JPS63249905A - 光磁気記録用磁界発生回路 - Google Patents

光磁気記録用磁界発生回路

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JPS63249905A
JPS63249905A JP8284787A JP8284787A JPS63249905A JP S63249905 A JPS63249905 A JP S63249905A JP 8284787 A JP8284787 A JP 8284787A JP 8284787 A JP8284787 A JP 8284787A JP S63249905 A JPS63249905 A JP S63249905A
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JP
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circuit
coil
magnetic field
voltage
magneto
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JP8284787A
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Akinori Watabe
昭憲 渡部
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録媒体に磁界を印加しつつ光ビームを照射し
て熱磁気記録を行なう光磁気ディスク装置に関し、特に
、記録消去に必要な磁界を高速に切り替えかつ効率よく
安定に得るための磁界発生回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の光磁気ディスク装置では、光ヘッドの対向する位
置に、光磁気記録媒体をはさんで、上記光ヘッドの走査
領域を越える範囲にわたって電磁石により磁界を印加す
る装置を有している。このことは、例えば特開昭51−
119507号公報に記載されている。
この種の磁界印加装置は、例えば130mmの光磁気デ
ィスクの場合、記録可能な領域の半径方向長さはおおよ
そ30mmあるためコイルが大きく、従ってインダクタ
ンスも大きくなり、コイルの通電開始時の磁界発生立上
りが遅(なる欠点を有していた。
この解決法としては、従来電磁アクチュエータ駆動に用
いられていた定電流制御形の駆動回路を適用することが
考えられるが、記録消去磁界を間欠的に印加する場合、
磁石体止時の回路側の電力消費が大きく、装置内の温度
の上昇等の問題がある。
一方、休止時の電流消費を軽減するには、モータ駆動等
に応用されているパルス幅変調トランジスタオン・オフ
駆動回路がある。
第12図は従来の磁界発生オンオフ形駆動回路の構成を
示すもので、第13図は駆動回路各部の動作を説明する
ためのタイムチャートでありる。
第12図において、1は磁界発生コイル、2は例えば5
ボルトの電圧を発生する定電圧電源、3は制御信号aが
入力されるオンオフトランジスタ回路、4は記録消去切
替信号すが入力され、コイルの印加電圧の極性を切り替
えるオンオフトランジスタ回路、5はアースである。
消去磁界を印加する場合、第13図(elの消去期間T
1〜T2の前に、コイル1のインダクタンスによる電流
立上りの遅れを補償するため、例えば5ポルトの電圧を
定電圧電源2より、あらかじめTO〜TIの期間印加し
く第13図(C))、シかるのちT1〜T2の期間は適
性な電流が流れるように、オンオフトランジスタ回路制
御信号a (第13図(b))によりオンオフトランジ
スタ回路3を制御する。また、消去から記録動作へ移行
する場合は、T2〜T3期間、オンオフトランジスタ回
路4によりコイル1への印加電圧の極性を記録消去切替
信号b(第13図(a))によって反転するとともに、
消去開始時と同様にオンオフトランジスタ回路3により
電流が立ち上がるようにあらかじめ電圧を定電圧電源2
より印加せしめる。このときのコイル印加電流を第13
図Fdlに示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、消去から記録への磁界の変化は1セクタ
の時間内に行なわなければならず、上記従来例では、期
間TO〜T1および期間T2〜T3が長すぎ、1セクタ
の時間内での変化が不可能であった。
さらに又、第12図の回路の場合は次に示すような問題
がある。これを第14図を用いて説明する。従来例のよ
うに磁界発生コイル1の印加電圧が一定である場合には
、第14図に示すように、ディスク記録膜と磁界発生機
構との距離が例えばディスクの面ぶれやディスク肌着後
の磁界発生機構の装置位置決めの誤差により変化すると
、記録膜上での磁界強度が変化する。また、環境温度変
化や磁界コイルの発熱などによりコイル1の温度が変化
するとコイル1の抵抗値が変化し、記録媒体上の磁界強
度も変化する。第14図はディスク記録膜と磁界発生機
構との距離に対する磁界強度および再生信号のキャリア
信号振幅/雑音比(C/N)を示したもので、曲線S1
は温度5℃、曲線S2は温度55°Cのときの特性を示
す。同図に示すように温度範囲を5〜55℃とし距離範
囲を2〜4mとすると、点Pで示す最大磁界強度は約6
700e、点Qで示す最小磁界強度は約2600eと磁
界が大きく変動する。例えば、ディスク自身のたわみ・
そり等による面ぶれはおおよそ±600μmであり、磁
界発生機構の位置決め誤差、ディスク厚み偏差を含めれ
ば、上記距離の変動は±1mm程度は十分見込める。こ
のように、磁界強度が変動すると、記録再生信号のC/
Nも変動し、点P、Qのそれぞれの動作条件でのC/H
の差は3dB程度生ずる。
従って、従来例の構成の磁界発生機構では、最も効率の
悪い動作点Qで、その記録あるいは消去に必要な最低限
の磁界強度を得るだけの電圧を余分に印加しておく必要
がある。このような場合、動作点Pではさらに過大な磁
界が加わるため、記録時に形成させる磁化反転情報ビ・
ノドが大きくなり、隣接記録ビットとの波形干渉を生じ
、情報信号品質を低下させる。また、不必要に大きな電
力消費が行なわれ、光デイスク媒体や装置内部の温度上
昇を招き、媒体・装置の信頼性を低下せしめる要因とな
る。
従来、これらの問題点を解決するための方法としては、
光ヘツド側に磁束検出センサを設け、記録媒体上での磁
界強度を推定し、磁界発生コイルの電流を補正制御する
等の方法が用いられていた。
しかし、光ヘツド内のアクチュエーク磁気回路の磁束漏
洩、光ヘッドをディスク半径方向に移動させるポジショ
ナからの磁束漏洩などの外乱による信頼性の低下、セン
サ等の実装による光へ・ノドの大型化などの欠点があっ
た。また、磁界発生コイルの電流制御を行なうため、ト
ランジスタのオンオフ回路等の低消費電力形の駆動回路
を適用でないという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、コイル駆動電流の立上りが速く
、光スポツト照射される光磁気記録ディスク媒体上での
磁界強度をディスク変動やコイル等の温度変化に対して
も一定に保つことが可能な光磁気記録用磁界発生回路を
得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本発明は、光ヘッドの
光スポットを照射して光磁気記録ディスク媒体上に記録
再生消去する光磁気記録に用いる光磁気記録用磁界発生
回路において、光ヘッドの走査領域を越える印加磁界領
域を有する垂直磁界発生の磁気回路ヨークと、この磁気
回路ヨーク内に設置されたコイルと、このコイルを電圧
の切替による両極性の電流で駆動する電圧印加回路と、
コイルを駆動する電流に対して光磁気記録ディスク媒体
上での磁界強度がほぼ一定となる制御を行なう制御回路
部とを設けるようにしたものである。
〔作用〕
本発明においては、コイル駆動電流の立上りが速く、記
録媒体の光スポツト照射される位置に印加される磁界強
度は温度変化によるコイル抵抗変化やディスク変動に対
してほぼ一定に保たれる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係わる光磁気記録用磁界発生回路の一
実施例を示す回路図である。同図において、■は磁界発
生コイル、2は例えば電圧5ボルトを発生する定電圧電
源、3a、3bはオンオフトランジスタ回路、6は例え
ば電圧12ボルトを発生する定電圧電源である。第1図
において第12図と同一部分又は相当部分には同一符号
が付しである。
次に動作について第2図を用いて説明する。消去磁界を
印加する場合、消去期間T1〜T2(第2図(e))の
前に、コイル1のインダクタンスによる電流立上りの遅
れを補償するため、例えば12ボルトの電圧を定電圧電
源6よりあらかじめT。
〜T1の期間印加しく第2図(C))、シかるのちT1
〜T2の期間は適性な電圧例えば5ボルトの電圧を定電
圧電源2より印加するように信号c、  d(第2図(
a) 、 (b) )によりオンオフトランジスタ回路
3a、3bを制御する。また、消去から記録動作へ移行
する場合は、T2〜T3の期間、オンオフトランジスタ
回路4によりコイル1への印加電圧の極性を反転すると
ともに、消去開始時と同様にオンオフトランジスタ回路
3bにより電流立上りを加速する電圧を定電圧電源6よ
り印加せしめる。これにより、第2図(d)に示すよう
に、コイル1の印加電流は立上り・立下りが速くなる。
このような磁界発生駆動方法によれば、定電流駆動法に
比べて低消費電力でかつ磁界反転の速い磁界発生を実現
できる。
次に、本発明の第2の実施例について第3図〜第8図を
用いて説明する。第3図(alおよび(blは磁界発生
機構の構造を示す平面図およびIIIB−ITIB線断
面図である。第3図において、7は垂直磁界発生の磁気
回路ヨーク、8.9は磁界発生コイルであり、中央のセ
ンタヨーク7aは光スポットのディスク半径方向の走査
範囲より長く構成されている。
第4図は第2の実施例における磁界発生機構と記録ディ
スクと光ヘッドとの配置を示す配置図である。第4図に
おいて、10は磁界発生機構、11は記録ディスク、1
2はディスク回転モーフ、13は光ヘッド、14は光ス
ポット、15は光ヘッドを移動するポジショナであり、
ポジショナ15により光ヘッド13がディスク半径方向
に移動する距離に比べて磁界発生機構10の方が長く構
成される。
第5図は、第3図の磁界発生機構を用いた磁界発生コイ
ルの駆動制御回路の一実施例である。第5図において、
20はコイル9に直列に結線された抵抗、21は電流増
幅器、22はアナログスイッチ、23は記録消去タイミ
ング信号eを出力するオア論理回路、24はアナログ加
算回路、25は立上りパルス発生回路、26は光ヘッド
13の焦点制御機構の等価回路、27.30は差動増幅
器、28は定電圧電源、29は減衰器、31はすンプル
ホールド回路、32は温度補償駆動電圧生成回路、33
は反転器33aとスイッチ33bとから成る反転スイッ
チであり、第5図において第1図および第3図と同一部
分又は相当部分には同一符号が付しである。
第5図において、磁界発生コイル8への電圧駆動制御は
第1図および第2図の場合と同様であるが、この第2の
実施例においては、記録あるいは消去動作を開始する前
に、スイッチ22を信号eにより再生モード22b側に
たおし、記録・消去より小さい磁界を生成するように電
圧を設定された定電圧電源28により一定電圧V1をコ
イル9に印加する。このとき抵抗20における電圧降下
を差動増幅器27で検出し、その検出出力ΔVの最適温
度時の値をΔ■1、任意温度時の値をΔV2とする。こ
こで、抵抗20の値をRとする。抵抗20はコイル発熱
の影響を受けにくい比較的温度一定な回路ボード上に設
定されている。定電圧電源2の電圧をVO1最適温度時
のコイル8の抵抗値をRO2任意温度時の抵抗値を特徴
とする特許R2、任意温度時の抵抗をR3とすると、コ
イル8.コイル9はほぼ同一個所にあるため温度は等し
いと考えられ、 R1/RO=R3/R2・・・・(2)となる。
一方ΔVl、  Δ■2は、 R3+R δ■−Δ■1−Δ■2・・・・(5) となる。この値は記録・消去時においてもサンプルホー
ルド回路31により保持され、温度補償駆動電圧生成回
路32に入力される。この補償電圧■は、 V−ΔIX (R3+R)  ・・・・(6)とするこ
とにより、コイル9での電流変化を補償できるが、式(
1)から式(5)のうち、VO,RO,δV。
R,Vl、V2が既知の値であり、式(1)〜式(5)
の連立方程式の解を求める生成回路32よりVを求める
ことができる。すなわち、 RO−ΔV2・(Vl−ΔV2) vO・δV ・(R+R2)3/VI A=ROX (R2+ (δV (R+R2)/Vl)
 )X (R−(δV(R+R2)/Vl) )の電圧
を生成し、コイル9に印加することにより、コイル8.
コイル9両者の温度上昇による電流変化を補償すること
ができる。
また、光ヘッド13の焦点制御駆動電流fを光ヘツド焦
点制御機構の等価回路26に入力して得られる信号は、
おおよそ焦点制御機構の動きを表わしており、また焦点
制御誤差はほぼ1μm以下であるため、ディスク変動を
ほぼ推定検出している。この信号を加算器24を介して
記録・消去時にスイッチ33で極性を切り替えながらコ
イル9に電圧加算することにより、第4図におけるディ
スク11と磁界発生機構10の距離変動による磁界強度
変化を補償抑圧している。なお、スイッチ33は加算器
24とアナログスイッチ22との間にあってもよい。
第6図は等価回路26の一実施例で、34,35は抵抗
、36.37はコンデンサ、38は演算増幅器、39は
入力端子、40は出力端子であり、おおよそ2次のロー
パスフィルタを有しており、抵抗34,35.コンデン
サ36.37の回路定数を設定することにより、任意の
共振周波数ダンピング係数を有する焦点制御機構の等価
回路を実現することができる。
第7図は立上りパルス発生回路25の一実施例を示す回
路図である。同図において、6は定電圧電源、3bはオ
ンオフ制御信号dを入力し信号gを出力するオンオフト
ランジスタ回路であり、定電圧電源6.オンオフトラン
ジスタ回路3bは第5図のコイル8の駆動回路と共用で
きる。第7図の駆動回路により、記録・消去動作開始時
において、コイル8に印加される電流立上り加速パルス
と同等の駆動電圧をコイル9にも印加することができ、
磁界の立上りを高速にする。
第8図は第2の実施例における記録媒体上の磁界強度の
変化を示したものである。曲線Slaは温度5℃の特性
を示し、曲線S2aは温度55°Cの特性を示す。斜線
部で示すように、従来例に比べて、ディスク変動補償残
差が1/2に減少し、温度による抵抗変化補償残差が1
/10に減少していることがわかる。この結果、磁界強
度の変化は1000e以内であり、再生信号のC/N変
動も1dB以内となる。
次に、本発明の第3の実施例について第9図を用いて説
明する。第9図において第5図と同一部分又は相当部分
には同一符号が付しである。本実施例は磁界発生コイル
が1つのみの場合を示している。
すなわち、定電圧電源2をオンオフトランジスタ回路3
aを通してアナログ加算器24に接続して、磁界発生コ
イル9のみを用いている。オンオフトランジスタ回路3
a、3bの動作は第2の実施例と同様である。
この第3の実施例においては、記録あるいは消去を開始
する前に、スイッチ22を信号eにより再生モード22
b側にだおし、記録・消去より小さな磁界を生成するよ
うに電圧を設定された定電圧電源28により一定電圧V
1をコイル9に印加し、コイル9の温度上昇による電流
変化を第2の実施例と同様に補償することができる。
また、光ヘッド13の焦点制御駆動電流fを光ヘツド焦
点制御機構の等価回路26に入力して得られる信号は、
おおよそ焦点制御機構の動きを表わしており、また焦点
制御誤差はほぼ1μmであるため、ディスク変動をほぼ
推定検出している。
この信号を加算器24を介して記録・消去時にコイル9
に電圧加算することにより、第4図におけるディスク1
1と磁界発生機構10の距離変動による磁界強度変化を
第2の実施例と同様に補償抑圧している。
このように、上記第3の実施例によれば、磁界発生コイ
ルが1つのみの場合においても、高速な磁界の立上り、
コイル温度上昇による電流変化の補償および距離変動に
よる磁界強度変化の抑圧ができる。
第10図は本発明の第4の実施例を示す回路図である。
同図において第5図と同一部分又は相当部分には同一符
号が付しである。この第4の実施例は、コイル温度上昇
による電流変化の補償を記録・消去時に行なうようにし
たものである。第4の実施例と第2の実施例との違いを
示すと次のようになる。
アナログスイッチ22の端子22bをアース5に接続し
、アナログスイッチ22の出力を増幅器21に接続する
とともに割算器41の分母の入力端に接続する。また、
差動増幅器27の出力を割算器41の分子の入力端に接
続する。さらに、割算器41の出力をサンプルホールド
回路42に接続し、サンプルホールド回路42はオア論
理回路23より生成される記憶あるいは消去タイミング
信号eの反転信号りによってサンプルホールドされてい
る。また、43は温度補償駆動電圧生成回路である。
第4の実施例において、磁界発生コイル8への電圧駆動
制御は第2の実施例と同じであるが、記録あるいは消去
時に、スイッチ22を信号eにより記録・消去モード2
2a側にだおし、コイル9に電圧を印加する。このとき
抵抗20における電圧降下を測定し、差動増幅器27で
の検出出力Δ■2を求める。さらに、アナログスイッチ
22の出力よりコイル9に印加されている電圧■1と差
動増幅器27での検出出力へV2を割算器41に取り込
む。割算器41では、電圧V1にR/ (R2+R)を
掛けて式(3)に示す八■1を求め、さらにΔv2−Δ
■1として式(5)より求まるδ■を電圧V1で割るこ
とにより、電圧変動率δV/V 1が求められる。この
電圧変動率δV/V 1はサンプルホールド回路42を
通して温度補償駆動電圧生成回路43に送られ、温度補
償駆動電圧生成回路43において式(7)の関係を用い
てコイル温度上昇による電流変化の補償が行なわれる。
なお、サンプルホールド回路42は再生時にはその前の
記録・消去時の電圧変動率δV/V1を保持し、つぎの
記録・消去時に電圧変動率δ■/v1の初期値として使
用するために設けている。
このように、上記第4の実施例によれば、記録・消去時
にコイル温度上昇による電流変化の補償が連続的に行な
えるとともに、高速な磁界の立上りおよび距離変動によ
る磁界強度変化の抑圧ができる。
また、第4の実施例では2層コイルについて示したが、
1層コイルにおいても記録・消去時にコイル温度上昇に
よる電流変化の補償が連続的に行なえることはいうまで
もない。
第11図は記録開始信号・消去開始信号より、オンオフ
制御信号c、dおよび記録・消去切替信号すを発生させ
る回路の例を示す回路図である。
第11図において、44は記録開始信号iおよび消去開
始信号jを入力とするオア論理回路、45はオア論理回
路44の出力を入力とする単安定マルチハイブレーク、
46はオア論理回路44の出力と単安定マルチパイブレ
ーク45の出力の反転値を入力とするアンド論理回路で
ある。このようにすると、オンオフ制御信号Cがアンド
論理回路46の出力から、オンオフ制御信号dが単安定
マルチバイブレーク45の出力から、記録・消去切替信
号すが記録開始信号iから各々得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、光ヘッドの走査領域を越
える印加磁界領域を有する垂直磁界発生の磁気回路ヨー
クと、この磁気回路ヨーク内に設置されたコイルと、こ
のコイルを電圧の切替による両極性の電流で駆動する電
圧印加回路と、コイルを駆動する電流に対して光磁気記
録ディスク媒体上゛での磁界強度がほぼ一定となる制御
を行なう制御回路部とを設けたことにより、再生時にコ
イル抵抗変化を検出し、記録消去時にコイル抵抗変化を
補償する電圧を印加し、焦点制御駆動電流よりディスク
変位を推定してディスクと磁界発生機構との距離変化を
補償する電圧を印加し、かつ記録消去開始時に電流立上
りを加速するパルス電圧を印加することができるので、
コイル印加電流の立上りを速めることができ、記録媒体
の光スポツト照射される位置に印加される磁界強度を温
度変化によるコイル抵抗変化やディスク変動に対してほ
ぼ一定にすることができる効果があり、また不必要な電
力消費を低減できるので、記録再生信号のキャリア信号
振幅/雑音比を一定で大きく保ち、かつ光磁気記録再生
装置内部の温度上昇を抑制できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる光磁気記録用磁界発生回路の一
実施例を示す回路図、第2図はその動作を説明するため
のタイムチャート、第3図(a)および(blは本発明
の第2の実施例の磁界発生コイルを示す平面図および断
面図、第4図はディスクと光ヘッドの位置関係を示す配
置図、第5図は第2の実施例を示す回路図、第6図は第
5図の回路を構成する焦点制御機構の等価回路を示す回
路図、第7図は第5図の回路を構成する立上りパルス発
生回路を示す回路図、第8図は第2の実施例における磁
界強度の変化を示すグラフ、第9図は本発明の第3の実
施例を示す回路図、第10図は本発明の第4の実施例を
示す回路図、第11図は記録開始信号・消去開始信号よ
りオンオフ制御信号および記録・消去切替信号を発生さ
せる回路を示す回路図、第12図は従来の光磁気記録用
磁界発生回路を示す回路図、第13図はその動作を説明
するためのタイムチャート、第14図は従来の回路にお
ける磁界強度の変化を示すグラフである。 1.8.9・・・磁界発生コイル、2,6.28・・・
定電圧電源、3a、3b、4・・・オンオフトランジス
タ回路、5・・・アース、7・・・磁気回路ヨーク、1
0・・・磁界発生機構、11・・・記録ディスク、12
・・・ディスク回転モータ、13・・・光ヘッド、14
・・・光スポット、15・・・ポジショナ、20,34
.35・・・抵抗、21・・・電流増幅器、22・・・
アナログスイッチ、23・・・オア論理回路、24・・
・アナログ加算器、25・・・立上りパルス発生回路、
26・・・焦点制御機構の等価回路、27.30・・・
差動増幅器、29・・・減衰器、31・・・すンプルホ
ールド回路、32・・・温度補償駆動電圧生成回路、3
3・・・反転スイッチ、36.37・・・コンデンサ、
38・・・演算増幅器、39・・・入力端子、40・・
・出力端子。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ヘッドの光スポットを照射して光磁気記録ディ
    スク媒体上に記録再生消去する光磁気記録に用いる光磁
    気記録用磁界発生回路において、前記光ヘッドの走査領
    域を越える印加磁界領域を有する垂直磁界発生の磁気回
    路ヨークと、この磁気回路ヨーク内に設置されたコイル
    と、このコイルを電圧の切替による両極性の電流で駆動
    する電圧印加回路と、前記コイルを駆動する電流に対し
    て前記光磁気記録ディスク媒体上での磁界強度がほぼ一
    定となる制御を行なう制御回路部とを備えたことを特徴
    とする光磁気記録用磁界発生回路。
  2. (2)磁気回路ヨーク内に設置されたコイルは2層にな
    っており、前記2層コイルの第1のコイルに両極性の電
    流を駆動する電圧印加回路が接続され、前記2層コイル
    の第2のコイルを駆動する電流に対して前記光磁気記録
    ディスク媒体上での磁界強度が一定となる制御を行なう
    制御回路部を前記第2のコイルに接続したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の光磁気記録用磁界発生
    回路。
  3. (3)電圧印加回路は、電圧の高い第1の定電圧源およ
    び電圧の低い第2の定電圧源と、第1の定電圧源と第2
    の定電圧源とを切り替えるオンオフ回路と、コイルに流
    す電流を反転する反転回路とから成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の光磁気記録用磁
    界発生回路。
  4. (4)制御回路部は、焦点制御駆動電流を示す信号を入
    力して得られる光磁気記録ディスク媒体の変位推定量に
    比例した電圧を第2のコイルに加える焦点制御機能の等
    価回路を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の光磁気記録用磁界発生回路。
  5. (5)制御回路部は、第2のコイルの抵抗の推定値から
    求められた差分電圧を再生動作時に保持する保持回路と
    、この保持回路の出力により第1のコイルの抵抗の抵抗
    値を推定して第1および第2のコイルの抵抗変化による
    2つのコイルの総合電流変化に比例した電圧を第2のコ
    イルに加える温度補償駆動電圧生成回路とを有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の光
    磁気記録用磁界発生回路。
  6. (6)制御回路部は、焦点制御駆動電流を示す信号を入
    力して得られる光磁気記録ディスク媒体の変位推定量に
    比例した電圧を第2のコイルに加える焦点制御機能の等
    価回路と、第2のコイルの抵抗の推定値から求められた
    差分電圧を再生動作時に保持する保持回路と、この保持
    回路の出力により第1のコイルの抵抗を推定して第1お
    よび第2のコイルの抵抗変化による2つのコイルの総合
    電流変化に比例した電圧を第2のコイルに加える温度補
    償駆動電圧生成回路とを有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の光磁気記録用磁界発生
    回路。
  7. (7)制御回路部は、焦点制御駆動電流を示す信号を入
    力して得られる光磁気記録ディスク媒体の変位推定量に
    比例した電圧を第2のコイルに加える焦点制御機能の等
    価回路と、記録および消去磁界印加開始時に前記光磁気
    記録ディスク媒体の変位推定量に比例した電圧の印加回
    路からの出力をしゃ断して記録消去時より小さくかつ一
    定の電圧を第2のコイルに加える電圧印加手段と、第2
    のコイルの抵抗の推定値から求められた差分電圧を再生
    動作時に保持する保持回路と、この保持回路の出力によ
    り第1のコイルの抵抗を推定して第1および第2のコイ
    ルの抵抗変化による2つのコイルの総合電流変化に比例
    した電圧を第2のコイルに加える温度補償駆動電圧生成
    回路とを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項記載の光磁気記録用磁界発生回路。
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