JPS63244104A - プログラマブル・コントロ−ラの演算装置 - Google Patents

プログラマブル・コントロ−ラの演算装置

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JPS63244104A
JPS63244104A JP7684287A JP7684287A JPS63244104A JP S63244104 A JPS63244104 A JP S63244104A JP 7684287 A JP7684287 A JP 7684287A JP 7684287 A JP7684287 A JP 7684287A JP S63244104 A JPS63244104 A JP S63244104A
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arithmetic
data
circuit
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Hisao Toyama
外山 久雄
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Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) この発明は、演算速度の高速化を達成し得るプログラマ
ブル・コントローラの演算装置に関する。
(発明の概要) この発明では、M行×N列の仮想ラダー図空間を複数に
等分したときの各分割エリアに対応して複数のユーザプ
ログラムメモリを設けるとともに、各ユーザプログラム
メモリにはユーザ仕様に相当するラダー図上の各単位ラ
ダー図を前記仮想ラダー図空間上に展開した場合に当該
分割エリアに存在すべき各回路要素情報を順次に記憶さ
せ、前記複数のユーザプログラムメモリから各回路要素
情報を同時並列的に読出し、読出された回路要素情報に
より指定される1単位ラダー図分の論理演算を一括して
処理するようにしたものであるる(従来技術とその問題
点) 従来、ラダー図入力式プログラマブル・コントローラの
演算装置は一般に次のように構成されている。
すなわち、ユーザの制御仕様に相当するラダー図を所定
の命令語列に変換して1個のユーザプログラムメモリに
格納しておく。この命令語はLD。
AND、OR,OUT等のオペコードとI10番号であ
るオペランドとからなっている。
そして、ユーザ命令の実行に際しては、ユーザプログラ
ムメモリから各命令語を順次に読出し、これをマイクロ
プロセッサで構成された1ビツトブール演算器によって
順次処理し、OUT命令の読出を検出して、プール演算
器による演算結果を、I10データメモリの該当出カニ
リアに書込むようにしている。
このような演算装置における演算速度の高速化を図るた
めには、1ビツトブール演痺器として専用に設計された
ハードウェア回路を採用したり、あるいはユーザプログ
ラムメモリとして高速読出が可能な素子を採用すること
が行なわれている。
しかしながら、このような演算速度高速化対策にあって
は、ユーザプログラムを構成する命令語列を1語ずつ順
次読出し、これを1ビツトブール演算器で処理するとい
う基本構成になおも依存するため、設計変更による高速
化には限界があり、また高速素子の採用には温度上昇及
び消費電力の増大を伴うという問題点があった。
(発明の目的) この発明の目的は、高速素子に依存することなく演算速
度の高速化を達成できるようにしたプログラマブル・コ
ントローラの演算装置を提供することにある。
(発明の構成と効果) この発明は上記の目的を達成するために、M行×N列の
仮想ラダー図空間を複数に等分したときの各分割エリア
に対応して設けられ、かつそれぞれにはユーザ仕様に相
当するラダー図上の各単位ラダー図を前記仮想ラダー図
空間上に展開した場合に当該分割エリアに存在すべき各
回路要素情報が順次に記憶された複数のユーザプログラ
ムメモリと、 前記複数のユーザプログラムメモリから各回路要素情報
を同時並列的に読出すプログラム読出手段と、 前記読出された回路要素情報により指定される1単位ラ
ダー図分の論理演算を一括して処理可能な演算回路と、 を具備することを特徴とするものである。
このような構成によれば、ユーザプログラムをラダー図
のまま複数のメモリに分散して記憶させる一方、演算回
路の構成として回路要素情報により指定される1単位ラ
ダー図分の論理演算を一括して処理可能とし、更に各ユ
ーザプログラムメモリから各回路要素情報を同時並列的
に読出して演算回路に与えるようにしているため、高速
動作が可能なメモリ素子等を採用せずとも、従来装置に
比べ演算速度を飛躍的に向上させることができる。
(実施例の説明) 第1図は本発明に係る演算装置の一実施例を示すハード
ウェアブロック図である。
周知の如く、プログラマブル・コントローラに要求され
る基本動作としては、所定のキー操作で作成されたユー
ザプログラムを、ユーザプログラムメモリに書込むプロ
グラム書込動作、外部から入力された入力データをI1
0データメモリに書込む入力更新動作、ユーザプログラ
ムメモリから各命令語を順次読出しながら、指定された
入出力データについて指定された論理演算を行ない、最
終的な演算結果をI10データメモリの出カニリアに書
込む論理演算動作、タイマヤカウンタに相当する処理を
行なう応用演算動作、全ての命令実行により書替が終了
したI10データメモリの出力データを外部へと送出す
る出力更新動作、指定された入出力データをI10デー
タメモリから読出し、これをユーザプログラムに重ねて
CRT等に表示させるモニタ動作、その他各種のシステ
ムサービス動作等が存在する。
これらの動作の中で、第1図に示される演算装置が受は
持つ範囲は、主として論理演算動作であり、その伯の動
作については従前通り汎用マイクロプロセッサ(以下、
MPUという)によって実行される。
まず、第1図に示される演算装置の構成を、各回路要素
毎に概略的に説明する。
この演算装置は、5個のユーザプログラムメモリ11〜
15.4@のI10データメモリ21〜24.4個の命
令デコーダ31〜34.4個の条件翻訳回路41〜44
,4個の列単位演算回路51〜54,3個の列間演算回
路61〜63.タイミング発生回路70及びプログラム
カウンタ80を備えている。
そして、これらの各回路要素はタイミング発生回路70
から発生されるタイミング信号T1〜T4、歩進信号5
TEP、初期リセット信号R3T。
ライトタイミング信号WTによって制御されるように構
成されている。
なお、各タイミング信号の詳細については、第9図を参
照しながら後に詳細に説明する。
ユーザプログラムメモリ11〜15は、後述するように
ラダー図の各列毎のユーザプログラムを格納するもので
、そのアドレスバス端子はアドレスバス切替器AS11
〜AS15を介して、プログラムカウンタ80側とMP
Uバス側とに切替接続可能になされている。
また、各ユーザプログラムメモリ11〜15のデータバ
ス端子は、データバス切替器DS11〜DS15を介し
て、命令デコーダ31〜34及びI10データメモリ2
1〜24側とMPLJバス側とに切替接続が可能になさ
れている。
従って、MPUからの制御でアドレスバス切替器AS1
1〜AS’15及びデータバス切替器0811〜DS1
5をともにMPtJバス側へと切替えれば、MPU側か
ら各ユーザプログラムメモリ11〜15を個別にアクセ
スすることができ、これを利用してプログラム書込動作
、モニタ動作等が行なわれる。
また、アドレスバス切替器AS11〜AS15をプログ
ラムカウンタ80側へと切替えるとともに、データバス
切替器DS11〜DS15を命令デコーダ31〜34及
びI10データメモリ21〜24側へと切替えれば、プ
ログラムカウンタ80の出力によって各ユーザプログラ
ムメモリ11〜15を同時にアクセスして各メモリに記
憶された命令語を並列に読出し、これを命令デコーダ3
1〜34及びI10データメモリ21〜24へ供給可能
になされている。
次に、I10データメモリ21〜24は外部入出力の状
態を各I10番号と対応させて記憶しているもので、そ
のアドレスバス端子はアドレスバス切替器AS21〜A
S24を介してユーザプログラムメモリ11〜15側と
第5列目のユーザプログラムメモリ15のデータバス及
びMPUバス側へと切替接続可能になされている。
また、各I10データメモリ21〜24のデータバス端
子は、データバス切替器0821〜DS24を介して、
条件翻訳回路41〜44側と4列目の列単位演算回路5
4の出力側及びMPUバス側とに切替接続が可能になさ
れている。
従って、アドレスバス切替器AS21〜AS24及びデ
ータバス切替器DS21〜DS24を共にMPUバス側
へと切替えれば、MPUバス側から各110データメモ
リ21〜24に対しアクセスを行なうことができ、これ
を利用して入力更新動作、出力更新動作、モニタ動作等
が行なわれる。
また、アドレスバス切替器AS21〜AS24をユーザ
プログラムメモリ11〜14のデータバス下位桁に接続
する一方、データバス切替器0821〜0524を条件
翻訳回路41〜44に接続すれば、各ユーザプログラム
メモリ11〜15から読出された命令語のオペランドに
よってI10データメモリ21〜24をアクセスし、続
出された入出力データ(オンオフデータ)を条件翻訳回
路41〜44へと与えることができる。
更に、各アドレスバス切替器AS21〜AS24は5列
目のユーザプログラムメモリ15からオペコードrOU
TJが読出されるのに応答して、ユーザプログラムメモ
リ11〜15側から5列目ユーザプログラムメモリ15
のオペランドデータライン側へと切替えられるとともに
、データバス切替器DS21〜DS24についても、同
様に5列目ユーザプログラムメモリ15からオペコード
rOUTJが読出されるのに応答して、条件翻訳回路4
1〜44側から4列目列単位演算回路54の出力側へと
切替えられるようになされている。
従って、5列目ユーザプログラムメモリ15からオペコ
ードrOUTJが続出されるのに応答して、各I10デ
ータメモリ21は5列目ユーザプログラムメモリ15か
ら読出されたオペランドによってアクセスされ、当該ア
クセスされたアドレスについて4列目列単位演算回路5
4の出力データが書込まれるようになされている。
命令デコーダ31〜34は、ユーザプログラムメモリ1
1〜15から読出された各命令語のオペコードをそれぞ
れ6種類の信号にデコードする。
なお、第1列目の命令デコーダ31だけは以上6種類の
信号に加え、END命令をデコードするようになされて
いる。
そして、MPUではこのENDデコード信号を検出する
ことによって、論理演算動作が終了したことを判定する
ようになされている。
条件翻訳回路41〜44では、命令デコーダ31〜34
及びI10データメモリ21〜24から4回に分けて時
系列的に送られてくる4個のデコード信号及びオンオフ
データに基づいて、それぞれラダー図1列分の回路条件
を認識する。
そして、認識された回路条件を更に論理演算に便利な形
に翻訳した俊、後段の列単位演算回路51〜54及び列
間演算回路61〜63へと供給する。
列単位演算回路51〜54及び列間演算回路61〜63
は、全体として4行×5列分のラダー図を一括処理可能
な演算回路として機能しており、各条件翻訳回路41〜
44から与えられる列単位の回路条件に従って4行×5
列分のラダー図全体を認識し、これに相当する論理演算
を一括して処理する。
そして、4列目の列単位演算回路54の出力側から得ら
れる演算結果を、前述したように全ての110データメ
モリ21〜24に並列に書込むわけでおる。
このようにして、ユーザプログラムを単位ラダー図(1
出力リレーに関するラダー図)毎に実行する間に、命令
デコーダ31においてEND命令がデコードされると、
制御権はMPUへと手渡され、以後入力更新動作、出力
更新動作、各種のシステムサービス動作等が従来通り行
なわれるわけである。
次に、以上説明した演算装置の動作を、更に具体的な例
を挙げながらより詳細に説明する。
まず、ラダー図に基づいてユーザプログラムを作成し、
これを各ユーザプログラムメモリ11〜15に分割して
記憶させる動作から説明する。
この場合オペレータは、第5図に示されるように、キー
ボード91を操作しながらCRT画面92上にユーザ仕
様に相当するラダー図を描き出す。
キーボード91には、常開接点キー9112行間短絡付
常開接点キー912.常閉接点キー913、行間短絡付
常閉接点キー9142行間短絡キー915.列間短絡キ
ー916等のシンボルキーのほかに、テンキー917及
びカーソルキー918が設けられており、これらのキー
を適宜操作することにより、公知のエディタを使用して
CRT画面92上に所望のラダー図を描き出すわけであ
る。
なお、この種の描画処理を行なうためのハードウェア構
成及びエディタの構成については、プログラマブル・コ
ントローラの技術者においては周知であるから詳細な説
明は省略する。
このようにして、ユーザの制御仕様に相当するラダー図
が完成すると、これにより得られたラダー図データはコ
ンパイラにかけられ、列単位にデータに整理される。
すなわち、コンパイラではまず得られたラダー図データ
を先頭から検索することによって単位ラダー図会のラダ
ー図データを読出し、これを第6図に示されるように、
4行×5列の仮想ラダー図空間上に展開する。
次いで、コンパイラでは第7図に示されるように、1単
位ラダー図分のラダー図データを、第6図に示される仮
想ラダー図空間の各列毎に整理して記憶させる。
次いで、得られた各列毎のラダー図データは、MPUの
制御によって、第1図に示される各ユーザプログラムメ
モリ11〜15に、第8図に示されるように順に格納さ
れる。
前述したように、このプログラム書込に際しては、MP
Uからの制御によって、アドレスバス切替器AS11〜
AS15及びデータバス切替器0311〜DS15は何
れもMPLIバス側へと切替接続されている。
次に、プログラム実行動作について具体的に説明を行な
う。
ユーザプログラムメモリ11〜15に、第8図に示され
る如くラダー図データを書込んだ状態において、図示し
ないRUNキーの操作が行なわれると、MPUからの制
御でアドレスバス切替器AS11〜AS15はプログラ
ムカウンタ80側へと切替接続され、同時にデータバス
切替器DS11〜DS15についても命令デコーダ31
〜34及びI10データメモリ21〜24側へと切替接
続される。
この状態において、MPtJから実行開始信号5TAR
Tが与えられると、タイミング発生回路70では歩進信
号5TEPの禁止が解かれ、第9図に示されるように、
プログラムカウンタ80は歩進信号5TEPを受けて歩
進開始される。
すると、ユーザプログラムメモリ11〜15はプログラ
ムカウンタ80の出力によって同時にアドレス指定され
、各ユーザプログラムメモリ11〜15のデータバス端
子上には、第8図に示される如く所定のオペコード及び
オペランドからなる命令語が順次並列に読出される。
そして、当該命令語のオペコードについては命令デコー
ダ31〜34へと送られ、またオペランドについてはア
ドレスバス切替器AS21〜As24を経由してI10
データメモリ21のアドレス入力へと送られる。
なお、この際5列目のユーザプログラムメモリ15から
読出されたデータについては、オペコードはアドレスバ
ス切替器AS24.データバス切替器DS24に対する
切替制御信号となり、オペランドは各アドレスバス切替
器AS21〜AS24に対するアドレス入力となる。
ただし、この状態ではアドレスバス切替器AS21〜A
S24はユーザプログラムメモリ11〜14側へと切替
接続されているため、5列目ユーザプログラムメモリ1
5から続出されたオペランドがI10データメモリ21
〜24のアドレス入力に供給されることはない。
このようにして、I10データメモリ21〜24のアド
レス入力に対しユーザプログラムメモリ11〜14から
読出されたオペランドが供給されると、各I10データ
メモリ21〜24からはオペランドで指定されたI10
番号のオンオフデータが読出され、データバス切替器D
S21〜DS24を経由して条件翻訳回路41〜44へ
と供給される。
また、命令デコーダ31〜34に対し、ユーザプログラ
ムメモリ11〜14から続出されたオペコードが同様に
供給されると、各命令デコーダ31〜34からはオペコ
ードのデコード結果たる6個のデコード信号が出力され
、これらのデコード信号は条件翻訳回路41〜44へと
供給される。
条件翻訳回路41〜44のそれぞれでは、命令デコーダ
31〜34及びI10データメモリ21〜24から4回
に分けて送られてくるデコード信号及びオンオフデータ
に基づいて各1列分の回路状態を認識し、これを演算に
便利な形に翻訳して、列単位演算回路51〜54及び列
間演算回路61〜63へと供給する。
条件翻訳回路41の一例を第2図に示す。この条件翻訳
回路の特徴は、6個のデコード信号と1個のオンオフデ
ータとで表わされる各回路要素を、全て常開接点を用い
た回路要素に翻訳することにある。
すなわち、命令デコーダ31からは6種類のデコード信
号(書間接点信号、常閉接点信号2行間短絡付常開接点
信号1行間短絡付常閉接点信号。
列間短絡信号2行間短絡信号)が得られるとともに、■
10データメモリ21からは1個のオンオフデータが得
られるわけであるが、これらのデコード信号及びオンオ
フデータで表わされる回路要素情報を、全て単純な書間
接点信号、1つ上の行との短絡を示す行間短絡有無信号
、オンオフデ−夕の3種類の信号に翻訳するわけである
例えば、デコード信号の内容が常閉接点でかつオンオフ
データの内容がオンの場合には、デコード信号の内容は
“常開接点″オンオフデータの内容は“オフ″2行間短
絡有無信号の内容は゛行間短絡無し″と翻訳される。
また、デコード信号の内容が゛′行間短絡付常閉接点″
でかつオンオフデータの内容が“オフ″の場合には、デ
コード信号の内容は“常開接点″。
オンオフデータの内容は“オン″2行間短絡有無信号の
内容は゛行間短絡有り″と翻訳されるわけである。
そして、このような翻訳処理は、第2図に示されるロジ
ックゲートで構成された翻訳部4111において行なわ
れる。
第2図において、翻訳部4111から得られるオンオフ
データ信号9行間短絡有無信号、常開接点信号は4個の
ラッチ回路4121〜4124に対し並列に供給される
また、これらのラッチ回路4121〜4124には、初
期リセット信号R3Tが並列に供給されるとともに、タ
イミング信号T1〜T4が個別に供給されている。
ここで、第9図に示されるように、各タイミング信号T
1〜T4は、I10データメモリのデータバス上にデー
タが安定に存在する状態の初期の時点でそれぞれ゛′1
″パルスを生ずるように設定されており、また初期リセ
ット信号R3Tは5列目のユーザプログラムメモリ15
からオペコードOUTが読出されたタイミングよりもわ
ずかに遅れて“1″パルスを生ずるようになされている
従って、ラッチ回路4121〜4124にタイミング信
号T1〜T4が順に到来すると、ラッチ回路4121〜
4124には、1列目のデータについての1行目、2行
目、3行目、4行目の各回路要素情報が順にラッチされ
るわけである。
勿論この回路要素情報とは、前)本の翻訳結果たるオン
オフデータ信号1行間短絡有無信号、常開接点信号であ
る。
このようにして条件翻訳回路41〜44のそれぞれから
出力されるオンオフデータ信号2行間短絡有無信号、常
開接点信号は、列単位演算回路51〜54及び列間演算
回路61〜63へと供給される。
なお、1列目の条件翻訳回路41から得られるオンオフ
データについては、列間演算回路を経由することなく直
接に列単位演算回路51へと供給される。
列単位演算回路の詳細を第3図に示す。同図に示される
ように、列単位演算回路51には4本の行ラインし1〜
し4と4本の行間短絡ライン!。
〜!4とが設けられている。
そして各行ラインし1〜L4にはアンドゲート5111
〜5114を経由して、常開接点信号とオンオフ信号と
の論理積が供給されている。
また、各行ラインL1〜し4と各行間短絡ラインl+〜
!4とはダイオード5121〜5124を介して接続さ
れている。
従って、1列分の回路要素の中で何れかの回路要素が常
開接点でオンの場合、必ずこれと対応する行間短絡ライ
ン、すなわち出力ラインにはWeが生ずるようになされ
ている。
更に、相隣接する行間短絡ライン、すなわち!、と1,
2.lzと13.l!3と!、との間には、それぞれ行
間短絡有無信号の内容が゛行間短絡有り″のときに限り
開くアンドゲート5132〜5134が介在されている
そして、これらのアンドゲート5132〜5134が開
かれると、ダイオード5142〜5144及びダイオー
ド5162〜5164を経由する導通路及びダイオード
5152〜5154及びダイオード5172〜5174
を経由する導通路が形成され、これにより行間短絡ライ
ン!!1と12との間、!!2とで3との間、!3と!
4との間がそれぞれ導通することとなる。
従って、今仮に1行目の回路要素が常開接点及びオンで
あり、かつ2行目の回路要素が常開接点及びオフで行間
短絡有りと仮定すると、1行目の行間短絡ライン11の
“Hteはダイオード5142、アンドゲート5132
.ダイオード5162を経由して2行目の行間短絡ライ
ンi!、2へと現れ、この結果いわゆる並列回路演算が
自動的に行なわれることとなる。
このように列単位演算回路51〜54では、1列分の並
列演算を一括して同時に処理することができるわけでお
る。
次に、列間演算回路61〜63の詳細を第4図に示す。
列間演算回路61〜63の特徴は、相前後する列単位演
算回路間を従属接続することにある。
すなわち、第4図に示されるように、列間演算回路62
は、2列1行目〜2列4行目のオンオフデータと1列1
行目〜1列4行目のオンオフデータとの論理積を得る4
個のアンドゲート6211〜6214から構成されてい
る。
従って、2列1行目〜2列4行目のオンオフデータが゛
オンパであったとしても、1列1行目〜1列4行目のオ
ンオフデータが゛オン″でない限り、該当する行番号の
オンオフデータはオンとならず、これにより従属接続機
能が達成されるわけである。
以上説明した列単位演算回路51〜54及び列間演算回
路61〜63を第1図に示されるように交互に配置して
なる演算回路全体の機能は、第10図に示されるように
、ソフト的にワイヤリング可能なプログラマブルラダー
図と等価な構成となるのである。
すなわち、第10図に示されるラダー図は16個の常開
接点及び実線で示される固定配線部分からなっており、
その他の部分は任意に配線変更が可能になされている。
そして、先に第6図で説明した単位ラダー図を、このプ
ログラマブルラダー図に適用すると、入出力データの内
容が第11図に示される状態であれば、第10図中の点
線で示される如く配線を行ないかつオンオフ設定を行な
うことにより、第6図の単位ラダー図と等価な回路を構
成できるわけである。
このように、列単位演算回路51〜54及び列間演算回
路61〜63からなる演算回路全体によれば、4行×5
列分のラダー図に相当する論理演算を同時一括に処理す
ることができるわけである。
一方、第8図を参照しながら説明したように、5列目の
ユーザプログラムメモリ15内には、4行目毎にオペコ
ードrOUTJが書込まれているから、各ユーザプログ
ラムメモリ11〜15から4行目のデータを読出すと同
時に、アドレスバス切替器AS21〜AS24は全て5
行目のユーザプログラムメモリ15から読出されたオペ
ランドデータラインに接続され、またデータバス切替器
DS21〜DS24は全て4列目の列単位演算回路54
の出力ラインに接続される。
また、第9図に示されるように、5列目のユーザプログ
ラムメモリ15からオペコードrOUTJが読出される
のにわずかに遅れて、タイミング発生回路70からはラ
イトタイミング信@WTが出力され、このライトタイミ
ング信@W丁は各■10データメモリ21〜24に並列
に供給される。
この結果、各ユーザプログラムメモリ11〜15から4
行目のデータが読出され、これに応じて列単位演算回路
54から最終演算結果たる出力データが出力されると、
この出力データは全てのI10データメモリ21〜24
の該当アドレスに並列に書込まれることとなる。
そして、第9図に示されるように、この書込が終了する
とこれよりわずかに遅れて初期リセット信号R3Tが出
力され、この初期リセット信号R3Tによって各条件翻
訳回路41〜44内のラッチ回路4121〜4124が
クリアされるわけである。
このように、各ユーザプログラムメモリ11〜15から
4行分のラダー図に相当する命令語を並列に読出すたび
に、4行×5列分のラダー図に相当する論理演算が同時
一括に処理され、その処理結果によってI10データメ
モリ21〜24の出力データ書替が行なわれる。
以上を繰り返す間に、1列目のユーザプログラムメモリ
11からEND命令が読出されると、命令デコーダ31
からはEND信号が得られ、このEND信号をMPU側
で検出することによって、ユーザプログラムの一巡実行
が終了したことが判定される。
すると、制御権はMPU側へ受は渡され、MPUではア
ドレスバス切替器AS21〜AS24及びデータバス切
替器DS21〜DS24をMPUバス側へと切替える。
そして、I10データメモリ21〜24の出力データを
外部へ送出する出力更新動作を行なった後、外部から取
込まれた入力データをI10データメモリ21〜24の
該当エリアに書込むことにより入力更新動作を行なう。
その後、モニタ処理、各種のシステムサービス処理等を
実行し、再びタイミング発生回路70に対し実行開始信
号5TARTを与える。
すると、前)本と同様にして歩道信号5TEPの禁止が
解かれ、プログラムカウンタ80が再び起動されて、前
述した命令実行動作が繰り返されるわけである。
このように、本実施例に係る演算装置によれば、4行X
5列の仮想ラダー図空間を列毎に5等分したときの各列
に対応して5個のユーザプログラムメモリ11〜15を
設け、それぞれにはユーザ仕様に相当するラダー図上の
各単位ラダー図を前記仮想ラダー図空間上に展開した場
合に該光列に存在すべき各回路要素情報を順次記憶させ
る一方、5個のユーザプログラムメモリ11〜15から
各回路要素情報を同時並列的にプログラムカウンタ80
で読出し、読出された回路要素情報により指定される最
大4行X5列分の単位ラダー図に相当する論理演算を列
単位演算回路51〜54及び列間演算回路61〜63か
うなる演算回路によって一括して処理するようにしてい
る。
このため、最大4行X5列分の仮想ラダー図に相当する
単位ラダー図を4回の続出タイミングによって一括実行
することができ、高速メモリ等を採用することなく演算
速度を飛躍的に向上させることができるのである。
なお、前記実施例においては、一括実行可能な単位ラダ
ー図の規模を4行X5列としたが、より大規模なラダー
図も容易に実施が可能であることは勿論である。
また、前記実施例では4行X5列の仮想ラダー図空間を
5列に等分し、それぞれにユーザプログラムメモリを割
当てたが、例えばこれを縦横16個のエリアに等分し、
それぞれにユーザプログラムメモリを割当てれば、1回
の続出タイミングによって4行X5列分のラダー図に相
当する論理演算を一括して処理することができ、更に演
算速度の高速化を達成することができる。
また、この実施例で示される列単位演算回路及び列間演
算回路は単純な論理回路の組合せであるから、容易に高
集積化が可能であって、演算装置の小型化が可能である
また、以上の実施例では命令デコーダ及びI10データ
メモリから得られる信号を、更に条件翻訳回路によって
より簡潔な信号に翻訳した後、列単位演算回路及び列間
演算回路に与えるように構成したが、列単位演算回路及
び列間演算回路の複雑化が許容されるのであれば、条件
翻訳回路は省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプログラマブル・コントローラの
演算装置の一実施例を示すハードウェアブロック図、第
2図は条件翻訳回路の詳細を示す回路図、第3図は列単
位演算回路の詳細を示す回路図、第4図は列間演算回路
の詳細を示す回路図、第5図はプログラミング装置の概
略構成を示す説明図、第6図は仮想ラダー図空間上に1
単位分のラダー図を展開した状態を示す説明図、第7図
は第6図に示されるラダー図データを列毎に整理した状
態を示す説明図、第8図は各ユーザプログラムメモリの
内容を示すメモリマツプ、第9図はタイミング発生回路
から得られる各種信号の状態を示すタイムチャート、第
10図は列単位演算回路と列間演算回路とで構成される
演算部の等価回路、第11図はI10データメモリ内の
データ例を示す説明図である。 11〜15・・・ユーザプログラムメ[す21〜24・
・・I10データメモリ 31〜34・・・命令デコーダ 41〜44・・・条件翻訳回路 51〜54・・・列単位演算回路 61〜63・・・列間演算回路 70・・・タイミング発生回路 80・・・プログラムカウンタ AS11〜AS15・・・アドレスバス切替器AS21
〜AS24・・・アドレスバス切替器DS11〜DS1
5・・・データバス切替器DS21〜DS24・・・デ
ータバス切替器第4回 62(列Pfl清膵回話) 第5図 第6図 第1 1目)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)M行×N列の仮想ラダー図空間を複数に等分した
    ときの各分割エリアに対応して設けられ、かつそれぞれ
    にはユーザ仕様に相当するラダー図上の各単位ラダー図
    を前記仮想ラダー図空間上に展開した場合に当該分割エ
    リアに存在すべき各回路要素情報が順次に記憶された複
    数のユーザプログラムメモリと、 前記複数のユーザプログラムメモリから各回路要素情報
    を同時並列的に読出すプログラム読出手段と、 前記読出された回路要素情報により指定される1単位ラ
    ダー図分の論理演算を一括して処理可能な演算回路と、 を具備することを特徴とするプログラマブル・コントロ
    ーラの演算装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0272408A (ja) * 1988-09-08 1990-03-12 Fuji Electric Co Ltd プログラマブルコントローラ

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172303A (ja) * 1984-09-17 1986-04-14 Hitachi Ltd シーケンス論理演算制御方法

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