JPS63249182A - 画像形成装置のクリ−ニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリ−ニング装置

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JPS63249182A
JPS63249182A JP8326787A JP8326787A JPS63249182A JP S63249182 A JPS63249182 A JP S63249182A JP 8326787 A JP8326787 A JP 8326787A JP 8326787 A JP8326787 A JP 8326787A JP S63249182 A JPS63249182 A JP S63249182A
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JP
Japan
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image carrier
bristle brush
conductive
toner
image
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JP8326787A
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English (en)
Inventor
Kumiko Izawa
井沢 くみこ
Kiyoshi Kimura
清 木村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G2221/0005Cleaning of residual toner

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、導電性毛ブラシにバイアス電圧を印゛加して
像担持体表面の残留トナーをクリーニングする画像形成
装置のクリーニング装置に関する。
【従来の技術】
一般に転写型電子写真複写機等の1w像形成装置におい
ては、光導電性感光層を外周面に有する回転ドラム式の
感光体たる像担持体を使用し、この像担持体を回転させ
ながら前記感光層に静電潜像を形成してトナーにより現
像し、得られたトナー像を記録用紙に転写することが行
われる。転写を終え・たあとの像担持体の外周面は、付
着した残留トナーをクリーニング装置によって剥離・清
掃し再び静電潜像を形成して新たな画像による転写が行
われることになる。 近年、像担持体の外周面に付着した残留トナーを除去す
るための方法として、導電性毛ブラシを残留トナニとは
逆の極性に帯電させ、像担持体の外周面を摺擦して、静
電引力とブラシの擦り取る力とで残留トナーを除去する
クリーニング装置が使用されるようになってきた。 バイアス電圧を印加した毛ブラシで像担持体表面を摺擦
して残留トナーを除去するクリーニング装置は、特公昭
42−16590号公報において、毛ブラシにバイアス
電圧を印加する基本的な方法が開示された。 次いで、特公昭49−20227号公報では、毛ブラシ
に吸着されたトナーを回収するのに、バイアス電圧を印
加したローラをこの毛ブラシに接触させてトナーを回収
し、ローラに付着したトナーをブレードで掻き取る方法
が開示された。 そして、特公昭56−40349号公報では、ブラシの
毛体を導電性繊維で構成する方法が開示された。 その後、導電性毛ブラシを構成する毛体の材質、植毛密
度、毛体の抵抗値、導電性毛ブラシに印加する電圧値と
その制御方法等、種々の検討の結果が開示された。
【発明が解決しようとする問題、α】
このような静電引力を利用したブラシクリーニング方式
では、残留トナーを静電引力で吸着せしめる極性をもつ
バイアス電圧を専ら導電性毛ブラシに印加して像担持体
との開に電位差を生じさせている。 この電位差が小さすぎると、残留トナーへの静電引力が
弱くなり、トナーの一部が導電性毛ブラシを擦り抜けて
、完全に除去できないのでクリーニング不良が発生する
。又、この電位差が大きすぎると、トナーの帯電極性が
反松し像担持体表面に吸着される、いわゆる逆付着現象
を生じて、完全に除去できないのでクリーニング不良が
発生する。 Pt59図は導電性毛ブラシに対する印加バイアス電圧
値と像担持体表面におけるクリーニング残トナー量の関
係を示す図である。 同図において横軸は導電性毛ブラシに対する印加バイア
ス電圧値を示し、縦軸は像担持体表面のクリーニング残
トナー量を示す。 一点鎖線は低温低湿(10℃、30%)、実線は常温常
温(22℃、50%)、点線は高温高湿(33℃、80
%)の場合のそれぞれの特性曲線を示す。 これら3種類の湿度環境条件の各々に対応する最適な印
加バイアス電圧値はそれぞれ異なった値をとる。従って
好ましくは、周囲湿度値に応じて印加バイアス電圧値を
切り替える等の手段を講じる必要がある。 第8図は従来の導電性毛ブラシの比抵抗と相対湿度の関
係を示している。 同図において横軸は相対湿度を示し、縦軸は比抵抗を示
す。湿度が上昇すると比抵抗は大きく低下する。例えば
湿度30%における比抵抗の値Kに対して湿度90%の
比抵抗の値Jは102倍低下している。 従来の導電性毛ブラシの毛体は、主として導電性再生セ
ルロース系m維で構成されている。従って合成繊維に比
較すると水分の影響を受は易く、高湿度下においてこの
導電性毛ブラシの抵抗値は大きく低下することになる。 第10図は印加バイアス電圧値と注入電流値の関係を示
す図である。 同図で横軸は導電性毛ブラシに対する印加バイアス電圧
値を示し、縦軸は像担持体への注入電流値を示す。一点
鎖線は低温低湿(10℃、20%)、実線は常温常温(
22℃、50%)、点線は高温高湿(33℃、80%)
の場合のそれぞれの特性曲線を示す。 高温高温時に異常に電流が増加している。 このようにして高湿度下においては、導電性毛ブラシを
通じて像担持体に対して大きな電流が流れ、像担持体表
面の感光層の劣化、及びクリーニング性能の低下を生じ
させることがある。これは導電性毛ブラシの導電性が高
くなり過ぎるためこの毛ブラシから像担持体表面部に放
電が起こり感光層を劣化させるものである。又、この像
担持体に対する大きな電流は、像担持体表面の残留トナ
ーをクリーニングするが、同時に像担持体表面を不均一
に帯電させ、導電性毛ブラシに一度回収されたトナーを
この不均一帯電部へ再付着させる、いわゆる逆付着現象
が生じてクリー二ング不良となる欠点を有している。 本発明は上記した従来技術の欠点に鑑みなされたもので
あって、導電性毛ブラシと像担持体との摺擦部近傍に湿
度センサーを設けて、検出湿度値によって導電性毛ブラ
シに対する印加バイアス電圧値を′I4!!t、で、高
湿度下にあっても導電性毛プラ、シから像担持体へ流れ
る電流値を適性な値となして、安定したクリーニング効
果を有するようにした画像形成装置におけるクリーニン
グ装置1ノffl供を目的としたものである。
【問題点を解決するための手段】
上記目的は、導電性毛ブラシにバイアス電圧を印加し、
像担持体を摺擦して像担持体表面に残留しているトナー
を除去し、更に上記導電性毛ブラシに接する導電性ロー
ラにバイアス電圧を印加し、導電性毛ブラシからトナー
を回収する画像形成装置のクリーニング装置において、
前記導電性毛ブラシと前記像担持体との摺擦部近傍に湿
度センサーを配設し、該湿度センサーで周囲湿度を検出
するとともに予め設定した湿度値に対応させて、導電性
毛ブラシの印加バイアス電圧値を切り替えることが可能
であるように構成したことを特徴とする画像形成装置の
クリーニング装置によって達成される。
【実施例】
以下、本発明の実施例を第1図乃至第7図の添付図面に
基づいて詳細に説明する。 まず第2図によって本発明のクリーニング装置を備えた
多色画像形成装置の機能の全般について説明する。 第2図において、Aは読み取りユニット、BはV!込み
ユニット、Cは画像形成部、Dは給紙部である。 読み取りユニツ)Aにおいて、1はプラテンガラスで、
原稿2はこのプラテンガラス1上に置かれる。原稿2は
、スライドレール3上を移動するキャリフジ4に設けら
れた蛍光灯5及び6によって照明される。可動ミラーユ
ニット8にはミラー9a及び9bが設けられ、スライド
レール3上を移動し、キャリッジ4に設けられている第
一ミラー7どの組み合わせで、プラテンガラス1上の原
稿2の光像をレンズ読み取りユニット20へ導出する。 キャリッジ4及び可動ミラーユニット8は、ステッピン
グモータ10によりワイヤ15を介して駆動さレルプー
1711.12,13.147’、+ しf しV及V
 1/2Vの速度で同方向に駆動される。プラテンが2
ス1の両端部裏面側には、標準白色板16.17が設け
られ、原稿読み取り走査開始前人V/又は走査終了後に
標準白色信号が得られるように構成されている。キャリ
ツノ4の始動位置付近には、トナー濃度制御用のパッチ
18が設けられ、原稿読み取り走査に先立ってトナー標
準濃度信号が得られるようになっている。 レンズ読み取りユニット20はレンズ21、プリズム2
2、第−読み取り基板24、レッドチャンネル(以下R
−chという)CCD25、第二読み取り基板26、シ
アンチャンネル(以下C−ahという)CCD27から
構成される。第一ミラー7、ミラー9a、ミラー9bに
より伝達された原稿光像はレンズ21により集束され、
第−読み取り基板24上に設けられたR−chccD2
5、及び第二読み取り基板26上に設けられたC−cl
+ccD27の受光面にそれぞれ結像される。 前記蛍光灯5,6は多色原稿の読み取りに際して光源に
基づく特定の色の強調や滅哀を防ぐため市販の温白色系
蛍光灯が用いられ、またチラッキ防止のため40KHz
の高周波電源で点灯され、管壁の定温保持あるいはつオ
ームアップ促進のためポジスタ使用のヒータで保温され
ている。 前記R−chCCD25及びC−ehccD27から出
力された画像信号は、信号処理部において信号処理され
る。信号処理部において、後述するトナーの色に応じ色
分離された色信号が出力され、書き込みユニットBに入
力される。 !Fき込みユニツ)Bでは、半導体レーザで発生された
レーザビームが、駆動モータ30により回軒されるポリ
ゴンミラー32より回転走査され、Fθレレタ36を経
て反射#!37により光路を而げられて、像担持体40
たる感光体ドラムの表面に投射され輝線を形成する。 走査が開始されるとビームがインデックスセンサによっ
て検知され、fjSlの色信号によるビームの変調が開
始される。変調されたビームは、帯電器41により予め
一様に帯電されている像担持体40上を走査する。レー
ザビームによる主走査と像担持体40の回転による副走
査により像担持体表面上にPt41の色に対応する潜像
が形成されてゆく。この潜像は例えば赤色トナーの装填
された現像器43により現像されて、像担持体表面に赤
色トナー像が形成される。得られたトナー像は、像担持
体面に保持されたまま、像担持体表面より離間・退避し
ているクリーニング装置70の下を通過し、次のコピー
サイクルに入る。像担持体40は帯電器41により一様
に帯電される。 次いで、信号処理部から出力された第2の色信号が書き
込み二二ツ)Bに入力され、前記の第1の色信号の場合
と同様にして像担持体表面への書き込みが行われ潜像が
形成される。この潜像は第2の色、例えば青色トナーを
装填した現像器44によって現像される。この青色トナ
ー像は、すでに形成されている前記像担持体表面上の赤
色トナー像の上に重ねて形成される。 45は黒色トナーを有する現像器で、信号処理部で発生
される制御信号に基づいて像担持体表面上に黒色トナー
像を形成する。これ5ら現像器43,44゜45のスリ
ーブには交流及び直流のバイアス電圧が印加され、2成
分現像剤によるクヤンビング現像が行われ、接地された
像担持体40には非接触で現像が行われる。 このようにして現像された第1の色信号によるトナー像
と第2の色信号によるトナー像、及び黒トナー像で現像
されたトナー像の重ねあわされた像は、転写極50によ
り給紙部の給送ベルト62、給送ローラ63により送ら
れてきた転写体である記録紙61上に転写される。給紙
部りの給紙カセット付近から転写極50に至る記録紙給
送経路の途中には、複数の検知センサーを配置した不図
示のジャム(紙づまり)検知手段が設けてあり、ジャム
の発生位置を不図示のパネルに表示するとともに、画像
形成の作動を一旦停止させる。 トナー像を転写された記録紙は分離極51により像担持
体から分離され、さらに定着器53へ搬送されて定着さ
れ多色ハードコピーが得られる。 かくして転写を終了した像担持体40には、第1図に示
すクリーニング装置70が作用して周面上に残留した不
要のトナーを除去するようになっている。 第1図は、本発明の実施例を示すクリーニング装置の断
面図である。 クリーニング装置70は、導電性毛ブラシ71と回収ロ
ーラ72とブレード73とトナー吸引手段74等が枠体
75に内股せしめられたクリーニング手段80と、導電
性毛ブラシ71の上流側に位置する像担持体表面の電位
制御手段85と、導電性毛ブラシ71と像担持体40と
の摺擦部近傍に設けられた湿度センサー88と、このク
リーニング手段80を像担持体40に圧接及び解除する
当接・解除手段81と、クリーニング手段80内の各ク
リーニング部材を駆動せしめる駆動手段82により構成
されている。 前記クリーニング手段80は、像担持体40に圧接して
いる作動状態と、像担持体40から接触解除している作
動解除状態に、前記当接・解除手段81によって制御さ
れる。 湿度センサー88は、HOS201(村田製作所社5り
を使用した。この湿度センサー88は、周囲湿度を検知
してその内部に設けられた素子抵抗の抵抗値を変化させ
るタイプの検知センサーである。このセンサーの仕様は
以下の通りである。 使用電圧・・・へCIV以下 使用周波数・・・50 It z〜IKHz素子抵抗・
・・相対湿度75%(25℃)でIHΩ(許容量±5%
以内) 使用温度範囲・・・O℃〜+50℃ 使用湿度範囲・・・相対湿度0〜100%湿度センサー
88は、導電性毛ブラシ71と像担持体40との摺擦部
近傍の像担持体の回転方向下流側に設置せしめられる。 像担持体40の表面電位を制御する電位制御手段85は
、電荷付与部材たる帯電器86と露光ランプ87とから
構成される。 帯電器86は、コロトロン又はスフロトロンであり、導
電性毛ブラシ71の上流側に像担持体40の感光面に対
向させて設置される。 露光ランプ87は、出力8阿の冷陰極管である。管の直
径は6.51であり、有効長さは像担持体40の感光幅
と同等以上である0M光ランプ87は、帯電器86の下
流側の近接位置に、像担持体40の感光面から311I
11離して設置される。 導電性毛ブラシ71は、アルミニューム等の導電性パイ
プに導電性の毛体78を基布と共に導電性接着剤で接続
せしめた円筒状のブラシである。導電性毛体78は、基
布に対して、いわゆるW織りで織り込まれ、前記導電性
パイプへの接触部分を増加せしめるようにしである。導
電性毛体78の該パイプに対する植設密度は、too、
ooo〜200,000フイラメント/in2である。 本実施例の導電性毛ブラシには、長さ10mm、太さ5
〜6デニールの導電性毛体を使用した。 第3図は繊維比抵抗の測定方法を示している。 f53図で90は繊維比抵抗測定回路、P、Qは電極、
91は被測定繊維、92は500V電圧電源、93は電
流計である。 被測定繊維91の比抵抗は次のようにして測定される。 まず電極Pと電極Qにフィラメント状の被測定4!lL
維91を接続する0両電極間の距離lは10cmである
。電極P、Q間に電圧型W!92で500vの電圧を印
加し、そのとき流れる電流値I0を電流計93から読み
取る。被測定職fi91の比抵抗ρは次式から算出され
る。 ρ=500/I。・S/1 尚、Sは被測定職、1li91の総断面積で繊維の太さ
と本数の積である。 導電性毛体78は、導電性レーヨン「RecGRJ(−
L二チカ社製)で構成される。 導電性レーヨン「RecGRJは、常温・常温下(22
℃・50%)で繊維比抵抗が10I〜101Ωamであ
り、高温・高湿下(33℃・80%)では105〜10
6Ωefflである。 導電性毛ブラシ71は、分離極51から像担持体の回転
方向の下流側へ隔たった位置に、該像担持体に圧接状態
で設置される。この圧接状態は、導電性毛ブラシ71と
、像担持体40とが相互の半径方向の重複量で21食い
込んだ状態である。この導電性毛ブラシ71には、第一
バイアス電圧電源76によって、湿度センサー88の検
出相対湿度値が60%未満のときに直流200vのバイ
アス電圧が、又湿度センサー88の検出相対湿度値が6
0%以下のときに直流100Vのバイアス電圧が、それ
ぞれ印加される。 回収ローラ72は、導電性の金属ローラである。この回
収ローラ72は、導電性毛ブラシ71と像担持体40と
の圧接部がら該ブラシの回転方向下流側へ隔たった位置
に、該ブラシに圧接状態で設置される。 この圧接状態は、回収ロー272と導電性毛ブラシ71
とが相互の半径方向の重複量で2〜4ml11食い込ん
だ状態である。この回収ローラ72には、前記第一バイ
アス電圧電源76の印加バイアス電圧値に対応させて第
二バイアス電圧電源77によって、直流400v〜60
0■のバイアス電圧が印加される。 ブレード73は、厚さ0.511!lの硬質ウレタンゴ
ムで構成された弾性板である。このブレード73は、回
収ローラ72の長手方向の全長に互って圧接し、該ロー
ラの表面からトナーを掻き落とす。 トナー吸引手段74は、電動吸引7アン741と、フィ
ルター742とで構成される。このトナー吸引手段74
の吸引開口は、導電性毛ブラシ71と回収ローラ72と
の圧接部近傍の該ブラシ71の回転方向下流側部分に対
向させて設けである。 搬送スクリュー79は、ブレード73の下方付近に設け
てあり、回収ローラフ2から掻き落とされたトナーを不
図示のトナー回収槽へ搬送する。 前記クリーニング手段80の像担持体40に対する圧接
・解除手段81は、駆動軸83に固着せしめられた偏心
カム811とスプリング812によって構成されている
。偏心カム811とクリーニング手段80の枠体75は
、常にスプリング812によってばね付勢されて圧接し
ており、偏心カム811の回転に従って像担持体40に
対し、導電性毛ブラシ71で圧接作動及び/又は作動解
除の動作を行う。 クリーニング手段80内の導電性毛ブラシ71と回収ロ
ーラ72は、枠体75外の駆動手段82によりベルト駆
動に上り回転せしぬられる。 本発明のクリーニング装置は、上記のような構成となっ
ており、以下にその動作について説明する。 前記クリーニング手段80が、像担持体40から作動解
除せしめられて退避している間に、複数回の露光及び現
像を終了して完成した多色トナー像が、転写工程で記録
紙に対して転写される。転写工程の終了後、転写されず
に像担持体40の外周面に付着している残留トナーは、
像担持体40の矢印方向の回転に従って、帯電器86の
対向位置に達する。 ここで像担持体40表面及び残留トナーは、この帯電3
86によって電荷が付与され帯電せしめられる。この帯
電で残留トナーは、一様にほぼ飽和値に近いトナ一層電
位を有するようになり、像担持体40の当該表面部は、
この帯電以前の電位よりも電位差で300〜400v程
度増加した帯電状態となる。 次いで、像担持体40は回転し、残留トナーと共に前記
露光ランプ87の照射を受ける。この露光ランプ87の
照射によって像担持体40表面の感光層が受光して、受
光部の表面電位が下降せしめられる。 帯電せしめられたままの残留トナーは、導電性毛ブラシ
71の対向位置に達する。導l性毛ブラシ71は、この
直前に、前記圧接・解除手段81の作用で、像担持体4
0表面に対する圧接がなされて、その対向位置に達した
残留トナーを摺擦し除去する。このときの像担持体40
の外周面の線速度は200m5+/secである。そし
て、導電性毛ブラシ71と像担持体40の線速度は等し
く、回転の方向は反対である。従って像担持体40上の
残留トナーは、導電性上ブラシフ1によって摺擦速度4
00+m/seaで摺擦される。 導電性毛ブラシ71の導電性毛体78は、周囲の相対湿
度が60%未満のときに第一バイアス電圧電源76によ
ってiIr流200vのバイアス電圧が印加され、周囲
の相対湿度が60%以上のときに同じく直流100Vに
切り替えられたバイアス電圧が印加されて、残留トナー
とは逆極性に帯電せしめられる。この導電性毛体78は
、残留トナーに静電引力を作用させ、該トナーを前記導
電性毛体に吸着せしめて像担持体40の外周面から除去
する。 導電性毛ブラシ71の導電性毛体78に吸着されたトナ
ーは、次にこの導電性毛ブラシ71に圧接しながら回転
する回収ローラ72によって回収される。 導電性毛ブラシ71と回収ローラ72との、双方の外周
面付近の線速度は等しく、回転方向は反対である。従っ
て回収ローラ72は、導電性毛ブラシ71の被吸着トナ
ーを摺擦速度400m5+/secで摺擦する。この回
収コーラ72は、第二バイアス電圧電源77によりて直
流400v〜600■のバイアス電圧が印加されてトナ
ーとは逆極性に帯電せしめられている。回収ローラ72
は、導電性毛ブラシ71中のトナーに対し、導電性毛体
78の吸着力より強い静電引力を作用させてトナーを回
収する。そして、回収ローラ72に回収されたトナーは
、ブレード73によって該ローラの周面から掻き落とさ
れ搬送スクリュー79上に落下する。 一方、導電性毛ブラシ71の毛体間に入り込んだトナー
の一部は、回収ローラ72に回収されず導電性毛ブラシ
71に残留している。導電性毛ブラシ71と回収ローラ
72との接触部近傍の該ブラシ回転方向下流側部分で、
導電性毛体78が回収ローラ72の押圧から解放され、
倒毛状態から立毛状態に戻る。 この立毛状態に戻るときの遠心力で未回収のトナーが導
電性毛ブラシ71がら離脱せしめられて、空中に飛散す
る。飛散したトナーは、このトナー離脱部付近に吸引開
口を対向させて設けたトナー吸引手段74によって吸引
回収される。 第4図は、多色画像形成時におけるシーケンスのタイム
チャートである。 回転を始めるに当たって、若干の時間先行して、?f?
電が始められた像担持体40は、1回転目において、前
記1jS1の色信号による像露光開始とそれより時間X
だけ遅れた現像Iの処理を受ける。像担持体40は、2
回転目において、前記第2の色信号による像露光開始と
それより時間yだけ遅れた現像Hの処理を受ける。更に
、3回転目において、思込信号による像露光開始と時間
2だけ遅れて現像■の処理を経て多色トナー像を構成す
るようになっている。 ここで、時間にlF?Zは像担持体40のある位r!1
(図では画像先端)が、像露光位置からそれぞれの現像
処理を受ける位置に達するまでに要する時間あるいはそ
れ以内の時間であり、同じく着は像露光位置から転写極
50に達するまでに要する時間あるいはそれ以内の時間
、口は像露光位置からクリーニング装置70に到達する
までに要する時間あるいはそれ以内の時間である。また
lは原稿の全画像面が像露光あるいは現像処理位置等の
定、儂を通過するに要するFE?frrBであって、そ
れら像露光、現像処理あるいは転写、クリーニング等の
作用は破線をもって示すように前記時間lの前後に若干
余裕をもった時間の間、作動されるようになっている。 次に、画像形成中におけるクリーニング装置の作動につ
いて以下に述べる。まず、像担持体40が回転を開始し
、第1原稿画像の前記miの色信号によって形成された
画像領域の先端が、クリーニング装置の電位制御手段8
5の対向位置に到達する直前まで、この電位制御手Fi
85と導電性毛ブラシ71が像担持体40に作動してお
り、像担持体40はクリーニングされる。 未完成で未転写のトナー像が形成されたIil像領域が
クリーニング装置70の対向位置を通過するときは、電
位制御手段85と、導電性毛ブラシ71は、像担持体4
0から作動解除されるので前記未転写のトナー像を乱す
ことがない。 転写を終了した前記iiI像領域の先端が、前記電位制
御手段85の対向位置に到達する直前に、電位制御手段
85及び導電性毛ブラシ71が相次いで像担持体40に
作動をm始する。電位制御手段85と導電性毛ブラシ7
1の作動は、前記画像領域の後端がこの導電性毛ブラシ
71の対向位置を通過するまで継続しその後解除される
。 そして、電位制御手Pi85と導電性毛ブラシ71の作
動解除中に、f52画像形成のための複数回の露光及び
現像が行われ、前述のクリーニング工程が再vaり返さ
れて残留トナーが除去される。 第5図は単色画像形成時におけるシーケンスのタイムチ
ャートである。像担持体40の回転と同時に、前記電位
制御手段85の帯電器86並びに露光ランプ87の作動
と、導電性毛ブラシ71の摺擦が開始され、像担持体4
0の周面をクリーニングし続ける。 この間−回乃至複数回の単色画像形成が行われるが、ク
リーニング手l′i80及び電位制御手段85の像担持
体40への作動は解除されない、を後の画像形成の終了
後、画像領域の後端が導電性毛ブラシの対向位Uを通過
するまで、これらは作動をI/1続しその後作動解除さ
れる。 第6図は湿度センサーによるバイアス電圧値制御のブロ
ック図である。 クリーニング装置の導電性毛ブラシと像担持体との摺擦
部近傍の相#湿度は湿度センサーによって検知される。 このセンサーの内部で抵抗値に変換された相対湿度値は
、このセンサーを回路の一部に組み込んだ検知回路によ
って電流値に変換されて、本体制御装置に入力される0
本体制御装置からは、相対湿度値60%を分岐点に設定
した出力信号が発せられる。この出力信号は、導電性毛
ブラシと回収ローラの電源制御部に入力され、相対湿度
60%未満に相当する信号の場合には導電性毛ブラシに
対して直流zoovのバイアス電圧を印加し、回収ロー
ラに対して直流600vのバイアス電圧を印加する。同
じく相対湿度60%以上に相当する信号の場合には導電
性毛ブラシに対して直fi 100Vのバイアス電圧を
印加し、回収ローラに対して直流400Vのバイアス電
圧を印加する。 第7図は前述した3種類の湿度環境条件下におけるラン
ニングテストの結果を示す図である。 同図で横軸はコピー数(cycle)を示し、縦軸は像
担持体表面のクリーニング残トナー量を示す。 実線は導電性毛ブラシに対する印加バイアス電圧値Vb
=200Vの特性曲線であり、点線で示したのは、高温
高温(33℃、80%)の場合に前記導電性毛ブラシに
対する印加バイアス電圧値をvb=ioovに切り替え
たときの特性曲線である。 導電性毛ブラシに対する印加バイアス電圧値が、初期設
定値Vb=200Vのままであると、高温高湿(33℃
、80%)時にコピー数的5000cycleで、像担
持体に対するトナーの逆付着現象を生ずる。しかし、湿
度センサーにより周囲湿度を検知して導電性毛ブラシに
対する印加バイアス電圧値をVb=100Vに切り替え
ると良好なりリーニング性を継続する。 本実施例の場合は相対湿度値60%を分岐点として2段
階切り替え制御としたが、多段階切り替え制御であって
も好ましい。また、相対湿度値の変化を連続的に検知し
てこれに対応させて印加バイアス電圧値を連続的に変化
せしめる制御方法であっても好ましい。 【発明の効果1 本発明の画像形成装置のクリーニング装置では、導電性
毛ブラシと像担持体との摺擦部近傍に設置した湿度セン
サーによって周囲湿度を検知し、高湿度下においても導
電性毛ブラシに対する印加バイアス電圧値を切り替えて
像担持体への注入電流を一定にして安定させることが可
能であるから、放電による感光層の損傷を防止して像担
持体の寿命を延ばすとともに、安定したクリーニング効
果を有する画像形成装置におけるクリーニング装置が提
供できることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のth+実施例を示すクリーニング装置
の断面図、第2図は多色画像形成装置の構成図、第3図
は繊維比抵抗の測定法を示す回路図、f:tS4図は多
色画像形成時におけるシーケンスのタイムチャート、第
5図は単色画像形成時におけるシーケンスのタイムチャ
ート、fjS6図は湿度センサーによる印加バイアス電
圧値制御のブロック図、第7図は3種類の湿度環境条件
下におけるランニングテストの結果を示す図、第8図は
相対湿度と比抵抗の関係を示す特性図、第9図はブラシ
印加バイアスとクリーニング残トナー量の関係を示す特
性図、Pt5io図はブラシ印加バイアスと像担持体へ
の注入電流の関係を示す特性図である。 40・・・・・・像担持体   50・・・・・・転写
極51・・・・・・分離極    70・・・・・・ク
リーニング装置71・・・・・・導電性毛ブラシ 72・・・・・・回収ローラ  73・・・・・・ブレ
ード74・・・・・・トナー吸引手段 75・・・・・・枠体 76・・・・・・第一バイアス電圧電源77・・・・・
・第二バイアス電圧Wl源78・・・・・・導電性毛体
  79・・・・・・搬送スクリュー80・・・・・・
クリーニング手段 81・・・・・・圧接・解除手段 82・・・・・・駆動手段   85・・・・・・電位
制御手段86・・・・・・帯電器(電荷付与部材)87
・・・・・・露光ランプ 88・・・・・・湿度センサー A・・・・・・読み取りユニット B・・・・・・書き込みユニット C・・・・・・画像形成部  D・・・・・・給紙部出
願人 小西六写真工業株式会社 第3図 四 電九針

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電性毛ブラシにバイアス電圧を印加し、像担持体を摺
    擦して像担持体表面に残留しているトナーを除去し、更
    に上記導電性毛ブラシに接する導電性ローラにバイアス
    電圧を印加し、導電性毛ブラシからトナーを回収する画
    像形成装置のクリーニング装置において、前記導電性毛
    ブラシと前記像担持体との摺擦部近傍に湿度センサーを
    配設し、該湿度センサーで周囲湿度を検出するとともに
    予め設定した湿度値に対応させて、導電性毛ブラシの印
    加バイアス電圧値を切り替えることが可能であるように
    構成したことを特徴とする画像形成装置のクリーニング
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005265905A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置及び画像形成装置
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