JPS63203616A - クロニジン経皮投与製剤 - Google Patents

クロニジン経皮投与製剤

Info

Publication number
JPS63203616A
JPS63203616A JP3346287A JP3346287A JPS63203616A JP S63203616 A JPS63203616 A JP S63203616A JP 3346287 A JP3346287 A JP 3346287A JP 3346287 A JP3346287 A JP 3346287A JP S63203616 A JPS63203616 A JP S63203616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
sensitive adhesive
adhesive layer
clonidine
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3346287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0676321B2 (ja
Inventor
Akira Nakagawa
晃 中川
Munehiko Hirano
宗彦 平野
Hisashi Yamaguchi
久 山口
Katsuya Mukai
勝也 迎
Yusuke Kubota
久保田 祐輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
Original Assignee
Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc filed Critical Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
Priority to JP3346287A priority Critical patent/JPH0676321B2/ja
Publication of JPS63203616A publication Critical patent/JPS63203616A/ja
Publication of JPH0676321B2 publication Critical patent/JPH0676321B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クロニジンを持続的に放出するのに11!?
適なりロニジン経皮投与製剤に関するものである。
[従来技術] 経皮吸収性の全身性薬物であるクロニジンを用いた経皮
吸収製剤としては、特開昭54−20129号公報およ
び特開昭57−150614号公報等に見られる薬物貯
′NA層より、皮膚と接触する感圧粘着剤層を通じて、
場合によっては薬物透過制御膜を介して、制御された薬
物の放出を行うものであり、これらは薬物の放出速度を
コントロールするという点ヤ薬埋効果の而においては、
充分にその目的を満足し得るものである。しかし長期投
与、連続投与を行う場合、薬物による刺激、発汗による
むれ等による発赤、気触れ等の副作用が生じる場合があ
る。
また皮膚と接触する感圧粘着剤層が薬物の初期放出のバ
リアとなり、薬効の立ち上り発現が遅くなりがちである
そこで、本発明者らは長期投与、連続投与に充分に耐え
、薬物による刺激、発汗によるむれ等による発赤、気触
れ等の副作用を低減し、さらに初期の薬効発現に優れた
クロニジン経皮投与製剤を提供することを目的し、鋭意
検討した結果、本発明に至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち本発明のクロニジン経皮投与製剤は、支持体と
支持体上に積層した薬物貯蔵層と、該薬物貯蔵層上にv
4店した薬物透過制御膜、さらに該薬物透過制御膜上に
積層した感圧粘着剤層より構成され、薬物がクロニジン
であり、該感圧粘着剤層が(Δ−B)nXまたは(A−
B)n−A型弾性車合体[式中、Aは実質的にモノビニ
ル置換芳香族化合物重合体ブロック、Bは実質的に兵役
ジオレフィン共重合体ブロック、nは3〜7の整数、X
はn個の重合体鎮(A−B)が結合している多官能化合
物から誘導された残塁を表す]、吸水性高分子、天然ガ
ム質、高級脂肪酸エステルを必須成分として含有するも
のである。
かかる本発明のクロニジン経皮投与製剤によって、含有
薬物であるクロニジンの]!!!想的な放出が得られ、
長期投与、連続投与において発赤、気触れ等の副作用を
大幅に減少せしめることに成功したものである。
本発明に用いられるクロニジンとは、一般名2.6−ジ
クロロ−N−2−イミダゾリジニリデンベンピンアミン
であり、下記の構造式によって示される。
このクロニジンの含有量は、薬物貯蔵層中に6〜20重
量%、好ましくは8〜15重量%、感圧粘着剤層に対し
ては1〜10重量%、好ましくは2〜6重量%である。
本発明に用いられる(A−B)nXまたは(A−B)n
−A型弾性重合体は、具体的には市販品として容易に入
手できるシェル化学製スチレン−ブタジェン−スチレン
ブロック共重合体(カリフレックスT R−1101)
 、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
くカリフレックスTR−1107、カリフレックスT 
R−1111)等、フリップベトロリアム社製のツルブ
レン418等が挙げられるが、特にスチレン−イソプレ
ン−スチレンブロック共重合体が好適に用いられる。こ
の(A−B)nXまたは(A−B)n−A型弾性重合体
を感圧粘着剤層に用いることにより後述の試験例で述べ
る如く、クロニジンの初期放出性に優れ薬効の発現が非
常に早いものとなる。
本発明で用いられる吸水性高分子は自重の10倍以上の
水を給水しゲル化膨潤するものであり、例えばポリアク
リル酸およびその金属塩、例えばナトリウム塩、カルボ
キシビニルポリマー等に軽度の架橋結合を導入したもの
、デンプンアクリロニトリルグラフトケン化物金属塩、
アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル、カラギナン、ポリビニルピロリドン等が用
いられ、具体的には■三洋化成製サンウェット(1M−
300、I M −1000、I M −1000M 
P S等)、■製鉄化学製のアクアキープ(48,4S
H等)、@J住友化学製スミカゲル(SP−520,5
P−540、N−100、N P −1020、N p
 −1040等)、@J荒川用学製のアラソーブ(80
0,8001”等)が用いられる。
天然ガム質は、天然にある特殊な植物から分泌される樹
脂で、例えばアラビアガム、トラガントガム、グアガム
、カラヤガム、ベンゾインガム等が用いられ、カラヤガ
ム、グアガム等が特に好ましく用いられる。
高級脂肪酸ニスデルは、酸とアルコールから脱水して生
成した化合物であり、好ましくは飽和脂肪酸エステルで
あり、更に好ましくは直鎖脂肪酸エステルであり例えば
、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピ
ル、ステアリン酸ブチル、ラウリル酸ヘキシル、ミリス
チン酸ミリスチル等である。
本発明における感圧粘着剤層中、(A−B)nXまたは
(A−B)n−A型弾性重合体、吸水性高分子、天然ガ
ム質、高級脂肪酸エステルの好ましい含有量は以下の通
りである。
すなわち、(A−B)nXまたは(A−B)n−A型弾
性重合体、吸水性高分子、天然ガム質、高級脂肪酸エス
テルからなる必須成分の含右量の18mは、感圧粘着剤
層中、20〜99重量%であり、さらに好ましくは30
〜’601量%である。さらに各成分の含有Mは、感圧
粘着剤層中、(A−B)nXまたは(A−B)n−A型
弾性重合体5〜2重量%〜20重ψましくは8〜10重
量%、吸水性高分子1〜7重格%、さらに好ましくは2
〜5重凶%、天然ガム質0.5〜5重岱%、さらに好ま
しくは1〜3重母%、高級脂肪酸エステル0.1〜Jf
Ii蔚%、さらに好ましくは0.5〜2重量%であり、
この範囲の組み合せが最も本発明の効果を現ず。
本発明における感圧粘着剤層には、上記必須成分に加え
て、従来公知の流動パラフィン等の軟化剤、粘着付与樹
脂、酸化防止剤、吸収促進剤等が適宜退館含有される。
本発明のクロニジン経皮投与製剤に用いられる支持体と
しては、従来公知の各種プラスチックフィルム、不織布
、アルミニウムを積層した多層フィルム等が用いられる
また、薬物貯Mmにはポリイソブチレンと鉱油の混合物
が薬物と共に用いられる。具体的にはエクソン社製ポリ
イソブチレン(商品名ビスタネツクス)が用いられる。
また鉱油は40℃で5cSt〜100 c3 tの物が
用いられ、具体的にはエッソ社製流動パラフィン(商品
名クリストール)が用いられる。ポリイソブチレンと流
動パラフィンの配合割合は、薬物を除いた薬物貯Fia
層100重量部に対し、ポリイソブチレン30〜60重
量部、流動パラフィン70〜40φD部が好ましい。
薬物透過制御膜にはポリプラスチック社製ポリプロピレ
ン膜(商品名ジュラガード)が用いられる。
次に、本発明のクロニジン経皮投与製剤の製造方法につ
いて説明する。
まず、ヘキサン、ヘプタン、塩化メヂレン、クロロホル
ム等の溶剤に基剤成分と薬物(クロニジン)を溶解し、
適当な支持体に塗工あるいは一旦剥離処理の施されたフ
ィルムに塗工後、適当な支持体に転写圧着し製品となす
。さらに詳しく述べると、第1図に示すように、支持体
1に展延された薬物貯蔵層2上に、予め流動パラフィン
で飽和された薬物透過制御膜3を積層し、ライナー5に
展延された感圧粘着剤JIJ4と貼り合せ所望の大きさ
に切断し製品となす。
このようにして得られた本発明のクロニジン経皮投与製
剤は、 1)支持体と支持体上に積層した薬物貯蔵層と、薬物貯
蔵層上に積層した薬物透過制御膜、さらに薬物透過制御
股上に積層した感圧粘着剤層よりなる積層製剤であり、
かつ、 2)感圧粘着剤層の構成成分が、 ■(A−B)nXまたは(A−B)n −A型骨性重合
体 ■吸水性高分子 ■天然ガム質 ■高級脂肪酸エステル よりなるため、 A)クロニジンの初期放出性に優れ薬効発現を速める[
上記2)の■の作用] B)長時間にわたる薬効の持M[上記1)おJ:び2)
の作用コ C)長時間の投与による薬物の刺激、汗等のムレによる
発赤、気触れ等の副作用の低下[上記2)の■〜■の作
用] という、まさに理想的なりロニジン経皮投与製剤となる
ものである。
[実施例] 以下、本発明を実施例、試験例等を挙げてさらに詳細に
説明する。なお、実施例、比較例、参考例中、“部”と
あるのはすべて重量部を意味する。
111上 (■:薬物貯蔵層の作成) ポリイソブチレン (商品名ビスタネックスMML−100)5.3G部 ポリイソブチレン (商品名ビスタネックスLM−NS) 6.69部 流動パラフィン (商品名クリストール)      10.71部ヘキ
サン            77.24部からなる合
計100部を還流冷却器付きセパラブルフラスコに入れ
、60℃にて加熱溶解させた。ついでクロニジン3.1
3部をエタノール6部に溶解したものを添加し、良く混
合分散させた後、11μの厚さのポリエステルフィルム
上に、乾燥後の厚みが50μになるように展延し、−夜
V温乾燥後、50℃で15分間乾燥し薬物貯蔵層とした
(■:薬物透過制御膜の調製) ポリプロピレンMl (ジュラガード2400、■ポリ
プラスチック製)を流動パラフィンに浸漬し真空ポンプ
で2時間脱気した。
(■:感圧粘着剤層の作成) スヂレンーイソプレンースチレンブロック共重合体 (商品名 カリフレックスT R−’1107)10.
39部 ブチルヒドロキシトルエン    0.52部流動パラ
フィン (商品名クリストール)       7.27部粘着
付与樹脂(脂環族飽和炭化水素) (商品名 アルコンP−100)   20.78部ミ
リスチン酸イソプロピル    0.95部、ヘキサン
              60部からなる合計10
0部を還流冷却器付きセパラブルフラスコに入れ、60
℃にて加熱溶解させた。その後上記溶液の100部に対
して、 吸水性高分子(ポリアクリル酸塩重合体)(商品名アラ
ソーブ800F >      4.27部カラヤガム
             1.90部を加え、ついで
クロニジン1.37部を溶解させたエタノール3部を添
加し、良く混合分散させた後、シリコーン処理の施され
たポリエステルフィルム上に、貯蔵層作成の手順と同様
に、乾燥後の厚みが50μになるように展延した。
ついで上記■で作成した感圧粘着剤層の粘着層面に、前
記■で調製した薬物透過制御膜を積層し、さらに前記■
で作成した薬物貯蔵層−ポリエステル支持体からなる複
合体の薬物貯蔵層面に、薬物透過制御膜が接触するよう
に貼り合せ本発明のクロニジン経皮投14剤とした。
比較例1〜3 ■薬物貯蔵層の作成と■薬物透過制御膜の調製は実施例
1と同様とし、■感圧粘着剤層の作成は、ミリスチン酸
イソプロピル、吸水性高分子(ポリアクリル酸塩重合体
、アラソーブ800F)、カラヤガムを第1表のように
含有させた以外は実施例1と同様にして行った。
これら薬物貯蔵層、薬物透過制御膜、感圧粘着剤層を用
いて実施例1と同様にクロニジン経皮投与製剤を得た。
第1表 分の添加量の比率。
裏l」しL ■薬物貯蔵層の作成と■薬物透過制御膜の調製は実施例
1と同様にし、■感圧粘着剤層の作成は、以下のように
行った。
ポリイソブチレン (商品名 ビスタネツクスMML−100)8.20部 ポリイソブチレン (商品名 ビスタネツクスLM−MS)10.20部 流動パラフィン (商品名クリストール)      16.38部ミリ
スチン酸イソプロピル    0.85部ヘキサン  
            残部からなる合計100部を
還流冷却器付きセパラブルフラスコに入れ、60℃にて
加熱溶解させた。その後上記溶液の100部に対して、 吸水性高分子〈ポリアクリル酸塩重合体)(商品名アラ
ソーブ8001” )      3.85部カラヤガ
ム             1.71部を加え、つい
でクロニジン1.54部を溶解させたエタノール2.6
部を添加し、良く混合分散させた後、シリコーン処理の
施されたポリエステルフィルム上に、貯蔵層作成の手順
と同様に、乾燥後の厚みが50μになるように展延した
ついで上記■で作成した感圧粘着剤層の粘着層面に、前
記■で調製した薬物透過制御膜をvi層し、さらに前記
■で作成した薬物貯蔵層−ポリエステル支持体からなる
複合体の薬物貯蔵層面に、薬物透過制御膜が接触するよ
うに貼り合せクロニジン経皮投与製剤とした。
13」LL ■薬物貯蔵層の作成と■薬物透過制御膜の調製は実施例
1と同様にし、■感圧粘着剤層の作成は、以下のように
行った。
ポリイソブチレン (商品名 ビスタネックスMML−100)5.36部 ポリイソブチレン (商品名 ビスタネックスLM−MS)6.69部 流動パラフィン (商品名 クリストール)    10.71部へキサ
ン           77.24部からなる合計1
00部を還流冷却器付きセパラブルフラスコに入れ、6
0℃にて加熱溶解させた。ついでクロニジン0.85部
を溶解させたエタノール1.5部を添加し、良く混合分
散させた後、シリコーン処理のmされたポリエステルフ
ィルム上に、乾燥後の厚みが50μになるように展延し
、−夜室温乾燥後、50℃で15分間乾燥し感圧粘着剤
層とした。
ついで上記■で作成した感圧粘着剤層の粘着層面に、前
記■で調製した薬物透過制御膜をv4層し、さらに前記
■で作成した薬物貯蔵層−ポリエステル支持体からなる
複合体の薬物貯蔵層面に、薬物透過制御膜が接触するよ
うに貼り合せクロニジン経皮投与製剤とした。
LLLL(水放出試験) 実施例1、参考例1および比較例4のクロニジン経皮投
与製剤を用い、37℃の条件で水放出試験を行った。そ
の結果を第2図に示す。
第2図に示されるように、実施例1のクロニジン経皮投
与製剤は、比較例41115よび参考例1のクロニジン
経皮投与製剤と比較して、明らかに初期の放出性が高い
ことを表している。これは実施例1の感圧粘着剤層が弾
性重合体くスチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体)を用いていることに起因するものである。すな
わち本発明の有用性を裏づけるものである。
試験例2 (吸水試験および表面pH測定並びに皮膚刺
激試験) 実施例1、比較例1〜3および参考例1のクロニジン経
皮投与製剤を各々0.62%の生理食塩水に24時間1
潰し、感圧粘着剤層あたりの吸水力を測定した。また、
別個に各実tM例、比較例、参考例の膏体表面のpHを
測定した。ざらに各製剤を高血圧ラット12匹の除毛背
部皮膚に1週間貼付し、剥離後の皮膚の状態を観察し吸
水率とpl−1値と皮膚刺激の相関を検討した。
結果を第2表に示した。なお、皮膚刺激判定基準は下記
の通りである。
変化なし  二 − 微弱な発赤 : ± 明瞭な発赤 : + 重篤な気触 ; 丑 第2表 第2表より明らかな如く、実施例1のクロニジン経皮投
与製剤は、吸水性高分子、天然ガム質、高級脂肪酸エス
テルが必須成分として含有されており、その−成分が欠
けた比較例1〜3、さらに参考例1より際だった吸水力
を示した。さらに天然ガム質(カラヤガム)を配合する
ことで、その+18緩衝力と相乗して、皮膚刺激を大幅
に減少せしめている(実施例1と比較例3の比較参照)
このことは本発明の有用性を多大に裏づけるものである
試験例3 (薬効試験) 同一高血圧症成人男子に対し実施例1、参考例1のクロ
ニジン経皮投与製剤(クロニジンit 511g/人)
を投与し薬効試験を行った。その結果を第3図に示した
第3図より明らかな如く、実施例1のクロニジン経皮投
与製剤は、貼付後24時間以内に薬効が発現するに対し
、参考例1では24時間以降に薬効が発現している。し
かも実施例1のクロニジン経皮投与製剤は参考例1に比
較して、発赤、気触れ等の副作用は著しく微弱なもので
あった(第2表参照)。
[発明の効果] 以上説明したように、支持体と支持体上に積層した薬物
貯蔵層と、該薬物貯蔵層上に積層した薬物透過制御膜、
さらに該薬物透過制御膜上に積層した感圧粘着剤層より
構成され、感圧粘着剤層が(A−B)nXまたは(A−
B)n−A塑弾性体と吸水性高分子、天然ガム質、高級
脂肪酸エステルとを含有する本発明のクロニジン経皮投
与製剤は、クロニジンの初期放出性に優れ、薬効の速や
かなる発現を促し、しかも発赤、気触れ等のなく、充分
に安全であることから、従来のクロニジン経皮投与製剤
よりも格段に進歩した製剤であり、産業上非常に有用で
ある。   。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクロニジン経皮投与製剤の構造を示す
概略図、 第2図は、水放出試験における放出率(%)の時間変化
を示す図、 第3図は、貼付時間に対する血圧値の薬効試験の結果を
示す図。 1:支持体、    2:薬物貯蔵層、3:薬物透過制
御膜、4:感圧粘着剤層、5ニライナー。 第1図 第2図 O実施例1 貼付時間 第3図 手続補正書印発) 昭和63年5月9日 特許庁長官  小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年 特 許 願 第33462号2、発明の名
称 クロニジン経皮投与製剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人〒105 住 所 東京都港区虎ノ門二丁目8番1号自発補正 6、補正の対象 「明細書の発明の詳細な説明の欄」 7、補正の内容 ■、明細書第3頁第2行の“目的し”を「目的とし」に
訂正する。 2、同書第5頁第9〜16行の“例えばポリアクリル酸
・・・ ・・・ ポリビニルピロリドン等が用いられ、
″を「例えば水溶性ポリマーに軽度な架橋結合を導入し
たものが用いられ、」に訂正する。 3、同書第5頁第17行の“I M−1000″の前に
rIM−300MPS、Jを加入する。 4、同書第8頁第9行の“70〜40重量部”を「40
〜70重量部」に訂正する。 5、同書第1O頁第17行の“(商品名ビスタネックス
LM−NS)”″を「(商品名ビスタネックスLM−M
S)Jに訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、支持体と支持体上に積層した薬物貯蔵層と、該薬物
    貯蔵層上に積層した薬物透過制御膜、さらに該薬物透過
    制御膜上に積層した感圧粘着剤層よりなる経皮投与製剤
    において、薬物がクロニジンであり、該感圧粘着剤層が
    (A−B)nXまたは(A−B)n−A型弾性重合体[
    式中、Aは実質的にモノビニル置換芳香族化合物重合体
    ブロック、Bは実質的に共役ジオレフィン共重合体ブロ
    ック、nは3〜7の整数、Xはn個の重合体鎮(A−B
    )が結合している多官能化合物から誘導された残基を表
    す]、吸水性高分子、天然ガム質、高級脂肪酸エステル
    を含有することを特徴とするクロニジン経皮投与製剤。
JP3346287A 1987-02-18 1987-02-18 クロニジン経皮投与製剤 Expired - Fee Related JPH0676321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3346287A JPH0676321B2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18 クロニジン経皮投与製剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3346287A JPH0676321B2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18 クロニジン経皮投与製剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63203616A true JPS63203616A (ja) 1988-08-23
JPH0676321B2 JPH0676321B2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=12387206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3346287A Expired - Fee Related JPH0676321B2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18 クロニジン経皮投与製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0676321B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149514A (ja) * 1988-04-06 1990-06-08 Nitto Denko Corp 医薬部材
WO1995013816A1 (en) * 1993-11-19 1995-05-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transdermal prostaglandin composition
US5527536A (en) * 1992-07-23 1996-06-18 Schwarz Pharma Ag Active ingredient patch for low-melting and/or volatile active ingredients
EP1103260A3 (de) * 1999-11-29 2001-08-22 Novosis Pharma AG Transdermalsysteme zur Abgabe von Clonidin
WO2007099966A1 (ja) * 2006-02-28 2007-09-07 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. 経皮吸収型製剤
JP4889172B2 (ja) * 1999-06-11 2012-03-07 リンテック株式会社 水分感応性経皮吸収型製剤
WO2012060431A1 (ja) * 2010-11-02 2012-05-10 積水メディカル株式会社 貼付剤
JP2016504368A (ja) * 2012-12-28 2016-02-12 ノーヴェン ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド 経皮薬物送達用のマルチポリマー組成物

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149514A (ja) * 1988-04-06 1990-06-08 Nitto Denko Corp 医薬部材
US5527536A (en) * 1992-07-23 1996-06-18 Schwarz Pharma Ag Active ingredient patch for low-melting and/or volatile active ingredients
US5603948A (en) * 1992-07-23 1997-02-18 Schwarz Pharma Ag Active ingredient patch for low-melting and/or volatile active ingredients
WO1995013816A1 (en) * 1993-11-19 1995-05-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transdermal prostaglandin composition
US5480648A (en) * 1993-11-19 1996-01-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transdermal prostaglandin composition
JP4889172B2 (ja) * 1999-06-11 2012-03-07 リンテック株式会社 水分感応性経皮吸収型製剤
EP1103260A3 (de) * 1999-11-29 2001-08-22 Novosis Pharma AG Transdermalsysteme zur Abgabe von Clonidin
WO2007099966A1 (ja) * 2006-02-28 2007-09-07 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. 経皮吸収型製剤
US8524273B2 (en) 2006-02-28 2013-09-03 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Transdermal absorption preparation
WO2012060431A1 (ja) * 2010-11-02 2012-05-10 積水メディカル株式会社 貼付剤
CN103313710A (zh) * 2010-11-02 2013-09-18 积水医疗株式会社 贴剂
JPWO2012060431A1 (ja) * 2010-11-02 2014-05-12 積水メディカル株式会社 貼付剤
US9173855B2 (en) 2010-11-02 2015-11-03 Sekisui Medical Co., Ltd. Patch
JP2016504368A (ja) * 2012-12-28 2016-02-12 ノーヴェン ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド 経皮薬物送達用のマルチポリマー組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0676321B2 (ja) 1994-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1164749A (en) Bandage for administering beneficial drug
US4031894A (en) Bandage for transdermally administering scopolamine to prevent nausea
US4834979A (en) Medical bandage for administering beneficial drug
US4661105A (en) Medical bandage for administering vasodilator drug
JP5820207B2 (ja) 経皮吸収促進用組成物および貼付製剤
JPS61265150A (ja) 経皮デリバリ−システム
WO2006092829A1 (ja) フルルビプロフェン含有外用貼付剤
EP0483370B1 (en) Percutaneous preparation containing estradiol
JPH08295624A (ja) プラスター基剤、その製造方法、該基剤を使用した外用貼 付剤
JPH06205839A (ja) 経皮投与型薬物用貼付剤
JP6151935B2 (ja) 経皮吸収促進用組成物および貼付製剤
US4436741A (en) Method for administering scopolamine transdermally
JPH07206710A (ja) 経皮投薬用テープ製剤
JPS63203616A (ja) クロニジン経皮投与製剤
JP2013060393A (ja) 経皮吸収促進用組成物および貼付製剤
JPH04217919A (ja) エペリゾンまたはトルペリゾン経皮吸収製剤
JP3276188B2 (ja) 貼付剤及びその製造方法
JPS6023312A (ja) 医薬製剤
JP2688778B2 (ja) 疾患治療用貼付剤
JPH04103528A (ja) 経皮吸収製剤
JP3197039B2 (ja) テープ製剤
JP2869167B2 (ja) 徐放性貼付製剤
JPH0616542A (ja) 医療用粘着テープもしくはシート
JPH0429927A (ja) 貼付剤
JPS60123416A (ja) 薬物投与部材

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees