JPS63248148A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPS63248148A
JPS63248148A JP8114687A JP8114687A JPS63248148A JP S63248148 A JPS63248148 A JP S63248148A JP 8114687 A JP8114687 A JP 8114687A JP 8114687 A JP8114687 A JP 8114687A JP S63248148 A JPS63248148 A JP S63248148A
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Kazuo Imai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、半導体集積回路の高密度化と高速化に有効な
積層構造の半導体集積回路装置を得るために必要となる
半導体基板の熱接着方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 本願発明者は、特願昭6113502号にてこの種の技
術として、熱軟化現象を存する絶i(物が形成されてな
る半導体基板を熱接着する構造と方法を提案した。熱接
着の方法としては、■密着させた後熱処理する方法。■
密着を確実なものとするために減圧下において、まず周
辺部を加熱接着し、その後、大気圧下で熱処理する方法
、及び■■の方法において、周辺部以外の部分に溝を形
成する方法等を提案した。
これらの方法には以下の欠点がある。■ 周辺部のみを
確実に熱接着する必要があるが、半導体基板には数ミク
ロンから数十ミクロンのそりがあり、このそりを矯正し
て接着することが困難である。■周辺部の熱接着後大気
圧下で熱処理を行なうのは大気圧により、ウェハのそり
を矯正する効果をねらったものであるが、矯正に大気圧
以上の圧力が必要な場合には、接着に不均一が生ずる。
一方最近、BTLのF rye等によって静電吸着力を
用いてウェハの接着を行なう方法が提案された(J、 
Electrochem Socνo1.133 N[
18p 1673)この方法は、大気圧下において絶縁
膜を介して2枚のシリコンウェハ間に電圧を印加し、ウ
ェハ間に発生する静電吸着力により密着性を向上させた
状態で熱接着する方法である。この方法は静電吸着力を
大気圧以上に高めることが出来る点では優れているが、
以下の欠点を有している。
すなわち、第1図はこの方法による場合の状態を示すも
ので、l−1は閉じ込められた気泡、1−2.1−5は
半導体基板、1−3.I−4は絶縁物膜であるが、■ 
接着面に気泡1−1が閉じ込められた場合、この気泡1
−1が除去できないために、接着が不均一になる場合が
ある。■ 接着面にSiO熱酸化膜を用いているため1
100°C以上の高温でなければ接着できない。
これら欠点のうち、■については、特願昭60−135
02号において提案したように、Siの熱酸化膜より熱
軟化温度の低いPSGあるいはBPSGを使用すること
により熱接着温度の低下が可能である。しかし、内部に
閉じ込められた気泡1−1は、その大きさや場所が制御
できないため、接着強度を低下させると共に、接着後一
方の半導体基板を薄層化し、SO■構造を形成後、素子
を形成する場合その歩留りを低下させる問題を有してい
る。
(発明の目的) 本発明の目的は、半導体基板を接着する場合の接着面に
生ずる気泡を除去し、かつ、基数全面における確実な接
着を可能とする半導体集積回路装置の製造方法を提供す
ることにある。
(発明の特徴) 本発明は熱軟化性を有する絶縁膜が形成されている半導
体基板を他の熱軟化性を有する絶縁膜が形成されている
基板に接着する方法において、両基板間に電圧を印加す
ることにより静電気吸着力を発生させ熱接着に必要とな
る密着性を向上させる工程と、この接着面に気泡を生じ
させないために前記基板の少なくとも一方の表面に“溝
”を形成するか、又は熱接着処理を減圧雰囲気中で行な
うか、又は両者を併用することを主要な特徴とする。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
(実施例) 第2図(a)(b)(c)(d)は本発明の第1の実施
例を説明する図であって、2−1.2−6はシリコン基
板、2−2.2−5は絶縁膜として用いられているシリ
コン酸化膜、2−3.2−4は熱処理によって軟化現象
を生ずる絶縁膜として用いられているリンを多量に含む
シリコン酸化膜である。シリコン基板2−1.2−6は
厚さ500μmで直径10cmであり、2−2.2−5
は厚さ6000人でシリコンを水蒸気中で酸化して得ら
れる。2−3.2−4はPI13.5illa+0□を
原料として化学的気相成長方法(CVD法)によって得
られるPSG膜で厚さ1μmである。さらに、2−4に
は、ピッチ1@mで幅100μmの格子状の溝2−8が
深さ1μmに形成されている。
次に、両基板を対向して相互接触させ、シリコン基板2
−1.2−6間に直流電圧源2−7から電圧を印加する
。この状態で1000°C中のN2雰囲気で熱処理を行
なうことによりシリコン酸化膜2−3.2−4は■圧接
着される。
第2図の実施例では、シリコン基板2−L 2−6はS
i基板を用いたがこれは他の半導体基板例えばGaAs
等の化合物半導体やGe基板でも良くまた集積回路素子
が形成されていても良い。また、シリコン酸化膜2−2
.2−5はシリコン酸化膜2−3゜2−4中に含まれる
リンが熱処理中にシリコン基板2−1.2−6に拡散す
るのを防止するため形成したものであり、接着効果とは
無関係である。このため省略することもできるし、また
、他の膜(例えば、5iJ4膜、  CV D 5iO
z膜、等)を使用することもできる。
また、シリコン酸化膜2−3.2−4はP S G I
t欠を使用したが、これは熱硬化性を有する膜であれば
良く、例えば、BPSG (ボロンとリンを含むSin
g)を使用する場合には、PSGより熱硬化温度が低い
ためさらに低温で熱接着することが可能である。
次に、第2図の実施例において静電吸着と溝形成の効果
について説明する。第3図、第4図、第5図は熱接着後
の基板の接着状態を赤外線透過法によって検査した図で
あり、第3図は溝を形成せずに静電吸着のみを用いた場
合、第4図は溝を形成し静電吸着を用いなかった場合、
第5図は両者を用いた場合である。第3図に見られる数
箇の白点3−2は溝を形成していないために内部に閉じ
込められた気泡により接着が不完全となった部分である
また、第4図は溝が形成されているため内部に気泡は生
じていないが周辺部4−2に未接着の部分があり、両店
板間に静電吸着を行わなかったために、熱処理中の接触
が不十分であったことを示している。これに対して第5
図では直径10cmのシリコン基板の全面が接着部5−
1で示されるように熱接着している。
第2図に示した溝2−8は、第1の実施例では、ピッチ
1mm、幅100 u m、  深さ1μmに形成され
ているが、この溝は接着時に内部残留する気体をにがす
口約であるためこの寸法に限定されるものではないこと
は明らかである。
第6図は本発明の第2の実施例であり、6−1〜6−6
は2−1〜2−6とそれぞれ同一であるが、本実施例で
は熱処理により軟化現象を生ずる絶縁物層6−3.6−
4には溝は形成されていない。また、接着用基板は真空
容器6−8中におかれている。このように真空容器6−
8中の如き減圧下で基板を静電吸着し、熱処理すること
により、気泡の原因となるガスが存在しないため、溝を
形成しなくともほぼ完全な接着が可能となる。
更に、図示は省略するが、溝の効果と減圧下の効果は併
用しても、それぞれの効果が重畳し、さらに有効に抜泡
できることは言うまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の第1の実施例によれば、
熱軟化性絶縁物に溝を形成することにより、静電吸着の
効果を高め任意のガス雰囲気中において気泡の生じない
接着が可能となる。また、第2の実施例では、真空中で
静電吸着と熱処理を行なうことにより、溝の形成が不要
となる。T11点を有している。さらに、これらの併用
により一層!(i泡効果をあげることができる。本発明
により、内部に気泡の生じない絶縁物による接着が可能
となリ、その応用分野としは、■一方の半導体基板をE
FJ化し、そこに素子を形成するSol技術において、
気泡の影響を受けない高い歩留りが得られる。■薄層化
、素子形成、接着薄層化を繰り返して行なうことにより
、多層化積層LSIを実現することが可能となり、高密
度で高速の集積回路が形成できるという利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の欠点を説明するための断面図、第2
図(a)(C)は本発明に用いられる溝の形成された基
板の平面図及び断面図、第2図(blは第2図(C)の
一部拡大図、第2図cd)は本発明の詳細な説明するた
めの断面図、第3図、第4図及び第5図は赤外線透過法
により接着状態を検査した写真の模写図、第6図は本発
明の他の実施例を説明するため断面略図である。 1−1・・・気泡、l−2,l−5・・・半導体基板、
1−3.l−4・・・絶縁物膜、2−1.2−6.6−
1゜6−6・・・シリコン基板、2−2.2−5.6−
2.6−5・・・シリコン酸化Bり、 2−3. 2−
4.6−3.6−4・・・リンを多量に含むシリコン酸
化膜、2−7・・・直流電圧源、2−8・・・溝、3−
L 4−1.5−1・・・接着部、  3−2.4−2
・・・未接着部、6−8・・・真空容器。 特許出願人 日本電信電話株式会社 ′代理人弁理士白水常雄 外1名 第1図 第2図 +d)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板もしくは半導体集積回路が形成されて
    なる第1の基板上に熱処理によって軟化現象を生ずる第
    1の絶縁物層を形成する第1の工程と、他の半導体基板
    もしくは半導体集積回路が形成されてなる基板のいずれ
    かよりなる第2の基板上に熱処理によって軟化現象を生
    ずる第2の絶縁物層を形成する第2の工程と、前記第1
    の絶縁物層もしくは前記第2の絶縁物層の少なくとも一
    方の全面に溝を形成する第3の工程と、前記第1の基板
    と第2の基板とを前記第1の絶縁物層と前記第2の絶縁
    物層とを対向せしめて両基板を相互接触させた状態で該
    両基板間に電圧を印加する第4の工程と、電圧を印加し
    た状態で加熱する第5の工程を少なくとも含むことを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  2. (2)半導体基板もしくは半導体集積回路が形成されて
    なる第1の基板上に熱処理によって軟化現象を生ずる第
    1の絶縁物層を形成する第1の工程と、他の半導体基板
    もしくは半導体集積回路が形成されてなる基板のいずれ
    かよりなる第2の基板上に熱処理によって軟化現象を生
    ずる第2の絶縁物層を形成する第2の工程と、前記第1
    の基板と第2の基板とを前記第1の絶縁物層と前記第2
    の絶縁物層とを対向せしめて両基板を相互接触させた状
    態で該両基板間に減圧下において電圧を印加する第3の
    工程と、該減圧下で電圧を印加した状態で加熱する第4
    の工程を少なくとも含むことを特徴とする半導体集積回
    路装置の製造方法。
  3. (3)半導体基板もしくは半導体集積回路が形成されて
    なる第1の基板上に熱処理によって軟化現象を生ずる第
    1の絶縁物層を形成する第1の工程と、他の半導体基板
    もしくは半導体集積回路が形成されてなる基板のいずれ
    かよりなる第2の基板上に熱処理によって軟化現象を生
    ずる第2の絶縁物層を形成する第2の工程と、前記第1
    の絶縁物層もしくは前記第2の絶縁物層の少なくとも一
    方の全面に溝を形成する第3の工程と、前記第1の基板
    と第2の基板とを前記第1の絶縁物層と前記第2の絶縁
    物層とを対向せしめて両基板を相互接触させた状態で該
    両基板間に減圧下において電圧を印加する第4の工程と
    、該減圧下で電圧を印加した状態で加熱する第5の工程
    を少なくとも含むことを特徴とする半導体集積回路装置
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5681775A (en) * 1995-11-15 1997-10-28 International Business Machines Corporation Soi fabrication process
JP2007329470A (ja) * 2006-05-18 2007-12-20 Soi Tec Silicon On Insulator Technologies 半導体オンインシュレータ型ウエハを製造する方法及び半導体オンインシュレータウエハ

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US5681775A (en) * 1995-11-15 1997-10-28 International Business Machines Corporation Soi fabrication process
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