JPS63246683A - 雑音テスト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、音声増幅器などの電子機器の出力雑音を測
定する雑音テスト装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は、従来の出力雑音のテストを実施する雑音テス
ト装置の構成を示すブロック図であり、図において１は
被テスト音声増幅器、２は出力雑音を増幅するバッファ
増幅器、３は音声帯域のみを通過させる音声帯域通過フ
ィルタ、４は測定回路、５は良品、不良品の判定および
表示を行う判定・表示回路である。

次に動作について説明する。

被テスト音声増幅器１から出力された雑音信号はバッフ
ァ増幅器２で増幅され音声帯域通過フィルタ３を通過す
ることにより測定に不要な帯域がカットされる。そして
音声帯域通過フィルタ３を通過した雑音信号を測定回路
４で測定し、出力雑音がある規格以下であれば良品、規
格以上であれば不良品であるという判定をし、これを表
示する。

さて、ここで測定しようとしている被テスト音声増幅器
で、いつも問題にされるのは低雑音ＩＣ１及びトランジ
スタなどの半導体デバイスの特性である。一般に音声増
幅器用の半導体内部における雑音の種類は、白色雑音、
フリッカ雑音（１イｆノイズ）、パース１Ｊｆｆｉ音（
パルスノイズ）に分けられる。

この従来のテスト装置では、これら３種類の雑音を、上
述の一系統の回路で測定している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の雑音テスト装置は以上のように構成されているの
で白色雑音、フリッカ雑音、バースト雑音の３種類の雑
音に対して、詳しくテストする事はできない。特に音声
機器で耳ざわすな音として聞こえる為問題になるフリッ
カ雑音、及びバースト雑音については測定に非常に時間
がかかり、不良品の検出がかなり困難であるという問題
があった。

この発明はＬ記のような問題点を解消するためになされ
たもので、上記３種類の雑音を同時に高精度に検出し不
良品の検出を容易におこなうことができる雑音テスト装
置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る雑音テスト装置は、被測定機器からの雑
音信号より白色雑音を検出するための音声帯域通過フィ
ルタと、上記雑音信号よりフリッカ雑音を検出するため
の低帯域通過フィルタと、上記音声帯域通過フィルタを
通過した雑音信号よりバースト雑音を検出するためのピ
ーク検出回路とを備え、上記３種類の雑音を測定し、そ
れぞれの測定結果が、それぞれの判定レベル内である場
合は良品と判定し、ひとつでも判定レベルを越えるもの
は不良と判定するようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては、雑音テスト装置を上記のような構
成として音声機器の雑音を３種類に分割して詳しく測定
する事により、白色雑音はもちろん、耳ざわりな音とし
て聞こえるフリッカ雑音。

バースト雑音も高精度に検出、測定でき、被測定Ｒ器の
良、不良を確実に選別できる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図は本発明の一実施例による雑音テスト装置の構成を示
すブロック図であり、図において、第２図と同一符号は
相当部分を示す。また６はフリッカ雑音を測定する為の
低域周波数を強調する２０Ｈ２〜２中ｋＨｚ帯域通過フ
ィルタであり、７はバースト雑音を測定する為に、雑音
波形のピーク値を検出する為のピーク検出回路である。

次に動作について説明する。

被テスト音声増幅器１からの出力雑音を、バッファ増幅
器２で増幅し、それを音声帯域通過フィルタ３及び２０
Ｈｚ〜２ｋＨｚ帯域通過フィルタ６に入れる。音声帯域
通過フィルタ３を通った信号の一部はさらにバースト雑
音を測定する為に、ピーク検出回路７に入り、ピーク値
が検出され測定回路４に入り、バースト雑音が測定され
、判定回路５はそのバースト雑音の値が規格内かどうか
を判定する。また音声帯域通過フィルタ３を通った信号
の他方は、直接測定回路４に入り、白色雑音が測定され
、判定回路５はその白色雑音の値が規格内かどうかを判
定する。

一方２０Ｈｚ〜２ｋＨｚ帯域通過フィルタ６により、低
域周波数を強調した信号も、測定回路４に入り、フリッ
カ雑音が測定され、判定回路５はそのフリッカ雑音の値
が規格内かどうかを判定する。

判定回路５は、バースト雑音、白色雑音、フリッカ雑音
の３つが全て規格内である時に良品と判定し、１つでも
規格外の場合は不良と判定する。

なお上記実施例においては２０Ｈｚ〜２ｋＨ２帯域通過
フィルタに入力する雑音信号は音声帯域通過フィルタを
通過する前の雑音信号としたが、これは音声帯域通過フ
ィルタを通過した雑音信号であってもよく、本実施例と
同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば雑音テスト装置において
被測定機器からの雑音信号により白色雑音を検出するた
めの音声帯域通過フィルタと、上記雑音信号よりフリッ
カ雑音を検出するための低帯域通過フィルタと、上記音
声帯域通過フィルタを通過した雑音信号よりバースト雑
音を検出するためのピーク検出回路とを備え、上記白色
雑音。

フリッカ雑音、バースト雑音の３種類の雑音について測
定を行い、被測定機器の良、不良を判別する構成とした
から、雑音のテストがより詳細にでき、かつ確実に選別
できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による雑音テスト装置の構
成を示すブロック図、第２図は従来の雑音テスト装置の
構成を示すブロック図である。 １は被テスト音声増幅器、２はバッファ増幅器、３は音
声帯域通過フィルタ、４は測定回路、５は判定回路、６
は２０Ｈ２〜２ｋＨｚ帯域通過フィルタ、７はピーク検
出回路である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）被測定機器より出力される雑音信号を測定し、該
   被測定機器の良、不良を判定する雑音テスト装置におい
   て、 上記雑音信号を入力とし該雑音信号より白色雑音を検出
   するための音声帯域通過フィルタと、上記雑音信号ある
   いは上記音声帯域通過フィルタを通過した雑音信号を入
   力とし該雑音信号よりフリッカ雑音を検出するための低
   帯域通過フィルタと、 上記音声帯域通過フィルタを通過した雑音信号よりバー
   スト雑音を検出するためのピーク検出回路とを備えたこ
   とを特徴とする雑音テスト装置。