JPS63249184A - 画像形成装置のクリ−ニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリ−ニング装置

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JPS63249184A
JPS63249184A JP8326987A JP8326987A JPS63249184A JP S63249184 A JPS63249184 A JP S63249184A JP 8326987 A JP8326987 A JP 8326987A JP 8326987 A JP8326987 A JP 8326987A JP S63249184 A JPS63249184 A JP S63249184A
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JP
Japan
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image carrier
conductive
bristle brush
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image
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JP8326987A
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Kumiko Izawa
井沢 くみこ
Kiyoshi Kimura
清 木村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
に産業上の利用分野】 本発明は、導電性毛ブラシにバイアス電圧を印加して像
担持体表面の残留トナーをクリーニングする画像形成装
置のクリーニング装置に関する。
【従来の技術1 一般に転写型電子写真複写機等の画像形成装置において
は、光導電性感光層を外周面に有する回転ドラム式の感
光体たる像担持体を使用し、この像担持体を回転させな
がら前記感光層に静電潜像を形成しでトナーにより現像
し、得られたトナー像を記録用紙に転写することが行わ
れる。転写を終えたあとの像担持体の外周面は、付着し
た残留トナーをクリーニング装置によって剥離・清掃し
再び静電潜像を形成して新たな画像による転写が行われ
ることになる。 近年、像担持体の外周面に付着した残留トナーを除去す
るための方法として、導電性毛ブラシを残留トナーとは
逆の極性に帯電させ、像担持体の外周面を摺擦して、静
電引力とブラシの擦り取る力とで残留トナーを除去する
クリーニング装置が使用されるようになってきた。 バイアス電圧を印加した毛ブラシで像担持体表面を摺擦
して残留トナーを除去するクリーニング装置は、特公昭
42−16590号公報にお−1で、毛ブラシにバイア
ス電圧を印加する基本的な方法力t 1m示された。 次いで、特公昭49−20227号公報では、毛ブラシ
に吸着されたトナーを回収するのに、/バイアス電圧を
印加したローラをこの毛ブラシに接触させてトナーを回
収し、ローラに付着したトナーをブレードで掻き取る方
法が開示された。 そして、特公昭56−40349号公報では、ブラシの
毛体を導電性繊維で構成する方法が開示された。 その後、導電性毛ブラシを構成する毛体の材質、植設密
度、毛体の抵抗値、導電性毛ブラシ1こ印加する電圧値
とその制御方法等、種々の検討の結果力ぜ開示された。 【発明が解決しようとする問題点】 このような静電引力を利用したブラシクリーニング方式
では、残留トナーを静電引力で吸着せしめる極性をもつ
バイアス電圧を専ら導電性毛ブラシに印加して像担持体
との開に電位差を生じさせている。 この電位差が小さすぎると、残留トナーへの静電引力が
弱くなり、トナーの一部が導電性毛ブラシを擦り抜けて
、完全に除去できないのでクリー二ング不良が発生する
。又、この電位差が大きすぎると、トナーの帯電極性が
反転し像担持体表面に吸着される、いわゆる逆付着現象
を生じて、完全に除去できないのでクリーニング不良が
発生する。 第9図は導電性毛ブラシに対する印加バイアス電圧値と
像担持体表面におけるりIJ−ニング残トナー量の関係
を示す図である。 同図において横軸は導電性毛ブラシに対する印加バイア
ス電圧値を示し、縦軸は像担持体表面のクリーニング残
トナー量を示す。 一点鎖線は低温低湿(10℃、20%)、実線は常温常
温(22℃、50%)、点線は高温高温(33℃、80
%)の場合のそれぞれの特性曲線を示す。 これら3種類の湿度環境条件の各々に対応する最適な印
加バイアス電圧値はそれぞれ異なった値をとる。従って
好ましくは、周囲湿度値に応じて印加バイアス電圧値を
切り替える等の手段を講じる必要がある。 @8図は従来の導電性毛ブラシの比抵抗と相対湿度の関
係を示している。 同図において横軸は相対湿度を示し、縦軸は比抵抗を示
す、湿度が上昇すると比抵抗は大きく低下する。例えば
湿度30%における比抵抗の値Kに対して湿度90%の
比抵抗の値Jは102倍低下している。 従来の導電性毛ブラシの毛体は、主として導電性再生セ
ルロース系繊維で構成されている。従って合成繊維に比
較すると水分の影響を受は易く、高湿度下においてこの
導電性毛ブラシの抵抗値は大きく低下することになる。 第10図は印加バイアス電圧値と注入電流値の関係を示
す図である。 同図で横軸は導電性毛ブラシに対する印加バイアス電圧
値を示し、縦紬は像担持体への注入電流値を示す、一点
鎖線は低温低湿(10℃、20%)、実線は常温常湿(
22℃、50%)、点線は高温高温(33℃、80%)
の場合のそれぞれの特性曲線を示す。 高温高湿時に像担持体への注入電流が異常に増加してい
ることを示している。 このようにして高湿度下においては、導電性毛ブラシを
通じて像担持体に対して大きな電流が流れ、像担持体表
面の感光層の劣化、及びクリーニング性能の低下を生じ
させることがある。これは導電性毛ブラシの導電性が高
くなり過ぎるためこの毛ブラシから像担持体表面部に放
電が起こり感光層を劣化させるものである。又、この像
担持体に対する大きな電流は、像担持体表面の残留トナ
ーをクリーニングするが、同時に像担持体表面を不均一
に帯電させ、導電性毛ブラシに一度回収されたトナーを
この不均一帯電部へ再付着させる、いわゆる逆付着現象
が生じてクリーニング不良となる欠点を有している。 本発明は上記した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
あって、高湿度下にあっては導電性毛ブラシ及び回収ロ
ーラから像担持体へ流れる電流値を、又、低湿度下にあ
っては導電性毛ブラシに対する印加バイアス電圧値を、
制御して適切な値となし、安定したクリーニング効果を
有するようにした画像形成装置におけるクリーニング装
置の提供を目的としたものである。
【問題点を解決するための手段】
上記目的は、導電性毛ブラシにバイアス電圧を印加し、
像担持体を摺擦して像担持体表面に残留しているトナー
を除去し、更に上記導電性毛ブラシに接する導電性ロー
ラにバイアス電圧を印加し、導電性毛ブラシからトナー
を回収する画像形成装置のクリーニング装置においで、
前記導電性毛ブラシ及び前記導電性ローラヘバイアス電
圧を印加したときに、上記ブラシ及びローラから前記像
担持体へ流入する電流が所定値tpoよりも大きな値を
とる場合には、該流入電流を前記1poに制御するとと
もに、上記ブラシ及びローラから前記像担持体へ流入す
る電流が所定値ip、)よりも小さな値をとる場合には
、前記導電性毛ブラシに印加するバイアス電圧を一定値
に制御する制御電源手段を設けたことを特徴とする画像
形成装置のクリーニング装置によって達成される。
【実施例】
以下、本発明の実施例を第1図乃至第7図の添付図面に
基づいて詳細に説明する。 まず第2図によって本発明のクリーニング装置を備えた
多色画像形成装置の機能の全般について説明する。 第2図においで、Aは読み取りユニット、Bは書き込み
ユニット、Cは画像形成部、Dは給紙部である。 =売み取りユニツ)Aにおいて、1はプラテンガラスで
、原稿2はこのプラテンガラス1上に置かれる。原81
2は、スライドレール3上を移動するキャリッジ4に設
けられた蛍光灯5及び6によって照明される。可動ミラ
ーユニット8.にはミラー9a及び9bが設けられ、ス
ライドレール3上を移動し、キャリッジ4に設けられて
いる第一ミラー7との組み合わせで、プラテンガラス1
上の原稿2の光像をレンズ読み取りユニツ)20へ導出
する。 キャリッジ4及び可動ミラーユニット8は、ステッピン
グモータ10によりワイヤ15を介して駆動されるプー
リ11,12,13,14で、それぞれV及び1/2v
の速度で同方向に駆動される。プラテンガラス1の両端
部裏面側には、標準白色板16.17が設けられ、原稿
読み取り走査開始前及び/又は走査終了後に標準白色信
号が得られるように構成されている。キャリッジ4の始
動位置付近には、トナー濃度制御用のパッチ18が設け
られ、原稿読み取り走査に先立ってトナー標準濃度信号
が得られるようになっている。 レンズ読み取りユニツ)20はレンズ21、プリズム2
2、第−読み取り基板24、レッドチャンネル(以下R
−ahという)CCD25、第二読み取り基板26、シ
アンチャンネル(以下C−ahという)CCD27から
h1成される。第一ミラー7、ミラー9a、ミラー9b
により伝達された原稿光像はレンズ21により集束され
、第−読み取り基板24上に設けられたR−chccD
25、及び第二読み取り基板26上に設けられたC−c
bccD27の受光面にそれぞれ結像される。 前記蛍光灯5.6は多色原稿の読み取りに際して光源に
基づく特定の色の強調や減衰を防ぐため市販の温白色系
蛍光灯が用いられ、またチラッキ防止のため40にHz
の高周波電源で点灯され、管壁の定温保持あるいはつオ
ームアップ促進のためポジスタ使用のヒータで保温され
ている。 前記R−chccD25及びC−chccD27から出
力された画像信号は、信号処理部において信号処理され
る。信号処理部において、後述するトナーの色に応じ色
分離された色信号が出力され、書き込みユニットBに入
力される。 書き込みユニツ)Bでは、半導体レーザで発生されたレ
ーザビームが、駆動モータ30により回転されるポリゴ
ンミラー32より回転走査され、Fθレンズ36を経て
反射#t37により光路を曲げられて、像担持体40た
る感光体ドラムの表面に投射され輝線を形成する。 走査が開始されるとビームがインデックスセンサによっ
て検知され、PAlの色信号によるビームの変調が開始
される。変調されたビームは、帯電fi41により予め
一様に帯電されている像担持体40上を走査する。レー
ザビームによる主走査と像担持体40の回転による副走
査により像担持体表面上にPt51の色に対応する潜像
が形成されてゆく、この潜像は例えば赤色トナーの装填
された現像n43により現像されて、像担持体表面に赤
色トナー像が形成される。得られたトナー像は、像担持
体面に保持されたまま、像担持体表面より離間・退避し
ているクリーニング装置70の下を通過し、次のコピー
サイクルに入る。像担持体40は帯電器41により一様
に帯電される。 次いで、信号処理部から出力された第2の色信号が書き
込みユニツ)Bに入力され、前記の第1の色信号の場合
と同様にして像担持体表面への書き込みが行われ潜像が
形成される。この潜像は第2の色、例えば青色トナーを
装填した現像器44によって現像される。この青色トナ
ー像は、すでに形成されている前記像担持体表面上の赤
色トナー像の上に重ねて形成される。 45は黒色トナーを有する現像器で、信号処理部で発生
される制御信号に基づいて像担持体表面上に黒色トナー
像を形成する。これら現像器43,44゜45のスリー
ブには交流及び直流のバイアス電圧が印加され、2成分
現像剤によるノヤンビング現像が行われ、接地された像
担持体40には非接触で現像が行われる。 このようにして現像されたrAlの色信号によるトナー
像と第2の色信号によるトナー像、及び黒トナー像で現
像されたトナー像の重ねあわされた像は、転写極50に
より給紙部の給送ベルト62、給送ローラ63により送
られてきた転写体である記録紙61上に転写される。給
紙部りの給紙カセット付近から転写極50に至る記録紙
給送経路の途中には、複数の検知センサーを配置した不
図示のノヤム(紙づまり)検知手段が設けてあり、ジャ
ムの発生位置を不図示のパネルに表示するとともに、画
像形成の作動を一旦停止させる。 トナー像を転写された記録紙は分離極51により像担持
体から分離され、さらに定着器53へ搬送されて定着さ
れ多色ハードコピーが得られる。 かくして転写を終了した像担持体40には、第1図に示
すクリーニング装置t70が作用して周面上に残留した
不要のトナーを除去するようになっている。 第1図は、本発明の実施例を示すクリーニング装置の断
面図である。 クリーニング装置70は、導電性毛ブラシ71と回収ロ
ーラ72とプレード73とトナー吸引手段74等が枠体
75に内股せしめられたクリーニング手段80と、制御
電源手段76と、このクリーニング手段80を像担持体
40に圧接及び解除する当接・解除手段81と、クリー
ニング手段80内の各クリーニング部材を駆動せしめる
駆動手段82により構成されている。 前記クリーニング手段80は、像担持体40に圧接して
いる作動状態と、像担持体40から接触解除している作
動解除状態に、前記当接・解除手段81によって制御さ
れる。 導電性毛ブラシ71は、アルミニューム等の導電性パイ
プに導電性の毛体78を基布と共に導電性接着剤で接続
せしめた円筒状のブラシである。導電性毛体78は、基
布に対して、いわゆるW維りで織り込まれ、前記導電性
パイプへの接触部分を増加せしめるようにしである。導
電性毛体78の該パイプに対する植設密度は、ioo、
ooo〜200,000フイラメント/in”である。 本実施例の導電性毛ブラシには、氏さ10mm、太さ5
〜6デニールの導電性毛体を使用した。 第3図は繊維比抵抗の測定方法を示している。 第3図で90は繊維比抵抗測定回路、P、Qは電極、9
1は被測定繊維、92は500v電圧電源、93は電流
計である。 被測定繊維91の比抵抗は次のようにして測定される。 まず電極Pと電極Qにフィラメント状の被測定m維91
を接続する0両電極間の距離lは10ee+である。電
極P、Q間に電圧電源92で500Vの電圧を印加し、
そのとき流れる電流値I0を電流計93から読み取る。 被測定職J191の比抵抗ρは次式から算出される。 ρ=500/I。・S/1 尚、Sは被測定繊維91の総断面積で繊維の太さと本数
の積である。 導電性毛体78は、導電性レーヨンrRecGRJ(ユ
ニチカ社91)で構成される。 導電性レーヨンrReeGRJは、低温・低湿下(10
℃・20%)で繊維比抵抗が10’〜10IOΩcmで
あり、常温・常温下(22℃・50%)では10・〜1
0’ΩC−であり、高温・高湿下(33℃・80%)で
は1G’〜10’Ωc11である。 制御電源手段76は、導電性毛ブラシ71と導電性ロー
ラたる回収ローラ72へそれぞれバイアス電圧を印加せ
しめる直流電源と、導電性毛ブラシ71及び回収ローラ
72から像担持体40へ流入する電流値を所定値1po
に制御するか、又は導電性毛ブラシ71に対する印加バ
イアス電圧値を予め定めた上限値vb。以下にする制御
部材から構成されでいる。 導電性毛ブラシ71は、分離極51から像担持体の回転
方向の下流側へ隔たった位置に、該像担持体に圧接状態
で設置される。この圧接状態は、導電性毛ブラシ71と
、像担持体40とが相互の半径方向の重複量で2mm食
い込んだ状態である。この導電性毛ブラシ71には、制
御電源手段76によって、直流100V〜200Vのバ
イアス電圧が印加される。 回収ローラ72は、導電性の金属ローラである。この回
収ローラ72は、導電性毛ブラシ71と像担持体40と
の圧接部から該ブラシの回転方向下流側へ隔たった位置
に、該ブラシに圧接状態で設置される。 この圧接状態は、回収ローラ72と導電性毛ブラシ71
とが相互の半径方向の重複量で2〜4IIl111食い
込んだ状態である。この回収ローラ72には、前記制御
電源手段76によって、直流400V〜600vのバイ
アス電圧が゛印加される。 プレード73は、厚さ0.5mmの硬質ウレタンゴムで
構成された弾性板である。このプレード73は、回収ロ
ーラ72の長手方向の全長に亙って圧接し、該ローラの
表面からトナーを掻き落とす。 トナー吸引手段74は、電動吸引7アン741と、フィ
ルター742とで構成される。このトナー吸引手段74
の吸引開口は、導電性上プラシフ1と回収ローラ72と
の圧接部近傍の該ブラシ71の回転方向下流側部分に対
向させて設けである。 搬送スクリュー79は、プレード73の下方付近に設け
てあり、回収ローラ72から掻き落とされたトナーを不
図示のトナー回収槽へ搬送する。 前記クリーニング手段80の像担持体40に対する圧接
・解除手段81は、駆動軸83に固着せしめられた偏心
カム811とスプリング812によって構成されている
。偏心カム811とクリーニング手段80の枠体75は
、常にスプリング812によってばね付勢されて圧接し
ており、偏心カム811の回転に従って像担持体40に
対し、導電性毛ブラシ71で圧接作動及び/又は作動解
除の動作を行う。 クリーニング手段80内の導電性毛ブラシ71と回収ロ
ーラ72は、枠体75外の駆動手段82によりベルト駆
動により回転せしめられる。 本発明のクリーニング装置は、上記のような構成となっ
ており、以下にその動作について説明する。 前記クリーニング手段80が、像担持体40から作動解
除せしめられて退避している間に、複数回の露光及び現
像を終了して完成した多色トナー像が、転写工程で記録
紙に対して転写される。転写工程の終了後、転写されず
に像担持体40の外周面に付着している残留トナーは、
像担持体40の矢印方向の回転に従って、導電性毛ブラ
シ71の対向位置に達する。 導電性毛ブラシ71は、この直前に、前記圧接・解除手
段81の作用で、像担持体40表面に対する圧接がなさ
れで、その対向位置に達した残留トナーを摺擦し除去す
る。このときの像担持体40の外周面の線速度は200
mm/secである。そして、導電性毛ブラシ71と像
担持体40の線速度は等しく、回転の方向は反対である
。従って像担持体40上の残留トナーは、導電性毛ブラ
シ71によって摺擦速度400mm/secで摺擦され
る。 導電性毛ブラシ71は、制御電源手段76によって直流
toov〜200Vのバイアス電圧が印加され、残留ト
ナーとは逆極性に帯電せしめられる。この導電性毛体7
8は、残留トナーに静電引力を作用させ、該トナーを前
記導電性毛体に吸着せしめて像担持体40の外周面から
除去する。 導電性毛ブラシ71に吸着されたトナーは、次にこの導
電性毛ブラシ71に圧接しながら回転する回収ローラ7
2によって回収される。導電性毛ブラシ71と回収ロー
ラ72との、双方の外周面付近の線速度は等しく、回転
方向は反対である。従って回収ロー272は、導電性毛
ブラシ71の被吸着トナーを摺擦速度400g+*/s
ecで摺擦する。この回収ローラ72は、制御11電源
手段76によって直流400v〜600Vのバイアス電
圧が印加されてトナーとは逆極性に帯電せしめられてい
る。回収ロー272は、導電性毛ブラシ71中のトナー
に対し、このブラシの@着カより強い静電引力を作用さ
せてトナーを回収する。そして、回JJla−ラフ2に
回収されたトナーは、ブレード73によって該ローラの
周面がら掻き落とされ搬送スクリュー79上に落下する
。 一方、導電性毛ブラシ71の毛体間に入り込んだトナー
の一部は、回収ローラ72に回収されず導電性毛ブラシ
71に残留している。導電性毛ブラシ71と回収ロー2
72との接触部近傍の該ブラシ回転方向下流側部分で、
導電性毛体78が回収ローラ72の押圧から解放され、
倒毛状態から立毛状態に戻る。 この立毛状態に戻るときの遠心力で未回収のトナーが導
電性毛ブラシ71から離脱せしめられて、空中に飛散す
る。飛散したトナーは、このトナー離脱部付近に吸引開
口を対向させて設けたトナー吸引手段74によって吸引
回収される。 第4図は、多色画像形成時におけるシーケンスのタイム
チャートである。 回転を始めるに当たって、若干の時間先行して、帯電が
始められた像担持体40は、1回転目において、前記t
Js1の色信号による像露光開始とそれより時間Xだけ
遅れた現像Iの処理を受ける。像担持体40は、2回転
目において、前記第2の色信号による像露光開始とそれ
より時間yだけ遅れた現像■の処理を受ける。更に、3
回転目において、黒色信号による像露光開始と時間2だ
け遅れて現像■の処理を経て多色トナー像を構成するよ
うになっている。 ユニで、時間XtVwZは像担持体40のある位Wl(
図では画像光!a)が、像露光位置からそれぞれの現像
処理を受ける位置に達するまでに要するElrr!IJ
あるいはそれ以内の時間であり、同じく論は像露光位置
から転写極50に達するまでに要する時間あるいはそれ
以内の時間、nは像露光位置からクリーニング装置7j
70に到達するまでに要する時間あるいはそれ以内の時
間である。またlは原稿の全画像面が像露光あるいは現
像処理位置等の定点を通過するに要する時間であって、
それら像露光、現像処理あるいは転写、クリーニング等
の作用は破線をもって示すように前記時間lの前後に若
干余裕をもった時間の間、作動されるようになっている
。 次に、画像形成中におけるクリーニング装置の作動につ
いて以下に述べる。まず、像担持体40が回転を開始し
、第1原稿画像の前記第1の色信号によって形成された
画像領域の先端が、クリーニング装置の対向位置に到達
する直前まで、導電性毛ブラシ71が像担持体40に作
動しており、像担持体40はクリーニングされる。 未完成で未転写のトナー像が形成されたyJ像笛域がク
リーニング装[70の対向位置を通過するときは、導電
性毛ブラシ71は、像担持体40から作動解除されるの
で前記未転写のトナー像を乱すことがない。 転写を終了した前記画像領域の先端が、前記導電性毛ブ
ラシの対向位置に到達する直前に、導電性毛ブラシ71
が像担持体40に作動を開始する。導電性毛ブラシ71
の作動は、前記画像領域の後端がこの導電性毛ブラシ7
1の対向位置を通過するまで継続しその後解除される。 そして、導電性毛ブラシ71の作動解除中に、第2N像
形成のための複数回の露光及び現像が行われ、前述のク
リーニング工程が再び繰り返されて残留トナーが除去さ
れる。 第5図は単色画像形成時におけるシーケンスのタイムチ
ャートである。像担持体4oの回転と同時に、前記導電
性毛ブラシ71の摺擦が開始され、像担持体40の周面
をクリーニングし続ける。この間−回乃至複数回の単色
画像形成が行われるが、クリ−ニング手段80の像担持
体40への作動は解除されない。最後の画像形成の終了
後、画像領域の後端が導電性毛ブラシの対向位置を通過
するまで、これらは作動を継続しその後作動解除される
。 j!l$6図は、制御電源手段の回路図である。この制
御電源手段76は、導電性毛ブラシ71と回収ローラ7
2へのそれぞれのバイアス電圧を供給する直流可変電源
部と、導電性毛ブラシ71及び回収ローラ72から像担
持体40へ流入する電流を一定値に制御し、かつ導電性
毛ブラシへの印加バイアス電圧値を一定値以下にする制
御部とから構成されている。 図中PSは直流可変電源、 DACは差動増幅回路、v
pcはパルス幅可変発振回路、PCはパルス発振回路、
CVはバリスター等の定電圧素子、 PT、 、PT2
は変圧器、Dl、0□はダイオード、cltc2はコン
デンサs ROt Rl f R2eRlは抵抗、VR
は可変抵抗である。 Vrは回収ローラへのバイアス電圧、vbは導電性毛ブ
ラシへのバイアス電圧、vcは24V電源電圧、veは
回収ローラへの供給電圧、vfは導電性毛ブラシへの供
給電圧であQ、Ipは像担持体への総流入電流である。 可変抵抗VRの抵抗値R0とこの80を流れる電流■ρ
との積1p−Roは、導電性毛ブラシへの供給電圧Vf
とともに差動増幅回路DACの入力電圧信号を形成する
。一定の値をとる供給電圧vrとIpRoとの差は負帰
還され増幅されて差動増幅回路の出力電圧信号を形成す
る。この出力電圧信号は、A0点において24V電源電
圧Vcからの電圧信号と合流しパルス幅可変発振回路V
PCに入力される。 周囲湿度が上昇する等で導電性毛ブラシの繊維比抵抗が
減少し、導電性毛ブラシ及び回収ローラから像担持体へ
流入する電流1pが増加して予め設定した電流値Ip0
よりも大きな値をとる。その場合導電性毛ブラシへの供
給電圧(Ip=Ipoのときの基準の電圧)Vfclp
−RoトナI) 、Ip−RoトVfノ差の出力電圧信
号は負帰還され24V電源電圧Vcとは逆極性となり互
いに相殺せしめられパルス幅可変発振回路vPCへ入力
される。その結果導電性毛ブラシに対するバイアス電圧
vbが下降しで像担持体への流入電流1pを減少せしめ
る。モしてVf”1p−Roとなるま・clすなわちI
p”lpoとなるまで制御を継続させる。 周囲湿度が低下する等で導電性毛ブラシのM&維比抵抗
が増大して導電性毛ブラシ及び回収ローラから像担持体
へ流入する電流rpが予め設定した電流値rpoよりも
小さな値をとる。その場合は、導電性毛ブラシへの供給
電圧(Ip=Ipoのときの基準の電圧)vr;Ip争
R6となる。 V「とIp−Roの差の出力電圧信号は負帰還されて2
4vWi源電圧Vcと同極性となり双方の電圧信号の和
がパルス幅可変発振回路vPCへ入力される。その結果
導電性毛ブラシに対するバイアス電圧vbが上昇して像
担持体への流入電流1pを増加せしめる。そしてVf=
Ip−ROとなるまで、すなわちip=[p@となるま
で制御を継続させようとするが、回路中に設けたバリス
ターCV等の定電圧素子が作動して、導電性毛ブラシに
対するバイアス電圧vbはこの定電圧素子によって定ま
る電圧値vb0よりも大きくなることはない。 第7図は相対湿度と、ブラシ印加バイアス及び像担持体
への流入電流との関係を示す特性図である。 同図で横軸は相対湿度を示し、縦軸は導電性毛ブラシに
対する印加バイアス電圧値及び像担持体に対する流入電
流値を示す。 図中、実線で示したのは前記印加バイアス電圧値vbで
あり、点線で示したのが前記流入電流値ipである。 像担持体への流入電流値1pは、相対湿度の上昇ととも
に予め設定した所定値1poよりも大きな値をとろうと
するが制御されて該rpOを越えない。 又、相対湿度の下降とともに像担持体への流入電流値r
pは前記1pOよりも小さな値をとろうとするが制御さ
れて該1pOに近付く、このときの制御で導電性毛ブラ
シに対する印加バイアス電圧値を上昇させるが、定電圧
素子バリスターCv等によって上限電圧値Vb、を予め
定めであるので、前記印加バイアス電圧値は該vboを
越えることなく該vboを継続させる。 【発明の効果] 本発明の画像形成装置のクリーニング装置では、制御電
源手段を使用して導電性毛ブラシと回収ローラにそれぞ
れバイアス電圧を印加せしめるとともに、導電性毛ブラ
シ及び回収ローラから像担持体へ流入する電流を所定値
に制御せしめるようにするか、又は導電性毛ブラシに対
する印加バイアス電圧値を予め定めである上限値以下に
するようにしたので、像担持体への流入電流を一定にし
て安定させることが可能であるから、放電による感光層
の損傷を防止して像担持体の寿命を延ばすとともに、安
定したクリーニング効果を有する画像形成装置における
クリーニング装置が提供できることとなった。また低湿
環境下で過大バイアスが加わることがないので、電源の
負荷が小さくなるとともにブラシ中に混入しているファ
ーが焼ききれることがなく、金属異物等がブラシに付着
してもリークの危険性が少なくなることとなった。
【図面の簡単な説明】
m1図は本発明の4−+実施例を示すクリーニング装置
の断面図、第2図は多色画像形成装置の構成図、第3図
は繊維比抵抗の測定法を示す回路図、第4図は多色画像
形成時におけるシーケンスのタイムチャー)、ffW5
図は単色画像形成時におけるシーケンスのタイムチャー
ト、第6図は制御電源手段の回路図、fjS7図は相対
湿度と、ブラシ印加バイアス及び像担持体への流入電流
との関係を示す特性図、第8図は相対湿度と比抵抗の関
係を示す特性図、第9図はブラシ印加バイアスとクリー
ニング残トナー量の関係を示す特性図、第10図はブラ
シ印加バイアスと像担持体への注入電流の関係を示す特
性図である。 40・・・・・・像担持体   50・・・・・・松写
極51・・・・・・分離極    70・・・・・・ク
リーニング装置71・・・・・・導電性毛ブラシ 72・・・・・・回収ローラ  73・・・・・・ブレ
ード74・・・・・・トナー吸引手段 75・・・・・・神体 76・・・・・・制御電源手段 78・・・・・・導電性毛体  79・・・・・・搬送
スクリエー80・・・・・・クリーニング手段 81・・・・・・圧接・解除手段 82・・・・・・駆動手段 A・・・・・・読み取りユニット B・・・・・・書き込みユニット C・・・・・・画像形成部  D・・・・・・給紙部出
願人 小西六写真工業株式会社 第3図 四 電克計 衰 囚 ブラシf:r]力ロへ°イアスVb く 楡− イ9糺J1シネ毛5仁トヘjり全2λJけにタハL i
 ρブラシ11功DバイアスVb

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電性毛ブラシにバイアス電圧を印加し、像担持体を摺
    擦して像担持体表面に残留しているトナーを除去し、更
    に上記導電性毛ブラシに接する導電性ローラにバイアス
    電圧を印加し、導電性毛ブラシからトナーを回収する画
    像形成装置のクリーニング装置において、前記導電性毛
    ブラシ及び前記導電性ローラへバイアス電圧を印加した
    ときに、上記ブラシ及びローラから前記像担持体へ流入
    する電流が所定値Ip_0よりも大きな値をとる場合に
    は、該流入電流を前記所定値Ip_0に制御するととも
    に、上記ブラシ及びローラから前記像担持体へ流入する
    電流が所定値Ip_0よりも小さな値をとる場合には、
    前記導電性毛ブラシに印加するバイアス電圧を一定値に
    制御する制御電源手段を設けたことを特徴とする画像形
    成装置のクリーニング装置。
JP8326987A 1987-04-03 1987-04-03 画像形成装置のクリ−ニング装置 Pending JPS63249184A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02190872A (ja) * 1988-12-16 1990-07-26 Nippon Kentek Kaisha Ltd 画像形成装置
JP2019144365A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2019159065A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02190872A (ja) * 1988-12-16 1990-07-26 Nippon Kentek Kaisha Ltd 画像形成装置
JP2019144365A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
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