JPH05307866A - 情報自動販売装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くの情報の中から好み情報を選択し、光デ
ィスク上に編集記録できる情報自動販売装置を提供する
こと。 【構成】 ライブラリセンタ１と複数の情報自動販機２
を通信回線３で接続し、情報自動販機２は情報メニュー
を表示する表示器を有する操作部、情報記憶部、情報処
理部、光ディスクに情報を書き込む情報書き込み部を具
備し、情報購入時、情報自動販機の前記情報書き込み部
の光ディスク挿入部に光ディスクを挿入し、操作部を操
作し表示器に情報メニューを表示し、表示された情報メ
ニューの内から好みの情報を選択することにより、情報
処理部は該選択された情報が情報記憶部に記憶されてい
ない場合は当該情報を通信回線を介してライブラリセン
タから伝送させ、当該情報記憶部に記憶されている場合
該情報記憶部から読み出し、これらの情報を該情報書き
込み部を介して光ディスクに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は光ディスクに好みの音楽
及び画像情報等を各種の情報を編集記録させ、販売でき
る情報自動販売装置に関するものである。

【０００２】

【従来技術】従来この種の情報自動販売装置としては、
特開昭６２−９５６９４号公報に開示されたものがあっ
た。この情報自動販売装置は、多数の情報を蓄積する情
報蓄積手段とこの情報蓄積手段が蓄積する情報の中から
任意の情報を選択する情報選択手段と、金銭処理手段
と、金銭処理手段に所定の額の入金がなされたときに前
記情報記憶手段を動作させる情報転記制御手段とを備
え、利用者の必要とする情報を検索し、その情報と等価
の金銭を支払うことにより、利用者が持参した磁気テー
プにその情報を転記するようにしたものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報自動販売装置は、当該自動販売装置が有する情
報蓄積手段に蓄積された情報以外の情報を選択すること
はできないから、限られた情報の内からしか好みの情報
を選択できないという欠点がある。この欠点を解決しよ
うとすると膨大な記憶容量の情報蓄積手段を設けなけれ
ばならず、情報自動販売装置の装置規模が大きくなると
いう問題がある。また、情報蓄積手段に蓄積された情報
から選択するために、最新情報を選択するのに不都合と
なるという問題もあった。

【０００４】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、多くの情報の中から好みの情報を選択し、光ディス
ク上に編集記録できる情報自動販売装置を提供すること
を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は情報自動販売装置を、ライブラリセンタと複数
の情報自動販売機を通信回線で接続し、情報自動販売機
は情報メニューを表示する表示器を有する操作部、情報
記憶部、情報処理部、光ディスクに情報を書き込む情報
書き込み部を具備し、情報購入時、情報自動販売機の前
記情報書き込み部の光ディスク挿入部に光ディスクを挿
入し、操作部を操作し表示器に情報メニューを表示し、
表示された情報メニューの内から好みの情報を選択する
ことにより、情報処理部は該選択された情報が情報記憶
部に記憶されていない場合は当該情報を通信回線を介し
てライブラリセンタから伝送させ、当該情報記憶部に記
憶されている場合は該情報記憶部から読み出し、これら
の情報を該情報書き込み部を介して光ディスクに書き込
むことを特徴とする。

【０００６】

【作用】本発明の情報自動販売装置は、選択された情報
が情報記憶部に記憶されていない場合は当該情報を通信
回線を介してライブラリセンタから伝送させ、当該情報
記憶部に記憶されている場合は情報記憶部から読み出
し、これらの情報を該情報書き込み部を介して光ディス
クに書き込むので、多くの情報の内から好みの情報を選
択することができる。又、購入要望の多い情報のみを情
報自動販売機の情報記憶部に記憶し、購入要望の少ない
情報は通信回線を介してライブラリセンタから伝送させ
るようにすることにより、情報自動販売機の情報記憶部
の記憶容量を小さくできる。また、特に通信回線を介し
てライブラリセンタから伝送させるので最新情報を選択
するのに好適となる。

【０００７】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の情報自動販売装置のシステム構
成を示す図である。図示するように、ライブラリセンタ
１−１、１−２のそれぞれには、複数台の情報自動販売
機２−１、・・・・・、２−ｎがそれぞれ通信回線３−
１、・・・・・、３−ｎを介して接続されている。ま
た、ライブラリセンタ１−１とライブラリセンタ１−２
間も通信回線４を介して接続されている。

【０００８】図２は情報自動販売機の構成を示すブロッ
ク図である。図示するように、情報自動販売機は、情報
処理部１０、ハードディスク装置（ＨＤＤ）１１、コイ
ンシューター１２、入出力（Ｉ／Ｏ）１３、データ書き
込み装置１４、書き込み時間累積時間モニタ１５、操作
部１６及びバッファ１７で構成される。操作部１６は、
例えばタッチスクリーン（ＣＲＴ）１６ａで構成されて
いる。また、データ書き込み装置１４には光学ヘッドユ
ニット１４ｂ及び光ディスク挿入口１４ａ等が設けられ
ている。

【０００９】上記構成の情報自動販売装置において、情
報購入時、情報自動販売機１の情報書き込み部１４の光
ディスク挿入部１４ａに光ディスク２０を挿入し、操作
部１６を操作しタッチスクリーン（ＣＲＴ）１６ａに情
報メニューを表示し、表示された情報メニューの内から
好みの情報を選択することにより、情報処理部１０は選
択された情報がハードディスク装置（ＨＤＤ）１１に記
憶されていない場合は当該情報を通信回線３を介してラ
イブラリセンタ１から伝送させ、ハードディスク装置
（ＨＤＤ）１１に記憶されている場合は該ハードディス
ク装置（ＨＤＤ）１１から読み出し、これらの情報をデ
ータ書き込み装置１４を介して光ディスク２０に書き込
む。

【００１０】光ディスク２０を光ディスク挿入口１４ａ
から挿入し、タッチスクリーン１６ａの画面に図７に示
すようなメインメニューを表示する。なお、画面には確
認ボタンＢ１、終了ボタンＢ２、前頁ボタンＢ３、次頁
ボタンＢ４が表示される。購入者がこのメインメニュー
表示を見て、例えば、カラオケを選択すると、図８に示
すように、歌手名、曲名、新譜、ヒットチャート等のカ
ラオケ選曲メニューが表示される。続いて表示画面の指
示に従って、操作することにより図９の歌手名、図１０
の歌手名、曲名の登録、図１１のオリジナルディスク・
インデックスの表示がなされる。

【００１１】以下、上記構成の情報自動販売装置の動作
を図３乃至図６のフローに基づいて説明する。メインメ
ニューには図７に示すようにカラオケ、一般音楽、情報
誌、週刊誌、・・・・等の情報が表示される（ステップ
ＳＴ１）。購入者が好みのメニューを押して入力される
まで前記メニュー表示を繰り返す（ステップＳＴ２）。
購入者が確認ボタンＢ１を押したか否かを判断し（ステ
ップＳＴ３）、イエスの場合、確認処理に移る。

【００１２】確認ボタンＢ１が押されない場合、終了ボ
タンＢ２が押されたか否かを判断し（ステップＳＴ
４）、イエスの場合は図５の選択情報表示処理（ステッ
プＳＴ２０）に移行する。終了ボタンＢ２が押されない
場合はメインメニューよりの選択を繰り返してあとの詳
細メニューを表示する（ステップＳＴ５）。次に元のメ
ニューに戻りたい場合の処理があるか否かを判断し（ス
テップＳＴ６）、イエスの場合は前記ステップＳＴ１の
メインメニュー表示処理に戻る。ノーの場合は確認ボタ
ンＢ１が押されたか否かを判断し（ステップＳＴ７）、
イエスの場合は確認処理に移り、ノーの場合は曲選択処
理があるか否かを判断し（ステップＳＴ８）、ノーの場
合は前記ステップＳＴ５の詳細メニュー表示処理に戻
り、イエスの場合は曲サーチ処理、即ち選曲された曲が
ハードディスク装置（ＨＤＤ）１１に登録されているか
を調査する（ステップＳＴ１０）。

【００１３】続いて、在中か否か、即ち選曲された曲が
ハードディスク装置（ＨＤＤ）１１に記録されているか
否かを判断し（ステップＳＴ１１）、イエスの場合は書
き込み準備処理に移行し（ステップＳＴ１３）、ノーの
場合は通信処理、即ち通信回線３を介してライブラリセ
ンタ１と交信し、選曲された曲のデータを送信してもら
う。

【００１４】図４は確認処理のフローを示す図である。
確認処理は先ず始めに購入者が選択した情報を表示する
（ステップＳＴ１４）。次に元のメニューに戻りたい場
合の処理があるか否かを判断し（ステップＳＴ１５）、
イエスの場合はリターンし、ノーの場合は訂正があるか
否かを判断し（ステップＳＴ１６）、イエスの場合は削
除確認表示を行ない（ステップＳＴ１７）、ＯＫか否か
を判断し（ステップＳＴ１８）、ＯＫの場合曲削除を実
行する（ステップＳＴ１９）。

【００１５】図５において、購入者が選択した選択情報
を表示し（ステップＳＴ２０）、選択情報の確認を行な
い（ステップＳＴ２０）、ＯＫであったら著作権料及び
利用料金の徴収を行ない（購入者は購入料金をコインシ
ュータ１２にコインを投入する）（ステップＳＴ２
２）。続いて上記選択情報の書き込みを開始し（ステッ
プＳＴ２３）、続いて記録媒体（光ディスク２０）に添
付する曲タイトル等の印字されたラベルを作成し（ステ
ップＳＴ２４）、記録媒体（光ディスク２５）と共に排
出する。図６の処理は図５の処理と同一であるのでその
説明は省略する。

【００１６】なお、上記実施例ではカラオケ・オリジナ
ルディスクを作成する例を示したが、本情報自動販売装
置はライブラリセンタと通信回線を介して伝送できるか
ら、情報雑誌、週刊誌等の種々の最新情報を編集し、光
ディスク装置に記録させることが可能である。

【００１７】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、選
択された情報が情報記憶部に記憶されていない場合は、
当該情報を通信回線を介してライブラリセンタから伝送
させ、当該情報記憶部に記憶されている場合は、情報記
憶部から読み出し、これらの情報を該情報書き込み部を
介して光ディスクに書き込むので、下記のような優れた
効果が得られる。

【００１８】（１）多くの情報の内から選択するので好
みの情報が望み通り選択できる。また、購入要望の多い
情報のみを情報自動販売機の情報記憶部に記憶し、購入
要望の少ない情報は通信回線を介してライブラリセンタ
から伝送させるようにすることにより、情報自動販売機
の情報記憶部の記憶容量を小さくできる。

【００１９】（２）また、特に通信回線を介してライブ
ラリセンタから伝送させるから情報自動販売機の情報記
憶部には常時更新された最新情報を選択するのに好適で
ある。

【００２０】（３）書換型の光ディスクを用いることに
より、不要になった情報を削除し、そこに新たな情報を
記憶できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の情報自動販売装置のシステム構成を示
すブロック図である。

【図２】本発明の情報自動販売装置を構成する情報自動
販売機の構成を示すブロック図である。

【図３】本発明の情報自動販売装置のデータ処理の流れ
を示すフロー図である。

【図４】本発明の情報自動販売装置のデータ処理の流れ
を示すフロー図である。

【図５】本発明の情報自動販売装置のデータ処理の流れ
を示すフロー図である。

【図６】本発明の情報自動販売装置のデータ処理の流れ
を示すフロー図である。

【図７】本発明の情報自動販売装置を構成する情報自動
販売機の操作部の表示画面例を示す図である。

【図８】本発明の情報自動販売装置を構成する情報自動
販売機の操作部の表示画面例を示す図である。

【図９】本発明の情報自動販売装置を構成する情報自動
販売機の操作部の表示画面例を示す図である。

【図１０】本発明の情報自動販売装置を構成する情報自
動販売機の操作部の表示画面例を示す図である。

【図１１】本発明の情報自動販売装置を構成する情報自
動販売機の操作部の表示画面例を示す図である。

【符号の説明】

１−１ ライブラリセンタ １−２ ライブラリセンタ ２−１ 情報自動販売機 ２−ｎ 情報自動販売機 ３−１ 通信回線 ３−ｎ 通信回線 ４ 通信回線 １１ ハードディスク装置（ＨＤＤ） １２ コインシュータ １３ 入出力装置Ｉ／Ｏ １４ 書き込み装置 １５ 書き込み累積時間モニタ １６ 操作部 １７ バッファ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金丸 卓司 東京都世田谷区玉川台２−14−９ 京セラ 株式会社東京用賀事業所内 (72)発明者 山口 増海 東京都世田谷区玉川台２−14−９ 京セラ 株式会社東京用賀事業所内 (72)発明者 藤井 真一 東京都世田谷区玉川台２−14−９ 京セラ 株式会社東京用賀事業所内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ライブラリセンタと複数の情報自動販売
   機を通信回線で接続し、前記情報自動販売機は情報メニ
   ューを表示する表示器を有する操作部、情報記憶部、情
   報処理部、光ディスクに情報を書き込む情報書き込み部
   を具備し、 情報購入時、前記情報自動販売機の前記情報書き込み部
   の光ディスク挿入部に光ディスクを挿入し、前記操作部
   を操作し表示器に情報メニューを表示し、該表示された
   情報メニューの内から好みの情報を選択することによ
   り、前記情報処理部は該選択された情報が前記情報記憶
   部に記憶されていない場合は当該情報を前記通信回線を
   介して前記ライブラリセンタから伝送させ、当該情報記
   憶部に記憶されている場合該情報記憶部から読み出し、
   これらの情報を該情報書き込み部を介して前記光ディス
   クに書き込むことを特徴とする情報自動販売装置。