JPS63246218A - 連続自動樹脂封止方法 - Google Patents

連続自動樹脂封止方法

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JPS63246218A
JPS63246218A JP8075587A JP8075587A JPS63246218A JP S63246218 A JPS63246218 A JP S63246218A JP 8075587 A JP8075587 A JP 8075587A JP 8075587 A JP8075587 A JP 8075587A JP S63246218 A JPS63246218 A JP S63246218A
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resin
sealed
hoop
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、半導体素子等の被封止部品を樹脂材料によ
って封止成形するための方法に関するものであり、特に
、フープ材上に装着した多数の被封止部品を連続して、
且つ、自動的に樹脂封止させる方法の改良に関するもの
である。
(従来の技術) フープ材上の被封止部品を連続して自動的に樹脂封止成
形する方法は既に公知である。 この方゛  法は、長
尺状のフープ材を一方から他方へ連続して移送供給する
間において、このフープ材上に装着した被封止部品を自
動的に樹脂材料にて封止成形するものである(例えば、
特公昭61−42616号公報等)。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記したような従来の方法においては、フー
プ材を一方から他方へ順次に移送して被封止部品の樹脂
封止を行うものであり、また、その封止後のフープ材は
、直ちに他方側へ移送される。 即ち、この封止後のフ
ープ材に後続する封止前のフープ材も上記他方側へ直ち
に移送されて次の樹脂封止作業のための態勢をとること
ができるので、高能率生産を図り得るといった利点を有
している。
ところが、その反面、次のような重大な弊害がある。
即ち、フープ材上の被封止部品は、可動及び固定の両型
に設けたキャビティ内に嵌入された状態で樹脂封止され
るが、この樹脂成形時において、両型のパーティングラ
イン(Pル)面には不可避的に樹脂材料の一部が浸入し
てこの面に樹脂バリを形成する。 このバリは、樹脂材
料に、通常、熱硬化性のものが用いられることとも相俟
って、上記パーティングライン面において硬化し、次の
型締時における両型の型締不良の要因となる。 従って
、この樹脂バリを放置した状態で次の樹脂成形を行うと
、両型面に生じたスリットに多量の溶融樹脂材料が浸入
して多量の樹脂バリを形成し、或は、外部リード端子の
表面に樹脂被膜を形成したり、キャビティにおける樹脂
材料の未充填によ゛って樹脂封止成形体に欠損部やボイ
ドが発生する等、この種の製品において要請される製品
の高品質性或は高信頼性を得ることができないといった
重大な問題があり、更に、硬化した樹脂バリによって両
型面が摩耗・損傷してその耐久性を低下させる等の問題
がある。
このような理由から、高品質性及び高信頼性を有する製
品を得るためには、残存付着している上記樹脂バリや埃
その他の異物を金型面から除去しなければならず、従っ
て、各樹脂成形サイクル毎にこの型面のクリーニング工
程を行うことが必要となる。
しかしなから、前述したフープ材を用いる従来の方法に
よれば、」一連したような型面クリーニング工程を行う
ことができないか、或は、この工程を行ったとしても、
封止前フープ材が両型間に案内されているため、この型
面クリーニング作業が極めて困難であって充分なりリー
ニング効果を期待することができず、しかも、そのクリ
ーニング工程において、このクリーニング機構とフープ
材とが接触したり、また、型面から剥離した樹脂バリそ
の他の異物が飛散してフープ材上の被封止部品を傷損或
は汚損してその機能を害する等の重大な弊害がみられた
本発明方法は、このような従来方法の問題点を解消して
、高品質性及び高信頼性を有する樹脂封止成形品を高能
率生産することができる連続自動樹脂封止方法を提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る連続自動樹脂封止方法は、対向配置した樹
脂封止用金型にフープ材の所定長さ分を移送供給する封
止前フープ材の移送供給工程と、フープ材に装着した所
要数の被封止部品を上記金型のキャビティ部の位置に夫
々セットする被封止部品のセット工程と、上記金型のボ
ッI・内に樹脂材料を供給する樹脂材料供給工程と、セ
ットされた上記フープ材の各被封止部品を上記金型の各
キャビティ内に夫々嵌合させる型締工程と、上記金型ポ
ット内の樹脂材料を加熱且つ加圧して溶融化すると共に
、その溶融樹脂材料をこのポットと上記各キャビティと
の間に設けた移送用通路を通して各キャビティ内に注入
充填することにより、この各キャビティ内の被封止部品
を樹脂材料によって夫々封止する被封止部品の樹脂封止
工程と、上記樹脂封止工程後において、所要時間の経過
後に金型を開く型開工程と、セットされたフープ材及び
このフープ材における各被封止部品の樹脂封止成形体を
上記金型間に取り出す樹脂封止成形体の離型工程と、上
記離型工程後の封止済みフープ材を上記金型位置から後
退させて、この封止済みフープ材に後続する封止前フー
プ材をこの金型位置から所要の距離だけ離隔するフープ
材の後退工程と、−ト記フープ材の後退工程において、
後退する封止済みフープ材に付着した上記金型の通路内
での硬化樹脂を切り画す通路内硬化樹脂の除去工程と、
上記離型工程後において、金型面に付着した樹脂バリを
除去する金型面のクリーニング工程と、上記クリーニン
グ工程後において、上記フープ材の後退工程により後退
させたフープ材を所定の位置にまで前進させるフープ材
の前進工程とから成ることを特徴とするものである。
また、本発明に係る池の発明は、フープ材の複数条を同
時に移送供給する場合において、被封止部品を装着した
少なくとも二条一組から成る複数条のフープ材を平行に
配置すると共に、この各フープ材の供給ピッチ間隔を調
整する複数条のフープ材供給工程と、この供給工程によ
って供給された各フープ材を、対向配置した樹脂封止用
金型に、所定の長さ分だけ移送供給する封止前フープ材
の移送供給工程と、フープ材に装着した所要数の被封止
部品を上記金型のキャビティ部の位置に夫々セットする
被封止部品のセット工程と、上記金型のポット内に樹脂
材料を供給する樹脂材料供給工程と、セットされた上記
フープ材の各被封止部品を」二足金型の各キャビティ内
に夫々嵌合させる型締工程と、上記金型ポット内の樹脂
材料を加熱且つ加圧して溶融化すると共に、その溶融樹
脂材料をこのポットと上記各キャビティとの間に設けた
移送用通路を通して各キャビティ内に注入充填すること
により、この各キャビティ内の被封止部品を樹脂材料に
よって夫々封止する被封止部品の樹脂封止工程と、 上
記樹脂封止工程後において、所要時間の経過後に金型を
開く型開工程と、セツトされたフープ材及びこのフープ
材における各被封止部品の樹脂封止成形体を上記金型間
に取り出す樹脂封止成形体の雛型工程と、上記離型工程
後の封止済みフープ材を上記金型位置から後退させて、
この封止済みフープ材に後続する封止前フープ材をこの
金型位置から所要の距離だけ離隔するフープ材の後退工
程と、上記フープ材の後退工程において、後退する封止
済みフープ材に付着した上記金型の通路内での硬化樹脂
を切り雛す通路内硬化樹脂の除去工程と、上記離型工程
後において、金型面に付着した樹脂バリを除去する金型
面のクリーニング工程と、上記クリーニング工程後にお
いて、上記フープ材の後退工程により後退させたフープ
材を所定の位置にまで前進させるフープ材の前進工程と
から成ることを特徴とするものである。
(作  用) 本発明方法によれば、フープ材を順次に樹脂封止用金型
に移送供給してこのフープ材上に装着した被封止部品を
樹脂材料にて順次に封止成形するといった連続的且つ自
動的な樹脂封止を行うことができる。
特に、フープ材上の被封止部品を樹脂封止すると共に、
金型の型開きと樹脂封止成形体の離型を、行った後に、
この封止後のフープ材に後続する封止前フープ材上の被
封止部品をこの金型から後退させる工程を有しているの
で、この金型における型面クリーニング工程時において
、封止前の被封止部品を確実に保護することができるの
である。
また、上記したフープ材の後退工程時においては、後退
するフープ材に付着した金型の溶融樹脂材料移送用通路
の形状に対応した硬化樹脂を同時的に且つ自動的に切り
離すことができる。
(実 施 例) 次に、本発明を実施例図に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明方法を実施するための連続自
動樹脂封止装置を示している。
この装置は、封止装置本体1とこの装置本体1の側部に
配設される樹脂封止前のフープ材2aの巻装用リール部
材及び樹脂封止後のフープ材2bの巻取用リール部材(
図示なし)とから構成されている。
ところで、上記フープ材2(2a・2b)は、その−条
以上を装置本体1に移送供給してこのフープ材2上の被
封止部品を封止することができるが、実施例図において
は、移送供給するフープ材2を二条一組とし、また、そ
の被封止部品を樹脂封止する樹脂封止用金型には、複数
個のポット及びプランジャーを備えたマルチプランジャ
ー型のものを示している。
巻装用リール部材に巻装された二条一組から成るフープ
材2・2は平行に移送されると共に、装置本体1側に両
者が整合して供給されるようにそれらの供給ピッチ間隔
が調整される。 この調整は、供給するフープ材が一条
であるときは不要であるが、二条以上の複数条を同時に
供給する場合は、第1〜2図に示すように、装置本体装
置本体1と巻装用リール部材との間に、それらの供給ピ
ッチ間隔を調整するための調整fitlI3を備えるこ
とが好ましい。
このピッチ間隔調整機構3による複数条のフープ材供給
工程を経たフープ材2は、装置本体1内に備えた樹脂封
止用金型4における固定上型41と可動下型42との両
者間に、第3図(1)に示すように、所定の長さ2分だ
け移送供給される。この両型4I ・42との間におけ
る封止前フープ材2、は、樹脂封止用金型4の前後位置
に配設されたフープ材支持機構5・6によって水平状に
支持されている。 また、このフープ材支持機構5・6
は上下動機構7によって昇降自在に設けられており、上
記した封止前フープ材21の両型間の供給時には、この
フープ材2.が固定上型41または可動下型42に接触
しない中段位置に案内されている。
上記した封止前フープ材2の移送供給工程を経たフープ
材21は、上記上下動機′n47によってフープ材支持
機構5・6を下動させることにより、第3図(2)及び
第4〜5図に示すように、このフープ材2Iが可動下型
42の上面に形成されたセット用講部8内に嵌合セット
される。このとき、このフープ材21の所定長さjの範
囲内に装着された被封止部品9は、上記両型41 ・4
2のパーティングライン(P、L)面に対設されるキャ
ビティ10・10の位置と夫々合致するように設定され
ている。
上記被封止部品9のセット工程の終了後、第3図(3)
に示すように、可動下型42に設けられた所要複数個の
ボット11内に、例えば、エポキシレジン等の樹脂材料
(タブレット)12を供給する樹脂材料12の供給工程
を行う。 この工程は、公知のチャック機構を用いて、
上記各ボット11内に樹脂材料12を直接的に夫々供給
してもよい。また、概略図示するように、樹脂材料の供
給機構13を、樹脂材料12を収容させるパーツフィー
ダ13.と、金型4の前部位置く第1図において右側)
に配設されて、このパーツフィーダ13+の位置と可動
下型4□の上面位置とを往復移動させる材料搬送部材1
32と、上記ボット11の数及び配設位置等と対応させ
て形成したこの部材の材料収容孔133と、この各孔1
33に上記パーツフィーダ13+内の樹脂材料12を各
別に装填させる移送チャック・(図示なし)から構成し
てもよい。
上記樹脂材料の供給工程後に、第3図(4)に示すよう
に、両型41 ・42の型締工程を行う。
この型締めは、下型4□を上昇させて両型4□ ・4゜
の型面を密に接合させるものであるが、この下型42の
上昇時において上記上下動機構7にてフープ材支持機構
5・6を同時に上昇させることにより、下型4□のセッ
ト用溝部8内にセットされたフープ材21もその状態で
上型41の型面に接合する上段位置に案内される。 ま
た、このとき、このフープ材21上の各被封止部品9は
両型4□ ・4□間に構成される上下のキャビティ10
・10内に夫々嵌合されることになる。
上記型締工程後において、下型42の各ボッ1−11内
に収容した樹脂材料12を加熱すると共に、プランジャ
ー14にて加圧することにより溶融化し、且つ、第4〜
6図に示すように、この溶融樹脂材料12.を、上型4
1面のカル151及びこのカルと連通ずるランナ152
と、このランナ152と連通する下型42面のサブラン
ナ153及びこのサブランナ153と下型キャビティ1
0とを連通させるゲート154とから成る通路15を通
して各キャビティ10内に注入充填する。 従って、上
下キャビティ10内に嵌合された被封止部品9はこのキ
ャビティ10内の充填樹脂材料12によって夫々封止成
形されるものである。
上記被封止部品の樹脂封止工程後において、所要時間の
経過後に下型42を下降させて両型41・42の型開き
を行う。 このとき、樹脂封止後のフープ材22は、上
下動機構7及びフープ材支持機構5・6を介して、第3
図(6)及び第7図に示すように、前述した中段位置に
案内される。
即ち、上記各機W17・5・6によって、上型4゜面の
位置から下降されると共に、下型4□のセット用溝部8
から取り出されて、第3図(1〉に示した中段位置に支
持される。 従って、上記した下型42の下降による型
開工程と、下型4□にセットされたフープ材22及びこ
のフープ材における各被封止部品9の樹脂封止成形体1
6を両型41 ・4□間に取り出す樹脂封止成形体16
の離型工程とは略同時的に行うことができる。 なお、
この離型工程において、通路15内で硬化した樹脂は、
樹脂封止用金型4に設けられる上下のエジェクタービン
17によって突き出されるため、上記フープ材22には
、第7〜8図に示すように、上記金型の通路15の形状
に対応した硬化樹脂122が付着している。
上記型開き及び離型工程後において、上記封止後のフー
プ材22に後続している封止前フープ材(2a)を樹脂
封止用金型4の位置から所要の距離だけ離隔するフープ
材2の後退工程を行う。 このとき、上記封止後のフー
プ材2□の所定長さβlの範囲を、少なくとも、その後
方のフープ材支持装置6を通過させる必要がある。これ
は、フープ材22が後退される間において上記硬化樹脂
122をフープ材2□から切り離すための8!l構18
をこのフープ材支持装置6に付設しているからである。
この通路15内の硬化樹脂122を除去するための工程
は、第9〜10図に示されている。 即ち、この工程を
実施するための硬化樹脂切離機構18は、水平状に支持
されている上記フープ材22の下面側に対して、通路の
サブランナ153における硬化樹脂122の上面側が付
着されるという関係から、このフープ材2□を順次に上
方へ案内させるガイドロール181と、上記通路のカル
15+における硬化樹脂122の上面側に接当するよう
に配設した係合突片182とから構成されている。従っ
て、上記硬化樹脂122は、フープ材22がそのガイド
ロール181に案内されて上方に弯曲変形されるときに
このフープ材22から自動的に切り離されるが、その切
り離しが不充分である硬化樹脂122は係合突片182
によって強制的に、且つ、確実に除去されることになる
。 また、切離後の硬化樹脂122は、第3図(7)に
示すように、フープ材支持機構6に設けたシュート61
及び装置本体l側に設けたシュート11に案内されて本
体外部に廃棄できる。 なお、上記した硬化樹脂切離機
構18の構成は、例えば、封止後のフープ材2□の上面
側とサブランナ153<若しくは、ゲート154)にお
ける硬化樹脂122の下面側とが付着している関係にあ
るときは、ガイトロール181を下方位置に設けると共
に、係合突片182を硬化樹脂122の下面側に接当さ
せるといった、実施例図のものとは逆の配置態様となる
構成を採用することができる。
上記したフープ材2の後退工程と通路内硬化樹脂122
の除去工程の終了後において、或は、これらの各工程の
開始と略同時的に、第3図(8)及び第7図に示すよう
に、両型41 ・42の型面(パーティングラインP、
L面)に対するクリーニング工程と行う。 この工程を
実施するクリーニング機構19は公知のものでよいが、
この機構19には、前記した中段位置に案内されている
、或は、この中段位置で上記フープ材の後退工程及び硬
化樹脂の除去工程が行われているフープ材に対して接触
しないような水平溝部191が設けられていることが必
要である。 即ち、この溝部191は、フープ材2が中
段位置にある場合にこのフープ材2を嵌入することがで
きるように設けられており、従って、第7図に示すよう
に、クリーニング機構19を両型4I ・4gm1に嵌
合させてもフープ材2とこれに付着している硬化樹脂1
22等とは接触しないので、このフープ材の後退工程等
を阻害することがなく、また、それらの工程とは無関係
に上記両型41 ・42の型面クリーニング工程を行う
ことができる。 なお、上記クリーニング機構19は、
例えば、両型41 ・42に付着した樹脂バリを剥離す
るための回転ブラシ或は平ブラシ等から成るブラシ部材
192と、このブラシ部材にて剥離した樹脂バリ及び両
型面の埃等の異物を吸引除去するためのバキューム機構
(図示なし)等から構成すればよい、 また、上記した
ように、中段位置にあるフープ材は、クリーニング機構
19における水平溝部19□内に接触しない状態で嵌入
されているので、クリーニング機構19の振動等に影響
されることがなく、更に、この溝部19rはクリーニン
グ工程時においてフープ材を保護するための通路を兼ね
ている。
上記型面のクリーニング工程後において、フープ材の後
退工程により後退させたフープ材を所定の位置にまで前
進させるフープ材の前進工程を行う、 この工程は、第
3図(9)に示すように、後退工程によって後退させた
フープ材の所定の長さ11分を再び前進させるのである
が、その前進位置は、これに後続する封止前のフープ材
2.の所定の長さ12分を、第3図(1)に示したフー
プ材の供給工程の場合と同じく、両型41 ・42間の
所定位置に案内することができる位置である。
即ち、封止後フープ材2□(J!)は樹脂封止用金型4
の前方位置にまで前進されると共に、これに後続する封
止前フープ材23(J22)は両型41 ・42間の所
定位置に案内されるので、このフープ材の前進工程と第
3図(1)に示しな封止前フープ材の移送供給工程とを
同時的に行うことができる。
また、前述した第3図(3)に示す樹脂材料12の供給
工程は、樹脂材料12をポットll内に供給してその工
程を終了するが、材料搬送部材132が元位置に復動し
た後に、次の成形サイクルにおける樹脂材料12の供給
工程に備えて、予め、この部材の各材料収容孔133に
樹脂材料12を収容する作業を行わせておくことができ
る。 従って、次の成形サイクルにおいては、第3図(
2)に示したセット工程が終了すれば、材料搬送部材1
32を可動下型42側へ直ちに往動させることができる
。 このため、このセット工程に連続して樹脂材料の供
給工程を迅速に行うことができるものである。
上述したように、第3(1)〜 同図(9)の各工程を
連続して行うことによって、−回の成形サイクルを終了
するが、同図(9)の工程は同図(1)の工程を同時的
に行っており、従って、これに続いて、次の成形サイク
ルを直ちに開始することができる。
なお、第3図(9〉に示したフープ材2の前進工程を経
たフープ材に対して、そのゲー)(154’)との対応
部分にゲート樹脂バリが発生していることも考えられる
ので、このゲート樹脂バリ除去機構20によるゲート樹
脂バリの除去工程を行うことが好ましい。 このゲート
樹脂バリ除去機構20は、例えば、第11図に示すよう
に、フープ材2における外部リード端子間に付着した樹
脂バリを除去するために、このリード端子の側面に対し
て上下方向に往復摺動させるピン状部材201と、上記
フープ材の上下両面く図例の場合は下面側)に圧接して
この面に付着した樹脂バリを剥離除去するための回転ロ
ール202等から構成されている。
また、前記硬化樹脂12□の除去工程を経て、その前進
工程により移送されてくるフープ材は再び二条に分離さ
れているため、巻取用リール部材に夫々各別に巻き取ら
れることになる。
(発明の効果) 本発明の方法によれば、長尺状のフープ材上に装着した
多数の被封止部品を連続して自動的に、且つ、効率良く
樹脂封止成形することができる。
特に、金型面のクリーニング工程において封止前のフー
プ材をこの金型から所要の距離だけ離隔させるので、こ
のフープ材上の被封止部品の傷損或は汚損を確実に防止
することができる。 従って、高品質性及び高信頼性を
有する樹脂封止成形品を高能率生産することができる連
続自動樹脂封止方法を提供することができる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明方法を実施するための連続
自動樹脂封止装置の要部を示す一部切欠正面図及び一部
切欠平面図である。 第3図の(1)〜(9)は、本発明方法の説明図であっ
て、その各工程を順次に且つ概略的に図示したものであ
る。 第4図は、第3図(1)に対応した金型の要部を示す一
部切欠縦断側面図である。 第5図は、下型の要部を示す一部切欠平面図である。 第6図は、第3図(5)に対応した金型の要部を示す一
部切欠縦断側面図である。 第7図は、第3図(8)に対応した金型の要部を示す一
部切欠縦断側面図である。 第8図は、被封止部品を樹脂封止した状態を示す二条一
組から成るフープ材の一部切欠平面図である。 第9図及び第10図は、フープ材の支持機構と硬化樹脂
の切離機構の要部を示す一部切欠縦断正面図及び一部切
欠縦断側面図である。 第11図は、フープ材のゲート樹脂バリ除去機構を示す
概略正面図である。 く符号の説明) 1 ・・・ 装置本体 11・・・ シュート 2(2a・2b)・・・フープ材 21・・・ フープ材 22・・・ フープ材 23・・・ フープ材 3 ・・・ ピッチ間隔調整機構 4 ・・・ 樹脂封止用金型 41・・・ 固定上型 42・・・ 可動下型 5 ・・・ フープ材支持機構 6 ・・・ フープ材支持機構 61・・・ シュート 7 ・・・ 上下動機構 8 ・・・ セット用溝部 9 ・・・ 被封止部品 10  ・・・ キャビティ 11  ・・・ ポット 12  ・・・ 樹脂材料 121・・・ 溶融樹脂材料 122・・・ 硬化樹脂 13  ・・・ 樹脂材料供給機構 13t・・・ パーツフィーダ 132・・・ 材料搬送部材 133・・・ 材料収容孔 14  ・・・ プランジャー 15  ・・・ 通路 151・・・ カル 152・・・ ランナ 153・・・ サブランナ 154・・・ ゲート 16  ・・・ 樹脂封止成形体 17  ・・・ エジェクタービン 18  ・・・ 硬化樹脂切離機構 181・・・ ガイドロール 182・・・ 係合突片 19  ・・・ クリーニング機構 19□・・・ 水平溝部 192・・・ ブラシ部材 20  ・・・ ゲート樹脂バリ除去機構201・・・
 ビン状部材 202・・・ 回転ロール 第4図 第5図 第7図 第8図 第1θ図 R

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向配置した樹脂封止用金型にフープ材の所定長
    さ分を移送供給する封止前フープ材の移送供給工程と、
    フープ材に装着した所要数の被封止部品を上記金型のキ
    ャビティ部の位置に夫々セットする被封止部品のセット
    工程と、上記金型のポット内に樹脂材料を供給する樹脂
    材料供給工程と、セットされた上記フープ材の各被封止
    部品を上記金型の各キャビティ内に夫々嵌合させる型締
    工程と、上記金型ポット内の樹脂材料を加熱且つ加圧し
    て溶融化すると共に、その溶融樹脂材料をこのポットと
    上記各キャビティとの間に設けた移送用通路を通して各
    キャビティ内に注入充填することにより、この各キャビ
    ティ内の被封止部品を樹脂材料によって夫々封止する被
    封止部品の樹脂封止工程と、上記樹脂封止工程後におい
    て、所要時間の経過後に金型を開く型開工程と、セット
    されたフープ材及びこのフープ材における各被封止部品
    の樹脂封止成形体を上記金型間に取り出す樹脂封止成形
    体の離型工程と、上記離型工程後の封止済みフープ材を
    上記金型位置から後退させて、この封止済みフープ材に
    後続する封止前フープ材をこの金型位置から所要の距離
    だけ離隔するフープ材の後退工程と、上記フープ材の後
    退工程において、後退する封止済みフープ材に付着した
    上記金型の通路内での硬化樹脂を切り離す通路内硬化樹
    脂の除去工程と、上記離型工程後において、金型面に付
    着した樹脂バリを除去する金型面のクリーニング工程と
    、上記クリーニング工程後において、上記フープ材の後
    退工程により後退させたフープ材を所定の位置にまで前
    進させるフープ材の前進工程とから成ることを特徴とす
    る連続自動樹脂封止方法。
  2. (2)被封止部品を装着した少なくとも二条一組から成
    る複数条のフープ材を平行に配置すると共に、この各フ
    ープ材の供給ピッチ間隔を調整する複数条のフープ材供
    給工程と、この供給工程によって供給された各フープ材
    を、対向配置した樹脂封止用金型に、所定の長さ分だけ
    移送供給する封止前フープ材の移送供給工程と、フープ
    材に装着した所要数の被封止部品を上記金型のキャビテ
    ィ部の位置に夫々セットする被封止部品のセット工程と
    、上記金型のポット内に樹脂材料を供給する樹脂材料供
    給工程と、セットされた上記フープ材の各被封止部品を
    上記金型の各キャビティ内に夫々嵌合させる型締工程と
    、上記金型ポット内の樹脂材料を加熱且つ加圧して溶融
    化すると共に、その溶融樹脂材料をこのポットと上記各
    キャビティとの間に設けた移送用通路を通して各キャビ
    ティ内に注入充填することにより、この各キャビティ内
    の被封止部品を樹脂材料によって夫々封止する被封止部
    品の樹脂封止工程と、上記樹脂封止工程後において、所
    要時間の経過後に金型を開く型開工程と、セットされた
    フープ材及びこのフープ材における各被封止部品の樹脂
    封止成形体を上記金型間に取り出す樹脂封止成形体の離
    型工程と、上記離型工程後の封止済みフープ材を上記金
    型位置から後退させて、この封止済みフープ材に後続す
    る封止前フープ材をこの金型位置から所要の距離だけ離
    隔するフープ材の後退工程と、上記フープ材の後退工程
    において、後退する封止済みフープ材に付着した上記金
    型の通路内での硬化樹脂を切り離す通路内硬化樹脂の除
    去工程と、上記離型工程後において、金型面に付着した
    樹脂バリを除去する金型面のクリーニング工程と、上記
    クリーニング工程後において、上記フープ材の後退工程
    により後退させたフープ材を所定の位置にまで前進させ
    るフープ材の前進工程とから成ることを特徴とする連続
    自動樹脂封止方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169030U (ja) * 1988-05-20 1989-11-29
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