JPS6338607Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338607Y2 JPS6338607Y2 JP1980013055U JP1305580U JPS6338607Y2 JP S6338607 Y2 JPS6338607 Y2 JP S6338607Y2 JP 1980013055 U JP1980013055 U JP 1980013055U JP 1305580 U JP1305580 U JP 1305580U JP S6338607 Y2 JPS6338607 Y2 JP S6338607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high voltage
- voltage
- circuit
- resistor
- picture tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 2
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000011664 signaling Effects 0.000 claims 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Rectifiers (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
テレビ受像機では、映像信号の振幅の変化によ
り画像の平均な明るさが変化したり、画像の部分
的な明るさが変化すると、高圧が変動する。そし
て、高圧が変動すると、ラスタのサイズが変化し
たり、部分的に縦の線が曲がつたり、垂直リニア
リテイが部分的に変わつたりする不都合がある。
そのため、高圧の変動を抑、高圧を安定化する必
要がある。
り画像の平均な明るさが変化したり、画像の部分
的な明るさが変化すると、高圧が変動する。そし
て、高圧が変動すると、ラスタのサイズが変化し
たり、部分的に縦の線が曲がつたり、垂直リニア
リテイが部分的に変わつたりする不都合がある。
そのため、高圧の変動を抑、高圧を安定化する必
要がある。
従来の高圧安定化装置は、受像管に与えられる
高圧の変化を直接検出し、その検出出力を高圧発
生回路に帰還して高圧の変動を抑えるようにして
いる。
高圧の変化を直接検出し、その検出出力を高圧発
生回路に帰還して高圧の変動を抑えるようにして
いる。
すなわち、第１図は従来の装置で、高圧発生回
路１０にフライバツクトランス２０が設けられ、
トランス２０の２次側に高圧整流器３０が接続さ
れて高圧HVが得られ、この高圧HVが受像管４
０に与えられる。そして、高圧HVが抵抗RAと抵
抗RBにより分圧されて高圧HVに比例した電圧
VDが取り出され、この電圧VDが比較検出回路５
０に供給され、回路５０の出力電圧が高圧制御回
路６０に供給される。これにより、電圧VDが小
さくなるときは高圧HVを上げ、電圧VDが大きく
なるときは高圧HVを下げるように制御されて、
高圧が安定化する。
路１０にフライバツクトランス２０が設けられ、
トランス２０の２次側に高圧整流器３０が接続さ
れて高圧HVが得られ、この高圧HVが受像管４
０に与えられる。そして、高圧HVが抵抗RAと抵
抗RBにより分圧されて高圧HVに比例した電圧
VDが取り出され、この電圧VDが比較検出回路５
０に供給され、回路５０の出力電圧が高圧制御回
路６０に供給される。これにより、電圧VDが小
さくなるときは高圧HVを上げ、電圧VDが大きく
なるときは高圧HVを下げるように制御されて、
高圧が安定化する。
ところが、この装置の場合、電圧VDを高圧HV
に比べてかなり小さい電圧にするために抵抗RA
をかなり大きい値のものにし、抵抗RBを小さい
値のものにするので、抵抗RBと並列に浮遊容量
CSが生じ、補正の位相遅れを生じる。そのため、
この位相遅れを補正するように抵抗RAと並列に
コンデンサCHを接続する必要があり、そしてこ
のコンデンサCHとしては高耐圧のものが必要に
なる。また、比較検出回路５０と高圧制御回路６
０の部分の利得が大きいので、故障や調整の際に
制御ループが開放になつたときはとてつもなく高
い高圧が受像管４０にかかつてしまう。そのた
め、保護回路が必要になる。
に比べてかなり小さい電圧にするために抵抗RA
をかなり大きい値のものにし、抵抗RBを小さい
値のものにするので、抵抗RBと並列に浮遊容量
CSが生じ、補正の位相遅れを生じる。そのため、
この位相遅れを補正するように抵抗RAと並列に
コンデンサCHを接続する必要があり、そしてこ
のコンデンサCHとしては高耐圧のものが必要に
なる。また、比較検出回路５０と高圧制御回路６
０の部分の利得が大きいので、故障や調整の際に
制御ループが開放になつたときはとてつもなく高
い高圧が受像管４０にかかつてしまう。そのた
め、保護回路が必要になる。
フライバツクトランスの２次側と接地との間に
抵抗を接続し、この抵抗の端子電圧により高圧の
変化を検出するものもあるが、やはり同様の欠点
がある。
抵抗を接続し、この抵抗の端子電圧により高圧の
変化を検出するものもあるが、やはり同様の欠点
がある。
この考案は、このような欠点をなくしたもので
ある。
ある。
受像管をドライブする信号と高圧との間には相
関がある。すなわち、信号が大きくなつて大きな
カソード電流が流れるときは高圧が下がり、信号
が小さくなつて小さなカソード電流が流れるとき
は高圧が上がる。
関がある。すなわち、信号が大きくなつて大きな
カソード電流が流れるときは高圧が下がり、信号
が小さくなつて小さなカソード電流が流れるとき
は高圧が上がる。
この考案は、この点に着目して、受像管をドラ
イブする赤、緑、青の原色信号の和の信号を取り
出し、この和の信号を検出信号として高圧を制御
する。
イブする赤、緑、青の原色信号の和の信号を取り
出し、この和の信号を検出信号として高圧を制御
する。
第２図はこの考案の装置の一例で、７０は映像
出力回路で、トランジスタ７１Ｒ，７１Ｇ，７１
Ｂに対してトランジスタ７２Ｒ，７２Ｇ，７２Ｂ
と抵抗７３Ｒ，７３Ｇ，７３Ｂが直列に接続さ
れ、トランジスタ７１Ｒ，７１Ｇ，７１Ｂのベー
スに復調された赤、緑、青の原色信号電圧が供給
され、トランジスタ７２Ｒ，７２Ｇ，７２Ｂのベ
ースに一定の電圧が供給され、トランジスタ７２
Ｒ，７２Ｇ，７２Ｂのコレクタに得られる赤、
緑、青の原色信号電圧がカラー受像管４０のカソ
ードKR，KG，KBに供給される。ここで、トラン
ジスタ７１Ｒ，７１Ｇ，７１Ｂのベースの原色信
号電圧が大きくなると、トランジスタ７２Ｒ，７
２Ｇ，７２Ｂのコレクタの原色信号電圧が下が
り、すなわちカソードKR，KG，KBの電流が大き
くなる。
出力回路で、トランジスタ７１Ｒ，７１Ｇ，７１
Ｂに対してトランジスタ７２Ｒ，７２Ｇ，７２Ｂ
と抵抗７３Ｒ，７３Ｇ，７３Ｂが直列に接続さ
れ、トランジスタ７１Ｒ，７１Ｇ，７１Ｂのベー
スに復調された赤、緑、青の原色信号電圧が供給
され、トランジスタ７２Ｒ，７２Ｇ，７２Ｂのベ
ースに一定の電圧が供給され、トランジスタ７２
Ｒ，７２Ｇ，７２Ｂのコレクタに得られる赤、
緑、青の原色信号電圧がカラー受像管４０のカソ
ードKR，KG，KBに供給される。ここで、トラン
ジスタ７１Ｒ，７１Ｇ，７１Ｂのベースの原色信
号電圧が大きくなると、トランジスタ７２Ｒ，７
２Ｇ，７２Ｂのコレクタの原色信号電圧が下が
り、すなわちカソードKR，KG，KBの電流が大き
くなる。
そして、たとえば、トランジスタ７１Ｒ，７１
Ｇ，７１Ｂのエミツタを共通に接続し、その接続
点にトランジスタ７４のエミツタを接続し、トラ
ンジスタ７４のベースに一定の電圧を供給する。
したがつて、トランジスタ７４のコレクタには
赤、緑、青の原色信号電圧の和に比例した電圧が
得られる。そして、このトランジスタ７４のコレ
クタに得られる電圧を積分回路８０に供給して高
域成分を除去した後増幅回路９０を通じて高圧制
御回路６０に供給する。
Ｇ，７１Ｂのエミツタを共通に接続し、その接続
点にトランジスタ７４のエミツタを接続し、トラ
ンジスタ７４のベースに一定の電圧を供給する。
したがつて、トランジスタ７４のコレクタには
赤、緑、青の原色信号電圧の和に比例した電圧が
得られる。そして、このトランジスタ７４のコレ
クタに得られる電圧を積分回路８０に供給して高
域成分を除去した後増幅回路９０を通じて高圧制
御回路６０に供給する。
高圧発生回路１０及び高圧制御回路６０は第１
図の従来の装置のそれと同じものである。すなわ
ち、高圧発生回路１０は水平周期の信号でドライ
ブされるスイツチングトランジスタ１１、ダンパ
ーダイオード１２、共振用コンデンサ１３及び１
４を有している。また、高圧制御回路６０はトラ
ンジスタ６１、コンデンサ６２、ダイオード６３
及び６４などからなつている。そして、増幅回路
９０を通じた電圧をトランジスタ６１に供給す
る。
図の従来の装置のそれと同じものである。すなわ
ち、高圧発生回路１０は水平周期の信号でドライ
ブされるスイツチングトランジスタ１１、ダンパ
ーダイオード１２、共振用コンデンサ１３及び１
４を有している。また、高圧制御回路６０はトラ
ンジスタ６１、コンデンサ６２、ダイオード６３
及び６４などからなつている。そして、増幅回路
９０を通じた電圧をトランジスタ６１に供給す
る。
したがつて、赤、緑、青の原色信号の和の信号
が大きくなり、受像管４０に流れる電流が大きく
なつて高圧HVが下がろうとするときは、トラン
ジスタ６１に与えられる電圧が小さくなつてトラ
ンジスタ６１のインピーダンスが大きくなり、ト
ランジスタ１１に並列に入る共振容量が小さくな
つて高圧HVを上げるようになる。逆に、赤、
緑、青の原色信号の和の信号が小さくなり、受像
管４０に流れる電流が小さくなつて高圧HVが上
がろうとするときは、トランジスタ６１に与えら
れる電圧が大きくなつてトランジスタ６１のイン
ピーダンスが小さくなり、トランジスタ１１に並
列に入る共振容量が大きくなつて高圧HVを下げ
るようになる。コンデンサ１３の容量をCA、コ
ンデンサ１４の容量をCBとするとき、トランジ
スタ１１に並列に入る共振容量は最小で
CA・CB／CA＋CB、最大でCAになる。したがつて、高圧の 変動が抑えられ、高圧が安定化する。
が大きくなり、受像管４０に流れる電流が大きく
なつて高圧HVが下がろうとするときは、トラン
ジスタ６１に与えられる電圧が小さくなつてトラ
ンジスタ６１のインピーダンスが大きくなり、ト
ランジスタ１１に並列に入る共振容量が小さくな
つて高圧HVを上げるようになる。逆に、赤、
緑、青の原色信号の和の信号が小さくなり、受像
管４０に流れる電流が小さくなつて高圧HVが上
がろうとするときは、トランジスタ６１に与えら
れる電圧が大きくなつてトランジスタ６１のイン
ピーダンスが小さくなり、トランジスタ１１に並
列に入る共振容量が大きくなつて高圧HVを下げ
るようになる。コンデンサ１３の容量をCA、コ
ンデンサ１４の容量をCBとするとき、トランジ
スタ１１に並列に入る共振容量は最小で
CA・CB／CA＋CB、最大でCAになる。したがつて、高圧の 変動が抑えられ、高圧が安定化する。
この考案によれば、カラー受像管をドライブす
る赤、緑、青の原色信号の和の信号を取り出し、
この和の信号を検出信号として高圧を制御するも
のであるから、構成がすこぶる簡単で、従来のよ
うに高耐圧のコンデンサを必要とすることもな
い。また、故障や調整の際に高圧が異常に高くな
ることもない。さらに、帰還的に制御するもので
はないので、制御の遅れもない。
る赤、緑、青の原色信号の和の信号を取り出し、
この和の信号を検出信号として高圧を制御するも
のであるから、構成がすこぶる簡単で、従来のよ
うに高耐圧のコンデンサを必要とすることもな
い。また、故障や調整の際に高圧が異常に高くな
ることもない。さらに、帰還的に制御するもので
はないので、制御の遅れもない。
第１図は従来の装置の一例の接続図、第２図は
この考案の装置の一例の接続図である。 ４０はカラー受像管、７０は映像出力回路、８
０は積分回路、６０は高圧制御回路、１０は高圧
発生回路である。
この考案の装置の一例の接続図である。 ４０はカラー受像管、７０は映像出力回路、８
０は積分回路、６０は高圧制御回路、１０は高圧
発生回路である。
Claims (1)
- テレビジヨン受像機のカラー受像管をドライブ
し、赤、緑、青の三原色信号を増幅する三つのト
ランジスタと、これらトランジスタの共通のエミ
ツタ及び接地間に接続した抵抗器と、この抵抗器
の両端から三原色信号の和の信号を取出しこれを
積分する積分回路と、この出力で制御され上記カ
ラー受像管のアノード電圧を制御する高圧制御回
路とを備え、上記カラー受像管のカソード電流を
上記三原色信号の和の信号から検出し、この出力
で上記アノード電圧を制御することにより、補正
の位相遅れをなくすようにして成る高圧安定化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980013055U JPS6338607Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980013055U JPS6338607Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56116774U JPS56116774U (ja) | 1981-09-07 |
| JPS6338607Y2 true JPS6338607Y2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=29609601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980013055U Expired JPS6338607Y2 (ja) | 1980-02-05 | 1980-02-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6338607Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4917150U (ja) * | 1972-05-17 | 1974-02-13 |
-
1980
- 1980-02-05 JP JP1980013055U patent/JPS6338607Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4917150U (ja) * | 1972-05-17 | 1974-02-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56116774U (ja) | 1981-09-07 |
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