JPS63240692A - ビデオテ−プ貸出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａｌ産業上の利用分野 この発明は、無人でビデオテープの貸出返却を行うビデ
オテープ貸出装置に関し、特に収納しているビデオテー
プの交換の自動化に関する。

（ｂ１発明の概要 この発明に係るビデオテープ貸出装置は、ビデオテープ
交換棚と入力手段とを設け、新たに収納するビデオテー
プをビデオテープ交換棚にセットするとともに、回収す
るビデオテープの識別コードを入力手段から入力するよ
うにした。これらの作業ののち、装置は自動的にビデオ
テープ収納棚のビデオテープとビデオテープ交換棚のビ
デオテープとを交換する（交換手段）。

これによって、係員の作業を極めて軽減することができ
、また、ビデオテープのセットミスも無くすことかでき
る。

（Ｃ）従来の技術 近年ビデオテープを無人で貸し出すビデオテープ貸出装
置が提案されている。この装置は内部に複数のビデオテ
ープ収納区画と、それぞれのビデオテープ収納区画に収
納されているビデオテープを記憶するビデオテープリス
トとを有し、顧客が所望のビデオテープを選択したとき
、ビデオテープリストを検索してそのビデオテープの収
納区画からビデオテープを取り出して放出する。また、
ビデオテープ返却時にはバーコード等によってそのビデ
オテープを識別し、所定のビデオテープ収納区画に収納
する。

このようなビデオテープ貸出装置において、従来収納す
るビデオテープを入れ換える場合、係員が装置を開いて
ビデオテープ収納区画からビデオテープを取り出し、代
えて新たなビデオテープを収納するようにしていた。

（ｄ）発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のビデオテープ交換方式であると、装
置の制御部はどの区画にどのようなビデオテープが新た
に収納されたかを検知することができないため、係員は
ビデオテープ交換ののちキーボード操作等によってビデ
オテープリストを更新しなければならなかった。これは
係員の作業を増加させることにもなり、また設定ミスが
生じる原因にもなっていた。

この発明はこのような問題点に漏み、ビデオテープの交
換時に交換したビデオテープの内容およびその収納場所
を自動的に読み取らせることができるビデオテープ貸出
装置を提供することを目的とする。

（ｅ１問題点を解決するため手段 この発明は、所定のビデオテープが収納される収納区画
を複数有するビデオテープ収納棚と、各収納区画に収納
されているビデオテープの識別コードを記憶するビデオ
テープテーブルと、前記収納区画へのビデオテープの出
し入れを行うビデオテープ搬送装置と、を備えたビデオ
テープ貸出装置において、 前記ビデオテープ搬送装置によってビデオテープを出し
入れ可能な位置に、ビデオテープ交換棚を設けるととも
に、前記ビデオテープ収納棚から回収するビデオテープ
の識別コードを入力する入力手段を設け、 前記ビデオテープ交換棚にビデオテープがセットされ、
前記入力手段から回収するビデオテープの識別コードが
入力されたとき、前記ビデオテープテーブルを参照して
回収するビデオテープを選び出し、前記ビデオテープ交
換棚のビデオテープと交換する交換手段を設けたことを
特徴とする。

（ｆ１作用 この発明のビデオテープ貸出装置は、以下のように動作
する。

係員によって、ビデオテープ交換棚に新しいビデオテー
プがセットされ、入力手段がら回収すべきビデオテープ
の識別コードが入力される。この作業ののち、装置は、
回収するビデオテープをビデオテープテーブルから検索
して抜き取り、抜き取られて空になった収納区画にビデ
オテープ交換棚にセットされている新たなビデオテープ
を収納する。この作業を順次繰り返すことにょっ、て全
でのビデオテープを交換することができる。また、一般
的なビデオテープ貸出装置においては、ビデオテープ搬
送装置にビデオテープの種類（識別コード）を読み取る
装置が設けられているため、この交換作業中に新たなビ
デオテープの識別コードを読み込むことができ、ビデオ
テープテーブルを順次更新してゆくことができる。

（ｇｌ実施例 第２図はこの発明の実施例であるビデオテープ貸出装置
の外観図である。装置の正面パネルには内部に収納され
ているビデオテープの内容を表示する表示Ｆｉ２、操作
ガイダンス等を表示するＣＲＴ３、テンキー４、貸出、
返却等の取引内容を選択する選択キー５、顧客や係員の
カードが挿入されるカード装置口６およびビデオテープ
の放出。

回収を行うビデオテープ受付ロアが設けられている。

第３図は前記ビデオテープ貸出装置１の内部に設けられ
るビデオテープ収納棚等の概略構成を示す図である。ビ
デオテープ収納棚２０は６０の収納区画を有し、それぞ
れの収納区画には１本づづのビデオテープを収納するこ
とができる。すなわちこのビデオテープ貸出装置は６０
本のビデオテープの貸出が可能である。このビデオテー
プ収納棚２０の上部にはビデオテープ交換棚２１が１列
設けられている。ビデオテープ搬送装置１３　（第４図
参照）はビデオテープ収納棚２０およびビデオテープ交
換棚２１の範囲を移動することができるビデオテープハ
ンドラ１３　（第４図参照）を有している。ビデオテー
プハンドラ１３は、ビデオテープ収納棚２０およびビデ
オテープ交換棚２１に収納されているビデオテープを取
り出したり、収納したりするための装置である。このビ
デオテープハンドラ１３にはバーコードＩＪ　−４”−
１８（第４図参照）が取り付けられており、ビデオテー
プの搬送中にそのバーコード（識別コード）を読み取る
ことができる。

また、前記ビデオテープ交換棚２１は１２の収納区画か
らなっているが、そのうち１区画は回収専用区画２１ａ
とされており、新たなビデオテープをセットすることは
できない。すなわち、もしビデオテープ収納棚２０の全
ての収納区画にビデオテープが収納されていた場合（１
本も貸し出されていなかった場合）、この回収専用区画
２１ａを介してビデオテープの入れ換えを行うためであ
る。

第４図は前記ビデオテープ貸出装置の制御部のブロック
図である。制御装置であるＣＰＵｌ０には制御プログラ
ム等を記憶したＲＯＭ１１．　　ビデオテープテーブル
等が設定されるＲＡＭ１２．前記ビデオテープハンドラ
１３．センタ等と交信するための伝送装置１４．前記カ
ード挿入口６から挿入されるカードデータを読み取るカ
ードリーダ１５、前記テンキー４や機能キー５を含むキ
ーボード１６．前記ＣＰＵ３を含む表示装置１７および
前記バーコードリーダ１８が接続されている。

第５図（Ａ）、　　（Ｂ）は前記ＲＡＭに設定されるビ
デオテープテーブルおよび回収ビデオテープリストを示
す図である。同図（Ａ）はビデオテープテーブルであり
、ビデオテープ収納棚２０のそれぞれの収納区画に収納
されているビデオテープの識別コードおよびそのビデオ
テープの貸出有無を記憶する（貸出フラグ）。また、貸
出中の場合には、その顧客の顧客コードも記憶される。

同図（Ｂ）の回収ビデオテープリストは前記ビデオテー
プテーブルに記憶されているビデオテープのうちビデオ
テープ交換棚２１に回収すべきビデオテープの識別コー
ドおよびビデオテープの回収が完了したことを表示する
処理済フラグとから構成されている。

第１図は前記ビデオテープ貸出装置のビデオテープ交換
動作を示すフローチャートである。装置本体１がこの動
作を行う前に係員が以下の動作を行う。

先ずステップｎ２０（以下ステップｎｉをｎｔと言う。

）で表示板２に表示されているビデオテープのタイトル
を新しいタイトルと交換し、装置を開いてビデオテープ
交換棚２１のビデオテープを回収する（ｎ２１）。すな
わち前回の保守作業によって古いビデオテープがこの棚
に回収されているため、それを回収する作業である。次
に、新しいビデオテープをこのビデオテープ交換棚２１
にセットする（ｎ２２）。こののち、ビデオテープ交換
用カードを前記カード挿入口６に挿入する（ｎ２３）。

このカードは顧客が挿入する通常のカードと同様のもの
であるが、カードデータとして、ビデオテープ交換作業
を開始する旨の命令と、回収すべきビデオテープの識別
コードが記憶されているものである。装置がこのカード
を読み取ったのちカードは排出され、そのカードを抜き
取って（ｎ　２４）係員の作業は終了する。この係員は
次の保守作業の機会に同様の作業を行うだけでよい。

一方装置の制御部は、挿入されたカードのデータを読み
取り（ｎｌ）、ビデオテープの交換作業を行うことを判
断する（ｎ２）。次にカードデータに含まれている回収
ビデオテープのリストを読み込み（ｎ３）、カードを返
却する（ｎ４）。続いてビデオテープ交換作業に入る。

先ずＣＲＴ３にビデオテープ交換中で貸出を受は付けら
れない旨の表示を行い（ｎ５）、回収ビデオテープリス
トから回収するビデオテープの識別コードを読み出す（
ｎ６）。この識別コードでビデオテープテーブルを検索
しくｎ？）、該当するビデオテープの収納位置を割り出
してそのビデオテープをビデオテープをビデオテープ搬
送装置１３で抜き取り前記ビデオテープ回収専用棚２１
ａに回収する（ｎ８）。次にビデオテープ交換棚２１か
ら新たなビデオテープを１本取り出しくｎ９）、回収に
よって空になった収納区画に収納する（ｎｌｏ）。この
搬送作業に伴って、この新たなビデオテープの識別コー
ドをバーコードリーダ１Ｂで読み取り、この識別コード
でビデオテープテーブルを更新するとともに（Ω１１）
、回収ビデオテープリストの該当の欄に回収済フラグを
セントする（ｎ１２）。ｎ１３で全てのビデオテープに
ついて交換が完了したことを判断するまでｎ６以下の動
作を繰り返す。

全てのビデオテープの交換が完了すると、ＣＲＴ３の表
示を切り替え（ｎ１４）、ｆ出の受は付けを開始して（
ｎ１５）、通常の動作に戻る。

前記カード５０．カードリーダ１５およびｎ１〜ｎ３の
動作がこの発明の入力手段に対応し、ｎ６〜ｎ１２の動
作がこの発明の交換手段に対応する。

（ｈ１発明の効果 以上のようにこの発明によれば、係員は交換する新たな
ビデオテープをビデオテープ交換棚にセットし、入力手
段から回収すべきビデオテープの識別コードを入力する
のみで所定のビデオテープの交換を行うことができる。

これによって、係員の作業負担を著しく軽減することが
できるとともに、手作業で行われていた従来のビデオテ
ープ交換作業に比べてセットミスを軽減することができ

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例であるビデオテープ貸出装置
の制御部の動作等を示すフローチャート、第２図は前記
ビデオテープ貸出装置の外観図、第３図は装置内部に設
けられるビデオテープ収納棚およびビデオテープ交換棚
の概略構成を示す図、第４図は前記ビデオテープ貸出装
置の制御部のブロック図、第５図（Ａ）、　　（Ｂ）は
制御部のメモリに設定されるビデオテープテーブルおよ
び回収テープリストを示す図である。 １５−カードリーダ、 ２０−ビデオテープ収納棚、 ２１−ビデオテープ交換棚、 ２１ａ−回収専用棚、 ５０−ビデオテープ交換用カード、 ５１ａ−交換命令記憶エリア、 ５１ｂ−回収ビデオテープ記憶エリア。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定のビデオテープが収納される収納区画を複数
   有するビデオテープ収納棚と、各収納区画に収納されて
   いるビデオテープの識別コードを記憶するビデオテープ
   テーブルと、前記収納区画へのビデオテープの出し入れ
   を行うビデオテープ搬送装置と、を備えたビデオテープ
   貸出装置において、 前記ビデオテープ搬送装置によってビデオテープを出し
   入れ可能な位置に、ビデオテープ交換棚を設けるととも
   に、前記ビデオテープ収納棚から回収するビデオテープ
   の識別コードを入力する入力手段を設け、 前記ビデオテープ交換棚にビデオテープがセットされ、
   前記入力手段から回収するビデオテープの識別コードが
   入力されたとき、前記ビデオテープテーブルを参照して
   回収するビデオテープを選び出し、前記ビデオテープ交
   換棚のビデオテープと交換する交換手段を設けたことを
   特徴とするビデオテープ貸出装置。