JPS5928117B2 - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

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JPS5928117B2
JPS5928117B2 JP51158269A JP15826976A JPS5928117B2 JP S5928117 B2 JPS5928117 B2 JP S5928117B2 JP 51158269 A JP51158269 A JP 51158269A JP 15826976 A JP15826976 A JP 15826976A JP S5928117 B2 JPS5928117 B2 JP S5928117B2
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voltage
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JP51158269A
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進 吉田
良夫 石垣
尭央 土屋
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 従来、テレビジョン受像機において、受像管を駆動する
に当つては、信号を電圧源として扱つている。
即ち、第1図ぱ従来のテレビジョン受像機の例で、カラ
ー受像機の場合で、1は映像検波回路、2は映像増巾器
、3は遅延線、4はマトリックス回路、5はバンドアス
アンプ、6は色復調回路、□は映像出力回路で、回路□
は出力トランジスタ8R、8G及び8Bを有しており、
そのベースにマトリックス回路4からの赤、緑及び青の
原色信号電圧が供給され、コレクタに得られる原色信号
電圧が受像管9のカソードIOR、IOG及びIOBに
供給される。
なお、マトリックス回路4には白バランス調整回路があ
る。11は同期信号分離回路、12は水平偏向回路、1
3は垂直偏向回路、14は高圧回路で、高圧回路14に
はフライパックトランスのアース側において抵抗とコン
デンサよりなるアノード電流の検出回路15が接続され
ている。
16は検出されたアノード電流にもとすいて映像増巾器
16の利得を制御するいわゆるABL回路、ITは水平
及び垂直の偏向コイルである。
ところで、受像管においては、カソードの印加電圧Eに
対するカソード電流Iの関係は、I■Kt(1) で表わされ、γ(ガンマ)とに(バービアンス)によつ
て決定される。
そして、このγとには管によつてばらつきがあり、例え
ばγは2.2から3.0ぐらいの範囲でばらつく。この
ようなγ及びにのばらつきと、カソードのカットオフ電
圧のばらつきを考慮して、上述のように白バランス調整
回路が設けられており、これによりそれらのばらつきを
吸収するようにされている。
しかるに、一般に白パランスの調整は、黒レベル側と白
レベル側の2点で行われているので、中間の灰レベルで
は白バランスがずれてしまうという欠点がある。
さらに、第1図のような電圧駆動型のものでは、映像出
力トランジスタ8R、8G及ひ8Bとその負荷抵抗18
R、18G及び18Bとして高パワーのものを使用しな
ければならないという欠点がある。
本発明は、この点にかんがみ、白バランスを全輝度範囲
にわたつて正しく調整することができ、しかもこの場合
高域の劣化が生じないようにし、さらに映像出力トラン
ジスタとして低パワーのものが使用できるようにしたも
のである。
以下、本発明の具体例を第2図以下を参照して説明しよ
う。
第2図は本発明の一例で、本発明では、受像管を定電流
駆動する。
即ち、受像管9のカソード10R,10G及び10Bは
出力トランジスタ8R,8G及び8Bにより定電流駆動
するもので、そのため、土述の負荷抵抗18R,18G
及び18Bは接続しない。さらに、マトリツクス回路4
より得られる赤、緑及び青の原色信号電圧を補正回路1
9R,19G及び19Bを介して出力トランジスタ8R
,8G及び8Bのベースに供給する。
ここで、補正回路19R,19G及び19Bは、入力電
圧をEi、出力電圧をE。とすると、第4図に示すよう
に、の関係になるような、即ち出力電圧E。が入力電圧
EiO)a乗となるような特性のものとする。aの値に
ついては後述するが、だいたい受像管9の有するrの値
の前後の値とする。なお、後述するように高域の劣化を
生じる場合には、図のように、補正回路19R,19G
及び19Bの入力側と力ノード10R,10G及び10
Bとの間に高域補償回路20R,20G及び20Bを接
続する。
このように受像管9が出力トランジスタ8R,8G及び
8Bにより定電流駆動されるときは、トランジスタ8R
,8G及び8Bのエミツタ電圧を加算したものは受像管
のビーム電流に対応したものとなる。
このことを利用して、図の例は、各トランジスタ8R,
8G及び8Bのエミツタ電圧を加算器21にて加算し、
その加算出力をABL回路16に供給するようにした場
合である。この本発明の受像器によれば、赤、緑及び青
の各原色信号電圧を補正回路19R,19G及び19B
にてそれぞれ一定の特性に補償し、この補償された電圧
を出力トランジスタ8R,8G及び8Bに供給して受像
管9のカソード10R,10G及び10Bを定電流駆動
するものであるから、白バランスは全輝度範囲にわたつ
て正しく調整することができる。
そして定電流駆動するものであるから、受像管9のγや
バービアンスKやカツトオフ電圧などに無関係な輝度特
性にすることができる。しかも、出力トランジスタ8R
,8G及び8Bにはそれぞれ受像管9のカソード電流が
流れるだけであるから、これら出力トランジスタ8R,
8G及び8Bとしては低パワーの安価なものを用いるこ
とができ、消費電力も第1図の従来の受像機に比べて著
しく減少する。
また、図の例のように出力トランジスタ8R,8G及び
8Bのエミツタ電圧を加算することによりビーム電流を
検出してABLをかけるようにする場合は、高圧回路1
4のフライバツクトランス側の配線が簡単になる。
補正回路19R,19G及び19Bは、例えばそれぞれ
第5図に示すように構成することができる。
即ち、トランジスタ22のエミツタ及びコレクタに抵抗
23及び24を接続し、電源電圧十Vccを抵抗Rll
及びR2l〜 RI2及びR22)10・・・Rln及
びR2nでそれぞれ分圧し、トランジスタ22のエミツ
タとこれら各分圧点との間にダイオードD,、D2、・
・・・・・Dnを接続し、トランジスタ22のベースに
入力電圧Eiを供給し、トランジスタ22のコレクタ電
圧をトランジスタ25よりなる極性反転回路26を通じ
て取り出すようにし、そして、入力電圧Eiの土昇に伴
つて、ダイオードD,、D2・・・・・・DOが順次オ
ンとなるようにする。このようにすれば、入力電圧Ei
と出力電圧EOとの関係を近似的に(2)式のようにす
ることができる。
ちなみに、受像管9のγが例えば2.8のとき、これに
合わせて近似的にE。=E2予となるような特性を得る
には、n=4で、即ちダイオードが4個でよい。各カソ
ード10R,10G及び10Bに対応する補正回路19
R,19G及び19B(7)aの値をそれぞれ受像管9
のγの値にあわせれば、もはや白バランスの調整は必要
なくなる。
この場合、第5図のような構成の補正回路が3個必要と
なるが、色復調回路6及びマトリツクス回路4などをI
C化するときはこの補正回路19R,19G及び19B
も一緒にIC化できるので、特に回路が複雑となること
はない。ところで、上述のように受像管9を定電流駆動
する場合、受像管9のカソード10R,10G及び10
Bから出力トランジスタ8R,8G及びのコレクタ抵抗
18R,18G及び18Bがないために高くなつてしま
うため、カソード10R,10G及び10Bと接地との
間に存在する浮遊容量の影響が大きくなり、高域の劣化
が第1図の従来のものより大きくなる。
第2図の例は、上述のように高域補償回路20R,20
G及び20Bを設けて、この高域の劣化を回避した場合
である。
この高域補償について述べるに、第6図に示すように受
像管9の1つのカソードについて、印加電圧Eと流れる
電流1の関係をみると、受像管9をカソードからみたと
き等価抵抗RKがあり、この抵抗RKが印加電圧Eによ
り変化するものと考えることができるから、で表わされ
る。
ただし、γは受像管9のガンマであり、Kはパービアン
スと呼ばれる比例定数である。そして、このカソードに
上述の(2)式で表わされるような入出力特性を有する
補正回路19を接続した場合についてみると、この補正
回路19の出力電流1。
は、入力電圧をEiとして、で表わされる。
ただし、KOは比例定数である。カソードと接地との間
には浮遊容量C8が存在するが、入力電圧Eiが低周波
信号のときは、この容量C8は無視して考えることがで
き、従つて、図のP点の電位をE,とすれば、(3)式
より、となり、これが(4)式の出力電流1。に等しく
なるから、γ A vrv であり、これより となる。
そして、a′−{にされるときは、 K となり、P点即ちカソードの電位は補正回路19への入
力電圧に対して直線的に変化する。
ところが、入力電圧Eiが高周波信号のときは、浮遊容
量Csの影響がきいてくるので、IO8lとなり、高域
のレベルは低下してしまう。
上述の例で、高域補償回路20R,20G及び20Bを
設けるのはこのような理由のためである。
第7図は、この高域補償回路20の一例を示すもので、
この例では、補正回路19の出力端即ちP点を電流源2
7を介して接地するとともにトランジスタ28のコレク
タに接続し、トランジスタ28のエミツタを電流源29
とコンデンサ30の並列回路を介して電源に接続し、補
正回路19の入力端とトランジスタ28のベースとの間
にアンプ31を接続して構成する。電流源27及び29
は直流バイアス用で、両者の電流値は等しくし、またア
ンプ31により入力電圧EiをK。倍してトランジスタ
28のベースに供給する。上述の(8)式で表わされる
電圧Kbeiが浮遊容量Csに与えられたときにこの容
量C8に流れる電流1sは、v 習 v で表わされる。
ところが、この回路によれば、コンデンサ30の容量を
C1とすると、トランジスタ28を通じてP点に、―V
−五 なる電流が流れこむ。
従つて、に選べば、IP二Isとなつて、トランジスタ
28を流れる電流がそのまま浮遊容量Csに流れ込むこ
とになり、浮遊容量C8が存在していても、カソードの
電圧は常に(8)式で表わされる電圧Kbeiに保持さ
れる。
第8図は高域補償回路20の他Σuで、第7図のように
電流源を接続する代わりに電圧源を接続するもので、即
ち、入力電圧Eiをアンプ32に供給し、アンプ32の
電圧をコンデンサ33を介して補正回路19の出力端即
ちP点に供給する。
この場合、コンデンサ33の容量をC2とすると、しア
ンプ32においては、入力電圧。
iが(1+ど)Kb倍されて、この回路によると、 となり、浮遊容量Csに流れ込む上述の(9)式で表わ
される電流はアンプ32からコンデンサ33を通じて供
給されることになり、浮遊容量Csが存在していてもカ
ソードの電圧は常に(8)式で表わされる電圧Kbei
に保持される。
なお、色復調回路6から得られる赤、緑及び青の各色差
信号には高域成分が含まれないので、高域補償回路20
を第3図に示すように接続して、上述の補償用電流ない
し電圧を映像増巾器2の出力から得て各出力トランジス
タ8R,8G及び8Bのコレクタに加えるようにしても
、上述と等価の高域補償をすることができる。
上述のaの値は、必ずしもそれぞれの受像管9のγの値
に等しくする必要はなく、例えば受像管のγの値のばら
つきの中間値などにすることもできる。
そして、このaの値の選択によつては、必ずしも高域補
償回路は必要ではない。上述の例は、受像管9のカソー
ド10R,10G及び10Bに定電流回路を接続した場
合であるが・要は、カソード電流が信号電圧に応じて直
線的に変化すればよいものであつて、信号電圧はグリツ
ドに印加してもよい。
第9図はこの場合の例を示すものであつて、補正回路1
9R,19G及び19Bの出力電圧を比較器34R,3
4G及び34Bに供給して、カソード10R,10G及
び10Bと接地との間に接続した抵抗35R,35G及
び35Bの両端の基準電圧と比較し、この比較器34R
,34G及び34Bの出力電圧を第1グリツド36R,
36G及び36Bに供給する。
このようにすれば、抵抗35R,35G及び35Bとカ
ソード10R,10G及び10Bに流れる電流との積は
補正回路19R,19G及び19Bの出力電圧に等しく
なり、カソード電流はやはり信号電圧に比例したものと
なる。
なお、このように構成するときは、抵抗35R,35G
及び35Bは小さい値のものでよいので、浮遊容量Cs
は零に近くなり、土述のような高域補償回路は必要なく
なる。
上述のように、本発明によれば、白バランスを全輝度範
囲にわたつて正しく調整することができ、しかも映像出
力トランジスタとして低パワーのものが使用できるとい
う特長がある。
なお、本発明はカラー受像機に適用して特に好適である
が、白黒の受像機にも適用することができることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の受像機の一例の接続図、第2図及び第3
図はそれぞれ本発明による受像機の一例の接続図、第4
図はその説明のための図、第5図〜第9図は要部の具体
例の説明のための接続図である。 4はマトリツクス回路、7は映像出力回路、8R,8G
及び8Bはその出力トランジスタ、9は受像管、10R
,10G及び10Bはそのカソード、19R,19G及
び19Bは補正回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 映像信号電圧が、入力電圧をe_i、出力電圧をe
    _oとするとき、e_o=e^a_iなる入出力特性を
    有する補正回路に供給され、この補正回路の出力電圧に
    より受像管が定電流駆動されて上記補正回路の出力電圧
    に対して上記受像管のカソード電流が直線的に変化する
    ようになされたテレビジョン受像機。
JP51158269A 1976-12-27 1976-12-27 テレビジヨン受像機 Expired JPS5928117B2 (ja)

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JPS5381014A JPS5381014A (en) 1978-07-18
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