JPS63248080A - モ−タ駆動ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は交流電動機の制御に用いられる電気部品を有す
るモータ駆動ユニットに関する。

（従来の技術） 工作機械の主軸又は送り軸を駆動する交流電動機の制御
装置として、例えば第４図の回路図に示すモータ駆動回
路が用いられている。この第４図に示す三相交流電源端
子Ｒ，Ｓ、Ｔから交流電動機の通電端子Ｕ、Ｖ、Ｗに至
る電路には、電磁接触器Ａ、整流用ダイオードＢ１平滑
コンデンサＣ１回生用トランジスタＤ、トランジスタブ
リッジＥ、フィルタＦなどの電気部品や、パワー抵抗器
、ヒユーズなどの各種の電気部品が結線されている。

そして、これらの電気部品中、大型の電気部品は取付フ
レームに固定して結線し、小型の電気部品は例えばプリ
ント基板に固定し回路の結線を行い、これら両者間の電
気的結線はそれぞれに設けた多芯のコネクタにより接続
して回路を結合し、筐体に収納してモータ駆動ユニット
として用いられている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のモータ駆動ユニットでは駆動する交流電動機の電
流容量に応じて電気部品の大きさの異なるものを使用す
る必要があり、例えば取付フレームに固定する電気部品
の高さが異なる場合は、コネクタにて接続するプリント
基板の取付位置なども異なるため、収納する大きさの異
なる多種の筐体が必要となり、その組立作業の自動化や
、資材の準備などの点で問題を生じている。

本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたもので
あり、その目的はモータ駆動ユニットに使用する電気部
品を固定して結線するプリント基板にフレキシブル基板
を採用し、その端部に接続ピンを取付けてコネクタを構
成し、従来の問題を解消しようとするモータ駆動ユニッ
トを提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明によれば、交流電動機を駆動制御する電気部品を
組付けたプリント基板を有するモータ駆動ユニットにお
いて、前記プリント基板に屈曲可能なフレキシブル基板
を使用するとともに、８亥フレキシブル基板にコネクタ
を構成する接触ビンを取付けたモータ駆動ユニットが提
供される。

（作用） 本発明では、電気部品を取付けるプリント基板として屈
曲可能の柔軟なフレキシブル基板を使用し、その端部に
回路パターンと接続した接続ビンを取付けてコネクタを
構成したので、フレキシブル基板の折曲げ部分を変える
ことにより、取付ける電気部品やコネクタ位置の差異に
対応する自由度が増大する作用がある。

（実施例） つぎに本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。

第１図は本発明のモータ駆動ユニットの一実施例を示す
説明図であり、第２図は本実施例に用いる接続ピンの一
例を示す斜視図である。

第１図において、１はプリント基板であり、屈曲可能な
樹脂素材板面に、所定の回路パターンがエツチング処理
の銅箔により形成された、いわゆるフレキシブル基板で
ある。そしてプリント基板１にはモータ駆動回路を構成
する電気部品のうち、小型の電気部品が取付けられ、回
路パターンにハンダ付などにて結線されている。

１１はプリント基板１の端部に設けられた端子部、１２
は端子部１１と回路パターンとを接続するリード部であ
り、ともに銅箔のエツチング処理にてプリント基板１上
に設けられ、信号電流や小電力回路の電源などを通電す
るものである。

第１，２図に示す２は接続ピンであり、先端円筒状の接
触部２１と、プリント基板１に圧着させる取付部２２と
を有し、金属板を打抜いて加工され成形されている。そ
して取付部２２には複数個の爪部２３を備え、プリント
板１への取付けにはプリント基板１の端子部１１に設け
たスリット１３に爪部２３を挿通し、爪部２３の先端を
内側に折曲させ、端子部１１の銅箔に圧着させて電気的
に接続するよう構成されている。

第３図は筐体に本実施例を取付けた一例を示す斜視図で
あり、端子部１１側のプリント基板１の端部な直角方向
に折曲させ、スペーサ３１と取付ネジ３２を用いて筐体
３の内側面部の所定位置に取付けた状態を示している。

つぎに本実施例の作動を説明すると、第３図において、
プリント基板！の回路パターンからのそれぞれのリード
部１２は、端子部１１を介してそれぞれの接続ピン２に
電気的に接続されているため、筐体３に取付けられた複
数個の接続ピン２を有するプリント基板１の端部には複
数芯のコネクタが構成されており、例えば大電力部品を
固定して結線した取付フレームからの対応するコネクタ
と接続することにより、モータ駆動回路が構成されるこ
とになる。このとき、電流容量などの差異により電気部
品の高さが異なるため対応するコネクタ位置が上下方向
に異なる場合は、プリント基板ｌの折曲部分の位置を変
えて所望する適合位置とし、スペーサ３１と取付ネジ３
２にて取付ける。また、プリント基板１に取付けた電気
部品が上方向又は下方向に設けた電気部品と接触するよ
うな場合は、接触に対する所定位置とともに、プリント
基板を弛ませて筐体３に取付けることになる。

以上のように本発明を一実施例により説明したが本発明
の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本
発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果） 本発明によれば、電気部品を取付けるプリント基板に屈
曲可能な柔軟性のあるフレキシブル基板を使用し、その
端部に回路パターンと接続した接続ビンを取付けてコネ
クタを構成したので、電気部品の大きさや、コネクタ位
置の変化に対してはフレキシブル基板の折曲げを変える
ことにより対応できて自由度が増大するため、必要最小
限の資材の準備で留まり、量産性やコストの点で有利と
なる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２図は本実
施例に用いる接続ビンの一例を示す斜視図、第３図は本
実施例を筐体に取付けた斜視図、第４図はモータ駆動回
路の一例を示す回路図である。 １・・・プリント基板、２・・・接続ビン、１１・・・
端子部、１２・・・リード部、２１・・・接触部、２２
・・・取付部、２３・・・爪部。 特許出願人　　ファナック株式会社 代　　理　　人　　　弁理士　　辻　　　　實第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交流電動機を駆動制御する電気部品を組付けたプリント
   基板を有するモータ駆動ユニットにおいて、前記プリン
   ト基板に屈曲可能なフレキシブル基板を使用するととも
   に、該フレキシブル基板にコネクタを構成する接触ピン
   を取付けたことを特徴とするモータ駆動ユニット。