JPH0396872A - コイル試験方法とその方法に用いる装置 - Google Patents

コイル試験方法とその方法に用いる装置

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JPH0396872A
JPH0396872A JP1234119A JP23411989A JPH0396872A JP H0396872 A JPH0396872 A JP H0396872A JP 1234119 A JP1234119 A JP 1234119A JP 23411989 A JP23411989 A JP 23411989A JP H0396872 A JPH0396872 A JP H0396872A
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JP
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waveform
coil
self
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damped
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JP1234119A
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Hiromitsu Okumura
廣光 奥村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コイルの電気的特性をインパルス電圧を加え
ることにより非破壊にて測定または試験するコイル試験
器に関する。
〔従来の技術〕
従来の、コイルの電気的特性をインパルス電圧を加える
ことにより非破壊にて測定または試験するコイル試験器
としては、特開昭61162755号公報に開示されて
いるように、インパルス電圧を印加することにより測定
コイルに生じた固有の減衰振動電流波形を、基準となる
マスクコイルの減衰振動電流波形と比較することによっ
て、上記測定コイルの特性を判定するインパルス巻線試
験器において、上記マスタコイルの減衰電流波形を予め
記憶させておく電泊バックアップRAMと、上記コイル
に生じた減衰振動電流をA/D変換して一時記憶させて
おくRAMと、上記2つのRAMか出力する減衰振動電
流波形データを比較演算処理して上記測定コイルの特性
を判定する演算処理部とを備えたコイル試験器がある。
〔 解決しようとする問題点 〕
従来の上記コイル試験器には、基準コイルの自己減衰振
動電流波形と被測定コイルの自己減衰振動電流波形とを
それぞれのメモリに一旦記憶してから、逐次読みだす時
に両者の波形の波高値の順次演算比較することによって
、被測定コイルの良否を判断するので、多くのメモリと
演算比較時間を要するという欠点と、高速D/A変換回
路,高速A/D変換回路、マイクロコンピュータ、電池
バックアップRAM等を必要とするので、コイル試験器
が高価になるという欠点がある。
また、被測定コイルをA/D変換器でデジタル信号へ変
換を行うので、第3図に示すように、高周波成分がA/
D変換時に積分され波形歪を生じ、被測定コイルにおけ
るコロナ放電や高速のレヤーショート現象を発見できな
いという欠点を生じる。
〔 問題点を解決するための手段 〕
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
って、本発明にかかるコイル試験方法においては、記憶
させていた基準コイルの自己減衰振動電圧波形から所定
の偏差を持つ上限波形と下限波形を生成し、被測定コイ
ルから得られる自己減衰振動波形と前記上限波形と下限
波形とを同期させたタイミングで比較し、被測定コイル
の自己減衰振動波形が前記上限波形と下限波形との間に
おさまっているか否によって、当該被測定コイルの特性
を試験するようにした。
そして、本発明にかかるコイル試験装置においては、被
測定コイルにインパルス電圧を印加させるインパルス電
圧発生回路と、被測定コイルに生じた自己減衰振動電流
を検出して自己減衰振動電圧波形を得る自己減衰振動波
形検出回路と、基準コイルの自己減衰振動電圧波形のデ
ータを記憶した記憶手段と、該記憶手段から読みだした
前記基準コイルの自己減衰振動電圧波形のデータに基づ
いて上限波形と下限波形を生戒する上下限波形生成回路
と、前記被測定コイルの自己減衰振動電圧波形と前記上
限波形および下限波形を同期させて前記波形比較回路に
入力する制御回路と、被測定コイルの自己減衰振動電圧
波形が前記上限波形と下限波形の間におさまるか否かを
比較する波形比較回路とを備えるという手段を講じた。
〔作   用〕
コイルにインパルス電圧を印加して生じる自己減衰振動
電圧波形の減衰時間特性は、当該コイルのインダクタン
ス,抵抗値,浮遊容量等の特性の違いにより変化し、同
特性のコイルどうしでは、その自己減衰振動電圧波形も
同様な減衰時間特性が顕れる。
よって、本発明にかかるコイル試験方法では、記憶させ
ていた基準コイルの自己減衰振動電圧波形から所定の偏
差を持つ上限波形と下限波形を生威し、被測定コイルか
ら得られる自己減衰振動波形と前記上限波形と下限波形
とを同期させたタイミングで比較するので、当該コイル
のインダクタンス,抵抗値,浮遊容量等の特性の違いや
、巻線のショートや放電があれば、被測定コイルの自己
減衰振動波形が前記上限波形と下限波形との間からはみ
出すことで、特性の良否を判定できるのである。
〔実 施 例〕
以下に本発明にかかるコイル試験方法とその方法に用い
る装置の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は前記実施例のコイル試験装置のブロック図,第
2図は前記コイル試験装置の各部の信号波形図である。
第1図において、1はインパルス電圧発生回路、2Bは
被測定コイル、3は分圧回路、4はA/D変換回路、5
はRAM,6はD/A変換回路、7はフィルタ、8は上
限コンパレータ、9は下限コンパレータ、10は比較結
果表示器、11はCRT表示器、l2は制御回路である
上記構或のコイル試験装置において、まず特性の知られ
た基準コイル2Aをセットして、前記制御回路12から
のタイミング信号aに基づいてトリガー回路を作動させ
てインパルス電圧発生回路1にてインパルス電圧を発生
させて基準コイル2Aに印加すると、該基準コイル2A
に減衰振動bが発生するので、その減衰振動bを電圧波
形として取り出し、A/D変換回路4にてデジタル信号
Cに変換して、RAM5に記憶させる。このRAM5と
しては、バッテリーバックアップされたRAMでも、基
準データを記憶させた着脱可能なEP−ROM等のメモ
リユニットでも磁気ディスク等の外部メモリと連動する
RAMでも良い。いずれも高速動作可能な記憶手段が適
している。
次に、特性の未知の被測定コイル2Bをセットし、上記
同様に前記制御回路12からのタイミング信号aに基づ
いてトリガー回路を作動させてインパルス電圧発生回路
lにてインパルス電圧を発生させて被測定コイル2Bに
印加すると、該被測定コイル2Bに測定減衰振動fが発
生するので、その測定減衰振動fを上限コンパレータ8
と下限コンパレータ9の比較入力端子に入力する。
この時、同じタイミングで前記RAM5に記憶させてい
たデータを再生して、フィルタ7に入力して上限波形d
と下限波形eとを得て、それぞれ上限コンパレータ8と
下限コンパレータ9の基準入力端子に入力する。
このとき上限コンパレータ8と下限コンパレータ9にお
いては、被測定コイル2Bが規格を満足する良品であれ
ば、第2図に示されたように、上限波形dと下限波形e
の間に前記測定減衰振動fが挟まれた状態となる。
ところが、規格外の品質の場合は、上限波形dと下限波
形eの間に収まりきれずにはみ出す部分がでてくる。即
ち、上限コンパレータ8と下限コンパレータ9のいずれ
かから規格幅を逸脱したことを示す信号が出力されOR
回路13から不合格信号gが出力され、比較結果表示器
10にて不合格が表示される。
CRT表示装置l1に前記上限波形d,下限波形e,及
び前記測定減衰振動fを表示させることにより、特性を
直接視認できる。
このとき、前記フィルタ7の時定数等を選定することに
より、D/A変換器の波形歪みを排除し、コロナ放電等
の高周波の異常現象のパルスを上限コンパレータ8と下
限コンパレータ9にて検知して発見することができる。
このようにして、被測定コイルのインダクタンス,抵抗
値,浮遊容量,コイル巻線のレヤーショートやコロナ放
電の有無等の特性を短時間でチェックできるのである。
また、上記測定工程は速やかに終了するので、一つの被
測定コイルに対して複数回繰り返し測定することにより
、不良品の発見率が高くなる。
また、上限波形dと下限波形eの生成や基準値との比較
をハードウエアにて処理するのでソフトウエアによる演
算時間等を必要とせず、測定時間を短縮することができ
るとともにコストダウンも可能となる。
また、RAM5により記憶された基準コイル2Aのデー
タはD/A変換器6から階段波で出力されるので、これ
をフィルタ7に通すことによって基準コイル2Aの自己
減衰振動波形の近似波形を再現することができる。即ち
、標本化定理によって少ないデータ量で自己減衰振動波
形の近似波形を再現できるので、1個のRAMで多数の
基準コイルのデータを記憶することができるのである。
このため、従来のようなフレキシブル磁気ディスク装置
等の外部記憶装置を必要としないので、装置を安価に提
供できるという効果が得られる。
また、被測定コイルの自己減衰振動波形のデータは、A
/D変換器を通さずにアナログ信号のままで比較するの
で、波形が積分波形歪を起こさなq 10 い。よって、コロナ放電およびレヤーショートによる高
調波成分も比較できるので、従来のように被測定コイル
の自己減衰振動波形もA/D変換して記憶させる方法に
比較して、コロナ放電およびレヤーショート等による被
測定コイルの不良を正確に判別できるのである。
〔効   果〕
上述したように、本発明にかかるコイル試験方法によれ
ば、上限波形と下限波形の生成や基準値との比較をハー
トウエアにて処理するのでソフトウエアによる演算時間
等を必要とせず、測定時間を短縮することができるとと
もにコストダウンも可能となり、よって、被測定コイル
のインダクタンス,抵抗値,浮遊容量,コイル巻線のレ
ヤーショートやコロナ放電の有無等の特性を短時間で測
定できるという効果が得られるのである。
また、上記測定工程は速やかに終了するので、一つの被
測定コイルに対して複数回繰り返し測定することにより
、不良品の発見率が高くなり、製品の品質を高くするこ
とができるのである。
また、被測定コイルの自己減衰振動波形のデータは、A
/D変換器を通さずにアナログ信号のままで比較するこ
とにより、高調波成分に現れるコロナ放電およびレヤー
ショート等による被測定コイルの不良を正確に判別でき
る高性能のコイル試験装置を提供することができるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるコイル試験方法とその方法に用
いる装置の一実施例のコイル試験装置のブロック図,第
2図は前記コイル試験装置における上限波形と下限波形
と被測定コイルの自己減衰振動波形との関係を示す波形
図、第3図は従来の方法におけるA/D変換による波形
歪の発生を説明する為の波形図である。 ■・・・インパルス電圧発生回路、2B・・・被測定コ
イル、4・・・A/D変換回路、5・・・RAM,6・
・・D/A変換回路、7・・・フィルタ、8・・・上限
コンパレー夕、9・・・下限コンパレー夕、12・・・
制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定コイルにインパルス電圧を印加し、生じる
    自己減衰振動電圧波形を基準となる基準コイルの自己減
    衰振動電圧波形と比較することによって、前記測定コイ
    ルの特性を試験するコイル試験方法において、記憶させ
    ていた基準コイルの自己減衰振動電圧波形から所定の偏
    差を持つ上限波形と下限波形を生成し、被測定コイルか
    ら得られる自己減衰振動波形と前記上限波形と下限波形
    とを同期させたタイミングで比較し、被測定コイルの自
    己減衰振動波形が前記上限波形と下限波形との間におさ
    まっているか否によって、当該被測定コイルの特性を試
    験することを特徴とするコイル試験方法。
  2. (2)被測定コイルにインパルス電圧を印加させるイン
    パルス電圧発生手段と、被測定コイルに生じた自己減衰
    振動電流を検出して自己減衰振動電圧波形を得る自己減
    衰振動波形検出手段と、基準コイルの自己減衰振動電圧
    波形のデータを記憶した記憶手段と、 該記憶手段から読みだした前記基準コイルの自己減衰振
    動電圧波形のデータに基づいて上限波形と下限波形を生
    成する上下限波形生成手段と、前記被測定コイルの自己
    減衰振動電圧波形と前記上限波形および下限波形を同期
    させて前記波形比較回路に入力する制御回路と、 被測定コイルの自己減衰振動電圧波形が前記上限波形と
    下限波形の間におさまるか否かを比較する波形比較手段
    とを備えたことを特徴とするコイル試験装置。
JP1234119A 1989-09-08 1989-09-08 コイル試験方法とその方法に用いる装置 Pending JPH0396872A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0843477A (ja) * 1994-07-27 1996-02-16 Haruyoshi Matsubara コイル耐圧試験機のインパルス発生回路およびコイル耐圧試験機
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JP2012149971A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Hitachi Ltd インバータ駆動回転電機の部分放電試験法

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