JPH0721378Y2 - 台車の走行駆動装置 - Google Patents
台車の走行駆動装置Info
- Publication number
- JPH0721378Y2 JPH0721378Y2 JP17014088U JP17014088U JPH0721378Y2 JP H0721378 Y2 JPH0721378 Y2 JP H0721378Y2 JP 17014088 U JP17014088 U JP 17014088U JP 17014088 U JP17014088 U JP 17014088U JP H0721378 Y2 JPH0721378 Y2 JP H0721378Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- parallel
- oil
- hydraulic motor
- switching valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は航空機の整備工場等で用いられる作業台車を走
行駆動させるための走行駆動装置に関するものである。
行駆動させるための走行駆動装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種作業台車としては、第3図に一例を概略的
に示す如く、台車本体aの一方の前輪bと一方の後輪c
にそれぞれ油圧モータd,eを連結し、これら2台の油圧
モータを並列回路で接続して同時に駆動させて台車を走
行させる方式が採用されている。通常、油圧源の能力
は、油圧モータの始動トルク(油圧)と所定速度(流
量)により決定される。すなわち、始動時は、低速(流
量小)でよいが大きな起動トルク(高圧)が必要であ
り、一方、運転時は小さなトルク(低圧)でよいが、高
速(流量大)にする必要がある。そのため、従来の作業
台車の駆動装置としては、運転中の高速化が図れるよう
に予め高圧で大流量用のポンプが採用されている。
に示す如く、台車本体aの一方の前輪bと一方の後輪c
にそれぞれ油圧モータd,eを連結し、これら2台の油圧
モータを並列回路で接続して同時に駆動させて台車を走
行させる方式が採用されている。通常、油圧源の能力
は、油圧モータの始動トルク(油圧)と所定速度(流
量)により決定される。すなわち、始動時は、低速(流
量小)でよいが大きな起動トルク(高圧)が必要であ
り、一方、運転時は小さなトルク(低圧)でよいが、高
速(流量大)にする必要がある。そのため、従来の作業
台車の駆動装置としては、運転中の高速化が図れるよう
に予め高圧で大流量用のポンプが採用されている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記従来の方式では、油圧モータd,eを並列
接続して油圧ポンプからの圧油により同時に駆動させる
ようにした並列回路構成において、運転中のスピードア
ップも図れるように大容量のポンプを用意しているた
め、必然的に大型の油圧モータを使用せざるを得ないこ
とになって無駄が多い、という問題があり、更に、ポン
プを駆動する電動モータも大型となり、電動モータ用の
バッテリーの寿命も短くなるという欠点がある。
接続して油圧ポンプからの圧油により同時に駆動させる
ようにした並列回路構成において、運転中のスピードア
ップも図れるように大容量のポンプを用意しているた
め、必然的に大型の油圧モータを使用せざるを得ないこ
とになって無駄が多い、という問題があり、更に、ポン
プを駆動する電動モータも大型となり、電動モータ用の
バッテリーの寿命も短くなるという欠点がある。
そこで、本考案は小型油圧モータによっても始動時と運
転時の特性に応じた油圧と油量が得られるようにし、油
圧源の小型化、省力化を図ることができるようにしよう
とするものである。
転時の特性に応じた油圧と油量が得られるようにし、油
圧源の小型化、省力化を図ることができるようにしよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記課題を解決するために、台車の複数の車
輪に連結した少なくとも2台の油圧モータに油圧ポンプ
からの圧油を並列に供給するよう給油管をそれぞれ分岐
して上記油圧ポンプと上記各油圧モータとの間に配管す
ると共に、上記各油圧モータから排出される圧油を個々
の排油管を通してタンクに戻すようにしてある並列回路
における1台の油圧モータへの給油管と別の1台の油圧
モータからの排油管とを除く残り給油管と排油管の途中
に、それぞれ並直切換弁を設け、且つ上記各油圧モータ
に圧油を直列に供給させられるように、上記各並直切換
弁の間に連絡管を配管してなる油圧回路を備えてなる構
成とする。
輪に連結した少なくとも2台の油圧モータに油圧ポンプ
からの圧油を並列に供給するよう給油管をそれぞれ分岐
して上記油圧ポンプと上記各油圧モータとの間に配管す
ると共に、上記各油圧モータから排出される圧油を個々
の排油管を通してタンクに戻すようにしてある並列回路
における1台の油圧モータへの給油管と別の1台の油圧
モータからの排油管とを除く残り給油管と排油管の途中
に、それぞれ並直切換弁を設け、且つ上記各油圧モータ
に圧油を直列に供給させられるように、上記各並直切換
弁の間に連絡管を配管してなる油圧回路を備えてなる構
成とする。
[作用] 各油圧モータを並列駆動させている状態から各油圧モー
タごとの並直切換弁の位置を切り換えると、両並直切換
弁間を連絡している連絡管が一つの油圧モータへの給油
管と別の油圧モータからの排油管に連通させられるた
め、各油圧モータは直列駆動されることになる。
タごとの並直切換弁の位置を切り換えると、両並直切換
弁間を連絡している連絡管が一つの油圧モータへの給油
管と別の油圧モータからの排油管に連通させられるた
め、各油圧モータは直列駆動されることになる。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、2台の油圧モ
ータを駆動する場合を示す。バッテリー駆動される電動
モータ1と、該電動モータ1により駆動される油圧ポン
プ2とからなる油圧源3を備え、上記油圧ポンプ2から
吐出された圧油を圧送する給油管4を第1給油管4aと第
2給油管4bに分岐して、それぞれ第1油圧モータ6aと第
2油圧モータ6bに接続すると共に、上記第1油圧モータ
6aに接続された第1排油管5aと第2油圧モータ6bに接続
された第2排油管5bと排油管5を介してタンク7に接続
させ、且つ上記第1給油管4aと第1排油管5aとの間及び
第2給油管4bと第2排油管5bとの間の各途中に、それぞ
れ圧油供給方向を切り換えて第1、第2油圧モータ6a,6
bを正逆駆動させるようにするソレノイド弁である第1
正逆切換弁8a及び第2正逆切換弁8bを設け、これら第1
正逆切換弁8a及び第2正逆切換弁8bをそれぞれ切り換え
ることにより第1油圧モータ6a及び第2油圧モータ6bの
回転方向を正転、逆転に切り換えられるようにしてある
並列油圧回路を構成し、該並列油圧回路において、本考
案は以下に示す回路を組み込んで、直列油圧回路に切り
換えられるようにする。すなわち、上記第1油圧モータ
6aと第1正逆切換弁8aとの間における第1排油管5aの途
中と、第2油圧モータ6bと第2正逆切換弁8bとの間にお
ける第2給油管4bの途中に、それぞれ並列、直列の切換
えを行わせるためのソレノイド弁である第1並直切換弁
9aと第2並直切換弁9bを設置し、且つこれら両並直切換
弁9a,9b間に連絡管10を接続し、両並直切換弁9a,9bを電
磁的に同時に切り換えることにより、第1排油管5aと第
2給油管4bとが連絡管10を介して連通させられ、第1排
油管5a内の圧油を連絡管10を通して第2給油管4bへ流入
させたり、第2給油管4b内の圧油を連絡管10を通して第
1排油管5aへ流入させたりできるようにして上記第1油
圧モータ6a及び第2油圧モータ6bを正転時、逆転時に直
列で駆動させられるようにする。なお、図示していない
が、第1及び第2の並直切換弁9a及び9bは、第1及び第
2油圧モータ6aと6bの起動後所定時間経過した後に切り
換えられるようにタイマーが組み込まれており、自動的
に切り換え操作されるようにしてある。11は給油管4の
途中に設けた圧油供給切換用の操作弁、12は比例制御弁
である。
ータを駆動する場合を示す。バッテリー駆動される電動
モータ1と、該電動モータ1により駆動される油圧ポン
プ2とからなる油圧源3を備え、上記油圧ポンプ2から
吐出された圧油を圧送する給油管4を第1給油管4aと第
2給油管4bに分岐して、それぞれ第1油圧モータ6aと第
2油圧モータ6bに接続すると共に、上記第1油圧モータ
6aに接続された第1排油管5aと第2油圧モータ6bに接続
された第2排油管5bと排油管5を介してタンク7に接続
させ、且つ上記第1給油管4aと第1排油管5aとの間及び
第2給油管4bと第2排油管5bとの間の各途中に、それぞ
れ圧油供給方向を切り換えて第1、第2油圧モータ6a,6
bを正逆駆動させるようにするソレノイド弁である第1
正逆切換弁8a及び第2正逆切換弁8bを設け、これら第1
正逆切換弁8a及び第2正逆切換弁8bをそれぞれ切り換え
ることにより第1油圧モータ6a及び第2油圧モータ6bの
回転方向を正転、逆転に切り換えられるようにしてある
並列油圧回路を構成し、該並列油圧回路において、本考
案は以下に示す回路を組み込んで、直列油圧回路に切り
換えられるようにする。すなわち、上記第1油圧モータ
6aと第1正逆切換弁8aとの間における第1排油管5aの途
中と、第2油圧モータ6bと第2正逆切換弁8bとの間にお
ける第2給油管4bの途中に、それぞれ並列、直列の切換
えを行わせるためのソレノイド弁である第1並直切換弁
9aと第2並直切換弁9bを設置し、且つこれら両並直切換
弁9a,9b間に連絡管10を接続し、両並直切換弁9a,9bを電
磁的に同時に切り換えることにより、第1排油管5aと第
2給油管4bとが連絡管10を介して連通させられ、第1排
油管5a内の圧油を連絡管10を通して第2給油管4bへ流入
させたり、第2給油管4b内の圧油を連絡管10を通して第
1排油管5aへ流入させたりできるようにして上記第1油
圧モータ6a及び第2油圧モータ6bを正転時、逆転時に直
列で駆動させられるようにする。なお、図示していない
が、第1及び第2の並直切換弁9a及び9bは、第1及び第
2油圧モータ6aと6bの起動後所定時間経過した後に切り
換えられるようにタイマーが組み込まれており、自動的
に切り換え操作されるようにしてある。11は給油管4の
途中に設けた圧油供給切換用の操作弁、12は比例制御弁
である。
上記第1油圧モータ6aを台車の一方の前輪に連結すると
共に第2油圧モータ6bを台車の一方の後輪に連結して、
上記構成の油圧回路を装備させた作業台車を始動させる
場合には、各正逆切換弁8a,8b及び並直切換弁9a,9bを図
示の如くそれぞれA位置に保持させて並列回路構成とし
た状態で操作弁11を所要位置に切り換えて油圧ポンプ2
からの圧油を油圧モータ6a,6b側へ圧送させるようにす
る。油圧ポンプ2から送り出された圧油は、給油管4を
通り第1給油管4aと第2給油管4bに分岐された後、それ
ぞれ第1正逆切換弁8aと第2正逆切換弁8bのA側のポー
トを通って第1油圧モータ6aと第2油圧モータ6bへ供給
され、該第1油圧モータ6aと第2油圧モータ6bが同時に
正転方向へ駆動され始める。このとき第1排油管5aに送
り出された圧油は第1並直切換弁9aと第1正逆切換弁8a
のA側のポートを順次通り、又、第2排油管5bに送り出
された圧油は第2正逆切換弁8bのA側のポートを通り排
油管5で合流した後、タンク7へ戻される。これによ
り、上記第1油圧モータ6aと第2油圧モータ6bは正転方
向に並列駆動され、大きな起動トルク(高圧)で台車は
起動され、前進方向へ走行駆動される。なお、作業台車
を後退させる場合には、第1正逆切換弁8aと第2正逆切
換弁8bをそれぞれA側のポートからB側のポートへ切り
換えればよい。
共に第2油圧モータ6bを台車の一方の後輪に連結して、
上記構成の油圧回路を装備させた作業台車を始動させる
場合には、各正逆切換弁8a,8b及び並直切換弁9a,9bを図
示の如くそれぞれA位置に保持させて並列回路構成とし
た状態で操作弁11を所要位置に切り換えて油圧ポンプ2
からの圧油を油圧モータ6a,6b側へ圧送させるようにす
る。油圧ポンプ2から送り出された圧油は、給油管4を
通り第1給油管4aと第2給油管4bに分岐された後、それ
ぞれ第1正逆切換弁8aと第2正逆切換弁8bのA側のポー
トを通って第1油圧モータ6aと第2油圧モータ6bへ供給
され、該第1油圧モータ6aと第2油圧モータ6bが同時に
正転方向へ駆動され始める。このとき第1排油管5aに送
り出された圧油は第1並直切換弁9aと第1正逆切換弁8a
のA側のポートを順次通り、又、第2排油管5bに送り出
された圧油は第2正逆切換弁8bのA側のポートを通り排
油管5で合流した後、タンク7へ戻される。これによ
り、上記第1油圧モータ6aと第2油圧モータ6bは正転方
向に並列駆動され、大きな起動トルク(高圧)で台車は
起動され、前進方向へ走行駆動される。なお、作業台車
を後退させる場合には、第1正逆切換弁8aと第2正逆切
換弁8bをそれぞれA側のポートからB側のポートへ切り
換えればよい。
作業台車を始動させて、通常運転に移行すると、起動し
てから所定時間経過後にタイマーが作動して第1並直切
換弁9aと第2並直切換弁9bがそれぞれA位置からB位置
へと自動的に切り換えられる。この第1並直切換弁9aと
第2並直切換弁9bのBポート側への切り換えにより、第
1油圧モータ6a側の第1排油管5aと第2油圧モータ6b側
の第2給油管4bとが連絡管10を介して連通させられるた
め、油圧ポンプ2から圧送された圧油は給油管4から第
1給油管4aを通り第1油圧モータ6aに供給された後、第
1排油管5aから第1並直切換弁9a、連絡管10、第2並直
切換弁9bを順に経て第2油圧モータ6b側の第2給油管4b
へ流れ、該第2給油管4bから第2油圧モータ6bへ供給さ
れた後、第2排油管5bから第2正逆切換弁8bを介し排油
管5側へ流れてタンク7で回収される。したがって、第
1油圧モータ6aと第2油圧モータ6bは直列に駆動される
ことになり、このため、大流量の圧油により高速運転さ
れることになる。なお、作業台車を高速運転で後退させ
る場合には、第1正逆切換弁8aと第2正逆切換弁8bを共
にA側にポートからB側のポートへと切り換えればよ
い。
てから所定時間経過後にタイマーが作動して第1並直切
換弁9aと第2並直切換弁9bがそれぞれA位置からB位置
へと自動的に切り換えられる。この第1並直切換弁9aと
第2並直切換弁9bのBポート側への切り換えにより、第
1油圧モータ6a側の第1排油管5aと第2油圧モータ6b側
の第2給油管4bとが連絡管10を介して連通させられるた
め、油圧ポンプ2から圧送された圧油は給油管4から第
1給油管4aを通り第1油圧モータ6aに供給された後、第
1排油管5aから第1並直切換弁9a、連絡管10、第2並直
切換弁9bを順に経て第2油圧モータ6b側の第2給油管4b
へ流れ、該第2給油管4bから第2油圧モータ6bへ供給さ
れた後、第2排油管5bから第2正逆切換弁8bを介し排油
管5側へ流れてタンク7で回収される。したがって、第
1油圧モータ6aと第2油圧モータ6bは直列に駆動される
ことになり、このため、大流量の圧油により高速運転さ
れることになる。なお、作業台車を高速運転で後退させ
る場合には、第1正逆切換弁8aと第2正逆切換弁8bを共
にA側にポートからB側のポートへと切り換えればよ
い。
このように、本考案では、第1、第2の並直切換弁9a、
9bを切り換えることにより、第1油圧モータ6aと第2油
圧モータ6bを並列駆動させたり、直列駆動させたりする
ことができるので、作業台車の駆動を始動時と運転時の
それぞれの特性に応じた油圧と油量に調整することがで
き、このため、第1、第2の油圧モータ6a、6bと、電動
モータ1及び油圧ポンプ2からなる油圧源3を小型のも
のにすることができ、更に油圧ポンプ2を小型にできる
ことから、電動モータ1のバッテリーの寿命を延ばすこ
とができるようになる。
9bを切り換えることにより、第1油圧モータ6aと第2油
圧モータ6bを並列駆動させたり、直列駆動させたりする
ことができるので、作業台車の駆動を始動時と運転時の
それぞれの特性に応じた油圧と油量に調整することがで
き、このため、第1、第2の油圧モータ6a、6bと、電動
モータ1及び油圧ポンプ2からなる油圧源3を小型のも
のにすることができ、更に油圧ポンプ2を小型にできる
ことから、電動モータ1のバッテリーの寿命を延ばすこ
とができるようになる。
第2図は本考案の他の実施例を示すもので、上記実施例
における油圧モータ6a,6bに更にもう1台の油圧モータ6
cを追加して3台の油圧モータ6a,6b,6cを駆動する場合
の例を示すものである。すなわち、第2油圧モータ6bの
第2排油管5bの途中に並直切換弁9b′を設けると共に、
第3油圧モータ6cの第3給油管4cの途中に並直切換弁9c
を設け、且つ該並直切換弁9b′,9c間に連絡管10を配管
したものである。なお、5cは第3油圧モータ6cの第3排
油管、8cは第3油圧モータ6Cの正逆切換弁を示す。
における油圧モータ6a,6bに更にもう1台の油圧モータ6
cを追加して3台の油圧モータ6a,6b,6cを駆動する場合
の例を示すものである。すなわち、第2油圧モータ6bの
第2排油管5bの途中に並直切換弁9b′を設けると共に、
第3油圧モータ6cの第3給油管4cの途中に並直切換弁9c
を設け、且つ該並直切換弁9b′,9c間に連絡管10を配管
したものである。なお、5cは第3油圧モータ6cの第3排
油管、8cは第3油圧モータ6Cの正逆切換弁を示す。
第2図の実施例の場合にも、各並直切換弁9a,9b,9b′,9
cの切換操作により3台の油圧モータ6a,6b,6cを並列駆
動したり、直列駆動したりすることができる。
cの切換操作により3台の油圧モータ6a,6b,6cを並列駆
動したり、直列駆動したりすることができる。
又、本考案では油圧モータを4台用いて台車の駆動を行
わせるようにすることもできる。4台の油圧モータを並
列、直列に切り換えて駆動する場合には、第2図に示し
た実施例において台4の油圧モータを設定し、第3油圧
モータ6Cの排油管5cと第4油圧モータの給油管の途中に
それぞれ並直切換弁を設け、該両切換弁間に連絡管10を
設けるようにすればよい。
わせるようにすることもできる。4台の油圧モータを並
列、直列に切り換えて駆動する場合には、第2図に示し
た実施例において台4の油圧モータを設定し、第3油圧
モータ6Cの排油管5cと第4油圧モータの給油管の途中に
それぞれ並直切換弁を設け、該両切換弁間に連絡管10を
設けるようにすればよい。
なお、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、並直切換弁の切り換えは手動であってもよく、その
他本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
く、並直切換弁の切り換えは手動であってもよく、その
他本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
[考案の効果] 以上述べた如く、本考案の台車の走行駆動装置によれ
ば、並列回路から直列回路に、又、その逆に切り換える
切換弁を組み込んで、各油圧モータを並列駆動させた
り、直列駆動させたりすることができるようにしたの
で、作業台車を始動時と運転時のそれぞれの特性に合わ
せた油圧と油量で能率よく駆動することができ、したが
って、油圧源としては油圧ポンプを小容量のものとする
ことができ、その結果、油圧モータも小型のもので済
み、更に油圧ポンプが小容量のもので済むことからバッ
テリーの寿命を延ばすことができるて省力化を図ること
ができる、等の優れた効果を発揮する。
ば、並列回路から直列回路に、又、その逆に切り換える
切換弁を組み込んで、各油圧モータを並列駆動させた
り、直列駆動させたりすることができるようにしたの
で、作業台車を始動時と運転時のそれぞれの特性に合わ
せた油圧と油量で能率よく駆動することができ、したが
って、油圧源としては油圧ポンプを小容量のものとする
ことができ、その結果、油圧モータも小型のもので済
み、更に油圧ポンプが小容量のもので済むことからバッ
テリーの寿命を延ばすことができるて省力化を図ること
ができる、等の優れた効果を発揮する。
第1図は本考案の台車の走行駆動装置の一実施例を示す
概略図、第2図は本考案の他の実施例の概略図、第3図
は台車の車輪に油圧モータを連結した状態を示す概略図
である。 2……油圧ポンプ、3……油圧源、4……給油管、4a…
…第1給油管、4b……第2給油管、4C……第3給油管、
5……排油管、5a……第1排油管、5b……第2排油管、
5C……第3排油管、6a……第1油圧モータ、6b……第2
油圧モータ、8a……第1正逆切換弁、8b……第2正逆切
換弁、9a……第1並直切換弁、9b……第2並直切換弁、
9b′,9c……並直切換弁、10……連絡管。
概略図、第2図は本考案の他の実施例の概略図、第3図
は台車の車輪に油圧モータを連結した状態を示す概略図
である。 2……油圧ポンプ、3……油圧源、4……給油管、4a…
…第1給油管、4b……第2給油管、4C……第3給油管、
5……排油管、5a……第1排油管、5b……第2排油管、
5C……第3排油管、6a……第1油圧モータ、6b……第2
油圧モータ、8a……第1正逆切換弁、8b……第2正逆切
換弁、9a……第1並直切換弁、9b……第2並直切換弁、
9b′,9c……並直切換弁、10……連絡管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 中川 啓三 東京都江東区毛利1丁目19番10号 江間忠 ビル 石川島播磨重工業株式会社江東事務 所内 (56)参考文献 特開 昭53−32527(JP,A) 実開 昭55−160924(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】台車の複数の車輪に連結した少なくとも2
台の油圧モータに油圧ポンプからの圧油を並列に供給す
るよう給油管をそれぞれ分岐して上記油圧ポンプと上記
各油圧モータとの間に配管すると共に、上記各油圧モー
タから排出される圧油を個々の排油管を通してタンクに
戻すようにしてある並列回路における1台の油圧モータ
への給油管と別の1台の油圧モータからの排油管とを除
く残りの給油管と排油管の途中に、それぞれ並直切換弁
を設け、且つ上記各油圧モータに圧油を直列に供給させ
られるように、上記各並直切換弁の間に連絡管を配管し
てなる油圧回路を備えてなることを特徴とする台車の走
行駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17014088U JPH0721378Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 台車の走行駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17014088U JPH0721378Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 台車の走行駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0291024U JPH0291024U (ja) | 1990-07-19 |
JPH0721378Y2 true JPH0721378Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31460821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17014088U Expired - Lifetime JPH0721378Y2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 台車の走行駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721378Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4618524B2 (ja) * | 2001-02-14 | 2011-01-26 | 豊和工業株式会社 | 走行車の流体圧駆動回路切換装置 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP17014088U patent/JPH0721378Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0291024U (ja) | 1990-07-19 |
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