JPS6325025Y2 - - Google Patents

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JPS6325025Y2
JPS6325025Y2 JP1982198942U JP19894282U JPS6325025Y2 JP S6325025 Y2 JPS6325025 Y2 JP S6325025Y2 JP 1982198942 U JP1982198942 U JP 1982198942U JP 19894282 U JP19894282 U JP 19894282U JP S6325025 Y2 JPS6325025 Y2 JP S6325025Y2
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JP
Japan
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rod
contact
pressure ring
piston
tightening
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JP1982198942U
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JPS59102275U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押圧シリンダの抵抗溶接装置に関す
る。更に詳しくは、電源から抵抗溶接装置に至る
ケーブルを可動しないように固定して可動による
損傷を防止すると共に、通電用の接点の接合を確
実にするものである。
従来、スポツト溶接等を実施する際には、第1
図に示すような抵抗溶接装置が広く用いられてい
る。この種の抵抗溶接装置においては、通常金属
製品57に大電流を供給するため、往復移動する
ピストンロツド54の先端側の可動電極51と電
源52とを太いケーブル53により連結されてい
る。そして、ケーブル53の両端の接合部はボル
ト55により固定されている。このように構成さ
れた抵抗溶接装置は、可動電極51と固定電極5
6との間に製品57を介在させて、両者の電極5
1,56により製品57を押圧する必要がある。
このため、ピストンに圧力流体を作用させてピス
トンロツド54と共に可動電極51を前進させる
が、可動電極51に一端が固定されているケーブ
ル53も可動電極51に応動して往復移動する。
そして、抵抗溶接装置による溶接作業中、一端が
支持されていると共に、他端側が往復移動するケ
ーブル53は常に折曲げ変形を受けることになる
ので、経時的に折曲げ部から損傷することにな
る。又、ケーブル53を接合しているボルトがゆ
るんで接合部の通電が不良になることが多い。こ
のため、作業中、頻繁にケーブル53を取替えね
ばならないという問題を有していた。更に、この
欠点を改良した先行技術として特開昭51−54054
号公報に開示されている溶接ガンが存在する。こ
の溶接ガンはロツドの途中にピストンが設けられ
ていると共に、ロツドの先端側が電極部にされて
いる。又、ロツドの他端側にロツドに貫通され
て、めす形テーパ面を有する遊動ピストンと、こ
の遊動ピストンのめす形テーパ面に対応するおす
形テーパ面とロツド端部に嵌合する穴とを有し、
この両面間を横断した放射方向のスリツトが形成
されたコンタクタとを備えている。そして、ピス
トンと遊合ピストンとの間での加圧室に流体を作
用させてピストンを押圧しロツドを前進させると
共に、反対に遊動ピストンを後退させる。このと
き、遊合ピストンのテーパ面の作用力によりコン
タクタのスリツト側とロツドを接合させて通電す
るものである。しかし、この溶接ガンは、加工対
象物を電極部により加圧するとき、ピストンと遊
動ピストンとの間に流体圧力を作用させるため、
遊動ピストンにも流体圧力が強く作用するから遊
動ピストンとコンタクタとのテーパ面が強く接合
し、ロツドを後退させるとき、ばねの強さのみで
はコンタクタとロツドとの接合面を解除すること
が困難になり、ロツドを後退できなくなる作動上
の問題を有する。反対に、ばね力を強くすると、
コンタクタとロツドとの接合力が弱くなり、通電
が困難になる。又、コンタクタはロツドと接合す
る側がコレツトチヤツクのように構成されている
ので、実際にはスリツトのある開口先端側のみが
ロツドと接合して小面積の接触となり、通電不良
の問題が惹起する。
更に、他の先行技術として特開昭53−125948号
公報の第3図に示す電極給電装置が存在する。こ
の第3図は本考案の締付接点に相当する給電割り
メタルが、本考案の加圧リングを介することな
く、ばねにより直接加圧されてハウジングのテー
パ面に接合されるように構成されている。
しかし、上述の構成はのものは、ロツドが回転
する場合に大きな問題とならなくとも、ロツドが
軸方向へ往復動する場合にはロツドが傾斜する
と、ロツドと一部の給電割りメタルのみが摩擦力
を増大し、この摩擦力を強めた給電割りメタルが
ロツドに引張られてハウジングと離接する問題が
惹起する。その結果、全体の通電面積が小さくな
るので、通電不足の問題となり溶接が不良とな
る。
又、反対に、一部の給電割りメタルのみがハウ
ジングのテーパ嵌合部分内に引張られると、固定
されたハウジングと移動しようとするロツドとの
間にくさび状に入り込んで摩擦を強め、ロツドが
相対移動できなくなる問題が発生する。本考案は
上述のような問題点に鑑みなされたものであつ
て、その目的は電源から電極へ通電するためのケ
ーブル及び接点等の稼動時の故障に対する耐久性
を飛躍的に向上させることにある。
このため本考案は以下のように構成されてい
る。即ち、ケースにより案内されて往復移動する
ロツドの一端側に設けた電極、前記ロツドを囲ん
で軸方向一端側が押圧されている加圧リング、こ
の加圧リングの他端を押圧する押圧手段、前記ロ
ツドと嵌合接触すると共に軸方向一端側が前記加
圧リングの軸方向他端側と一対に接合して当該加
圧リングの押圧力により前記ロツド外周面に接面
するように構成されているリング状の締付接点、
前記締付接点の他端に対して一端が接触すると共
に、軸方向他端が前記ケースに固定されている接
点保持台及び前記接点保持台に一端が固着されて
いる通電ケーブルを有するものである。
上述のように構成された本考案は下記のような
特有の効果を奏する。
ケーブルの一端はケースに固定された接点保
持台に固着されているもので、電極が往復移動
しても、ケーブルは移動変形することがないか
ら、溶接作業をつづけても損傷することがな
く、損傷の防止と共に、損傷による危険防止効
果が期待できる。
加圧リングはピストンとは無関係の押圧手段
により押圧されているから、溶接時被溶接部材
を強く加圧する必要が生じても、締付接点とロ
ツドとは一定圧で接触し、加圧リングと締付接
点とが強く接合しロツドの移動を不可能とする
ような不具合が生じない。又、締付接点の内周
面は内径方向へ縮むように成されて全内周面が
ロツドと接合するように構成されているから、
通電不良の問題もなく、更に、締付接点の内周
面がロツドとの摺動により摩耗しても、径方向
に同面積が縮まるように構成されているから、
常に一定の通電面積を確保することができる。
接点保持台とリング付締付接点と加圧リング
とを一対に構成できるから、抵抗溶接機は構造
的に大きくならず、小形化が可能である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。シリンダであるケース4内にはピスト
ン5が移動自在に配設されており、ロツド1と一
体を成すピストン5に作動流体が作用すると、ケ
ース4に案内されてロツド1が移動するように成
されている。ロツド1の先端には可動電極2が結
合されており、又可動電極2の対向側には固定電
極3が配置されている。次に、ケース4のロツド
1側には電極端子6がボルトにより固着されてお
り、この電極端子6には一端が電源側に接続され
ている通電ケーブル7の他端が接続されている。
更に、電極端子6にはロツド1に遊合した円筒状
の接点保持台8の一端が固着されている。当該接
点保持台8の他端は接合面に形成され、ロツド1
に嵌合接触したリング状の締付接点9の一端と接
面している。当該締付接点9の他端側は円錐外周
面10を有する接合部19に形成されていると共
に、軸方向に貫通した割14を有する。当該締付
接点9の形状は、軟質の材料で可撓性に構成され
た場合には割14を設けることなく、ロツド1側
に押圧されるように構成し、硬質の場合には二つ
割にしてロツド1との接面を容易にすることが望
ましい。この円錐外周面10に一対に接合する加
圧リング13は円錐内周面12を有する加圧接合
部11を備えている。当該加圧リング13はロツ
ド1を囲むと共に、他方からばね手段15により
締付接点9側へ押圧されている。そして、両者は
加圧接合部11と接合部19とを介して締付接点
9をロツド1外周面に密接させている。当該ばね
手段15は加圧リング13及び締付接点9を内装
したハウジング16の一端側に設けたストツプリ
ング18により支持されて加圧リング13を押圧
している。加圧リング13及び締付接点9側にダ
ストが侵入しないようにハウジング16のストツ
プリング18より端部側にダストシール17が設
けられている。
上述のように構成された抵抗溶接機は可動電極
2と固定電極3との間に製品を配置し、作動流体
圧力により前進するロツド1の先端に有する可動
電極2により固定電極3側へ製品を圧接しながら
製品の溶接部を溶接する。このとき、通電ケーブ
ル7は一端が電源側に保持されていると共に他端
側が固定された電極端子6と固着されているか
ら、溶接作業中でも移動することがない。更に、
電極端子6より通電した電流は接点保持台8を通
電し、更に締付接点9に通電する。そして、締付
接点9よりロツド1に通電した電流は可動電極2
に流れる。このとき、ばね手段15により押圧さ
れた加圧リング13は加圧接合部11により割1
4を有する締付接点9を内径方向に締付けるか
ら、ロツド1の外周面と強く接面する。その結
果、ロツド1と締付接点9との摺動面が摩耗する
ようなことがあつても、通電不良になることがな
く、可動電極2へ電流を常に流すことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の抵抗溶接機の側面図、第2図は
本考案の抵抗溶接装置の断面図である。 1……ロツド、2……可動電極、3……固定電
極、4……ケース、5……ピストン、6……電極
端子、7……通電ケーブル、8……接点保持台、
9……締付接点、10……円錐外周面、11……
加圧接合部、12……円錐内周面、13……加圧
リング、14……割、15……ばね手段、16…
…ハウジング、17……ダストシール、18……
ストツプリング、19……接合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース4側の作動手段により往復移動し軸方向
    一端側に可動電極2を設けたロツド1、前記ロツ
    ド1を囲んで一端側が通電ケーブル7と接続する
    と共に他端に接合面を有する接点保持台8、前記
    接続保持台8の前記接合面と一端が接合すると共
    に他端が円錐状外周面10に形成され且つ前記ロ
    ツド1と嵌合して外力により全体が内径方向へ縮
    まるように構成された締付接点9、前記ロツド1
    を囲んで一端に前記締付接点9の円錐状外周面1
    0と接合する円錐状内周面12を有した加圧リン
    グ13、前記加圧リング13の他端を押圧して前
    記締付接点9を前記接点保持台8との間で前記ロ
    ツド1側へ押圧する押圧手段15を有した抵抗溶
    接装置。
JP19894282U 1982-12-24 1982-12-24 抵抗溶接装置 Granted JPS59102275U (ja)

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JP19894282U JPS59102275U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 抵抗溶接装置

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JP19894282U JPS59102275U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 抵抗溶接装置

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JPS59102275U JPS59102275U (ja) 1984-07-10
JPS6325025Y2 true JPS6325025Y2 (ja) 1988-07-08

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154054A (ja) * 1974-11-07 1976-05-12 Dengensha Mfg Co Ltd
JPS586596A (ja) * 1981-07-02 1983-01-14 Toshiba Corp メモリ寿命検出方式
JPS5837065A (ja) * 1981-08-05 1983-03-04 ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニー 立体障害窒素含有化合物を含むエポキシ樹脂と無水トリメリツト酸の混合粉末及びその製造法

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5154054A (ja) * 1974-11-07 1976-05-12 Dengensha Mfg Co Ltd
JPS586596A (ja) * 1981-07-02 1983-01-14 Toshiba Corp メモリ寿命検出方式
JPS5837065A (ja) * 1981-08-05 1983-03-04 ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニー 立体障害窒素含有化合物を含むエポキシ樹脂と無水トリメリツト酸の混合粉末及びその製造法

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JPS59102275U (ja) 1984-07-10

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