JPS63246323A - 高含水性パツプ剤 - Google Patents

高含水性パツプ剤

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JPS63246323A
JPS63246323A JP62078281A JP7828187A JPS63246323A JP S63246323 A JPS63246323 A JP S63246323A JP 62078281 A JP62078281 A JP 62078281A JP 7828187 A JP7828187 A JP 7828187A JP S63246323 A JPS63246323 A JP S63246323A
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JP
Japan
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water
polymer compound
cationic
metal salt
soluble
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JP62078281A
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JPH0333687B2 (ja
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Koji Kobayashi
小林 晃二
Masayoshi Ueda
植田 政良
Shinkichi Kobayashi
伸吉 小林
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Toko Yakuhin Kogyo KK
Japan Carlit Co Ltd
Original Assignee
Toko Yakuhin Kogyo KK
Japan Carlit Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、消炎鎮痛の目的で患部に貼るパップ剤におい
て、粘着性及び高含水性とを強化したものに関する。
従来技術及び発明が解決しようとする問題点パップ剤に
要求される物理的性質として従来より次のようなものが
揚げられる。
■粘着性 :皮膚に貼った際に患部の動きによく追随し
て、剥がれにくいこと。
■剥離性 :剥がすときに薬剤が残らず、きれいに剥が
れること。
■安定性 :温度変化、保存等により硬化したりだれた
りしないこと。
さらに薬理化学的には、上記の性質に高含水性を兼ね備
えたパップ剤が望まれている。
これは、高含水性(50%以上)のパップ剤は、皮膚角
質層の水分飽和速度が早く、薬剤貼付中に低含水性(2
0%以下)のパップ剤よりも持続的な血清中濃度の上昇
が認められ、薬剤貼付4時間後で3倍近い血清中濃度を
示すためである。
そして、高含水性のパップ剤として、本発明者達はアニ
オン性ジアルデヒド澱粉(以下DASという)と高含水
性ゼラチンゲルを主基剤とするパップ剤(特公昭54−
11365号、特公昭56−30329号)を発明した
このものは、水分を50%以上抱含することができるの
で、薬効があるという長所を有する。
しかしながらゼラチンとDASとを主基剤としたものは
、高含水性を維持しているが、粘着性に欠ける為に肌に
貼る際には、剥離しないよう忙ばんそこう等の補助手段
により固定する必要があった。そのため、皮膚の動きに
追随できないといった不都合がある。
また、ポリアクリル酸又はその金属塩をアルミニウム化
合物と架橋きせたものを主成分とするパップ剤が出願さ
れ知られている(特開昭53−15413号、特開昭5
8−43365号、特開昭59−118719号。
特開昭60−226808号、特公昭61−41926
号等)。
このものは、高含水性と粘着性とを目的としている。
しかしながらポリアクリル酸又はその金属塩をアルミニ
ウム化合物のみで架橋させたものの場合は、比較的水分
を抱含することができるが、アルミニウム化合物とポリ
アクリル酸塩との架橋反応が局部的に起こる、いわゆる
フロッキュレーションを生じやすく安定性に欠けるとい
った不都合があった。
そこで、本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み粘着性に
優れ、高含水性を有すると共に安定性のあるパップ剤を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明は、ポリアクリル酸又はその金属塩を新
規に作成された水溶性カチオン性高分子化合物又は水溶
性側イオン性高分子化合物により架橋したものを基剤と
する高含水性パップ剤により本目的を達成する。
パップ剤に混合する有効成分としては、サリチル酸メチ
ル、サリチル酸グリフール、サリチル酸、インドメタシ
ン、ジクロフェナックナトリウム、ケトプロフェン、イ
ブプロフェン、ピロキシカム、フルルビプロフェン、プ
ロピオン酸誘導イ本、ジフェンヒドラミン、メントール
、ハツカ油、カンフル等を使用する。
ポリアクリル酸の金属塩としては、ナトリウム、カリウ
ム、リチウム等のアルカリ金属、カルシウム、マグネシ
ウム等のアルカリ土類金属、アルミニウム、鉄等の三価
の金属との金属塩を用いる。
尚、ポリアクリル酸又はポリアクリル酸の金属塩は、パ
ップ剤の全重量に対して1〜20重量%の範囲で使用す
るが、3〜10重量%が好ましい。
水溶性カチオン性高分子化合物としては、カチオン性ジ
アルデヒド澱粉、カチオン性ポリアクリルアミド、ポリ
アミドポリアミンエピクロルヒドリン、カブオン性澱粉
又はポリエチレンイミン等を用いる。
水溶性側イオン性高分子化合物としては、両イオン性ジ
アルデヒド澱粉又はポリアクリルアミドを用いる。
また架橋に用いる水溶性カチオン性高分子化合物又は水
溶性側イオン性高分子化合物は、パップ剤の全重量に対
して0.1〜40重量%の範囲で使用するが、0.5〜
10重量%が好ましい。
本発明にかかるパップ剤は、上記以外の基剤成分として
、吸着剤、保湿剤、粘着剤、界面活性剤、pH調整剤等
を併用することができる。
吸1剤として、カオリン、サイクロデキストリン等を使
用することができる。
保湿剤としては、グリセリン、プロピレングリコール、
ボリエデレングリコール、D−ソルビトール等を使用す
る。
粘着剤としては、カルボキシビニルポリマー。
ポリビニルアルコール等の合成高分子化合物又はアラビ
アガム、キサンタンガム等の天然高分子化合物を使用す
る。
pH1l 11剤としては、クエン酸、酒石酸、リン峻
等を使用する。
界面活性剤としては、ポリソルベート80.セスキオレ
イン酸ソルビタン等を使用する。
尚、本発明のものは高含水性を強化する為にゼラチンを
併用することもできるし、少量ならアルミニウム化合物
を併用してもよい。
又ゲルの安定剤として、リン酸水素カルシウム等を使用
することもできる。
作     用 本発明にがかるパップ剤では、ポリアクリル酸又はその
金属塩のカルボキシル基(RCOO−)の負電荷と、水
溶性カチオン性高分子化合物又は両イオン性高分子化合
物の正電荷との静電的結合により架橋し、高分子化合物
同士の相互のからみ合いによる三次元的結合力も相まっ
て抱水性(含水性)の大きい新規な高分子ゲルとなる。
架橋後の高分子ゲルは強い粘着性も示すので、肌に貼り
付けた際に容易にはがれにくい。
実  施  例 以下に本発明を実施例に従って詳細に説明する。
以下の表−1示すようなパップ剤を作成し、その抱水性
及び粘着性について調べた。
監jLL迭 ■ 表−1に示された各実施例のAの成分のうちグリセ
リンを混合機内に良くなしませ、残りのAの成分及び有
効成分を常法通り加え、10分間ペースト状になるまで
良く混合する。
■ 次にB成分に精製水を加え良くかきまぜ、次に乳化
剤、vj腐剤、粘着剤等を加え十分に溶解させる。
■ ■の混合物と■の混合物を入れ45分間良く練合さ
せる。
以上のようにして作成された膏体を不織布に均一に展延
、裁断、包装し、パップ剤を得る。
攻1工法 水平に対して30°の斜面上に上記表−1で作成された
本発明Φ〜■及び比較例のパップ剤の粘着面を上に向け
て置く、そして上部10c+++、下部15anを適当
な紙で覆い、中央に5cITlの粘着面を残すようにし
た。
次に、それぞれのパップ剤上に覆った紙面の上部より表
−2に示すような一連のスチールボールをころがして、
中央の粘着面(長さ5側)でボールの転落を止めること
ができるかどうか調べた。
表−2 その結果は次の表−3に示す通りとなった。
表−3 効    果 以上のべたように本発明にかかるパップ剤は、従来(7
) D A S−ゼラチン系のパップ剤に比較して粘着
性に優れると共に、ポリアクリル酸塩−アルミラム化合
物系のパップ剤に比較して水分の含水性に優れる。
又架橋反応が静電的結合であるために短時間で一度に反
応してしまうために、いわゆるプロ・χキュレーション
が起こりにくく安定している。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアクリル酸又はその金属塩を水溶性カチオン
    性高分子化合物又は水溶性両イオン性高分子化合物によ
    り架橋したものを基剤とする高含水性パップ剤。
  2. (2)ポリアクリル酸の金属塩が、アルカリ金属塩、ア
    ルカリ土類金属塩又は三価の金属塩であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の高含水性パップ剤。
  3. (3)水溶性カチオン性高分子化合物が、カチオン性ジ
    アルデヒド澱粉、カチオン性ポリアクリルアミド、カチ
    オン性澱粉、ポリエチレンイミン又はポリアミドポリア
    ミンエピクロルヒドリンであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の高含水性パップ剤。
  4. (4)水溶性両イオン性高分子化合物が、両イオン性ジ
    アルデヒド澱粉又は両イオン性ポリアクリルアミドであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の高含水性パップ剤。
JP62078281A 1987-03-31 1987-03-31 高含水性パツプ剤 Granted JPS63246323A (ja)

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JPS63246323A true JPS63246323A (ja) 1988-10-13
JPH0333687B2 JPH0333687B2 (ja) 1991-05-20

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