JPS63242351A - 触媒担体用ウオツシユコート - Google Patents

触媒担体用ウオツシユコート

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JPS63242351A
JPS63242351A JP62270501A JP27050187A JPS63242351A JP S63242351 A JPS63242351 A JP S63242351A JP 62270501 A JP62270501 A JP 62270501A JP 27050187 A JP27050187 A JP 27050187A JP S63242351 A JPS63242351 A JP S63242351A
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JP
Japan
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alumina
washcoat
amount
slurry
calcined
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JP62270501A
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ウイリアム・ビー・レタリツク
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WR Grace and Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/40Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/02Impregnation, coating or precipitation
    • B01J37/024Multiple impregnation or coating

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は触媒担体、特に金属触媒担体に触媒被覆を適用
するためのウォッシュコート(washcoat )に
関するものである。金属担体は通常、気体流通用の通路
を有するハニカムの形状のものである。
金属ハニカムは自動車用の接触転化器(catalyt
ic converter)に、および、空気流中の汚
染物質を焼却するための接触焼却炉に用いられる。
触媒担体に適した組成を有する金属は米国特許第4,8
01,999号に記載されている。接触転化器に適した
金属ハニカムは米国特許第4,576.800号および
第4,598,063号、ならびに、“二重尖錐を有す
る金属ハニカム触媒担体(Netal lIoneyc
omb Catalyst 5upport Havi
nFla Double Taper)と題する米国特
許出願第905,071号に記載されている。引用した
両特許および引用した出願は、本件開示に引用文献とし
て組み入れられている。
本件ウォッシュコートはアルミナを含有し、また、触媒
金属を含有しているため、触媒被覆を単一の段階で適用
し得る0本件ウォッシュコートは特に自動車用の接触転
化器のために計画したものである。
本発明は触媒担体、特に金属触媒担体に触媒被覆を適用
するためのウォッシュコートに関するもの接触転化器の
ために計画したものである6本件ウォッシュコートは、
その比較的大量の部分を比較的高温でか焼し、その比較
的小量の部分を比較的低温でか焼したアルミナよりなる
。2種の異なる温度でか焼したアルミナの使用は幾つか
の利点を有する。このウォッシュコートは高い固体含量
、低い粘度を有し、スムーズに乾燥してひび割れするこ
となく緊密に付着する被覆となる。
本件ウォッシュコートは触媒金属、たとえば白金、パラ
ジウムまたはロジウムを含有する。この構成のために本
件触媒被覆剤は担体に1段階で適用し得る。
上記の触媒金属は、金属の高度の分散と高い触媒活性と
をもならす新規な方法でアルミナに分散させる。
本発明はまた、上記のウォッシュコートを製造する方法
をも包含する。この方法によれば、第1の量のアルミナ
を約700−900℃の範囲の温度でか焼する。このア
ルミナのスラリーを形成し、触媒金属の塩の溶液を添加
し、さらに、このスラリーに還元剤を添加してこの溶液
中の実質的に全ての触媒金属を還元することにより、こ
の量にアルミナ中に触媒金属を分散させる。生成するけ
ん濁液を、約400−500℃の範囲の温度でか焼した
第2の量のアルミナと混和する。第2の量は第1の量よ
りも小さい。生成する混合物を水および酸の存在下にミ
ル磨砕して本件ウォッシュコートを形成する。ついで、
このウォッシュコートを触媒担体に1段階で適用するこ
とができる。
したがって、本発明の目標は金属担体に緊密に付着する
ウォッシュコートを提供することにある。
自動車用の接触転化器に適したウォッシュコートを提供
することが他の一つの目標である。
触媒金属を含有するウォッシュコートを提供することが
他の一つの目標である。
白金族金属をアルミナ上に分散させる方法を提供するこ
とが他の一つの目標である。
触媒担体に触媒を適用する方法を提供することが他の一
つの目標である。
本発明のその他の目標および利点は、以下の詳細な記載
および添付の特許請求の範囲により当業者には明らかに
なるであろう。
触媒担体、特に金属触媒担体に触媒被覆を適用するため
のウォッシュコートをここに提供する。
本件ウォッシュコートの利点の一つは、これが触媒担体
に緊密に付着することである。金属表面が平滑で、多孔
性を殆ど持たないか、または、全く持たないために、金
属にウォッシュコートを付着させることは、セラミック
スに付着させるよりも困難である。必要なものは、乾燥
により固い、ひび割れのない連続的な薄膜になるウォッ
シュコートである。このために、さらに、高含量のアル
ミナを有しながら、なお、余りに高粘度でもなく、シク
ソトロビー性でもないウォッシュコートが要求されるの
である。この目標は、比較的高温でか焼した比較的大量
の部分のアルミナと、比較的低温でか焼した比較的小量
の部分のアルミナとよりなるウォッシュコートを製造す
ることにより達成される。この要求を満足する典型的な
組成物は、重量部で: 400−500℃でか焼したアルミナ20部、700−
900℃でか焼したアルミナ80部、濃硝酸7部 水120部 よりなるものである。
この組成物をボールミルまたはコロイドミルで磨砕(m
ill)する、生成物が本発明のウォッシュコートであ
る。このウォッシュコートを乾燥し、か焼したときの重
量損失は約57%であるので、このウォッシュコートの
か焼固体含量は約43%である。このウォッシュコート
の比重は約1.6である。粘度は約30センチボイズで
ある。
本件ウォッシュコートの製造用に満足すべき出発アルミ
ナは、西ドイツのコンデア化学社(Condea  C
hemie Gn+bl)販売のディスベラル(Dis
peral)である。これは、余分の水相水を含有する
アルファー一水和物(A I 203・H2O)である
。ディスベラルを種々の温度でか焼した結果は以下の通
りである。
か焼    重量  か焼ディスペラルのlヒ   %
    」Ltムと− 4009,5145 46010,9135 50011,9150 760−80022,8−23,312597022,
9100 760−800℃の温度が全ての水相水を追い出すのに
十分であり、また、焼結のために表面積が減少し始める
。400−500℃で焼結したのみのデイスベラルは若
干の水和水を保持している。ウォッシュコート中の硝酸
と最も容易に反応するのはこの水和アルミナである。ボ
ールミル磨砕の間に、この水和アルミナは部分的にコロ
イド化する。
このコロイド化したアルミナは膠状になってか焼ウォッ
シュコートを表面に結合させる。コロイド化したアルミ
ナの他の一つの機能は、ウォッシュコート中の全ての固
体をけん濁液中に保持するこJ−vr−六7、− 比較的小量の部分のアルミナが全くか焼されていないウ
ォッシュコートを作ることも可能である。
この種のウォッシュコートの欠点は、か焼した固体の含
量が約36%に限定されることである。より高い固体分
合量にすると粘度が高くなって、ボールミルI\の供給
エネルギーは磨砕ではなく粘性剪断に使われてしまう。
固体含量36%でも粘度がより高くなってウォッシュコ
ートを金属の帯(strip)の上に均一に広げること
が困難になる。
これは、ウォッシュコートを水で希釈して固体含量を約
33%にすることにより改善し得る。
ウォッシュコートをこのように希釈すると、別の困難が
現れる。ウォッシュコートのフィルムが乾燥中に過度に
収縮して“泥状ひび割れ(studcracks )”
を生じ、乾燥上塗り被覆の破砕を招くのである。
要約すれば、ウォッシュコート中のアルミナの比較的小
量の部分を約400−500℃でか焼することにより、
以下の利点が得られる: 14ウォッシュコートの粘度が減少し、固体含量が上昇
する。
2、ウォッシュコートがより均一に金属表面に広がるよ
うになる。
3、ウォッシュコートを乾燥すると、泥状ひび割れを生
じない非破壊フィルムを形成する。
4、アルミナの1平方インチあたり約40ミリグラムと
いう厚い被膜を必要とする場合に、この負荷量がより少
量のウォッシュコートを被覆させることにより得られる
上記の比較的高温でか焼するアルミナは、比較的低温で
か焼するアルミナと同一の出所のものである必要はない
、比較的低温でか焼するアルミナは分散性アルミナでな
ければならない。デイスペラルは分散性アルミナであり
、デイスベラルの名は分散性を表すように名付けられた
。他の分散性アルミナはカイザーアルミニウム化学社(
Kaiser^1uw+inu醜and Chemic
al Corp)により販売されているバーサル(Ve
rsal) 950である。カイザーとコンデアとはア
ルミナの分散度の測定に関して同様な試験結果を得てい
る。カイザーの試験においては、アルミナの水中スラリ
ーは5 %のA I 20 zを含有するように作られ
ている。硝酸は、Al2O,100gあたり酸0.25
当量の量で添加する。この酸性化したスラリーを高打断
混合機(high−shear n+1xer)中で5
分間混合する。混合したスラリーを遠心して1ミクロン
を超える大きさの粒子を沈積させる。残留するコロイド
状けん濁液を乾燥し、か焼してA I z O3にする
このアルミナの重量を、最初の試料をか焼して得られる
はずの重量で割る。これによりパーセント分散度が得ら
れる。バーサル950の分散度およびディスベラルの分
散度は約95%である。これらの双方とも、比較的低温
でか焼するアルミナとして使用し得る。比較的低温でか
焼したのちには、これらの分散度は減少する。この場合
でも、本発明記載のウォッシュコートを製造するには、
比較的低温でか焼したアルミナは約80%以上の分散度
を持っていなければならない。比較的高温でか焼したア
ルミナは約50%以上の分散度を持たな1、苓あ トダ
f、P  f、+λ 本発明記載のつオツシュコートの他の特徴は、既にアル
ミナ上に分散した触媒金属を含有することである。これ
までは、まずアルミナのウォッシュコートで触媒担体を
被覆するのが通常の実用工程であった。このウォッシュ
コートを乾燥、か焼し、ついで、被覆した担体を触媒金
属の溶液に浸漬するのである。この段階に、乾燥、か焼
して触媒金属の塩を分解する他の段階が続く。対照的に
、ウォッシュコートが触媒金属を含有している本発明に
おいては、ただ1段階の被覆ならびにただ1段階の乾燥
およびか焼により触媒被覆が適用される。この特徴は、
触媒担体が金属である場合に特に有利である。移動する
金属帯を連続的に被覆したのちにハニカムに成形すると
、これが接触添加器になるのである。
本発明によれば、アルミナをボールミル磨砕してウオッ
シュコ−1・を作る前に触媒金属をアルミナ上に分散さ
せる。触媒金属をアルミナ上に分散させる方法は本発明
の一部である。この方法の特徴は次のようなものである
1、触媒金属の塩として、白金、パラジウム、またはロ
ジウムの最も安価な塩である塩化物を使用し得る。
2、アルミナの表面が金属の還元に関与し、または還元
を触媒するので、還元がアルミナの表面で、しかも、ア
ルミナの表面でのみ起こる。これがアルミナ上での触媒
金属の高度の分散につながり、ひいては高度の触媒活性
を生み出す。
アルミナ表面上で塩を還元して触媒金属とすることは、
本発明の注目すべき特徴のひとつである。
たとえば塩化物を還元して白金とする工程は以下の反応
のひとつにより進行する: 11□PtC1a + Ml(2Nl(2→Pt + 
Nt + 6■C1または 112Ptel、+ <1/2)NH2NH2→l’t
+ (1/2)N2+411cIHzPtCIsまたは
H,PtCl4の溶液を、白金の還元に必要な理論量の
ヒドラジンを含有する溶液と混合する場合に、または、
この景よりも若干過剰のヒドラジンを含有する溶液と混
合する場合でさえも、混合溶液が十分に希釈されていれ
ば、還元は起こらない、しかし、この混合希薄溶液をア
ルミナの水中スラリーに注ぎ入れると、アルミナ表面で
還元が即座に進行する。還元はアルミナの色が白色から
黒色または灰色に変化することにより示されるl初に白
金溶液をアルミナに添加し、続いてヒドラジンを添加し
ても、時には時間的遅れを伴うが、同様の変色が見られ
る。最初にヒドラジンを添加し、続いて白金を添加して
も同様の変色が見られる。
パラジウムは以下の反応により還元される:11□Pd
Cl4+ (1/2)NH,Nt[、→Pd + (1
/2)82 + 411CIパラジウムについての観測
も白金の場合と同様である。
ロジウムは以下の反応により還元される:RhC1,+
(3/4)NH,NIIt −Rh+(3/4)N2+
311CIロジウムの還元は白金またはパラジウムの場
合のような自発的な反応ではなく、還元には若干の強制
が必要である。RhCLと N H、N H,とを添加
したアルミナのスラリーを約50℃に加温し、ついで、
アルカリ、たとえばNH4OHを用いてpHを上昇させ
て還元を開始させる。
アルミナ表面で触媒金属を還元したのち、r過器上で、
または遠心層中で、洗浄液が実質的に塩化物イオンを含
有しなくなるまでこのアルミナを洗浄する。ついで、湿
ったフィルターケーキを直接にボールミルに入れる。フ
ィルターケーキを乾燥させる必要はない。
触媒金属は比較的高温でか焼した比較的大蓋の部分のア
ルミナのみに分散することもあり得るし、双方のアルミ
ナに分散することもあり得る。比較的高温でか焼したア
ルミナは部分焼結により既に表面積が減少しているので
、このアルミナのみに金属を分散させるのが好ましい。
このアルミナはのちに接触転化器上でさらに焼結を受け
ることが少ない−400−500℃でか債したのみの比
較的少量の部分のアルミナは使用中にある程度焼結を受
け、細孔の口が焼結により閉じられて若干の金属触媒が
埋め込まれるのである。
酸化セリウムは、窒素酸化物を減少させ、か−)、炭化
水素および一酸化炭素を酸化させるのに用いる、自動車
用゛′三方向(three way)”触媒の成分であ
る。比較的大菫の部分のアルミナを割愛して、はぼ等重
量の酸化セリウムを本件ウォッシュコートに含有させる
こともできる。
夾[1 この実験は白金がアルミナ表面上で還元される形になり
得ることを示す、5グラムの粉末ガンマアルミナを約 
25グラムの水中でスラリーにした。H2PtC1@の
形状の白金0.075グラムおよびこの白金を全て金属
に還元するのにちょうど十分なヒドラジンニ塩酸塩N 
H2N H2・2HCI0.0404グラムを含有する
溶液を調製した。この溶液の重量は約10グラムであっ
た。上記アルミナのスラリーを撹拌しながら、この溶液
を満々添加した。液滴がアルミナ上に落下すると即座に
還元が起こり、アルミナが白色から黒色に変化すること
によりこれが示された。H2P tCIsとNH2NH
2・2HC1とを含有する溶液は透明で、淡黄色であっ
た。この溶液はアルミナ上に落下するまで清澄で、透明
であった。すなわち、溶液がアルミナと接触するまで、
還元は起こっていなかった。
火遣1 ガンマアルミナと置き換えた他の表面を用いて、実施例
1の実験を反復した。
基K    ”−’ −01hO−一亙mシリカ   
   200     還元なし酸化チタニウム  未
知  還元なしく1O−28)酸化セリウム   12
8     E元なし活性炭      1020  
   完全に還元活性炭はもちろん最初から黒色であっ
た。しかし、溶液の黄色が無色に変化して、還元が完全
であることを示した。
0例 3 もとの足の半分のN H2N I−12・20C1を含
有するのみのH2P tCIsと NH2NH2・2H
C1との溶液を用いることに変えて、実施例1の実験を
反復した。すなわち、この溶液は白金の半址を還元する
のに十分なNH2NlI2・211CIを含有するのみ
であった。アルミナは徐々に黒変し、最終的な色は黒で
はなく灰色であった。このスラリーを沈積させると、上
澄溶液は淡黄色であって、還元されていない白金の存在
を示していた。さらにNH2NH,・2 HClを添加
するとアルミナが黒変し、黄色が消えた。この実験は、
アルミナの表面で還元が起きていることを再度確認した
夫族匠−先 82P tCIgの溶液と N H、N H、・2HC
Iの溶液とを混合せず、個別にアルミナのスラリーに添
加することに替えて、実施例1の実験を反復した。14
□PtCl5またはN I−12N H2・2HC1の
どぢらを先に添加しても、結果は同一であった。
第2の溶液を添加し終わってのち、約5分経過するまで
アルミナは黒変し始めなかった。ついで、アルミナが約
2分にわたって徐々に黒変した。
アルミナの最終的な色は黒ではなく、明るい灰色であっ
た。この結果は、還元が始まる前に、アルミナ粉末の粒
子内部の領域に白金が時間をかけて分布することを示唆
している。
犬」1l−j− この実験の目的は、HzPtCIsの溶液とNH2NH
2・2HC1の溶液とを個別にアルミナに添加する場合
にはアルミナ粒子の内部に白金が時間をかけて分布する
という実施例4の観察を確認することであった。アルミ
ナは粉末ではなく、直径約3 n+mのビーズの形状の
ものであった。このビーズはスラリーを形成することが
できないので、かわりに水で覆った。先に82PtC1
sの溶液を、次にNH2NH2・2HCIの溶液を個別
に添加すると、ビーズは約15分間黒変を開始しなかっ
た。黒変が完了したところでビーズを割った。
ビーズの直径の約十分の−の厚さの黒変した表面殻体が
あった。
両溶液を混合してビーズに添加すると、ビーズは12秒
以内に黒変を開始した。ビーズを割ると、有意の厚さを
全く持たない表面殻体が見られた。
白金はビーズの最外側の表面に局在していた。
火Jj吐−」− この実験の目的はアルミナ表面上でのパラジウムの還元
を示ずことであった。3グラムの粉末ガンマアルミナを
約20グラムの水中でスラリーにした。H2PdC14
の形状のパラジウム0.045グラムおよびこのパラジ
ウムを全て金属に還元するのにちょうど十分なN1(2
NH,・2)I CI O,0221グラムを含有する
溶液を7A製した。この溶液の重足は約10グラムであ
った。上記アルミナスラリーを撹拌し、上記の溶液を滴
々添加した。最初の液滴がアルミナ上に落下すると還元
が始まった。
及1」−7− アルミナのスラリーにHtPdCI<の溶液を先に添加
し、続いて Nll2NH2・2HC1の溶液を添加す
ることに変えて、実施例6の実験を反復した。N H2
N H2・2HC1の添加開始後約1秒以内にアルミナ
が黒変し始めた。
H2PtCl、+ (1/2)NIIzNH,−28C
l→H2PtCI< + (1/2)N2 +3HCI
により、4価の白金を2価の白金に還元した。
H2P t CI iは約5重量%の白金を含有する濃
厚溶液中に存在していた。固体塩の形状のNH,NH2
・2HCIを少量ずつ添加した。還元が終了すると窒素
ガスの発生が止む。
前掲の各実施例はH2PtCl4と NI(2NH2・
2HC1との双方を含有する溶液に言及しており、そこ
ではこの溶液中の白金の還元は起こらなかった。その理
由は、この実施例8でのようなはるかに高い濃度でのみ
還元が起こるということである。
火」1匹−」と この実験の目的はト1□p tC14からの白金の還元
を示すことであった。 10グラムの粉末ガンマアルミ
ナを約40グラムの水中でスラリーにした。
H2PtCl4の形状の白金0 、105グラムを含有
する溶液を調製した。他の溶液は0.030グラムのN
 H2N H2・2HC1を含有していた。アルミナの
スラリーを撹拌し、各溶液を満々添加した。
H2PtCl4を先に添加した。N82NH2・28 
CI溶液の最初の液滴がアルミナ上に落下すると還元が
始まった。
)1zPtC14の溶液と N H2N H2・2HC
1の溶液とを混合して上記の実験を反復した。この混合
溶液は重量約10グラムであった。この溶液をアルミナ
のスラリーに満々添加すると、赦初の液滴がアルミナ上
に落下したときに還元が始まった。
丸1涯−徂 この実験の目的は実施例9に示した還元をスケールアッ
プして、後の実施例で活性を試験し得る触媒被覆剤を製
造することであった。ここで用いたアルミナ粉末は水和
水をも含有するアルファー一水和物A I20 、・H
,Oであるディスベラルをか焼して製造した。このアル
ミナは西ドイツのコンデア化学社から供給されたもので
ある。白金を含浸させるガンマアルミナはデイスベラル
を780℃で2時間か焼して製造した。か焼の際の重量
損失は22.8%で、全ての水が蒸散したことを示して
いる。生成物は約1251T12/gの表面積を有する
ガンマアルミナである。このガンマアルミナ50グラム
を約200gの水中でスラリーにした。このスラリーを
撹拌しながら、0.52 gの白金を含有するH2Pt
Cl4の溶液を満々添加した。
ついで、0.15 gのNH2NH2・2HC1を含有
する溶液を満々添加した。これは、全ての白金を還元す
るのに必要なNH2NH2・2HCIの重量の約110
%である。NH2NH2・2HClの添加開始の数秒後
にアルミナが黒変し始めた。全てのNH2NH2・21
1cIを添加し還元が完了したのち、水酸化アンモニウ
ムを添加してスラリーのpHを約8に上昇させた。 p
Hが上昇するとアルミナが急速に沈積して澄明な、コロ
イド化したアルミナによる曇りのない上澄液を分離する
。これはまた、次段の濾過を加速する。
この方法で1,04%の白金を含浸させたアルミナをr
過器上で、p液に硝酸銀を添加しても沈澱を生じないこ
とにより塩化物イオンが存在しないことが示されるまで
洗浄した。湿ったフィルターケーキはtoz gの垂蓋
であった。これを乾燥することなく、直接にボールミル
に入れた。ボールミルに入れたフィルターケーキは48
 gのアルミナを含有し、濾過とr過器からのケーキの
回収の間に2gの損失があったと推定される。
ボールミルへの負荷物は以下の組成を有していた: 厭1」ノーm 48.0      出発アルミナの推定される回収物 17.3      ディスベラルを400℃でか焼し
て製造したアルミナ 20.9      酸化セリウム 5.7      濃硝酸(70%) 53       フィルターケーキ中の水辺外の水 ディスペラルを400℃でか焼して製造したアルミナは
完全には脱水されていない、780℃で完全親水した場
合の重量損失22.8%に対して、ここでのか焼による
重量損失は9.5%であった。この不完全親水アルミナ
は硝酸により部分的にコロイド化し、この触媒被覆剤を
金属に付着させる“接着剤(glue) ”を形成する
酸化セリウムは自動車用三方向触媒の一成分である。排
気ガスの組成は酸化剤である0!およびNO8の過剰と
還元剤である炭化水素およびCOの過剰との間で交替す
る。酸化セリウムはCezO*と CeO2との間で交
替し、この際、酸化の半サイクルの間に酸素を蓄え、還
元半サイクルの間にこの酸素を放出する0本件酸化セリ
ウムは約125 m”7gの表面積を有している。
この負荷物を4.7時間ボールミル磨砕した。
生成物は本発明記載の触媒被覆を形成するウォッシュコ
ートである。これは安定なけん濁液であり、若干の固体
が数週間かかって沈積するが、それより速いことはない
、比重は約1.6である。乾燥、か焼ののちに残る固体
分の重量百分率は約45%である。触媒被覆の付着は以
下の方法で試験した。
厚さ0.0025インチの、米国特許第4,601,9
99号に記載された組成を有する金属箔の帯をウォッシ
ュコートで被覆した。4層の被覆剤をはけで適用した。
それぞれの被覆剤を次の被覆剤を適用する前に乾燥、か
焼した。4番目の被覆剤を適用したのちの帯止のか焼触
媒被覆の負荷電は1平方インチあたり49ミリグラムで
あった。この帯を0.22カリバーのショットカートリ
ッジよりの発射で細い穴を空けた。被覆剤は貫通孔の周
辺までしっかりと帯に付着していた。これは良好な付着
の証拠である。
K東九−辻 この実施例の目的はアルミナ表向でのロジウムの還元を
示すことである。この実施例は3種の実験を包含してい
る。各実験において、3.0gのガンマアルミナ(78
0℃でか焼したディスベラル)を約20.の水中でスラ
リーにした。 0.0312 gのロジウムを含有する
RbCLの溶液を撹拌しながら添加した。ついで、0.
0239 g のNH2NH,・2HC1を含有する溶
液を添加した。
これは、全ての金属を還元するのにちょうど十分なN 
H2N Hz・2)1cIである。白金またはパラジウ
ムの場合と異なり、ロジウムの還元は即座には始まらず
、若干の強制を必要とする。このスラリーを撹拌しなが
ら徐々に加温した。ついで、N H、OHを添加してp
Hを上昇させた。3種の実験の違いは、NH4OHを添
加してpHを上昇させるときの温度のみである。
ここでは以下の結果を得た。
NH,OHを添 凰ビくj皇込ユ      1呆−−−4047℃で黒
変開始 54℃で黒変完了 50        即座に黒変 62        即座に黒変 火1匠−撲 この実験の目的は実施例11に示したロジウムの還元を
スケールアップして、後の実施例で活性を試験し得る触
媒被覆剤を製造することであった。
ロジウムを含浸させたアルミナ粉末は実施例10のもの
と同一、すなわち、780℃でか焼したディスペラルで
あった。このアルミナ50グラムを約200gの水中で
スラリーにした。 0.52 gのロジウムを含有する
RhC15の溶液を、続いて、0.40 、のNH2N
H,・2HC1を含有する溶液を添加した。これは、全
てのロジウムを還元するのにちょうど十分なN H2N
 H2・2HC1ilである。このスラリーを加熱、撹
拌した。ここでは以下の結果が得られた。
旌A呪肛(ロ)士叫良α汁  ′、 9     56    RhCIaの赤色が黄色に変
色 1261    徐々に黒変 1364    殆ど完全に黒変 1466    完全に黒変 pHを上昇させる必要はなかった。いずれの場合にも還
元が起こったにこで1.04%のロジウムを含浸させた
アルミナを塩化物イオンがなくなるまで洗浄し、実施例
10と同様のボールミルに入れた。ボールミル負荷物は
以下のようなものであった。
重菫(グラム)      成分 48.0      出発アルミナの推定される回収物 17.3      ディスベラルを400℃でか焼し
て製造したアルミナ 20.9      酸化セリウム 5.7      濃硝酸 50       フィルターケーキ中の水量外の水 ミル磨砕時間は4,1時間であった。このウォッシュコ
ートの付着性は実施例10の方法により確認しな。
m旦 この実験の目的は実施例7に示したパラジウムの還元を
スケールアップして、後の実施例で活性を試験し得る触
媒被覆剤を製造することであった。パラジウムを含浸さ
せたアルミナは実施例10および12のものと同一の、
780℃でか焼したディスベラルであった。このアルミ
ナ50グラムを約200gの水中でスラリーにした。 
0.52 gのパラジウムを含有するH、PdCLの溶
液を、続いて、0.27.のNH,NH2・2HC1を
含有する溶液を添加した。これは、全てのパラジウムを
還元するの必要な址の 105  %である。
NH2NH,・2HC1の溶液は滴下器を用いて添加し
た。NH,NH2・28C1の最初の液滴がアルミナ上
に落下すると、直ちに還元が起こった。
ここで1.04%のパラジウムを含浸させたアルミナを
洗浄し、実施例10および12と同様にボールミルに入
れた。ボールミル負荷物は前の実施例と同一であった。
このウォッシュコートの金属帯に対する付着性は実施例
10の方法により確認した。
大部JLu この実験は殆ど実施例10の繰り返しであった。
ただ一つの違いは、アルミナのスラリーにN a HC
O3を添加して、還元段階で生成するHCI と反応さ
せたことである。前の実施例と同様に、50グラムのア
ルミナを約200グラムの水中でスラリーにした。つい
で、このスラリーに1.88グラムのN aHCOyを
添加した。これはMCIを中和するのに必要な量の10
5%である。
ついで、実施例10と同様にして、82 P t e 
l 4の溶液と N H2N H2・2HC1の溶液と
を添加した。N1(zNH2・28 Clの最初の液滴
がアルミナ上に落下すると還元が始まった。還元後のp
Hは、N a HCOsが存在しないばあいの約3−4
に対して約7であった。
ボールミルへの負荷も実施例10と同様であった。磨砕
時間は4.7時間であった。このウォッシュコートの付
着性は実施例10の方法により確認した。
火11−臣 本発明以前の、本件発明者にとって好ましい金属担体へ
の触媒被覆剤の適用方法は、担体を2段階で被覆するも
のであった。まず、触媒金属を含有しないアルミナのウ
ォッシュコートで担体を被覆した。ついで、このアルミ
ナに白金テトラアンミンニ水酸化物[Pt(NH,)4
コ(OH)2の溶液よりの白金を含浸させた。この白金
前駆体を製造するにはH2PtCl4を[P t(N 
H3)4コC12に転化させ、ついで、イオン交換によ
り、塩化物イオンを水酸化物イオンで置き換える。この
白金前駆体は高価ではあるが、加熱によりアルミナ被覆
剤中で全く残留物を残すことなく分解するので、触媒被
覆は高度の活性を有する。この実施例15の目的はアル
ミナ粉末にこの予備試験した前駆体を含浸させ、本発明
の方法により製造した他のウォッシュコートの比較の標
準となり得るウォッシュコートを製造することであった
白金を含浸させたアルミナは実施例10のもめと同様で
あった。このアルミナ50グラムを、[P t(N H
a)l(OH)aの形状の白金0.52グラムを含有す
る溶液55グラムで湿らせる。これはアルミナを湿らせ
るのにちょうど十分な溶液量である。このアルミナを乾
燥し、400℃でか焼した。
白金前駆体は分解し、後に残ったものは金属または酸化
物の形状の白金であった。か焼したアルミナは明るい灰
色で、重量50.5 gであった。ボールミルの負荷物
は以下のようなものであった。
含浸したアルミナ       50.5 gか焼によ
り製造したアルミナ  18.O酸化セリウム    
     21.8濃硝酸            6
,0水                   98こ
の負荷物を4.0時間ミル磨砕した。このウォッシュコ
ートの接着性は実施例10の方法により確認した。
U蝕−現 この実験の目的は実施例4に示した白金の還元をスケー
ルアップして、後の実施例で活性を試験し得る触媒被覆
剤を製造することであった。白金を含浸させたアルミナ
粉末は実施例10と同一のものであった。このアルミナ
50グラムを約200gの水中でスラリーにした。0゜
52 gの白金を含有する HzP tCIsの溶液を
、続いて、0.30gのN H2N I(2・2HC1
を含有する溶液を滴下器を用いて添加した。これは、全
ての白金を還元するの必要な呈の107%である。全量
を添加したのちのスラリーの温度は22℃であった。こ
のスラリーは8分後に黒変し始め、10分間撹拌したの
ちに急速に黒変しな、ボールミルへの負荷物は実施例1
0と同様であった。ミル磨砕時間は4.0時間であった
。このウォッシュコートの付着性は実施例10の方法に
より確認した。
火1肚−U 本件触媒被覆剤を米国特許第4,601,999号に開
示された組成を有する金属箔に塗布して試験した。この
帯をハニカムに成形し得るように波状に曲げた。この試
験では、ハニカムは0.5インチの長さと0.75イン
チの直径とを有していた。試験ハニカムの重要なパラメ
ータは1立方フイートあたりのグラム数で表した触媒金
属の担持量である。担持量は被覆剤中の触媒金属の重量
百分率と金属箔の単位面積あたりの触媒被覆剤の垂蓋と
により調節する。先行する実施例で作った被覆は1立方
フイートあたり20グラムの金属担持量を与えるように
計算した。
試験結果は表Iに与えである。表1は各試料より製造し
た接触転化器を用いた場合の炭化水素、−酸化炭素、お
よび酸化窒素のそれぞれ二酸化炭素および水へ転化した
百分率を示している。先行技術によより、すなわち、ま
ず帯をアルミナで被覆し、この帯をか焼し、ついで、こ
の帯に白金テトラアンミンの溶液を含浸させることによ
り、2個の対照側試料を製造した0本発明の記載に従っ
て製造した試料は、既に触媒金属を含有するウォッシュ
コートを適用することにより調製したものである。
表1は以下のことを示している。
1、実施例13のパラジウムが最も高い活性を有し、2
倍以上の金属担持量を有する対照例IIよりも高活性で
ある。
2、液高活性の白金触媒は実施例10および14のH2
PtCl4より調製したものである。
3− )12 P tc 14を用いて調製した触媒は
、同一の金属担持量の対照例Iよりも高活性である。
実11外−」l この実験はまずヒドラジンNH,NH,が二塩酸塩と全
く同等に効果的に白金を還元することを示した。洗浄し
なければならない塩化物イオンの導入壁が少なくなるの
で、ヒドラジンの方がより好ましい。ここで用いたアル
ミナはディスベラルを500℃でか焼して製造したもの
である。重量損失は11.9%であった。表面積は約1
50 m”7gであった。このアルミナ18グラムを約
100グラムの水中でスラリーにした。HzPtC1@
の形状の白金0.19グラムを含有する溶液を、続いて
N 82 N 820 、033グラムを含有する溶液
を添加した。これは白金を還元するのに必要な重量の1
07%である。スラリーの温度は22℃であった。
還元は2.5分後に完了した。別の試験は、ヒドラジン
がロジウムおよびパラジウムを還元するのに有効である
ことを示した。
火1」L−昶一 これは実施例10の製造レベルの8倍スケールアップで
ある。アルミナ粉末の重量は400グラムであった。こ
れを約2000gの水中でスラリーにした。このスラリ
ーを急速に撹拌しながら、82PtCLの形状の白金4
.16グラムを含有する溶液を約13分の間に添加した
。この溶液の体積は約500 xlであった。この溶液
は実施例10のものよりも希薄であり、添加時間は長か
った。
その目的は、瞬間的であっても、アルミナと接触する溶
液中に白金の高濃度のポケットが生じてアルミナ粉末の
粒子全体に白金が不均一に分布するのを避けることであ
った。白金は、二塩酸塩ではなく、ヒドラジンを用いて
還元しな、ついで、NH4OHを用いてpHを約9に上
昇させ、スラリーを濾過した。このアルミナをr過器上
で、P液に塩化物イオンがなくなるまで洗浄した。#A
ったフィルターケーキを前の実施例と同様に、直接にボ
ールミルに入れた。ボールミル負荷物は次のようなもの
であった。
出発アルミナの推定される 回収物           398グラムデイスベラ
ルを500℃で か焼して製造したアルミナ 143 酸化セリウム         174濃硝酸(70%
)48 フィルターケーキ中の水 以外の水         393 この負荷物を6時間ボールミル磨砕した。このウォッシ
ュコートの付着性は実施例10の方法により確認しな。
え1λ−刈 これは実施例12の製造レベルの2倍スケールアップで
ある。アルミナ粉末の重量は100グラムであった。こ
れを約4008の水中でスラリーにした。このアルミナ
スラリーを急速に撹拌しながら、RhCl1の形状のロ
ジウム1.04グラムを含有する溶液を、滴下器を用い
て徐々に添加した。RhC11の溶液の重量は52グラ
ムであった。
このロジウムを0.12グラムのヒドラジンを用いて還
元した。これは完全還元のための理論量と、ちょうど等
量である。ヒドラジンを添加したのぢ、このスラリーを
加温した。ここでは以下の結果が得られた。
旌た立証0士 濫支代江 出−聚11監−一2    
 22   8.2 8     31   8.2 8     38   5.7 12     48   5.4 13.5    50   5.3 8I1.ORを添
加してpHを上昇 15     54   8.4  スラリー黒変17
     56   8.1 19     56   7.8 21     59   8.0  黒変完了この方法
で、アルミナ100グラムのバ、フチ3個と50グラム
のバッチ1個とにロジウムを含浸させた。この4個の含
浸アルミナのバッチを混和し、前の実施例と同様に、濾
過器上で洗浄した。
ボールミル負荷物は以下のようなものであった。
出発アルミナの推定される 回収物           348グラムデイスベラ
ルを500℃で か焼して製造したアルミナ 125 酸化セリウム         153濃硝酸(70%
)42 フィルターケーキ中の水 以外の水         342 この負荷物を5時間ミル磨砕した。このウォッシュコー
トの付着性は実施例10の方法により確認した。
夾藷遣[ 実施例19および20のウォッシュコートを実施例17
の方法により試験した。試験結果は表11に与えである
。対照例IIIは対照例1およびIIと同一の方法で製
造した1表II中の記号は表■中のものと同一の意味を
有する0表IIで言及した“パルセータ−”は、自動車
の排気を模した雰囲気中で触媒を老化させる装置である
。この模擬排気は予想される触媒毒、たとえば鉛および
リンを含有する。
犬1jL」■ この実験の目的は、アルミナ表面がいかにして触媒金属
の還元に関与し得るかを知ることであった。7.7 X
 10−’グラムモルのHzPtCIsの形状の白金と
、5%過剰の8.I X 10−’グラムモルのNH,
NH2・2HC1とを含有する溶液を調製した。この溶
液の重量は約20グラムであった。
温度は16℃であった。他の溶液は1重量%のNaHC
O,を含有するものであった。
HzPtClgと NH,NH,・2HC1との溶液を
撹拌しなからN a HCO3を添加した。結果は以下
のようなものであった。
添加したN a HCO3溶液の αモ土盈℃(lと11L   −凰■潴3−一0   
   1.40 2.4     1.34 12.9          1.4716.3   
  1.54 25.0     1.74 30.3        1.96 36.6     2.32   溶液は未だ黄色であ
るが黒変し つつある 40.0     2.66 44.1     4.04 45.2     4.59 46.3     4.86   コロイド状沈澱が生
成;溶液は さらに黒変 48.5     4.80 4.40   溶液は不透明な 黒色になりつつ ある pHが低下し始め、最後にNaHCO,を添加する前で
あっても還元がより急速に起こっていることを示した。
NaHCO,の添加が終了したのちも、pHは約1時間
低下し続け、約2.7で安定した。この還元はpHを低
下させる酸を供給するのである。
lLI’tcIs + NH2NL・2HCI→Pt 
十N2 + 811CI反応が一度始まると、酸性度が
増加しても完了まで進行する。金属白金をアルミナ上に
分散させる際の表面の役割は、高pHの場所を提供して
反応を開始させ、その反応を表面に局限することであろ
う。
本発明を上記の特定の具体例に関して記述してきたが、
本発明は改良され得るものと理解される。
この種の改良は特許請求の精神および範囲内のものと見
なされるべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、その比較的大量の部分を比較的高温でか焼し、その
    比較的小量の部分を比較的低温でか焼したアルミナのけ
    ん濁液を含んでなり、触媒金属をも含有する、触媒担体
    用ウォッシュコート。 2、上記ウォッシュコートが約400−500℃でか焼
    したアルミナ約20重量部と約700−900℃でか焼
    したアルミナ約80重量部とを含有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のウォッシュコート。 3、上記触媒金属が比較的高温でか焼したアルミナ中に
    分散していることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のウォッシュコート。 4、上記以外に約7重量部の硝酸および約 120重量部の水をも含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載のウォッシュコート。 5、上記触媒金属が白金、パラジウム、およびロジウム
    よりなるグループから選択したものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のウォッシュコート。 6、出発物質のアルミナがアルファー一水和物(Al_
    2O_3・H_2O)であることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載のウォッシュコート。 7、上記比較的小量の部分のアルミナが少なくとも約8
    0%の分散度を有する一水和物であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のウォッシュコート。 8、アルミナを触媒と混合する段階と、この混合物によ
    り担体を被覆する段階とを含んでなる、触媒担体への触
    媒の適用方法。 9、a)第1の量のアルミナを約700−900℃の範
    囲の温度でか焼し、 b)上記第1の量のアルミナに触媒金属 を分散させ、 c)第2の量のアルミナを約400−500℃の範囲の
    温度でか焼し、 d)第1の量のアルミナと第2の量のア ルミナとを水と酸との存在下に、共にミル磨砕してウォ
    ッシュコートを形成し、 e)このウォッシュコートを触媒担体に適 用する各段階を含んでなる、触媒担体への触媒の適用方
    法。 10、第1の量が第2の量より大であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項記載の方法。 11、第1の量が第2の量の少なくとも3倍であること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載の方法。 12、上記触媒担体が金属より製造したものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第9項記載の方法。 13、上記触媒金属が白金、パラジウム、およびロジウ
    ムよりなるグループから選択したものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第9項記載の方法。 14、上記分散段階が上記第1の量のアルミナと水との
    スラリーを形成し、このスラリーに上記触媒金属の塩の
    溶液を添加し、このスラリーに還元剤を添加する各段階
    を含んでなるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第9項記載の方法。 15、上記還元剤の量が上記スラリー中の触媒金属を全
    て還元するのに十分なものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第14項記載の方法。 16、上記分散段階がさらに上記スラリーよりの還元生
    成物の洗浄をも含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    14項記載の方法。 17、上記触媒金属の塩がH_2PtCl_4であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の方法。 18、上記第2の量のアルミナが少なくとも約80%の
    分散度を有する一水和物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第9項記載の方法。
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