JPS63247202A - 塵芥収集車の油圧制御装置 - Google Patents
塵芥収集車の油圧制御装置Info
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- JPS63247202A JPS63247202A JP8066987A JP8066987A JPS63247202A JP S63247202 A JPS63247202 A JP S63247202A JP 8066987 A JP8066987 A JP 8066987A JP 8066987 A JP8066987 A JP 8066987A JP S63247202 A JPS63247202 A JP S63247202A
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- Refuse-Collection Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は塵芥収集車の油圧制御装置に関するものである
。
。
(従来の技術)
従来、摺動板と押込板とを有する塵芥積込装置を装備し
た塵芥投入箱を塵芥収容箱の後方開口部に連接し、この
塵芥積込装置を順次反転、押清し。
た塵芥投入箱を塵芥収容箱の後方開口部に連接し、この
塵芥積込装置を順次反転、押清し。
圧縮、詰込の順に作動させ、もって塵芥を塵芥収容箱に
押込むようにしたものは公知である。
押込むようにしたものは公知である。
(本発明が解決しようとする問題点)
このような塵芥収集車において、塵芥積込装置を作動さ
せる複数の油圧シリンダの制御を考えてみると、油圧シ
リンダにはピストンロッド分の面積差があるため、伸長
時にピストンロッド側油室より帰還する戻り油量は、縮
小時にピストン背圧側油室より帰還する戻り油量に比べ
はるかに小さい。
せる複数の油圧シリンダの制御を考えてみると、油圧シ
リンダにはピストンロッド分の面積差があるため、伸長
時にピストンロッド側油室より帰還する戻り油量は、縮
小時にピストン背圧側油室より帰還する戻り油量に比べ
はるかに小さい。
一方、複数の油圧制御弁を直列に接続した場合、油圧ア
クチュエータからの戻り油は常にスプールに形成された
同一断面積の狭小な通路を通過して後段の制御弁に供給
されるようになっている。
クチュエータからの戻り油は常にスプールに形成された
同一断面積の狭小な通路を通過して後段の制御弁に供給
されるようになっている。
このため、油圧シリンダを直列接続の油圧制御弁で制御
する場合、縮小時に発生する大きな戻り油量を基準に油
圧制御弁の容量が決定される関係上、必要以上に大きな
容量の油圧制御弁を使用せざるを得す、価格高騰の要因
となっていた。
する場合、縮小時に発生する大きな戻り油量を基準に油
圧制御弁の容量が決定される関係上、必要以上に大きな
容量の油圧制御弁を使用せざるを得す、価格高騰の要因
となっていた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、塵芥積込装
置の作動時、ピストンロッド側油室からの戻り油は小さ
な断面積通路を、また、ピストン背圧側油室からの戻り
柚はより大きな断面積通路をそれぞれ通過させるように
して効率的に塵芥積込装置を作動さ−せるようにした塵
芥収集車を提供するものである。
置の作動時、ピストンロッド側油室からの戻り油は小さ
な断面積通路を、また、ピストン背圧側油室からの戻り
柚はより大きな断面積通路をそれぞれ通過させるように
して効率的に塵芥積込装置を作動さ−せるようにした塵
芥収集車を提供するものである。
(問題点を解決するための技術的手段)本発明は、車枠
上に搭載された塵芥収容箱と、該塵芥収容箱の後方開口
部に連接され、内部に摺動板と押込板とを有する塵芥植
込装置を装備した塵芥投入箱と、よりなる塵芥収集車に
おいて、前記摺動板の昇降用油圧シリンダを伸縮制御す
る第1の油圧制御弁と、前記押込板の回動用油圧シリン
ダを伸縮制御する第2の油圧制御弁とを油圧ポンプに対
しバイパスポートを介して直列に接続し、前記第1の油
圧制御弁の一方ポートはスプール内に形成された通路を
介してバイパスポートもしくはポンプポートに連通され
、また他方ポートは制御弁本体に形成されたポンプポー
トもしくはタンクポートに連通され、前記昇齢シリンダ
の伸長時、そのピストンロッド側油室よりの戻り油を前
記バイパスポートを介して後段の第2の油圧制御弁に供
給し、また、昇降シリンダの縮小時、そのピストン背圧
側油室よりの戻り油をタンクポートを介してオイルリザ
ーバに帰還するように構成したものである。
上に搭載された塵芥収容箱と、該塵芥収容箱の後方開口
部に連接され、内部に摺動板と押込板とを有する塵芥植
込装置を装備した塵芥投入箱と、よりなる塵芥収集車に
おいて、前記摺動板の昇降用油圧シリンダを伸縮制御す
る第1の油圧制御弁と、前記押込板の回動用油圧シリン
ダを伸縮制御する第2の油圧制御弁とを油圧ポンプに対
しバイパスポートを介して直列に接続し、前記第1の油
圧制御弁の一方ポートはスプール内に形成された通路を
介してバイパスポートもしくはポンプポートに連通され
、また他方ポートは制御弁本体に形成されたポンプポー
トもしくはタンクポートに連通され、前記昇齢シリンダ
の伸長時、そのピストンロッド側油室よりの戻り油を前
記バイパスポートを介して後段の第2の油圧制御弁に供
給し、また、昇降シリンダの縮小時、そのピストン背圧
側油室よりの戻り油をタンクポートを介してオイルリザ
ーバに帰還するように構成したものである。
(実施例)
以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明する
と、第1図において、塵芥収集車の車体上には塵芥収容
箱1が搭載されており、その後方開口部3上端には枢軸
4によって塵芥投入箱2が傾動自在に連結されている。
と、第1図において、塵芥収集車の車体上には塵芥収容
箱1が搭載されており、その後方開口部3上端には枢軸
4によって塵芥投入箱2が傾動自在に連結されている。
塵芥投入箱2は、その前面が開放されて塵芥収容箱1の
後方開口部3に連通される他、背面下方に投入口5が開
口され、その下部に塵芥の貯留室6が形成されている。
後方開口部3に連通される他、背面下方に投入口5が開
口され、その下部に塵芥の貯留室6が形成されている。
塵芥投入箱2内には、塵芥を圧縮し、押潰して塵芥収容
箱1内に詰め込むようにした塵芥積込装置が装備されて
いる。
箱1内に詰め込むようにした塵芥積込装置が装備されて
いる。
以下この積込装置の構成について説明すると、塵芥投入
箱2の両側壁には溝型鋼で形成された案内溝部材7が、
前方上端より後方下部に向って傾斜して敷設されており
、その上端部には前記枢軸4が軸支されている。
箱2の両側壁には溝型鋼で形成された案内溝部材7が、
前方上端より後方下部に向って傾斜して敷設されており
、その上端部には前記枢軸4が軸支されている。
一方、塵芥投入箱2内にはその横巾一杯にひろがる摺動
板8が収容され、この摺動板8の両側縁の上下には案内
ローラ9が軸着され、これらの案内ローラ9は前記案内
溝部材7の内壁に沿って転勤自在に嵌合されている。
板8が収容され、この摺動板8の両側縁の上下には案内
ローラ9が軸着され、これらの案内ローラ9は前記案内
溝部材7の内壁に沿って転勤自在に嵌合されている。
前記摺動板8の背面上部にはブラケットを介して枢軸1
6が軸支されており、この枢軸16は前記案内溝部材7
背面に沿うとともに、摺動板8の摺動距離に合致するよ
うに塵芥投入箱2の側壁に形成された切欠き10を越え
て塵芥投入箱2内側より外側に突出するようになってい
る。
6が軸支されており、この枢軸16は前記案内溝部材7
背面に沿うとともに、摺動板8の摺動距離に合致するよ
うに塵芥投入箱2の側壁に形成された切欠き10を越え
て塵芥投入箱2内側より外側に突出するようになってい
る。
そして、外側に突出した枢軸16と塵芥投入箱2の下部
外側間に設けられる第一伸縮シリンダ11が案内溝部材
7の傾斜方向に沿ってかつ上方に偏位して連結され、こ
の第一伸縮シリンダ11の伸縮作動によって摺動板8を
案内溝部材7に沿って往復摺動させることができる。
外側間に設けられる第一伸縮シリンダ11が案内溝部材
7の傾斜方向に沿ってかつ上方に偏位して連結され、こ
の第一伸縮シリンダ11の伸縮作動によって摺動板8を
案内溝部材7に沿って往復摺動させることができる。
なお、摺動板8の背面上部に枢着された枢軸工6には後
述するように第二伸縮シリンダ15の一端も合わせて枢
着されるものである。
述するように第二伸縮シリンダ15の一端も合わせて枢
着されるものである。
また、前記摺動板8の下端には、塵芥投入箱2の横幅方
向一杯にひろがる押込板12が前後に揺動自在に軸支1
3され、押込板12の背面に突設した突片14と前記摺
動板8の背面上部に枢着された枢軸16rMiには第二
伸縮シリンダ15が連結され、この第二伸縮シリンダ1
5の伸縮作動によって、前記押込板12を軸支13部回
りに前後に揺動させることができるようになっている。
向一杯にひろがる押込板12が前後に揺動自在に軸支1
3され、押込板12の背面に突設した突片14と前記摺
動板8の背面上部に枢着された枢軸16rMiには第二
伸縮シリンダ15が連結され、この第二伸縮シリンダ1
5の伸縮作動によって、前記押込板12を軸支13部回
りに前後に揺動させることができるようになっている。
次に、本発明の油圧回路について第2図により説明する
。
。
Pは油圧ポンプ、Tはオイルリザーバ、vlは第一伸縮
シリンダ11の電磁制御弁、v2は第二伸縮シリンダ1
5の電磁制御弁で、電磁制御弁v1はソレノイド5OL
a 、5OLbを、電磁制御弁■2はソレノイド5OL
c 、5OLdをそれぞれ有している他、前記電磁制御
弁Vl、V2は油圧ポンプに対してバイパスポートを介
して直列に接続されている。
シリンダ11の電磁制御弁、v2は第二伸縮シリンダ1
5の電磁制御弁で、電磁制御弁v1はソレノイド5OL
a 、5OLbを、電磁制御弁■2はソレノイド5OL
c 、5OLdをそれぞれ有している他、前記電磁制御
弁Vl、V2は油圧ポンプに対してバイパスポートを介
して直列に接続されている。
また、PSは圧力スイッチで、前記第二伸縮シリンダ1
5のピストン背圧側油室に連通ずる回路に接続されてい
る。
5のピストン背圧側油室に連通ずる回路に接続されてい
る。
次に、また第3図により電気回路図について説明すると
、SWlは塵芥積込作業あるいは塵芥排出作業を選択す
る選択スイッチ、SW2は塵芥積込装置の始動スイッチ
、SW3は塵芥積込装置の1サイクル作動あるいは連続
サイクル作動を選択する選択スイッチ、SW4は停止ス
イッチ、psは前述の圧力スイッチPSの接点である。
、SWlは塵芥積込作業あるいは塵芥排出作業を選択す
る選択スイッチ、SW2は塵芥積込装置の始動スイッチ
、SW3は塵芥積込装置の1サイクル作動あるいは連続
サイクル作動を選択する選択スイッチ、SW4は停止ス
イッチ、psは前述の圧力スイッチPSの接点である。
LSIは摺動板8の上昇限界位置を検出する電気接点、
LS2は摺動板8の下降限界位置を検出する電気接点、
LS4は押込板12の前方揺動限界位置を検出する電気
接点、LS3は後方揺動限界位置を検出する電気接点で
ある。
LS2は摺動板8の下降限界位置を検出する電気接点、
LS4は押込板12の前方揺動限界位置を検出する電気
接点、LS3は後方揺動限界位置を検出する電気接点で
ある。
これらの電気接点のうち、LSI、LS2は塵芥投入箱
2と摺動板8との間において、一方に作動体が、他方に
電気接点が配設されている。
2と摺動板8との間において、一方に作動体が、他方に
電気接点が配設されている。
また、電気接点LS3 、LS4は摺動板8背面に配置
され、押込板12の前後揺動をリンク機構により導いて
切換制御される。
され、押込板12の前後揺動をリンク機構により導いて
切換制御される。
R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7はリレーで
あって、それぞれ接点rl、r2.r3r4.r5 、
r6 、r7を有している。
あって、それぞれ接点rl、r2.r3r4.r5 、
r6 、r7を有している。
また、Tl、T2はタイマであって、それぞれ接点tl
、t2を有している。
、t2を有している。
次に、第1図によって本発明の実施例の作動行程につい
て説明すると、第1図実線(a)には塵芥の詰込行程の
終了、あるいは塵芥の投入行程が示されており、この状
態では第一、第二伸縮シリンダ11.15は何れも伸長
され、摺動板8は上昇位置にあって電気接点LSIを作
動させ、さらに押込板12は前方揺動位置にあって電気
接点LS4を作動させている。
て説明すると、第1図実線(a)には塵芥の詰込行程の
終了、あるいは塵芥の投入行程が示されており、この状
態では第一、第二伸縮シリンダ11.15は何れも伸長
され、摺動板8は上昇位置にあって電気接点LSIを作
動させ、さらに押込板12は前方揺動位置にあって電気
接点LS4を作動させている。
この状態で投入口5より塵芥を投入箱2の貯留室6に投
入し、選択スイッチSWIを第3図において上方位置に
切り換え、始動スイッチSW2を抑圧操作すると、リレ
ーR1とR2が自己保持されてソレノイド5OLdに通
電する。
入し、選択スイッチSWIを第3図において上方位置に
切り換え、始動スイッチSW2を抑圧操作すると、リレ
ーR1とR2が自己保持されてソレノイド5OLdに通
電する。
その結果、電磁制御弁v2を下方位置に切り換えて第二
伸縮シリンダ15のみを収縮作動させ、第1図鎖線(b
)に示すように押込板12をその両面が略水平位誼にな
るまで反転させる。
伸縮シリンダ15のみを収縮作動させ、第1図鎖線(b
)に示すように押込板12をその両面が略水平位誼にな
るまで反転させる。
押込板12が反転限界位置に至ると電気接点LS3が作
動し、リレーR3が自己保持されると同時にリレーR2
への通電を解除する。
動し、リレーR3が自己保持されると同時にリレーR2
への通電を解除する。
この結果、電磁制御弁v2を中正位置に戻すと同時にソ
レノイド5OLaに通電し、電磁制御弁V1を下方位置
に切り換える。
レノイド5OLaに通電し、電磁制御弁V1を下方位置
に切り換える。
そして、第一伸縮シリンダ11を収縮作動させて塵芥の
押潰し行程に入り、摺動板8は案内溝部材7に沿って下
降し、これに連結される押込板12は第1図鎖線(b)
より(c)に示すようにその前面が略水平状態を保持し
たまま平行に下降し、押込板12と投入箱2底面の円弧
面間で投入塵芥を押潰すことができる。
押潰し行程に入り、摺動板8は案内溝部材7に沿って下
降し、これに連結される押込板12は第1図鎖線(b)
より(c)に示すようにその前面が略水平状態を保持し
たまま平行に下降し、押込板12と投入箱2底面の円弧
面間で投入塵芥を押潰すことができる。
押込板12が下降限界位置に至ると電気接点LS2が作
動し、リレーR4を自己保持すると同時にリレーR3へ
の通電が解除される。 したがって、電流はソレノイド
5OLcに通電し、電磁制御弁v1を中正位置に戻すと
同時に電磁制御弁V2を上方位置に切り換える。
動し、リレーR4を自己保持すると同時にリレーR3へ
の通電が解除される。 したがって、電流はソレノイド
5OLcに通電し、電磁制御弁v1を中正位置に戻すと
同時に電磁制御弁V2を上方位置に切り換える。
この結果、第1図鎖線(c)に示す塵芥の押潰し終了状
態より第二伸縮シリンダ15は伸長作動し、押込板12
は軸支13部を支点として、第1図鎖線(d)に示すよ
うにその前面が略垂直状態になるまで時計方向に揺動し
て圧縮行程に入り、前行程で−次的に押潰された塵芥は
押込板12と投入箱2の底面の平坦面間で二次的に圧縮
される。
態より第二伸縮シリンダ15は伸長作動し、押込板12
は軸支13部を支点として、第1図鎖線(d)に示すよ
うにその前面が略垂直状態になるまで時計方向に揺動し
て圧縮行程に入り、前行程で−次的に押潰された塵芥は
押込板12と投入箱2の底面の平坦面間で二次的に圧縮
される。
その時、リンク機構の作用により電気接点LS4が作動
し、リレーR5が自己保持されると同時にリレーR4へ
の通電が解除される。
し、リレーR5が自己保持されると同時にリレーR4へ
の通電が解除される。
この結果、電磁制御弁v2を中正位置に戻すと同時に、
電磁制御弁v1を上方位置に切り換えることから、第1
図鎖線(d)に示す圧縮行程の終了状態より第一伸縮シ
リンダ11が伸長作動して塵芥の詰込行程に入り、押込
板12はその前面が略垂直状態を保持したま覧平行に上
昇し、前行程にて圧縮した塵芥を塵芥収容箱l内に詰め
込むことができる。
電磁制御弁v1を上方位置に切り換えることから、第1
図鎖線(d)に示す圧縮行程の終了状態より第一伸縮シ
リンダ11が伸長作動して塵芥の詰込行程に入り、押込
板12はその前面が略垂直状態を保持したま覧平行に上
昇し、前行程にて圧縮した塵芥を塵芥収容箱l内に詰め
込むことができる。
なお、第11N(b)に示される反転終了状態より(c
)に至る押潰し行程において、反転終了を検出する電気
接点LS3の作動により前述したようにリレーR3を自
己保持することになるが同時にタイマT2にも通電を継
続する。
)に至る押潰し行程において、反転終了を検出する電気
接点LS3の作動により前述したようにリレーR3を自
己保持することになるが同時にタイマT2にも通電を継
続する。
このため、摺動板8が下降を開始して設定時間が経過す
ると接点t2が閉成し、リレーR7を作動させる。
ると接点t2が閉成し、リレーR7を作動させる。
したがって、接点r7を介してリレーR4に通電し、リ
レーR3への通電を断って摺動板8の下降を停止させ、
さらに接点r4を介して前述したように押込板12によ
る圧縮行程に移行させる。
レーR3への通電を断って摺動板8の下降を停止させ、
さらに接点r4を介して前述したように押込板12によ
る圧縮行程に移行させる。
このように、摺動板8が塵芥によって下降が阻止され、
押潰し限界位置に達することができなくても、すなわち
、電気接点LS2が切り換わらなくても一定時間が経過
すれば次の圧縮行程に移行することができる。
押潰し限界位置に達することができなくても、すなわち
、電気接点LS2が切り換わらなくても一定時間が経過
すれば次の圧縮行程に移行することができる。
また、リレーR4への通電によって圧縮行程に移行する
と、電気接点LS3が切り換わってR7への通電が断た
れることから、接点r7を介してタイマT1に通電を継
続する。
と、電気接点LS3が切り換わってR7への通電が断た
れることから、接点r7を介してタイマT1に通電を継
続する。
すると、一定時間経過後接点t1を介してリレーR6を
作動させ、さらに接点r6を介してリレーR5に通電し
、それを自己保持する。
作動させ、さらに接点r6を介してリレーR5に通電し
、それを自己保持する。
したがって、リレーR4への通電を断つことから押込板
12による圧縮行程が中止され、摺動板8の上昇、すな
わち、詰込行程に移行する。
12による圧縮行程が中止され、摺動板8の上昇、すな
わち、詰込行程に移行する。
このように、押込板12が塵芥によって圧縮が阻止され
、圧縮限界位置に達することができなくても、すなわち
、電気接点LS4が切り換わらなくても次の詰込行程に
移行することができる。
、圧縮限界位置に達することができなくても、すなわち
、電気接点LS4が切り換わらなくても次の詰込行程に
移行することができる。
ところで、貯留室6内に投入された塵芥が押潰し行程、
圧縮行程によっても圧縮し得ない場合、タイマT1によ
って詰込行程に移行するが、押込板12が少なくとも略
垂直状態に近い位置まで軸支部13回りに回動していな
ければ、塵芥収容箱1への塵芥の詰込作動は不可能とな
る(第5図参照)。
圧縮行程によっても圧縮し得ない場合、タイマT1によ
って詰込行程に移行するが、押込板12が少なくとも略
垂直状態に近い位置まで軸支部13回りに回動していな
ければ、塵芥収容箱1への塵芥の詰込作動は不可能とな
る(第5図参照)。
この場合、タイマT1によって設定された時間圧油は第
二伸縮シリンダ15に供給され、圧力が上昇する。
二伸縮シリンダ15に供給され、圧力が上昇する。
この間、押込板12が塵芥からの抵抗により略垂直状態
に回動することなく圧力がある設定値に達すると、圧力
スイッチPSが作動し、その接点pSが閉成されること
から、電源よりの電流はソレノイド5OLcへの通電を
継続すると同時に、リレー接点r4、圧力スイッチの接
点ps、リレー接点r5を介してソレノイド5OLbに
通電する。
に回動することなく圧力がある設定値に達すると、圧力
スイッチPSが作動し、その接点pSが閉成されること
から、電源よりの電流はソレノイド5OLcへの通電を
継続すると同時に、リレー接点r4、圧力スイッチの接
点ps、リレー接点r5を介してソレノイド5OLbに
通電する。
したがって、電磁制御弁v2を上方位置に切り換えたま
ま、さらに電磁制御弁Vtを上方位置に切り換えること
から、油圧ポンプPよりの圧油は第一伸縮シリンダ11
を伸長させ、その戻り油をもって第二伸縮シリンダ15
を伸長させることになる。 すなわち、押込板12は圧
縮行程を継続しながら上昇する。
ま、さらに電磁制御弁Vtを上方位置に切り換えること
から、油圧ポンプPよりの圧油は第一伸縮シリンダ11
を伸長させ、その戻り油をもって第二伸縮シリンダ15
を伸長させることになる。 すなわち、押込板12は圧
縮行程を継続しながら上昇する。
押込板12の上昇は塵芥からの反力を軽減するため、第
二伸縮シリンダ15のピストン背圧側油室に作用する圧
力は降下し、圧力スイッチPSは開放状態に復帰する。
二伸縮シリンダ15のピストン背圧側油室に作用する圧
力は降下し、圧力スイッチPSは開放状態に復帰する。
圧力スイッチPSが開放すると、その接点psが開放さ
れ、ソレノイド5OLbへの通電は断たれる。
れ、ソレノイド5OLbへの通電は断たれる。
この結果、電磁制御弁v1のみを中正位置に戻して第一
伸縮シリンダ11の伸長、すなわち詰込行程が中断され
た状態で圧縮行程が行なわれる。
伸縮シリンダ11の伸長、すなわち詰込行程が中断され
た状態で圧縮行程が行なわれる。
換言すれば、押込板12は若干上昇して塵芥に対して場
所を変えて咬み砕くように圧縮することになり(第6図
参照)、通常の順次作動では圧縮しきれなかった塵芥が
押込板12の略垂直状態への回動によりその先端で圧縮
される。
所を変えて咬み砕くように圧縮することになり(第6図
参照)、通常の順次作動では圧縮しきれなかった塵芥が
押込板12の略垂直状態への回動によりその先端で圧縮
される。
このように、場所を変えて圧縮することにより押込板1
4が略垂直状態に回動すればタイマTIで設定された時
間もしくは電気接点LS4に達する迄の間、押込板14
が作動し、その後詰込行程を再開するものである。
4が略垂直状態に回動すればタイマTIで設定された時
間もしくは電気接点LS4に達する迄の間、押込板14
が作動し、その後詰込行程を再開するものである。
ところで、第7図にその構造が示されている電磁制御弁
V1について詳述すると、中正位置ではポンプポートp
はバルブ本体20に対し摺動自在なスプール21によっ
てポートa及びポー1− bとの連通が阻止されている
。
V1について詳述すると、中正位置ではポンプポートp
はバルブ本体20に対し摺動自在なスプール21によっ
てポートa及びポー1− bとの連通が阻止されている
。
今、ここで、ソレノイド5OLbが励磁されてスプール
21を左方に摺動させた場合、バイパスポートが遮断さ
れ、圧油はポンプポー)pよりポートbに流れ、さらに
第一伸縮シリンダ11のピストン背圧側油室に供給され
る。
21を左方に摺動させた場合、バイパスポートが遮断さ
れ、圧油はポンプポー)pよりポートbに流れ、さらに
第一伸縮シリンダ11のピストン背圧側油室に供給され
る。
第一伸縮シリンダ11のピストンロッド側油室からの戻
り油はポートaよりスプール21に穿設された通路22
を経てバイパスポートに流れ、後段の電磁制御弁v2に
供給される。
り油はポートaよりスプール21に穿設された通路22
を経てバイパスポートに流れ、後段の電磁制御弁v2に
供給される。
また、ソレノイド5OLaが励磁されてスプール21を
右方に摺動させた場合、バイパスポートが遮断され、圧
油はポンプポー)pよりスプール21に穿設された通路
22を経てポートaに流れ、さらに第一伸縮シリンダ1
1のピストンロッド側油室に供給される。
右方に摺動させた場合、バイパスポートが遮断され、圧
油はポンプポー)pよりスプール21に穿設された通路
22を経てポートaに流れ、さらに第一伸縮シリンダ1
1のピストンロッド側油室に供給される。
第一伸縮シリンダ11のピストン背圧側油室からの戻り
油はポートbよりタンクポートEに流れ、オイルリザー
バTに帰還する。
油はポートbよりタンクポートEに流れ、オイルリザー
バTに帰還する。
この場合、スプール21に穿設された通路22の断面積
(直径)は、ポンプポートpよりポート5間あるいはポ
ートbよりタンクポートを間を連通ずるようバルブ本体
に形成された流路の断面積(直径)に比較して相対的に
小さい。
(直径)は、ポンプポートpよりポート5間あるいはポ
ートbよりタンクポートを間を連通ずるようバルブ本体
に形成された流路の断面積(直径)に比較して相対的に
小さい。
ここで、第一伸縮シリンダの伸長時(戻り油量が小さく
なる時)には通過面積の小さい通路22を流れ、一方、
第一伸縮シリンダの縮小時(戻り油量が大きくなる時)
には通過面積の大きいバルブ本体に形成された流路を流
れるように構成している。
なる時)には通過面積の小さい通路22を流れ、一方、
第一伸縮シリンダの縮小時(戻り油量が大きくなる時)
には通過面積の大きいバルブ本体に形成された流路を流
れるように構成している。
この結果、戻り油量に対応して通路が変化することがら
圧油の通過抵抗が小さくなる。
圧油の通過抵抗が小さくなる。
しかも、従来直列回路に使用されていた制御弁のスプー
ルに形成された通路の面積は、それよりも小さな容量の
制御弁の本体に形成された流路の面積と略同等であるか
ら、従来の油圧制御弁よりも小さな制御弁を使用するこ
とができる。
ルに形成された通路の面積は、それよりも小さな容量の
制御弁の本体に形成された流路の面積と略同等であるか
ら、従来の油圧制御弁よりも小さな制御弁を使用するこ
とができる。
さらに、前述したように塵芥積込装置による圧縮行程時
、圧力スイッチPSが閉成すると、電磁制御弁V1を上
方位置に切り換えて第一伸縮シリンダ11のピストンロ
ッド側油室よりの戻り柚をバイパスポート、電磁制御弁
V2を経て第二伸縮シリンダ15に供給することから、
各電磁制御弁をその都度切換えて油圧ポンプPよりの圧
油を各制御弁を通して個別に供給するものに比べて圧力
損失がなく、無駄なく両方のシリンダを作動させること
となる。
、圧力スイッチPSが閉成すると、電磁制御弁V1を上
方位置に切り換えて第一伸縮シリンダ11のピストンロ
ッド側油室よりの戻り柚をバイパスポート、電磁制御弁
V2を経て第二伸縮シリンダ15に供給することから、
各電磁制御弁をその都度切換えて油圧ポンプPよりの圧
油を各制御弁を通して個別に供給するものに比べて圧力
損失がなく、無駄なく両方のシリンダを作動させること
となる。
(効 果)
以上のように本発明にあっては、油圧シリンダの伸長時
にはその戻り油は小さな断面積通路を、一方、その縮小
時にはより大きな断面積の流路をそれぞれ流れるように
構成したことにより、制御弁に形成された流通路を有効
に利用することができ、従来に比べ少ない通過抵抗で大
流量を流すことが可能となる。
にはその戻り油は小さな断面積通路を、一方、その縮小
時にはより大きな断面積の流路をそれぞれ流れるように
構成したことにより、制御弁に形成された流通路を有効
に利用することができ、従来に比べ少ない通過抵抗で大
流量を流すことが可能となる。
図面は本発明の実施例を例示するもので、第1図は塵芥
収集車を示す断面側面図、第2図は油圧回路図、第3図
は電気回路図、第4図は電気接点。 スイッチ類の取付状態図、第5図は従来の圧縮状態を示
す概略図、第6図は本発明の圧縮状態を示す概略図、第
7図は油圧制御弁の構造を示す断面図である。
収集車を示す断面側面図、第2図は油圧回路図、第3図
は電気回路図、第4図は電気接点。 スイッチ類の取付状態図、第5図は従来の圧縮状態を示
す概略図、第6図は本発明の圧縮状態を示す概略図、第
7図は油圧制御弁の構造を示す断面図である。
Claims (1)
- (1)車枠上に搭載された塵芥収容箱と、該塵芥収容箱
の後方開口部に連接され、内部に摺動板と押込板とを有
する塵芥積込装置を装備した塵芥投入箱と、よりなる塵
芥収集車において、前記摺動板の昇降用油圧シリンダを
伸縮制御する第1の油圧制御弁と、前記押込板の回動用
油圧シリンダを伸縮制御する第2の油圧制御弁とを油圧
ポンプに対しバイパスポートを介して直列に接続し、前
記第1の油圧制御弁の一方ポートはスプール内に形成さ
れた通路を介してバイパスポートもしくはポンプポート
に連通され、また他方ポートは制御弁本体に形成された
ポンプポートもしくはタンクポートに連通され、前記昇
降シリンダの伸長時、そのピストンロッド側油室よりの
戻り油を前記バイパスポートを介して後段の第2の油圧
制御弁に供給し、また、昇降シリンダの縮小時、そのピ
ストン背圧側油室よりの戻り油をタンクポートを介して
オイルリザーバに帰還するように構成したことを特徴と
する、塵芥収集車の油圧制御装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8066987A JPS63247202A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 塵芥収集車の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8066987A JPS63247202A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 塵芥収集車の油圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63247202A true JPS63247202A (ja) | 1988-10-13 |
Family
ID=13724767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8066987A Pending JPS63247202A (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 塵芥収集車の油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63247202A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5250485A (en) * | 1975-10-17 | 1977-04-22 | Kubota Ltd | Hydraulic circuit for varying of actuator driving speed |
JPS5643101A (en) * | 1979-09-18 | 1981-04-21 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Successive operation controller in garbage wagon |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP8066987A patent/JPS63247202A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5250485A (en) * | 1975-10-17 | 1977-04-22 | Kubota Ltd | Hydraulic circuit for varying of actuator driving speed |
JPS5643101A (en) * | 1979-09-18 | 1981-04-21 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Successive operation controller in garbage wagon |
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