JPS63242759A - 車体速度推定装置 - Google Patents

車体速度推定装置

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JPS63242759A
JPS63242759A JP7727687A JP7727687A JPS63242759A JP S63242759 A JPS63242759 A JP S63242759A JP 7727687 A JP7727687 A JP 7727687A JP 7727687 A JP7727687 A JP 7727687A JP S63242759 A JPS63242759 A JP S63242759A
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JP
Japan
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speed
wheel speed
circuit
acceleration
pseudo
Prior art date
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Pending
Application number
JP7727687A
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English (en)
Inventor
Satoshi Baba
敏 馬場
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、アンチスキッド装置の誤作動防止に好適な
車体速度推定装置に関する。
[従来の技術] 雪道や雨上がりの舗装道路でのスリップ事故防止に効果
のあるアンデスキッド装置は、車輪がスリップ回転して
制動不能状態に陥ったときに、機械的に高速断続制動を
かけることで、ロック状態に陥った車輪に路面保持力を
回復させることができ、雨中高速走行時の急制動に対し
ても車両の直進安定性、維持に効果があるとされている
第3図に示す従来の車体速度推定装置Iは、上記アンデ
スキッド装置用に開発されたものであり、車輪速度がス
リップ回転時に特有の加速度をもって増速し、制動とと
もに減速に転じたときに、減速期間中は、制動開始時点
での車輪速度を時間とともに所定比率で漸減させて疑似
車輪速度を求め、この疑似車輪速度を車体速度に換算す
ることで車体速度を推定するものである。すなわち、車
輪に設けた車輪速度センサ2により検出された車輪速度
パルスは、車輪速度演算回路3によりアナログ量で表さ
れる車輪速度に換算され、さらに2系統のバッファアン
プ回路4.5に供給される。一方のバッファアンプ回路
4が、車輪速度をそのまま出力するのに対し、他方のバ
ッファアンプ回路5は、その出力端子に逆流防止用ダイ
オードDを介してコンデンサCと定電流回路5aの並列
接続回路が接続しであるため、定電流回路5aによる放
電とともにコンデンサCの端子電圧が徐々に低下するの
を受け、時間の経過とともに低下する疑似車輪速度を出
力する。そして、両バッファアンプ回路4.5に接続し
た減算器6にて得られる両パブファアンプ回路4.5の
出力差、すなわち車輪速度と疑似車輪速度の差分が、減
算器6の後段の比較器7に設定した基準値を越えたとき
に、アンチスキッド装置8が作動するよう構成されてい
る。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の車体速度推定装置Iは、例えば路面抵抗の小
さい路上で急加速したために、車輪がスリップしながら
増速しでいる最中に、前方障害物の急な飛び出しを避け
ようとして急ブレーキを踏み込んだような場合、第4図
に示したように、増速中は車輪速度を換算して車体速度
としていたのに対し2、制動開始とともに疑似車輪速度
の換算値をもって車体速度としてしまうため、当然車輪
速度と疑似車輪速度の間の速度差をもってアンデスキッ
ド装置8が作動してしまうことになる。通常、アンデス
キッド装置8の作動は、車両内のコンソールパネルにお
けるランプの点灯や、ブレーキペダルのロック等により
知ることができるため、たとえ制動をかけたにせよ、初
期加速途中でのアンデスキッド装置8の作動に運転者が
不審感を抱きやすく、車両の走行安全性に対する信頼ま
で失ってしまうことがある等の問題点があった。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記問題点を解決したものであり、車輪速
度がスリップ回転時に特有の加速度をもって増速し、制
動とともに減速に転じたときに、減速期間中は、制動開
始時点での車輪速度を時間とともに所定比率で漸減させ
て疑似車輪速度を求め、この疑似車輪速度を車体速度に
換算することで車体速度を推定する車体速度推定装置で
あって、前記スリップ回転時の加速度があらかじめ設定
した上限値を越えて一定期間以上持続した場合に限り、
その後の減速期間中は、前記疑似車輪速度ではなく、車
輪速度をもって換算される速度を車体速度とする推定補
正回路を設けて構成したことを特徴とするものである。
[作用] この発明は、スリップ回転時の車輪加速度があらかじめ
設定した上限値を越えて一定期間以上持続した場合に限
り、その後の減速期間中は、車輪速度を時間とともに所
定比率で漸減させて得られる疑似車輪速度ではなく、車
輪速度をもって換算される速度を車体速度とする。
「実施例」 以下、この発明の実施例について、第1図を参照して説
明する。第1図は、この発明の車体速度推定装置の一実
施例を示す回路構成図、第2図は、第1図に示した回路
各部の信号波形図である。
第1図中、車体速度推定装置11は、従来の車体速度推
定装置1に、スリップ回転時の車輪加速度があらかじめ
設定した上限値を越えて一定期間以上持続した場合に限
り、その後の減速期間中は、前記疑似車輪速度ではなく
、車輪速度をもって換算される速度を車体速度とする推
定補正回路12を付加したものである。この推定補正回
路12は、速度微分回路13、上限比較器14、下限比
較器I5、計数回路I6、立ち下がり検出回路I7、D
フリップフロラプ回路18、アンドゲート回路■9及び
切り替えスイッチ20等から構成され、切り替えスイッ
チ20の出力をマイクロコンピュータ等の車両制御回路
21に供給する。
速度微分回路I3は、車輪速度演算回路3の出力を時間
微分し、加速度又は減速度を算出する。
上限比較器14と下限比較器15は、速度微分回路■3
の出力をそれぞれ加速度上限値と減速度下限値と比較し
、加速度上限値を越える加速度或は6文速度下限値を越
える減速度に対して、それぞれハイレベルの信号を出力
する。計数回路16は、上限比較器14の出力をイネー
ブル入力端子に受けてクロック人力を計数し、計数値が
あらかじめ設定した目標計数値Tcを上回った時点で、
計数出力端子からDフリップフロップ回路18のクロッ
ク入力端子に計数出力を供給する。すなわち、計数回路
16は、増速期間が一定期間以上持続したかどうかの判
断機能を担うものである。立ち下がり検出回路17は、
下限比較器I4の出力の立ち下がりを検出し、立ち下が
り検出信号をDフリップフロップ回路I8のリセット入
力端子に供給する。Dフリップフロップ回路I8は、デ
ータ入力端子が常時ハイレベルとされており、クロック
人力のされた時点でQ出力がハイレベルを示す。アンド
ゲート回路19は、Dフリップフロップ回路I8のQ出
力と下限比較器15の出力を入力とする。切り替えスイ
ッチ20は、アンドゲート回路I9の出力のハイ・ロウ
に応じて切り替えられ、それぞれバッファアンプ回路4
側又はバッファアンプ回路5側に切り替わる。
ここで、停止状態から車両を発進させ、急加速を行った
さいに、車輪がスリップしたとする。この場合、計数回
路16に設定した計数値Tcに対応する一定時間Tを越
えて上限比較器14に設定された上限値を越える加速度
が検出されると、Dフリップフロップ回路18の出力が
アンドゲート回路18に供給される。しかし、アンドゲ
ート回路19の一方の入力である下限比較器15の出力
がロウレベルであるため、アンドゲート回路I9はゲー
トを閉じたままである。このため、切り替えスイッチ2
0はバッファアンプ回路5側に切り替わり、疑似車輪速
度をもって車体速度が推定されることになるが、増速時
に供給される疑似車輪速度は、車両制御回路2■の側で
採用しないため、実質的には車輪速度にもとづく車体速
度推定が行われる。
一方、上記加速の最中に何方障害物の急な飛び出しに気
付いた運転者が急制動をかけた場合は、一定時間Tを越
える急加速のあと急制動が行われるため、その時点で下
限比較器15の出力を受けたアンドゲート回路I9の出
力が、ハイレベルに変化する。その結果、切り替えスイ
ッチ2oはバッファアンプ回路4側に切り替わり、車輪
速度の換算値をもって車体速度とされる。
すなわち、車体速度推定装置11は、第2図の時間軸前
半に示したように、スリップ回転時の車輪加速度があら
かじめ設定した上限値を越えて一定期間以上持続した場
合に限り、その後の減速期間中は、疑似車輪速度ではな
く、車輪速度をもって換算される速度を車体速度とする
構成としたから、停止状態からの加速により車輪がスリ
ップ回転し、その後急制動をかけたような場合は、車輪
速度をもって車体速度とすることで、アンチスキッド装
置8等の作動を回避することができる。また1、これに
より、加速途中での不要な断続制動を回避できるだけで
なく、通常走行では運転者が予想もしないような状態で
アンチスキブト装置8の作動を示すランプが点灯し、装
置に対する不審感を抱かせる等の不都合をなくすことが
できる。
なお、第2図の時間軸後半に示したように、加速度上限
値には及ばないものの、中程度の加速度が検出されたあ
とで、増速から減速に転じた場合は、アンチスキッド装
置8を必′要とするときであり、切り替えスイッチ20
がバッファアンプ回路5側に切り替わり、車輪速度を時
間とともに所定比率で漸減させて得られる疑似車輪速度
をもって車体速度の推定がなされることは言うまでもな
い。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、スリップ回転時の車
輪加速度があらかじめ設定した上限値を越えて一定期間
以上持続した場合に限り、その後の減速期間中は、車輪
速度を時間とともに所定比率で漸減させて得られる疑似
車輪速度ではなく、車輪速度をもって換算される速度を
車体速度とする構成としたから、停止状態からの加速に
より車輪がスリップ回転し、その後急制動をかけたよう
な場合は、車輪速度をもって車体速度とすることで、ア
ンデスキッド装置等の作動を回避することができ、加速
途中での不要な断続制動を回避できるだけでなく、通常
走行では運転者が予想もしないような状態でアンデスキ
ッド装置の作動を示すランプが点灯し、装置に対する不
審感を抱かせる等の不都合をなくすことができる等の優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の車体速度推定装置の一実施例を示
す回路構成図、第2図は、第1図に示した回路各部の信
号波形図、第3図は、従来の車体速度推定装置の一例を
示す回路構成図、第4図は、車輪速度と疑似車輪速度の
関係を示す図である。 201.車輪速度センサ、3.、、車輪速度演算回路、
4,5.、、バッファアンプ回路、8.。 、アンチスキッド装置、11.、、車体速度推定装置、
J2.、、推定補正回路、13.、、速度微分回路、1
4.、、上限比較器、15.、、下限比較器、16.、
、計数回路、17.、、立ち下がり検出回路、18.、
、Dフリップフロラプ回路、19.、、アンドゲート回
路、20.、。 切り替えスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車輪速度がスリップ回転時に特有の加速度をもって増速
    し、制動とともに減速に転じたときに、減速期間中は、
    制動開始時点での車輪速度を時間とともに所定比率で漸
    減させて疑似車輪速度を求め、この疑似車輪速度を車体
    速度に換算することで車体速度を推定する車体速度推定
    装置であって、前記スリップ回転時の加速度があらかじ
    め設定した上限値を越えて一定期間以上持続した場合に
    限り、その後の減速期間中は、前記疑似車輪速度ではな
    く、車輪速度をもって換算される速度を車体速度とする
    推定補正回路を設けてなる車体速度推定装置。
JP7727687A 1987-03-30 1987-03-30 車体速度推定装置 Pending JPS63242759A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5240313A (en) * 1990-09-17 1993-08-31 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Estimated vehicle speed detection apparatus for motorcycles

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61178256A (ja) * 1985-02-05 1986-08-09 Honda Motor Co Ltd アンチロツク制動装置

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