JPH01111296A - 自動レンタルシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスク、ビデオテープ等のレンタ
ル品を自動で貸出すことができる自動レンタルシステム
に関する。

〔従来技術及びその問題点〕

従来、会員カードとお金を挿入し、キャビネット方式の
機内に陳列されたコンパクトディスク（以下、ＣＤと記
す）やビデオテープ等のレンタル品をコード番号で選択
することにより、自動でレンタル品を借りることができ
る自動レンタル機は知られている。

ところで、このような従来の自動レンタル機は次のよう
な問題がある。

第−に、機体の大きさには限界があるため、ＣＤやビデ
オテープ等の陳列数量は通常数百本前後となる。このた
め、狭いスペースに凝縮した格好で陳列されるため、目
当てのレンタル品を探しにくいとともに、タイトル程度
の限られた内容しか確認できず、借りる人にとっては極
めて不便であった。

第二に、ＣＤ等はその性質上、趣味性及び嗜好性が極め
て高い。したがって、レンタル品の種類は多いほど望ま
しいが、陳列数量が制約されるため、借りる側の要望に
十分応えることができず、また、レンタル品の種類が多
くなるに従って機体が著しく大型化してしまう不具合が
あった。

第三に、借りる人の中には、その場において何を借りよ
うか思案し、興味のあるレンタル品があれば借りる人も
少なくない。この場合、次に借りる人は前の人が全て終
了するまで待−している必要があり、きわめて非効率的
であった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上述した従来技術に存在する諸問題を解決した
自動レンタルシステムの提供を目的とするもので、以下
に示すシステム１によって達成される。

即ち、本発明に係る自動レンタルシステム１は自動レン
タル機２に一体又は別体に設けた一または二以上の検索
装置３ａ、３ｂ・・・を備える。

各検索装置３ａ、３ｂ・・・はレンタル品の内容を表示
した例えばアルバム形（ブック形）に構成した表示部４
と、レンタル品のコード番号を選択する選択部５とを少
なくとも備える。

また、選択したコード番号を記憶する会員カード等の記
憶媒体を利用した記憶部を備える。これにより、借りる
人の操作に基づいて記憶部からコード番号を読出し、対
応するレンタル品を自動レンタル機２から貸出しできる
ようにしたことを特徴とする。

〔作　　用〕

次に、本発明に係る自動レンタルシステムｌの作用につ
いて説明する。

まず最初に、借りる人は任意の検索装置、例えば３ａの
表示部４を見て、借りようとするレンタル品のコード番
号（データＤｓ）を選択部５により選択する。この結果
、選択されたデータＤｓは記憶部をなす会員カード等へ
記憶される。

次いで、借りる人は会員カード等を自動レンタル機２へ
持って行き、借りる人の操作に基づいて、会員カード等
に記憶したデータＤｓを読出せば、既に選択されたコー
ド番号によって、通常の自動レンタル機２における機能
に従ってレンタル品の借出しが行われる。

〔実　施　例〕

以下には本発明に係る好適な実施例を図面に基づき詳細
に説明する。

第１図は本発明の実施例に係る自動レンタルシステムの
外観斜視図、第２図は同システムの検索装置におけるガ
イドパネルの拡大図、第３図は同検索装置におけるカー
ドリーグ付近の拡大図、第４図は同システムの機能を示
すフローチャートである。

まず、自動レンタルシステム１の構成について、第１図
〜第３図を参照して説明する。

実施例の自動レンタルシステムｌはＣＤレンタル用を例
示する。第１図に示すように、同システムｌは一台の自
動レンタル機２と、このレンタル機２に対し情報通信可
能に接続した複数台の検索装置３ａ、３ｂ・・・から構
成する。

自動レンタル機２はキャビネット１１を有し、内蔵した
複数のＣＤから自動検索により貸出しを行うことができ
、貸出機能、返却処理機能、集金機能、帳簿機能等を備
えている。キャビネット１１の前面には必要により設け
られるＣＤの陳列窓１２と、操作部１３と、貸出される
ＣＤを受取る受取口Ｉ４と、さらに不図示の返却口等の
必要な機能部を備える。操作部１３は操作手順及び必要
な説明等を表示する表示部１５と、会員カードを挿入す
るカードリーダ１６と、お金を投入する投入口１７等を
備える。

一方、任意の検索装置３ａはレンタル品の内容を表示す
る表示部４と、レンタル品のコード番号を選択する選択
部５と、選択したコード番号を記憶する記憶部を備えて
なる。表示部４はアルバム２１により構成できる。アル
バム２１は例えばジャンル別、歌手別等に分類された多
数の検索カード２３・・・を備え、この検索カード２３
・・・には個々のレンタル品に関する内容を詳細に表示
し、また、対応するコード番号をバーコード２２で表示
して差替式に構成する。選択部５は当該アルバム２１の
近傍に設けることにより、前記バーコード２２を読み取
れるバーコードリーダ２４によって構成する。また、記
憶部としては磁気カード、ＩＣカード等のデータ記憶機
能を備えた会員カードを利用できる。なお、検索装置３
ａには会員カードのカードリーダ２５を備えている。

また、検索装置３ａには、操作手順を表示するガイドパ
ネル２６を備える。ガイドパネル２６は第２図のように
、個々に選択されて点灯する複数の表示パネルＰ１、Ｐ
２、Ｐ３・・・の組合わせにより構成する。また、操作
の段階によって順次点灯するランプＬ１、Ｌ２、Ｌ３・
・・を第３図のようにカードリーダ２５の上側に設ける
。

さらにまた、自動レンタル機２及び各検索装置３ａ、３
ｂ・・・には相互通信可能なコンピュータ機能を内蔵し
、情報の通信を行う。

次に、自動レンタルシステム１の機能及び使用方法を第
２図及び第４図を参照して説明する。

本システム１ではＣＤを一回に０枚まで借りることがで
きる。

まず、借りる人は空いている検索装置３ａへ行き、自分
の会員カードをカードリーダ２５へ挿入する。この際、
ガイドパネル２６ではパネルＰ１、Ｐ２、Ｐ３が選択的
に表示される（ステップ５０）。また、検索装置３ａで
は当該会員カードから現在既に借りているＣＤの枚数Ｂ
を読取り、借りられる枚数Ａ　（＝Ｃ−Ｂ）を数値で表
示する（ステップ５１，５２．５３、パネルＰ８）。な
お、既に０枚借りているときは借りられる枚数は０枚で
ある旨を表示し、同時にブザー音を鳴らして会員カード
を返却する（ステップ５４．５５、パネルＰ８、Ｐ７）
。

次いで、アルバム２１をめくり、借りたいＣＤを探し、
目当てのＣＤがあったら、該当する検索カード２３・・
・に表示されるバーコード２２をバーコードリーダ２４
で読み取る（ステップ５６、パネルＰ４）。読み取った
バーコード２２のコード番号は通信機能によって検索装
置３ａから自動レンタル機２へ送信され、在庫の有無を
確認する。

在庫が在る場合にはコード番号を内部メモリへ書込むと
ともに、表示を行う（ステップ５７．５８．５９）。な
お、貸出中であって、在庫がない場合にはその旨を表示
する（ステップ６０、パネルＰ６）。

また、選択ミスを生じた場合には所定の取消キーを押し
、既に記憶した会員カードにおける直前の記憶データを
消去する（ステップ６１．６２、パネルＰ５）。なお、
繰返して押すと、順次さかのぼって消去できる。

次に、二枚口における操作を同様に繰り返して行う（ス
テップ５３〜６２）。

そして、目当てのＣＤを全て選択し、所定の終了キーを
押すか、或は選択した合計枚数ＡがＣ枚に達したなら、
内部メモリのデータを会員カードの所定の記憶エリアへ
記憶せしめるとともに、会員カードを返却する（ステッ
プ６３．６４．６５．５５）。

他方、借りる人は返却された会員カードを自動レンタル
機２へ持って行き、会員カードをカードリーダ１６へ挿
入する。自動レンタル機２では、ＣＤの選択操作以外は
通常の自動レンタル機における手順に従って進行する。

即ち、必要な金額を投入口１７へ投入することにより、
既に選択したコード番号を会員カードから読み取り、レ
ンタルするＣＤを受取口１４へ供給する。

次に、他の実施例について説明する。

第５図は他の実施例に係る検索装置の斜視図、第６図及
び第７図は同装置によってプリントアウトされる記憶シ
ートである。

前述した第１図の実施例はアルバム２１に表示したバー
コード２２をバーコードリーダ２４で読み取り、会員カ
ードへ一時記憶させる例を示したが、第５図に示す実施
例は検索装置３ａ・・・に数字入力できるキーボード３
１を配するとともに、アルバム２１の検索カード２３に
数字で表示したコード番号表示３２をキーボード３１か
ら直接入力する。そして、入力したコード番号は記憶シ
ート３３によってプリントアウトするものである。第６
図及び第７図にプリントした一例を示す。第６図は直接
番号を表示した場合、第７図はバーコードで表示した場
合をそれぞれ示す。このプリントアウトされた記憶シー
ト３３は切り取り、自動レンタル機２へ持って行き、同
シート３３を所定のシートリーグへ挿入すれば、第１図
の実施例同様に選択したコード番号をレンタル機２側へ
伝達できる。

以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。

例えば、検索装置は自動レンタル機のキャビネットの一
部へ一体に付設してもよい。まル、表示部はＣＲＴや液
晶パネル等のデイスプレィを利用したコンピュータでも
よい。さらにまた、選択したコード番号は直接信号とし
て自動レンタル機側へ送信し、内部メモリヘー時記憶さ
せてもよい。この場合、会員カードはその記憶したコー
ド番号の呼出しのためにのみ利用できる。なお、この呼
出しは暗号入力で行うこともできる。また、レンタル品
としてＣＤを例示したが、ビデオテープ、ビデオディス
ク、本等の任意のレンタル品に関するレンタルシステム
に利用できる。その他、細部の構成、形状、配列、数量
等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変
更実施できる。

〔発明の効果〕

このように、本発明に係る自動レンタルシステムは自動
レンタル機に対して、別途複数の検索装置を設けたため
、次のような著効を得る。

■　検索を容易に行うことができるとともに、レンタル
品に関する十分な内容を確認して選択できるため、借り
る人の利便性を著しく向上させることができる。

■　特に、レンタル品自身を陳列しなくても十分な情報
を得れるため、自動レンタル機自体の小型化を図れ、し
かも、内蔵するレンタル品の種類及び数量を飛躍的に増
加できる。

■　貸出機能と選択機能が別々に行われるため、選択に
費やされて貸出機能が停止するという従来の不具合が解
消され、待ち時間を大幅に低減し、効率的な貸出しを行
うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図：本発明の実施例に係る自動レンタルシステムの
外観斜視図、 第２図：同システムの検索装置におけるガイドパネルノ
拡大図、 第３図：同検索装置におけるカードリーグ付近の拡大図
、 第４図：同システムの機能を示すフローチャート、 第５図二本発明の他の実施例に係る検索装置の斜視図、 第６図、第７図：同装置によってプリントアウトされる
記憶シートの正面図。 尚図面中、 １：自動レンタルシステム ２：自動レンタル機　　３ａ，３ｂ：検索装置４：表示
部　　　　　　５：選択部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕自動レンタル機に一体または別体に設けた一また
   は二以上の検索装置を備え、前記検索装置に、レンタル
   品の内容を表示する表示部と、レンタル品のコード番号
   を選択する選択部とを設け、選択したコード番号を記憶
   部へ記憶するとともに、借りる人の操作に基づいて記憶
   部からコード番号を読出し、対応するレンタル品を自動
   レンタル機から貸出しできるようにしたことを特徴とす
   る自動レンタルシステム。 〔２〕前記自動レンタル機と各検索装置は相互に情報通
   信可能に接続したことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の自動レンタルシステム。 〔３〕前記表示部はアルバムで構成したことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の自動レンタルシステム。 〔４〕前記記憶部は外部メモリまたは内部メモリである
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動レン
   タルシステム。 〔５〕外部メモリは会員カードを利用したことを特徴と
   する特許請求の範囲第４項記載の自動レンタルシステム
   。