JPS6325095A - Ｉｃカ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はＩＣカード、特に所定の記録再生装置との間で
データの入出力を行なうＩＣカードに関するものである
。

［従来の技術］ 従来より、キャッシュカードや会員証、ＩＤカードなど
として、各種の磁気カードが用いられている。磁気カー
ドは、たかだか数センチの磁気記録媒体に情報記録を行
なうものであるので、記録できる情報量に限りがあると
いう問題がある。

この問題を解決するものとして、内部にマイクロプロセ
ッサおよびメモリを収納し、このメモリに所望の情報を
記憶させる方式が提案されており、このようなカードは
ＩＣカードと呼ばれている。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来より提案されているＩＣカードは、記録再生装置と
の間のデータ転送ないし電源供給を金属端子やコネクタ
などを介して行なうように構成されている。このような
構成では、通常、接点の接続不良や、接点を介した静電
気の妨害などによって誤動作や内部回路の素子破壊が生
じる危険性がある。

通常、コネクタなどの接続素子は比較的高価であり、ま
た、回路接続の確実性を保証しようとすれば、さらに回
路接続部のコストは上昇する。特に、現段階ではＩＣカ
ードの製造コストは磁気式のものに比べて高く、このコ
ストをいかに低下させるかが課題となっており、上記の
問題を回避するために接続接点の改良を行なうにはこの
コスト面での不利がある。

［問題点を解決するための手段］ 以上の問題点を解俣するために、所定の記録再生装置と
の間で内部の記憶手段に記憶された情報を入出力するＩ
Ｃカードにおいて、前記記録再生装置との間で光伝送に
よりデータ転送を行なう手段を設けるとともに、内部回
路の電源装置としてペーパー電池を用いる構成を採用し
た。

［作用］ 以上の構成によれば、金属接点などの信頼性の低い部材
を排除でき、接続不良や静電気による妨害を確実に除去
することができる。

［実施例］ 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。

第１図は本発明を採用したＩＣカードの外観を示してい
る。

図において符号ｌはＩＣカード本体を示している。カー
ド本体ｌ内部には従来装置と同様に。

情報を記憶するためのメモリ素子と、このメモリに対す
るデータ入出力を制御するマイクロプロセッサなどから
構成されたＩＣ回路５が収納されている。

第３図はＩＣ回路５の構成を示したブロック図である０
図において符号５１はマイクロプロセッサ素子から成る
ＣＰＵ、５２はＥＥＰＲＯＭなどから成る情報記憶用の
メモリ、５３はＣＰＵ５１の制御プログラムを格納した
ＲＯＭである。

本実施例では、ＩＣ回路５に対する情報の記録再生を行
なう装置と、ＩＣ回路５のインターフェースは光通信に
より行なう。

この光通信手段として、本実施例ではカード本体ｌの上
面に光信号入出力部３を設けである。

光信号入出力部３は光信号の入出力を行なうためのフォ
トトランジスタなどの受光素子、およびＬＥＤなとの発
光素子から構成される。光信号入出力部３の受光および
発光素子は、それぞれ１個ずつでもよいし、あるいは複
数ビットの並列データ転送を行なうように複数個ずつ設
けるようにしてもよい。

また、本実施例では、ＩＣ回路５の動作、すなわち、Ｅ
ＥＰＲＯＭなどから構成されたＩＣ回路５のメモリの書
き換え時などに必要な電源は、カード本体１内に設けら
れたペーパー電池４から供給される（第３図参照）。

第２図に第１図のＩＣカードに対してデータの入出力、
および電源供給を行なう構成を例示する。第２図の構成
は記録再生装置のカード受領部に設けられるものとする
。

８２図において符号６は第１図の光信号入出力部３の発
光素子および受光素子に対して光信号の入出力を行なう
光信号入出力部である。本実施例では光信号入出力部６
はほぼ円筒形状に構成されており、その端面６ａには光
信号入出力部３の発光素子および受光素子の位置に対応
して光ファイバ８の端面が露出されている。

なお、上記では光ファイバ８により記録再生装置側の不
図示の発光素子および受光素子の接続を行なうものとし
たが、光信号入出力部の端面に直接発光素子、受光素子
を設けるようにしてもよい。

光信号入出力部６はシャーシ１０に固定されており、光
信号入出力部６およびシャーシ１０の内部には光ファイ
バ８が貫通している。シャーシ１０から引き出された光
ファイバ８の端部は光信号入出力部３の発光素子および
受光素子に対して光信号の入出力を行なえるようそれぞ
れ受光素子および発光素子（不図示）を取り付ける。

以上の構成において、ＩＣカードに情報再生を行なう場
合には、まず、不図示の搬送手段などを介してＩＣカー
ドをシャーシ１０の下部に送り込む。このとき、光信号
入出力部６の下部にはＩＣカードの光信号入出力部３が
密着、または所定の距離を隔てて配置される。

続いて、光ファイバ８、光信号入出力部６を介して光信
号入出力部３の発光素子および受光素子に対するデータ
の入出力が行われる。ＩＣ回路５のメモリに対するアク
セスはＩＣ回路５のマイクロプロセッサにより制御され
る。この際にＩＣ回路５の動作に必要な電源はペーパー
電池４から供給される。

以上のようにして、ＩＣカードのメモリに対して情報の
入出力を行なうことができる０以上の構成によれば、従
来、電源供給および情報の入出力に必要とされた電気的
な接点を省略することができる。したがって、電気的接
点の接続不良や、接点を介した静電気の妨害などによる
誤動作、素子破壊を効果的に防止することができる。

本実施例によれば、カードの電源は内蔵された電池から
供給され、データの入出力は完全な無接点方式で行われ
るから、カード全体をプラスチックなどで完全に被覆す
ることが可能である。このような構成を採用すれば、カ
ードの防水化などが可能で、カードの取り扱いを大幅に
簡略化することができる。

［効果］ 以上から明らかなように、本発明によれば、所定の記録
再生装置との間で内部の記憶手段に記憶された情報を入
出力するＩＣカードにおいて、前記記録再生装置との間
で光伝送によりデータ転送を行なう手段を設けるととも
に、内部回路の電源装置としてペーパー電池を用いる構
成を採用しているので、ＩＣカードに対するデータの入
出力を無接点方式で行なうことができ、従来方式におけ
るように電気接点の不良や接点を介した静電気による妨
害などにより素子の破壊などの事故を生じることがない
優れたＩＣカードを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を採用したＩＣカードの斜視図、第２図
は第１図のＩＣカードに対してデータ入出力および電源
の供給を行なう構成を示した斜視図、第３図は第１図の
ＩＣ回路周辺の構成を示したブロック図である。 １・・・カード本体 ２・・・透明プラスチックカバー ３・・・光信号入出力部 ４・・・ペーパー電池　　５・・・ＩＣ回路６・・・光
信号入出力部 ７・・・ランプ　　　　　８川光フアイバ１Ｃカードの
倶視圓 第１図 テ′−タ又土力合βの８ギ硯図 第２図 ＩＣ［］詩同辺のア０．７フ父 第３因

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　所定の記録再生装置との間で内部の記憶手段に記憶さ
   れた情報を入出力するＩＣカードにおいて、前記記録再
   生装置との間で光伝送によりデータ転送を行なう手段を
   設けるとともに、内部回路の電源装置としてペーパー電
   池を用いることを特徴とするＩＣカード。