JPS6324710Y2 - - Google Patents

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JPS6324710Y2
JPS6324710Y2 JP3968582U JP3968582U JPS6324710Y2 JP S6324710 Y2 JPS6324710 Y2 JP S6324710Y2 JP 3968582 U JP3968582 U JP 3968582U JP 3968582 U JP3968582 U JP 3968582U JP S6324710 Y2 JPS6324710 Y2 JP S6324710Y2
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valve
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JP3968582U
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バルブの開閉を行なうための電動バ
ルブアクチユエータを遠隔から制御する場合等に
使用される遠隔制御装置に関するものである。
この種の遠隔制御装置として、第1図に示すよ
うに、電動バルブアクチユエータに内蔵された被
制御ユニツトaと、コントロール室等に配設され
た操作ユニツトbとを接続線cにより接続し、コ
ントロール室から遠隔地に配置された電動バルブ
アクチユエータを制御することができるようにし
たものがある。すなわち、このものは、操作ユニ
ツトb側に設けたバルブ開成用スイツチdまたは
バルブ閉成用スイツチeを押圧操作することによ
つて、被制御ユニツトa側に設けたバルブ開成用
リレーfまたはバルブ閉成用リレーgを選択的に
励磁させて電動バルブアクチユエータの電動機を
正転または逆転させることができるようになつて
いるとともに、前記アクチユエータの正動作また
は逆動作が完了した場合にその旨の信号が前記被
制御ユニツトa側から操作ユニツトb側へ送り返
されて該操作ユニツトの表示手段h,iにより動
作完了状況を表示し得るようになつている。しか
して、この装置は、被制御ユニツトaと操作ユニ
ツトbとの間の動作指令信号の伝達と、バルブの
全開、全閉という位置表示信号の伝達とを2本の
操作線を用いて行なうことができるようにしたも
ので、同様な機能を得るのに6〜7本の操作線を
必要としていた従来の遠隔制御装置に比べ外部配
線が簡略化され、かつ操作線のインダクタンスや
キヤパシタンスの影響も受けにくいなどの利点を
有しており、長距離の遠隔操作用としては比較的
理想的なものであつた。しかしながら、この装置
は被制御ユニツトa側と、操作ユニツトb側の双
方に異なつた交流電源S1,S1を設けているため、
2本の操作線c間で異種の電源同士が混触した
り、また、時として電源間の位相差が原因となつ
て装置の作動を不安定にするなどの問題があつ
た。
本考案は、このような事情に着目してなされた
もので、被制御ユニツトと操作ユニツトとを単一
の交流電源を用いて作動させ得るようにすること
によつて、前述した不都合を解消することができ
るようにした遠隔制御装置を提供するものであ
る。
以下、本考案を電動バルブアクチユエータの遠
隔操作に適用した場合の一実施例につき、第2図
を参照して説明する。
本考案に係る遠隔制御装置1は、長尺な2本の
接続線2,2を用いて閉ループ回路3を構成しこ
の閉ループ回路3中に単一の交流電源4と、被制
御ユニツト5と、操作ユニツト6とを直列に介設
してなる。
被制御ユニツト5は、図示しない電動バルブア
クチユエータに内蔵されたもので、所要電圧(こ
の実施例で「所要電圧」とは、リレーの励磁コイ
ル等の負荷を介さずに直線電源4から印加され得
る電圧をいう)以上の正の半波に付勢されて制御
対象である電動バルブアクチユエータに正動作
(例えば、バルブを開成させる方向の動作)を開
始させる、負荷を有した第1の被制御回路7と、
常時は非導通状態に維持され前記アクチユエータ
の正動作終了時(バルブ全開時)にのみ正の半波
を無負荷で通過させる第1の表示信号出力回路8
と、所要電圧以上の負の半波に付勢されて前記ア
クチユエータに逆動作(例えば、バルブを閉成さ
せる方向の動作)を開始させる、負荷を有した第
2の被制御回路9と、常時は非導通状態に維持さ
れ前記アクチユエータの逆動作終了時(バルブ全
閉時)にのみ負の半波を無負荷で通過させる第2
の表示信号出力回路10とをそれぞれ並列に設け
てなるものである。具体的に説明すれば、前記第
1の被制御回路7は、バルブ開成用リレーR1
整流器D1とを直列に接続してなるもので、前記
リレーR1と前記整流器D1との間にはバルブが全
開になつた場合に切換わるリミツトスイツチ11
の常閉接点11aが介挿されている。また、前記
第1の表示信号出力回路8は、前記全開検出用リ
ミツトスイツチ11の常開接点11bを前記整流
器D1に直列に接続してなる。また、前記第2の
被制御回路9は、バルブ閉成用リレーR2と整流
器D2とを直列に接続してなるもので、前記リレ
ーR2と前記整流器D2との間にはバルブが全閉に
なつた場合に切換わるリミツトスイツチ12の常
閉接点12aが介挿されている。また、前記第2
の表示信号出力回路10は、前記全閉検出用リミ
ツトスイツチ12の常開接点12bを前記整流器
D2に直列に接続してなる。なお、前記バルブ開
閉用リレーR1,R2の常開接点R′1,R′2はアクチ
ユエータの電動機(図示せず)を作動させるため
の電磁接触器13の駆動回路中に介挿されてい
る。すなわち、電磁接触器13はバルブ開成用の
コンタクタOCを全開検出用リミツトスイツチ1
1の常閉接点11cと前記バルブ開成用リレー
R1の常開接点R′1とを直列に介してコンタクタ駆
動電源14に接続するとともに、バルブ閉成用の
コンタクタCCを全閉検出用リミツトスイツチ1
2の常閉接点12cと前記バルブ閉成用リレー
R2の常開接点R′2とを直列に介して前記電源14
に接続してなる。そして、前記常開接点R′1には
前記コンタクタOCの自己保持用常開接点OC′が
並列に接続してあるとともに、前記常開接点R′2
には前記コンタクタCCの自己保持用常開接点
CC′が並列に接続してある。
一方、操作ユニツト6は、常時は非導通状態に
維持された正動作指令用の接点16をONにした
時にのみ正の半波を無負荷で通過させ得る状態と
なる第1の操作指令回路17と、所要電圧以上の
正の半波に付勢されてアクチユエータの正動作が
終了した旨(バルブが全開になつた旨)を表示す
る第1の表示回路18と、常時は非導通状態に維
持され逆動作指令用の接点19をONにした時に
のみ負の半波を無負荷で通過させ得る状態となる
第2の操作指令回路21と、所要電圧以上の負の
半波に付勢されてアクチユエータの逆動作が終了
した旨(バルブが全閉になつた旨)を表示する第
2の表示回路22とをそれぞれ並列に設けてなる
ものである。具体的に説明すれば、前記第1の操
作指令回路17は、前述した正動作(バルブ開成
動作)指令用の接点16と整流器D3とを直列に
接続してなるもので、前記接点16は自己復帰形
押ボタンスイツチの接点である。また、前記第1
の表示回路18は、図示しない全開表示ランプを
駆動するためのリレーR3と整流器D4とを直列に
接続してなるもので前記リレーR3の常閉接点R′3
は前記第1の操作指令回路17中にも介挿されて
いる。また、第2の操作指令回路21は、前述し
た逆動作(バルブ閉成動作)指令用の接点19と
整流器D3とを直列に接続してなるもので、前記
接点19は自己復帰形押ボタンスイツチの接点で
ある。また、前記第2の表示回路22は、図示し
ない全閉表示ランプを駆動するためリレーR4
整流器D0とを直列に接続してなるもので、前記
リレーR4の常閉接点R′4は前記第2の操作指令回
路21中にも介挿されている。
次いで、この装置の作動を具体的に説明する。
まず、操作ユニツト6の正動作指令用の接点1
6をONにすると、交流電源4の正の半波分が、
電源4→整流器D1→リミツトスイツチ11の常
閉接点11a→リレーR1→整流器D3→接点16
→接点R′3→電源4というループ内を流れるので、
リレーR1は作動状態に切換わる。その結果リレ
ーR1の接点R′1が閉成して電磁接触器13のバル
ブ開成用のコンタクタOCが作動状態となり、電
動機が正転してバルブが開成方向へ移動を始め
る。この状態で、前記正動作指令用の接点16の
押圧操作を止めて該接点をOFFにすると、開成
用レリーR1は消磁されるが、開成用コンタクタ
OCは接点OC′の自己保持機能により励磁状態が
維持されるので、前記電動機は正転を続け、バル
ブを更に開成させる。このようにして、バルブが
全開状態に達すると全開検出用のリミツトスイツ
チ11が切換わる。そのため、該リミツトスイツ
チ11の接点11cがOFFになつてコンタクタ
OCが消磁されアクチユエータがバルブ全開位置
で停止する。また、これと同時に、前記リミツト
スイツチ11の接点11aがOFFに、接点11
bがONにそれぞれ切換わるので、前記交流電源
4の正の半波分が、第1の表示回路18を流れる
こととなり、リレーR3が作動状態となる。その
ため、図示しない全開表示ランプが点灯してバル
ブが全開状態にある旨を知らせる。なお、この
時、第1の操作指令回路17に介挿したリレー
R3の接点R′3が開かれるので、全開状態に至つた
後、正動作指令用の接点16を閉じても、アクチ
ユエータは作動せず、バルブは全開状態でロツク
される。
次に、全開状態にあるバルブを閉じるには、逆
動作指令用の接点19をONにすればよく、この
操作によつて、前記交流電源4の負の半波分が、
電源4→接点R′4→接点19→整流器D3→リレー
R2→接点12a→整流器D2→電源4というルー
プ内を流れてバルブ閉成用のリレーR2が作動状
態となる。そのため、電磁接触器13のバルブ閉
成用のコンタクタCCが作動されアクチユエータ
の電動機が逆転を始めてバルブが閉成方向に駆動
される。以後、前述したバルブ開成操作と同様な
原理によつてバルブが全閉位置に至り、コンタク
タCCが消磁されてアクチユエータが停止すると
ともにリレーR4が励磁されて全閉表示ランプが
点灯することになる。
なお、以上の実施例では、アクチユエータを全
開または全閉のいずれかの状態に至らしめる制御
しか行なえない、いわゆる2フアンクシヨン形態
の制御装置に本考案を適用した場合について説明
したが、本考案はかならずしもこのようなものに
限らず、例えば、第3図に示すような、いわゆる
3フアンクシヨン形態の制御装置にも適用が可能
である。すなわち、第3図に示すものは、第2図
と同様な基本構成を有する(同様な部分には共通
の信号を付して説明を省略する)被操作ユニツト
5において、該ユニツト5を構成する各回路7,
8,9,10に対して交流電源4の全波により作
動する中間停止用のリレーR3を並列に接続する
とともに、このリレーR5の常閉接点R′5,R″5
前記各被制御回路7,9中に介挿し、また、この
リレーR5の他の常閉接点R5を電磁開閉器13
の各コンタクタOC、CCと電源14との間に直列
に介在させている。また、第2図と同様な基本構
成をなす操作ユニツト6において、該ユニツト6
を構成する各回路17,18,21,22に対し
て、第3の操作指令回路25を並列に接続してい
る。第3の操作指令回路25は、中間停止指令用
の常開形の接点26と、表示用リレーR3,R4
各常閉接点R″3,R″4とをそれぞれ直列に接続し
てなるものである。しかして、このようなもので
あれば、第2図に示す装置と同様な機能を有する
上に、さらにアクチユエータを適宜な位置で停止
させることができるものである。すなわち、アク
チユエータが作動中に中間停止指令用の接点26
をONにすると、中間停止用のリレーR5が直ちに
作動し、各被制御回路7,9中の接点R′5,R″5
開くとともに、コンタクタOC,CCに直列接続さ
れた接点R5をも開くので、アクチユエータが
その場で停止するものである。
なお、また、本考案に係る装置の用途は、電動
バルブアクチユエータの制御に限らないのは勿論
であり、各種の電動機器の遠隔制御に広く利用す
ることができる。
また、前記実施例では、被制御ユニツト側に交
流電源を配したが、操作ユニツト側に電源を配し
てもよいのは勿論である。
以上、詳述したように、本考案によれば、操作
ユニツトと被制御ユニツトとを2本の接続線で結
べば足りるので、操作線のインダクタンスやキヤ
パシタンスの影響が比較的少なく長距離の遠隔制
御に利用しても安定した動作が期待できる。しか
も、単一の交流電源を用いて前記被制御ユニツト
と前記操作ユニツトとの間の信号のやり取りを行
なわせることができるので、各ユニツトにそれぞ
れ電源を設けたもののように異種の電源どうしが
混触したり、電源用の位相差が原因となつて装置
の作動を不安定にするというような不都合が一切
なく、制御の信頼性を一層向上させることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例を示す回路図、第2図は本考
案の一実施例を示す回路図、第3図は本考案の他
の実施例を示す回路図である。 1……遠隔制御装置、2……接続線、3……ル
ープ回路、4……交流電源、5……被制御ユニツ
ト、6……操作ユニツト、7……第1の被制御回
路、8……第1の表示信号出力回路、9……第2
の被制御回路、10……第2の表示信号出力回
路、16……正動作指令用の接点、17……第1
の操作指令回路、18……第1の表示回路、19
……逆動作指令用の接点、21……第2の操作指
令回路、22……第2の表示回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2本の接続線を用いて閉ループ回路を構成しこ
    の閉ループ回路中に、単一の交流電源と、被制御
    ユニツトと、操作ユニツトとを直列に介設してな
    る装置であつて、前記被制御ユニツトは、正の半
    波に付勢されて制御対象に正動作を開始させる第
    1の被制御回路と、常時は非導通状態に維持され
    前記制御対象の正動作終了時にのみ正の半波を通
    過させる第1の表示信号出力回路と、負の半波に
    付勢されて前記制御対象に逆動作を開始させる第
    2の被制御回路と、常時は非導通状態に維持され
    前記制御対象の逆動作終了時に負の半波を通過さ
    せる第2の表示信号出力回路とをそれぞれ並列に
    設けてなり、前記操作ユニツトは、常時は非導通
    状態に維持され正動作指令用の接点をONにした
    時にのみ正の半波を通過させ得る状態となる第1
    の操作指令回路と、正の半波に付勢されて正動作
    が終了した旨を表示する第1の表示回路と、常時
    は非導通状態に維持され逆動作指令用の接点を
    ONにした時にのみ負の半波を通過させ得る状態
    となる第2の操作指令回路と、負の半波に付勢さ
    れて逆動作が終了した旨を表示する第2の表示回
    路とをそれぞれ並列に設けてなるものであること
    を特徴とする遠隔制御装置。
JP3968582U 1982-03-20 1982-03-20 遠隔制御装置 Granted JPS58144981U (ja)

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JPS58144981U JPS58144981U (ja) 1983-09-29
JPS6324710Y2 true JPS6324710Y2 (ja) 1988-07-06

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