JPS6324699Y2 - - Google Patents

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JPS6324699Y2
JPS6324699Y2 JP7517083U JP7517083U JPS6324699Y2 JP S6324699 Y2 JPS6324699 Y2 JP S6324699Y2 JP 7517083 U JP7517083 U JP 7517083U JP 7517083 U JP7517083 U JP 7517083U JP S6324699 Y2 JPS6324699 Y2 JP S6324699Y2
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JP
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high voltage
correction signal
correction
circuit
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JP7517083U
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JPS59180561U (ja
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は高圧変動による画像歪を補正するのに
適用して好適な画像歪補正回路に関する。
背景技術とその問題点 受像管のアノード電流は、画面が暗い場合には
あまり流れず、画面が明るい場合には多く流れる
ので、画面の内容によつては高圧が変動する。例
えば第1図Aに示すようなビデオ信号波形の場
合、高圧HVは同図Bに示すように変動する。こ
のような高圧HVの変動があると、これに伴う画
像歪を生じる。即ち、高圧HVが低くなると偏向
幅が広くなると共に、逆に高圧HVが高くなると
偏向幅が狭くなり、画像歪を生じる。例えば本来
第2図に示すような画像300の場合、第3図に
示すように画像歪を生じる。
このような画像歪を補正する回路として従来第
4図に示すような回路が提案されている。
同図において、1R,1G及び1Bは、夫夫
赤、縁及び青のドライブ回路であり、2R1,2
R2,2G1,2G2及び2B1,2B2は夫々そのドラ
イブ回路を構成するnpn型トランジスタである。
また、3R,3G及び3Bは、夫々赤、縁及び青
色信号SR,SG及びSBが供給される端子である。ま
た、4は受像管であり、上述したドライブ回路1
R,1G及び1Bによつてドライブされ、その螢
光面上には各色信号SR,SG及びSBによる画像が表
示される。KR,KG及びKBは、夫々赤、縁及び青
色に対応するカソードである。
またこの回路において、5及び6は補正信号を
得るための検出用抵抗及び検出用トランジスタで
あり、このトランジスタ6のコレクタより補正信
号SCが得られる。そして図示せずも、この補正信
号SCに基づいて高圧あるいは水平偏向電流が制御
され、高圧HVの変動に起因する画像歪の補正が
行なわれる。尚、IBR,IBG及びIBBは夫々バイアス
電流であり、IKR,IKG及びIKBは夫々カソード電流
である。
この第4図例の場合、高圧HVを検出し、これ
により補正するフイードバツク型のものでなく、
いわゆるフイードフオワード型のものであるの
で、応答特性は良いが、補正信号SCは高圧HVの
変動に比例したものでなく充分な補正がなされな
い不都合があつた。
即ち、画像歪の原因となる高圧HVの変動はカ
ソード電流(ビーム電流)に比例することが実験
より明らかである。しかしながらこの第4図例に
おける補正信号SCはバイアス電流IB(IBR,IBG
IBB)及びカソード電流IK(IKR,IKG,IKB)の合成
信号に比例したものであり、高圧HVの変動に比
例したものとはならない。第5図はバイアス電流
IB、カソード電流IK及び補正信号SCの関係を示し
たものである。
考案の目的 本考案の画像歪補正回路は斯る点に鑑みてなさ
れたもので、応答特性が良く、しかも充分な補正
をすることができるようにしたものである。
考案の概要 本考案は上記目的を達成するため、上述した補
正信号SCからバイアス電流IBに相当する信号を取
り除いた新たな補正信号SC′を得、これにより、
高圧または水平偏向電流を制御するようにしたも
のである。
本考案はこのように構成され、フイードフオワ
ード型の補正がされるのでその応答特性は良く、
また高圧HVの変動に比例した補正信号SC′に基
づいて行なわれるので充分な補正をすることがで
きる。
実施例 以下、第6図以降を参照しながら本考案につい
て説明しよう。
第6図は本考案の原理図を示すものである。上
述したように従来の補正信号SCはバイアス電流IB
(IBR,IBG,IBB)及びカソード電流IK(IKR,IKG
IKB)の合成信号に比例したものである。また、
バイアス電流IBR,IBG及びIBBは、夫々端子3R,
3G及び3Bに供給される赤、縁及び青色信号
SR,SG及びSBに比例したものである。従つて本考
案においては、補正信号SCより信号S(SR,SG
SB)に対応した信号を減算してカソード電流IK
(IKR,IKG,IKB)に比例した補正信号S′Cを得るも
のである。
第6図において、7は上述第4図のようにして
得られる補正信号SCが供給される端子であり、こ
こに供給される補正信号SCはアンプ8を通じて減
算器9に供給される。また、3R,3G及び3B
は上述第4図に示したと同じ赤、縁及び青色信号
SR,SG及びSBが供給される端子である。これら各
信号SR,SG及びSBは合成された後減算器9に供給
される。そして、この減算器9からの信号がアン
プ10及び積分器11を通じ、この積分器11の
出力側からは、カソード電流IK(IKR,IKG及びIKB
に比例した補正信号SC′が得られる。積分器11
の時定数は、受像管の容量及びフライバツクトラ
ンスの内部抵抗で決まる高圧HVの時定数に合せ
られる。そして本考案においては、この補正信号
SC′により高圧または水平偏向電流を制御するも
のである。
第7図は本考案の一実施例を示すものであり、
補正信号SC′により高圧HVを制御し、高圧HVの
変動による画像歪を補正するようにしたものであ
る。この第7図において第6図と対応する部分に
は同一符号を付して示す。
この第7図において、端子7に供給される補正
信号SCはアンプ8で増幅された後、減算器9及び
アンプ10を構成する差動増幅器12の一方のト
ランジスタ12Aのベースに供給される。また、
端子3R,3G及び3Bに供給される赤、縁及び
青色信号SR,SG及びSBは、夫々抵抗加算された後
差動増幅器12を構成する他方のトランジスタ1
2Bのベースに供給される。この差動増幅器12
においては、上述一方及び他方のトランジスタ1
2A及び12Bのベースに供給される信号の減算
が行なわれ、トランジスタ12Bのコレクタにア
ンプ10の出力に対応した信号が得られる。そし
てこの信号は積分器11に供給され、この積分器
11の出力側より、カソード電流IK(IKR,IKG
IKB)に比例した補正信号SC′が得られる。積分器
11の時定数は、上述したように受像管4の容量
4C及びフライバツクトランス13の内部抵抗1
3Rで決まる高圧HVの時定数に合せられる。
またこの第7図において、100は高圧回路を
示し、14は高圧出力トランジスタである。トラ
ンジスタ14のベースには、例えば水平ドライブ
回路(図示せず)から方形波電圧が供給される。
またそのコレクタにはフライバツクトランス13
の一次巻線13a及び制御用のトランジスタ15
の直列回路を介して電源+Bが供給される。フラ
イバツクトランス13の二次巻線13bに得られ
る高圧パルス電圧は整流回路16にて整流されて
高圧HVが得られる。そしてこの高圧HVは受像
管4のアノードに供給される。
上述した補正信号SC′は補正回路17に供給さ
れ、この補正回路17よりトランジスタ15のベ
ースに補正信号SC′に基づいた制御信号が供給さ
れる。そして、高圧回路100に供給される電源
電圧は補正信号SC′に基づいて制御され、結局高
圧HVが一定となるように制御される。即ち、高
圧HVが低くなるときには、補正信号SC′は大き
くなり、高圧回路100に供給される電源電圧は
高くされ、高圧HVが高くなるように制御され、
高圧HVが高くなるときはこの逆に制御される。
またこの第7図において、200は水平出力回
路であり、18は水平出力トランジスタ、19は
ダンパーダイオード、20は共振用のコンデン
サ、21は水平偏向コイル、22はS字補正用の
コンデンサである。トランジスタ18のベースに
は水平ドライブ回路(図示せず)から方形波電圧
が供給される。またそのコレクタにはチヨークコ
イル23を介して電源+Bが供給される。
この第7図例によれば、補正信号SC′に基づい
て高圧HVが一定となるように制御されて高圧
HVの変動に起因する画像歪が補正されるもので
あり、しかもこの補正信号SC′はカソード電流IK
(IKR,IKG,IKB)に比例、即ち高圧HVの変動に比
例したものであるから、高圧HVの変動に起因す
る画像歪が充分に補正される。またフイードフオ
ワード型の補正がなされるので応答特性の良い補
正がされる。
次に第8図例は本考案の他の実施例を示すもの
である。この第8図において、第7図と対応する
部分には同一符号を付して示す。
この第8図例は、補正信号S′Cにより水平偏向
電流を制御し、高圧HVの変動による画像歪を補
正するようにしたものである。
同図において、水平出力トランジスタ18のコ
レクタには制御用のトランジスタ24を介して電
源+Bが供給される。また、補正信号SC′は補正
回路25に供給され、この補正回路25よりトラ
ンジスタ24のベースに補正信号SC′に基づいた
制御信号が供給される。そして、水平出力回路2
00に供給される電源電圧は補正信号SC′に基づ
いて制御され、水平偏向コイル21に流れる偏向
電流が制御される。即ち、高圧HVが低くなる
(偏向幅が広くなる)ときには、補正信号SC′は大
きくなり、水平出力回路200に供給される電源
電圧は低くされ水平偏向電流が減少するように制
御され、高圧HVが高くなる(偏向幅が狭くな
る)ときはこの逆に制御される。
その他は第7図例と同様に構成される。
この第8図例によれば、補正信号SC′に基づい
て水平偏向電流が制御されて高圧HVの変動に起
因する画像歪が補正されるものであり、この補正
信号SC′はカソード電流IK(IKR,IKG,IKB)に比例、
即ち高圧HVの変動に比例したものであるから、
高圧HVの変動に起因する画像歪が充分に補正さ
れる。また、フイードフオワード型の補正をする
ものであるから応答特性の良い補正がされる。
尚、上述実施例においては、補正信号SC′に基
づいて高圧または水平偏向電流を制御するのに電
圧変調型のものを示したが、従来周知なその他の
方式のものであつてもよい。例えばピンクツシヨ
ン歪補正回路が設けられているならば、これに補
正信号SC′を加えることにより水平偏向電流を同
様に制御することができる。
考案の効果 以上述べた本考案によれば、高圧変動に起因す
る画像歪の補正は、高圧HVの変動に比例した補
正信号SC′により高圧または水平偏向電流を制御
することにより行なわれるので、画像歪の充分な
補正をすることができる。また、フイードフオワ
ード型の補正がされるので応答特性の良い補正を
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜第3図は夫々高圧変動における画像歪の
説明のための図、第4図は従来の画像歪補正回路
の例を示す接続図、第5図はその説明のための
図、第6図は本考案の原理図、第7図は本考案の
一実施例を示す接続図、第8図は本考案の他の実
施例を示す接続図である。 1R,1G及び1Bは夫々ドライブ回路、4は
受像管、5は検出用抵抗、6は検出用トランジス
タ、9は減算器、11は積分器、12は差動増幅
器、100は高圧回路、200は水平出力回路で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カラー受像管が3つの原色ドライブ回路でドラ
    イブされ、各原色ドライブ回路を構成するトラン
    ジスタに、このトランジスタのバイアス電流と上
    記カラー受像管のカソード電流とが流れるように
    なされたものにおいて、 上記各原色ドライブ回路を構成するトランジス
    タと直列に検出用抵抗を接続し、この検出用抵抗
    より第1の補正信号を得ると共に、この第1の補
    正信号と上記バイアス電流に相当する信号との差
    を検出して第2の補正信号を得、この第2の補正
    信号に基づいて上記カラー受像管の高圧又は水平
    偏向電流を制御するようにした画像歪補正回路。
JP7517083U 1983-05-19 1983-05-19 画像歪補正回路 Granted JPS59180561U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7517083U JPS59180561U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 画像歪補正回路

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JP7517083U JPS59180561U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 画像歪補正回路

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Publication Number Publication Date
JPS59180561U JPS59180561U (ja) 1984-12-03
JPS6324699Y2 true JPS6324699Y2 (ja) 1988-07-06

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JP7517083U Granted JPS59180561U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 画像歪補正回路

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