2の吐出圧力が昇圧するのみであり、タンク9
に通じている第2油圧ポンプ3の吐出圧力は昇圧しない
。
圧ポンプ2の吐出圧力が昇圧するのみであり、タンク9
に通じている第2油圧ポンプ3の吐出圧力は昇圧しない
。
そのため、エンジン1の高回転域においてはフローデバ
イダ7により分流されてタンク9に戻る余剰流axo5
による発熱が生ずるのみであり、第2油圧ポンプ3から
直接タンク9へ返送される流ff1Q6による発熱はほ
とんど生じない。また、この流ff1Q6はフローデバ
イダ7を経由しない負荷のほとんどない流れとなるため
、第2油圧ポンプ3の駆動負荷が減することになる。
イダ7により分流されてタンク9に戻る余剰流axo5
による発熱が生ずるのみであり、第2油圧ポンプ3から
直接タンク9へ返送される流ff1Q6による発熱はほ
とんど生じない。また、この流ff1Q6はフローデバ
イダ7を経由しない負荷のほとんどない流れとなるため
、第2油圧ポンプ3の駆動負荷が減することになる。
つぎに、第3図に示す他の実施例につい説明する。この
実施例は返送管路8を第1油圧ポンプ2の吸込み管路に
接続づ−ることによって、エンジン1の高回転域におい
て第2油圧ポンプ3の吐出間を第1油圧ポンプ2の吸込
み側に供給するようにしたものであり、その他の構成に
ついては前述の実施例と同様である。従って、この実施
例によるときは電磁切換弁6が切換作動されるエンジン
高回転域では第1油圧ポンプ2の吸込負圧を低減して吸
込みをアシストできるものであり、ポンプ寿命を伸ばす
上で有効となる。
実施例は返送管路8を第1油圧ポンプ2の吸込み管路に
接続づ−ることによって、エンジン1の高回転域におい
て第2油圧ポンプ3の吐出間を第1油圧ポンプ2の吸込
み側に供給するようにしたものであり、その他の構成に
ついては前述の実施例と同様である。従って、この実施
例によるときは電磁切換弁6が切換作動されるエンジン
高回転域では第1油圧ポンプ2の吸込負圧を低減して吸
込みをアシストできるものであり、ポンプ寿命を伸ばす
上で有効となる。
また、第4図は本発明のさらに他の実施例を示しており
、この実施例は電磁切換弁6の切換作動を回転センサー
に代え、流量レンリー21によって行なうようにしたも
のである。すなわち、第1油圧ポンプ2の吐出管路4に
流量センサー21を設け、ポンプ吐出ff1Q1がパワ
ーステアリングに必要な流ff1Q4に達したときには
ぞの検出信号に基づいて駆動回路11を介して電磁切換
弁6のソレノイドSQLに駆動電流を通電することによ
り、該電磁切換弁6を切換えて第2油圧ポンプ3の吐出
油を返送管路8を経てタンク9に返送することができる
。
、この実施例は電磁切換弁6の切換作動を回転センサー
に代え、流量レンリー21によって行なうようにしたも
のである。すなわち、第1油圧ポンプ2の吐出管路4に
流量センサー21を設け、ポンプ吐出ff1Q1がパワ
ーステアリングに必要な流ff1Q4に達したときには
ぞの検出信号に基づいて駆動回路11を介して電磁切換
弁6のソレノイドSQLに駆動電流を通電することによ
り、該電磁切換弁6を切換えて第2油圧ポンプ3の吐出
油を返送管路8を経てタンク9に返送することができる
。
なお、図示はしないが、電磁切換弁6は一方の油圧ポン
プの吐出系のみを切換える形で組込んでも差支えない。
プの吐出系のみを切換える形で組込んでも差支えない。
また、電磁切換弁6の切換時期については両油圧ポンプ
2,3の吐出能力を適宜選定することより任意に設定可
能である。
2,3の吐出能力を適宜選定することより任意に設定可
能である。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、エンジンの高回
転域では、2台の油圧ポンプのうちの一方の油圧ポンプ
から吐出される作動油をフローデバイダを介することな
く直接タンクへ返送することによって、70−デバイダ
から余剰油としてタンクに戻される余剰流M¥を減少で
きるので、70−デバイダを経てタンクに戻る余剰流量
による発熱量が低減され、作動油オーバーヒートの防止
に有効となる。また、フローデバイダを通る負荷の掛か
る流量が減少することから、油圧ポンプの駆動負荷が減
少し、動力損失が低減され、燃費が向」ニする。
転域では、2台の油圧ポンプのうちの一方の油圧ポンプ
から吐出される作動油をフローデバイダを介することな
く直接タンクへ返送することによって、70−デバイダ
から余剰油としてタンクに戻される余剰流M¥を減少で
きるので、70−デバイダを経てタンクに戻る余剰流量
による発熱量が低減され、作動油オーバーヒートの防止
に有効となる。また、フローデバイダを通る負荷の掛か
る流量が減少することから、油圧ポンプの駆動負荷が減
少し、動力損失が低減され、燃費が向」ニする。
第1図は本発明の実施例を示すパワーステアリング回路
図、第2図は本発明によるエンジンの回転数と油圧ポン
プの吐出量との関係を示づグラフ、第3図は本発明の他
の実施例を示す部分回路図、第4図はさらに他の実施例
を示す部分回路図、第5図は従来のパワーステアリング
回路図、第6図は従来によるエンジンの回転数と油圧ポ
ンプの吐出量との関係を示すグラフである。 1・・・エンジン 2,3・・・油圧ポンプ6
・・・電磁切換弁 7・・・フ[」−デバイダ8
・・・返送回路 10・・・回転センザー出願人
株式会社 豊田自動織機製作所代理人 弁理士
岡田英彦 (外3名)第4図 第6図
図、第2図は本発明によるエンジンの回転数と油圧ポン
プの吐出量との関係を示づグラフ、第3図は本発明の他
の実施例を示す部分回路図、第4図はさらに他の実施例
を示す部分回路図、第5図は従来のパワーステアリング
回路図、第6図は従来によるエンジンの回転数と油圧ポ
ンプの吐出量との関係を示すグラフである。 1・・・エンジン 2,3・・・油圧ポンプ6
・・・電磁切換弁 7・・・フ[」−デバイダ8
・・・返送回路 10・・・回転センザー出願人
株式会社 豊田自動織機製作所代理人 弁理士
岡田英彦 (外3名)第4図 第6図
Claims (4)
- (1)エンジンによって駆動され、かつ該エンジンの回
転数が設定値に達したときのトータル吐出量がパワース
テアリングに必要な油量となるように設定された2台の
油圧ポンプを備え、両油圧ポンプの吐出側には吐出され
た作動油をパワーステアリング系へ送る一定の必要流量
と、余剰分としてタンクに戻す余剰流量とに分流するフ
ローデバイダを設ける一方、前記油圧ポンプとフローデ
バイダとの間にはエンジン回転数の上昇により一方の油
圧ポンプの吐出量がパワーステアリングに必要な油量に
達したときに他方の油圧ポンプの吐出油をタンク側へ返
送すべく切換作動する電磁切換弁を設けた油圧式パワー
ステアリング装置。 - (2)前記電磁切換弁はエンジンの回転数を検出する回
転センサーからの信号に基づいて切換作動される構成と
した特許請求の範囲第1項に記載の油圧式パワーステア
リング装置。 - (3)前記電磁切換弁は一方の油圧ポンプの吐出量を検
出する流量センサーからの信号に基づいて切換作動され
る構成とした特許請求の範囲第1項に記載の油圧式パワ
ーステアリング装置。 - (4)前記電磁切換弁の切換作動時にタンク側に連通さ
れる方の油圧ポンプの吐出油を他方の油圧ポンプの吸い
込み側に供給する構成とした特許請求の範囲第1項に記
載の油圧式パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62085311A JPS63251372A (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 油圧式パワ−ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62085311A JPS63251372A (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 油圧式パワ−ステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63251372A true JPS63251372A (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=13855060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62085311A Pending JPS63251372A (ja) | 1987-04-07 | 1987-04-07 | 油圧式パワ−ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63251372A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015531722A (ja) * | 2012-09-13 | 2015-11-05 | ティーアールダブリュー・オートモーティブ・ユーエス・エルエルシー | パワーステアリング装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55115605A (en) * | 1979-02-26 | 1980-09-05 | Komatsu Ltd | Flow distributing valve |
JPS5733068A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-23 | Koyo Seiko Co Ltd | Power steering gear for vehicle |
-
1987
- 1987-04-07 JP JP62085311A patent/JPS63251372A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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