JPS59192271A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複写装置に関する。

従来技術 複写機においては転写紙を扱うのでその紙粉処理が問題
となる。この点、一般的にはクリーニングユニット内に
ファーブラシを設け、このファーブラシにより感光体表
面から紙粉をトナーとともに除去し回収しているもので
ある。しかしながら、感光体に対するクリーニングユニ
ットにこのようなファーブラシを使用するとユニットが
大型化するものである。また、クリーニング部で回収さ
れるトナーに紙粉が混入するのでトナーの再利用を図る
ことができない。一方、ブレード使用のクリーニングユ
ニットでも紙粉除去装置を付加するとユニットが大型化
する。かといって、紙粉除去装置を設けなければ、ブレ
ードと感光体表面との袖に紙粉が詰まシ、黒スジが発生
し易くなるものであシ、紙粉が現像器に混入することに
もなる。

目的 本発明は、このような点に鑑みなされたもので、感光体
に対するクリーニングユニットを小型・簡単化しつつ、
転写紙の紙粉を除去し、紙粉伺着による弊害を防止する
ことができる複写装置を得ることを目的とする。

構成 本発明Ｑ第一の実施例を第１図および第２図に基づい、
て説明する。本実施例は、たとえば赤・黒２色の複写装
置に適用したものであシ、その構成・作用を第１図によ
シ説明する。まず、光学系であるが、コンタクトガラス
（１）上に載置された原稿はランプ（２）および反射板
（３）によシ照明される。そして、原稿からの反射光は
第一ミラー（４）、第二ミラー（５）、第三ミラー（６
）、レンズ（７）、ハーフミラ−（８）、第五ミラー（
９）、第六ミラー顛、焦点補正ガラスα刀および絞りα
２を介して第−色相の感光体←３に対し露光される。一
方、ハーフミラ−（８）を通過した光はフィルタへ４、
第四ミラーａ９、絞り００を介して第二色用の感光体α
りに対し露光される。そして、第−色（赤）の感光体◇
３における作像プロセスは、まず、−・二次帯電装置へ
８）α９による帯電が行ガわれ、そこへ上述したように
原稿像が露光されて静電潜像が形成される。この静電、
潜像は現像装置（イ））により赤色現像され顕像化され
る。第二色（黒）の感光体（１７１における作像プロセ
スは、帯電装置Ｈによる帯電、後に光学系の露光によシ
静電潜像が形成されることになるが、これに先立ち、イ
レーザ（ロ）により不要部分の消去がなされる。このイ
レーザＱｚは緑色ＬＥＤであり、幅方向に複数個配列さ
れている。この静電潜像は現像装置（ハ）にょυ黒色現
像され顕像化される。

一方、カセット（ハ）に収納された転写紙（ハ）は給紙
ローラ翰によシ給紙される。給紙された転写紙（ハ）は
レジスト前センサ（財）の検知の下にレジストローラ（
ハ）まで送られ給紙ローラ（ハ）が停止する。そして、
レジストローラ（ハ）が所定タイミングで回転すること
によυ転写紙（ハ）は誘電体ベルト（ハ）上に送シ出さ
れることになる。ここで、誘電体ベルトｎ＞は駆動ロー
ラ（ト）、従動ローラ０力および誘一体ベル）Ｈの寄シ
を矯正する矯正ローラ０２によシ支描されておυ、その
一部が感光体α３αカに接線的に接している。

また、この誘電体ベルト翰は転写紙（ハ）を静電吸着力
により保持して搬送するものであシ、そのため、コロナ
放電器Ｇ３が設けられている。したかって、転写紙（ハ
）は途中からこの誘電体ベルト（ハ）によシ感光体０９
αηの転写部に給紙搬送されることになる。

転写部には各々転写コロナ放電器（３４）　（３９が設
けられておυ、感光体０９αη上の顕像はｊ−次転写紙
（ハ）に転写される。転写後の転写紙（ハ）は分離コロ
ナ放電器０→によｐ除電されつつ爪分離装置０７）によ
ｐ銹電体ベルト翰から分離されることになる。ここで、
誘電体ベルト（イ）に対しては対極板（ロ）との間で放
電してベルトの除電全行なう除電コロナ放電器（イ）や
、感光体０９の転写前除電を行なう螢光灯０１、矯正ロ
ーラ０埠の揺動を行なうレバー０υ、各タイミングのた
めのベルト位置検出器Ｏ■０３．転写紙検出器０４等が
設けられている。

そして、誘電体ベルト（ハ）から分離された転写済みの
転写紙（ハ）は定着装置（ハ）に送られ定着された後、
排紙ローラ（ハ）によシトレイ０りに排紙される。

一方、転写工程を終了した感光体αＪに対してはクリー
ニング装置（ト）が設けられており、残存トナーがクリ
ーニング除去される。そして、疲労回復および電位消去
用の螢光灯αつによシフエンチングされて次のコピーサ
イクルに移行する。感光体α７ンについても同様であシ
、クリーニング装置間により残存トナーがクリーニング
され、疲労回復用および電位消去用のＬＥＤ　（５］）
によシフエンチングされて次のコピーサイクルに移行す
る。

しかして、前記感光体０３の転写部よシ給紙側の誘電体
ベルト（ハ）上には紙粉除去手段６つが設けられている
。この紙粉除去手段６のはケーシング（至）と誘電体ベ
ルトいり上を搬送される転写紙（ハ）に接しつつ同一方
向に回転するファーブラシ（財）とファーブラシ■に対
する紙粉落し片（へ）と紙粉受は部（ト）とからなる。

したがって、感光体α３α力に向かう転写紙−に紙粉が
付着していても、第一の感光体０ａの転写部に至る前に
ファーブラシ（へ）によって除去され、この紙粉が紙粉
落し片（至）によシファーブラシ（財）から紙粉受は部
曽に回収されるので、感光体αＪα７ノ上に紙粉が付着
することはない。したがって、クリーニング装置０υは
感光体α９上の残存トナーを除去できるものであればよ
く、ブレード（４８ａ）等の小型・簡単なものにしても
、紙粉による黒スジの発生等の問題は生じない。感光体
α乃に対するクリーニング装置間も同様である。そして
、回収トナーは紙粉の混入がないため、再利用すること
ができる。また、転写紙（ハ）に付着した紙粉の除去が
転写紙（ハ）単体でなく、誘電体ベルト（ホ）上で行な
われるので確実に安定して行なわれる。さらに、転写紙
（ハ）が存在しないときにはファーブラシ（財）によシ
誘電体べルト（ハ）のクリーニングも行なわれることに
なｐ、誘電体ベルｌ−（ハ）上の不純物が感光体αり０
ηに付着するのも防止できる。したがって、従来のブレ
ード使用によるベルトクリーニングの負荷を低減できる
０ なお、ファーブラシ（財）の回転方向は、第３図に示す
ように、転写紙（ハ）の搬送方向と逆方向にしてもよい
。このような回転方向の場合、ファーブラシ（財）によ
シ転写紙（ハ）をケーシングＱ内に巻込む可能性がある
が、ケーシング■底部に巻込みを防止して搬送をスムー
ズに行なわせる針状体Ｇ７）を数本搬送力向に沿わせて
設ければよい。

つづいて、本発明の第二の実施例を第４図により説明す
る。本実施例は、ファーブラシ（へ）を高圧電源に）に
接続し、接地された対極板Ｍとの間で電荷を持たせるこ
とによυ、紙粉除去手段めの手前で行なっていた密着用
チャージをファーブラシ□□□により行なわせるように
したものである。なお、ベルトは導電性ベルトてもよく
、また、ファーブラシは通常のブラシローラであっても
よい。

ファーブラシ（ロ）に代えて粘着性ゴムローラーを用い
たものである。この粘着性ゴムローラ倒に付着した紙粉
はブレード（６Ｊ）によ９紙粉受は部（ト）へかき落さ
れる。

また、第６図は本発明の第四の実施例を示すもので、フ
ァーブラシ（へ）に代えてバイアスローラ（６）を用い
たものである。このバイアスローラ＠りの極性はコロナ
放電器Ｇ３の極性と逆極性である。

なお、これらの実施例では２つの感光体０９α７）を有
する２色複写装置に適用したものであるが、３つの感光
体を用いたカラー複写装置や１つの感光体を用いた単色
複写装置にも適用できることはもちろんである。

効果 本発明は、上述したように構成したので、感光体への紙
粉の付着を防止でき、よって、感光体に対するクリーニ
ング装置を小型・簡略化しつつ黒ヌジの発生等を防止で
き、回収トナーも再利用でき、才た、ベルト上で紙粉除
去が行なわれるので、効率よく確実に行なうことができ
、さらに、ベルトのクリーニングも併せて行なうことが
でき、ブレード等によるベルトクリーニングに比べて負
荷の軽減を図ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を示す概略側面図、第２
図はその要部を拡大して示す概略側面図、第３図は変形
例を示す斜視図、第４図は本発明の第二の実施例を示す
概略側面図、第５図は本発明の第三の実施例を示す概略
側面図、第６図は本発明の第四の実施例を示す概略側面
図である。 １３・・・感光体、２５・・・転写紙、２９・・・ベル
ト、５２・・・紙粉除去手段 出　願　人　　　株式会社リコー ブヘＵ口 １５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体に対し転写紙をベルトによシ給紙搬送させてこの
   転写紙に画像を転写させる複写装置において、転写部前
   の前記ベルト上で転写紙に付着している紙粉を除去する
   紙粉除去手段を設けたことを特徴とする複写装置。