JPS6324831Y2 - - Google Patents
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- JPS6324831Y2 JPS6324831Y2 JP6329381U JP6329381U JPS6324831Y2 JP S6324831 Y2 JPS6324831 Y2 JP S6324831Y2 JP 6329381 U JP6329381 U JP 6329381U JP 6329381 U JP6329381 U JP 6329381U JP S6324831 Y2 JPS6324831 Y2 JP S6324831Y2
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- heat
- peripheral wall
- pot
- metal foils
- sealing film
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- Expired
Links
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Landscapes
- Cartons (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、携帯に便利で直接火にかけること
ができる金属箔製の鍋に関するものである。
ができる金属箔製の鍋に関するものである。
野外で炊事をする場合、煮焚き用の鍋は、携帯
が容易に行なえ、しかも直接火にかけることがで
きる使い捨て式のものが便利である。
が容易に行なえ、しかも直接火にかけることがで
きる使い捨て式のものが便利である。
このような鍋として、アルミニウム箔を用い、
プレス成形により形付けを施したものが提案され
ているが、一定の形状に予め形付けされているの
で折たたむことができず、嵩張るので携帯に不便
である。
プレス成形により形付けを施したものが提案され
ているが、一定の形状に予め形付けされているの
で折たたむことができず、嵩張るので携帯に不便
である。
また、アルミニウム箔の平板を折曲げて容器に
することも考えられるが、アルミニウム箔単独で
は厚手のものが必要で、ピンホールも発生しやす
いという問題がある。
することも考えられるが、アルミニウム箔単独で
は厚手のものが必要で、ピンホールも発生しやす
いという問題がある。
さらに、携帯が便利な容器として、折りたたみ
可能な紙器が多く市販されているが、このような
ものは直接火にかけることができないので、鍋と
しての機能を果すことは不可能である。
可能な紙器が多く市販されているが、このような
ものは直接火にかけることができないので、鍋と
しての機能を果すことは不可能である。
そこで、この考案の目的は、二枚の金属箔を熱
融着フイルムで貼合わせた複合シートを使い、折
曲成形した周壁を熱融着によつてシールし、折り
たたみによつて携帯が便利で保形性が良く、直接
火にかけることができる鍋を提供することにあ
る。
融着フイルムで貼合わせた複合シートを使い、折
曲成形した周壁を熱融着によつてシールし、折り
たたみによつて携帯が便利で保形性が良く、直接
火にかけることができる鍋を提供することにあ
る。
以下、この考案を添付図面の実施例に基づいて
説明する。
説明する。
図示のように、二枚の金属箔1と2を熱融着フ
イルム3で貼合せた複合シート4を用いて鍋5が
形成されている。
イルム3で貼合せた複合シート4を用いて鍋5が
形成されている。
上記金属箔1,2はアルミニウム箔を用い、鍋
5の内側を形成する第1の金属箔1は正方形ある
いは長方形に形成され、熱融着フイルム3もこの
金属箔1と等しい大きさを有し、鍋5の底部にあ
たる中央に正方形の切欠き6が設けられている。
5の内側を形成する第1の金属箔1は正方形ある
いは長方形に形成され、熱融着フイルム3もこの
金属箔1と等しい大きさを有し、鍋5の底部にあ
たる中央に正方形の切欠き6が設けられている。
熱融着フイルム3は、金属箔1と2を貼合わ
せ、金属箔のピンホールを防止すると同時に、鍋
の保形を行なうものであり、金属箔を熱融着可能
な合成樹脂、例えばポリエチレン、エチレン酢酸
ビニル共重合体、ナイロン等を用いが形成されて
いる。
せ、金属箔のピンホールを防止すると同時に、鍋
の保形を行なうものであり、金属箔を熱融着可能
な合成樹脂、例えばポリエチレン、エチレン酢酸
ビニル共重合体、ナイロン等を用いが形成されて
いる。
鍋5の外側を形成する第2の金属箔2は、前記
第1の金属箔1と等しい大きさを有し、第2図の
ように、外周部の両側平行部分にV字形の切欠き
7が各々二個所づつ設けられている。
第1の金属箔1と等しい大きさを有し、第2図の
ように、外周部の両側平行部分にV字形の切欠き
7が各々二個所づつ設けられている。
上記各切欠き7はその内端が、複合シート4の
周囲を各辺縁に平行して起立させ、底部5aと周
壁5bから成る容器に形成するときの折目線に臨
むように形成され、前記周壁5bの折曲げが円滑
に行えるよう、金属箔2に折目線8を施すように
してもよい。
周囲を各辺縁に平行して起立させ、底部5aと周
壁5bから成る容器に形成するときの折目線に臨
むように形成され、前記周壁5bの折曲げが円滑
に行えるよう、金属箔2に折目線8を施すように
してもよい。
複合シート4は、第2金属箔2に切欠き7が設
けられているので、外面側に熱融着フイルム3の
露出部分3aが形成され、また、中央部は熱融着
フイルム3の切抜き6により、金属箔1と2が直
接重なつている。
けられているので、外面側に熱融着フイルム3の
露出部分3aが形成され、また、中央部は熱融着
フイルム3の切抜き6により、金属箔1と2が直
接重なつている。
以上のような構成の複合シート4を、第4図に
示すように、熱融着フイルム3における切抜き6
の内周縁に沿うよう周囲を折曲げて起立させ、底
部5aと枠状の周壁5bを形成する。
示すように、熱融着フイルム3における切抜き6
の内周縁に沿うよう周囲を折曲げて起立させ、底
部5aと枠状の周壁5bを形成する。
周壁5bの各コーナにおいては、隣接する起立
部の端部における余剰部分を重ね合わせて外方に
突出させ、三角片5cとする。
部の端部における余剰部分を重ね合わせて外方に
突出させ、三角片5cとする。
上記周壁5の外面には、第2金属箔2の切欠き
7によつて熱融着フイルム3が露出しており、前
記三角片5cを第5図に示すように、熱融着フイ
ルム3が互に重なるように周壁5へ折曲げ、三角
片5cと周壁5bの重なり部分を加熱して熱シー
ルし、周壁5bを枠状に固定化して鍋5を形成す
る。
7によつて熱融着フイルム3が露出しており、前
記三角片5cを第5図に示すように、熱融着フイ
ルム3が互に重なるように周壁5へ折曲げ、三角
片5cと周壁5bの重なり部分を加熱して熱シー
ルし、周壁5bを枠状に固定化して鍋5を形成す
る。
このようにして形成された鍋5は第6図のよう
に、周壁5bの各面を底部5a上に重なるように
内側へ折曲げ、第7図に示すように扁平に折たた
み、販売や携帯に供する。
に、周壁5bの各面を底部5a上に重なるように
内側へ折曲げ、第7図に示すように扁平に折たた
み、販売や携帯に供する。
また、使用時には第5図のように周壁5bを引
き起し、直接火にかければよく、底部5aが二枚
の金属箔1,2のみで形成されているので、煮焚
きが支障なく行なえる。
き起し、直接火にかければよく、底部5aが二枚
の金属箔1,2のみで形成されているので、煮焚
きが支障なく行なえる。
なお、用途は上記実施例のような鍋に限定され
るものではなく、食料品等を収納する容器として
も使用することができ、必要ならば金属箔1,2
の外周に提手を設けるようにしてもよい。
るものではなく、食料品等を収納する容器として
も使用することができ、必要ならば金属箔1,2
の外周に提手を設けるようにしてもよい。
この考案によれば、以上のように、二枚の金属
箔を熱融着フイルムで貼合わせ、周壁のコーナ部
を熱シールするので、保形性が良好となり、しか
も周壁を底部上へ折畳むことができるので嵩低く
なつて携帯に便利であり、使用時は周壁を引越せ
ばよいので速やかな使用が行なえ、使い捨てなの
で使用後の処理も簡単である。
箔を熱融着フイルムで貼合わせ、周壁のコーナ部
を熱シールするので、保形性が良好となり、しか
も周壁を底部上へ折畳むことができるので嵩低く
なつて携帯に便利であり、使用時は周壁を引越せ
ばよいので速やかな使用が行なえ、使い捨てなの
で使用後の処理も簡単である。
また、二枚の金属箔を熱融着フイルムで貼合わ
せてあるので、ピンホールやしわの発生がなく、
直接火にかけることができ、しかもフイルムの底
部にあたる部分が切抜かれているので、煮焚時の
熱効率がよいという利点がある。
せてあるので、ピンホールやしわの発生がなく、
直接火にかけることができ、しかもフイルムの底
部にあたる部分が切抜かれているので、煮焚時の
熱効率がよいという利点がある。
第1図はこの考案に係る鍋を形成する複合シー
トの平面図、第2図は同上の分解斜視図、第3図
は複合シートの拡大断面図、第4図は鍋の組立途
中を示す斜視図、第5図は同じく組立状態を示す
斜視図、第6図は鍋の折たたみ途中を示す斜視
図、第7図は同じく折畳状態の平面図である。 1,2は金属箔、3は熱融着フイルム、4は複
合シート、5は鍋、5aは底部、5bは周壁、5
cは三角片、6は切抜き、7は切欠き。
トの平面図、第2図は同上の分解斜視図、第3図
は複合シートの拡大断面図、第4図は鍋の組立途
中を示す斜視図、第5図は同じく組立状態を示す
斜視図、第6図は鍋の折たたみ途中を示す斜視
図、第7図は同じく折畳状態の平面図である。 1,2は金属箔、3は熱融着フイルム、4は複
合シート、5は鍋、5aは底部、5bは周壁、5
cは三角片、6は切抜き、7は切欠き。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 二枚の金属箔を熱融着フイルムで貼合せ、一
方の金属箔の周囲にシール用の切欠きを設けた
複合シートを形成し、前記複合シートの周囲を
各辺ごとに起立させて枠状の周壁を形成し、周
壁において切欠き部分に露出する熱融着フイル
ムに周壁の重なり部分を熱融着したことを特徴
とする鍋。 (2) 熱融着フイルムは、底部にあたる部分が切抜
かれていることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項に記載の鍋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6329381U JPS6324831Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6329381U JPS6324831Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57173621U JPS57173621U (ja) | 1982-11-01 |
JPS6324831Y2 true JPS6324831Y2 (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=29859418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6329381U Expired JPS6324831Y2 (ja) | 1981-04-27 | 1981-04-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6324831Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-27 JP JP6329381U patent/JPS6324831Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57173621U (ja) | 1982-11-01 |
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