JPS63240577A

JPS63240577A - 熱定着装置

Info

Publication number: JPS63240577A
Application number: JP7387287A
Authority: JP
Inventors: Keiichi Akiyama; 秋山　恵一
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1987-03-27
Filing date: 1987-03-27
Publication date: 1988-10-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、複写機、プリンタなどにおいて着色微粉末た
るトナーを熱および機械的圧力により用紙上に定着する
熱定着装置に圓する。

（従来の技術〕第２図は従来の熱定着装置を示すものであり、ケーシン
グ１内には、内部にハロゲンランプ３を備えたヒートロ
ーラ２および圧力ローラ４が相互に接合して回転するよ
うに上下方向に連設されており、これらのヒートローラ
２および圧力ローラ４聞に用紙５を挿通するための用紙
導入口６および用紙排出ロアが前記ケーシング１に形成
されている。また、前記ヒートローラ２には、このヒー
トローラ２へ付着している用紙５やトナーを剥離するた
めのクリーニングブレード８が接合されている。

このような構成によれば、それぞれ矢印方向に回転され
ているヒートローラ２および圧力ローラ４間に用紙導入
口６から用紙５を挿通せしめることにより、ハロゲンラ
ンプ３の熱およびヒートローラ２および圧力ローラ４の
機械的圧力により用紙５上にトナーが定着される。

（発明が解決しようとする問題点〕用紙５へのトナーの付着は用紙５の上面ばかりではなく
下面に対しても行なわれるが、用紙５の下面にトナーを
付着させた場合、トナーは靜電力のみで用紙５に付着し
ているものであるから、用ｆｔｔ　５に対してトナー像
を乱すことなく定着させるためには、用紙５を上下にば
たつかせること等のないように姿勢良く搬送しながらヒ
ートローラ２と圧力ローラ４との問へ導入する必要があ
る。

しかしながら、前記従来の熱定？ｒ　’ＪＡ　Ｃにおい
ては、用紙５をＭ度よく内部へ導入することができず、
定着されるトナー像が乱れるおそれがあった。

本発明は、このような従来のものにおける問題点を解決
し、用紙を良い姿勢で搬送しつつ内部へ搬入さＶ１用紙
の下面にトナーを良好に定着させることのできる熱定着
装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段）前述した問題点を解決するため本発明は、相互に接合す
るヒートローラおよび圧力ローラを有する熱定ａ装置に
おいて、用紙を吸引力によって上面側から吸着しつつ前
記両ローラの接合部に向けて搬送せしめる用紙搬送機を
設けたことを特徴としている。

〔作　用〕

本発明によれば、用紙搬送機を駆動して用紙を上面側か
ら吸着しながらばたつくことのない良い姿勢で搬送する
ことができ、用紙の下面にトナー像を乱すことなく適正
状態にして良好に定着させることができる。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。なお
、前述した従来のものと同一の構成については、、図面
中に同一の符号を付し、その説明は省略する。

第１図は本発明に係る熱定着Ｖｔ置の一実施例を示す。

本実薄剥は用１１５の下面に付着された！・す−Ｔを定
着さばるために、ハロゲンランプ３を内蔵されたヒート
ローラ２を下方に配設し、圧力ロー５４を上方に配設し
ている。また、ケーシング１の用紙導入口６より上流側
位置には、吸引力を利用して用紙５を搬送する用紙搬送
機９が設けられている。本実施例においては、用紙搬送
１ａ９をケーシング１と一体にして設けている。すなわ
ち、用紙導入口６より上流側の上部に吸引力を発生させ
るファン１０が回転自在にして設けられており、このフ
ァン１０の上流１（本実施例にＪ３いてはファン１０の
下方）に駆動ローラ１１および従動ローラ１２が設けら
れ、百〇−ラ１１，１２に無端状でありかつ多数の吸引
孔１４．１４・・・が穿設されている吸引搬送ベルト１
３が巻回されている。

そして、ファン１０の排気をケーシング１内へ導びく排
気系送風ダクト１５が、吸引搬送ベルト１３の部分から
ケーシング１の上壁１ａに穿設された開口１６まで、ケ
ーシング１自身を案内壁の一部に利用して設けられてい
る。

次に、本実施例の作用を説明する。

定着準（ｌａ操作として、用紙搬送機９の駆動ローラ１
１を駆動させて吸引搬送ベルト１３を第１図矢印方向に
回転させるとともに、ファン１０を駆動させて、吸引搬
送ベルト１３に吸引力を付与する。これと同時にハロゲ
ンランプ３へ通電した上でヒートローラ２および圧力ロ
ー５４をそれぞれ同図矢印方向に回転させる。

次に、転写部において下面にトナーＴを付着させられた
用紙５をケーシング１の用紙導入口６に向けて居給する
。この用紙５は用紙搬送改９部分に達すると、既にファ
ン１０の吸引力が吸引搬送ベルト１３の多数の吸引孔１
４．１４・・・部分に作用しているため、吸引搬送ベル
ト１３に上面側から吸着され、そして、その吸引搬送ベ
ルト１３の進行に伴って用紙導入口６に向【）て上下に
ばたつくことなく水平に保持された良い姿勢のままで搬
送されて行く。その後、用紙５がヒートローラ２および
圧力ローラ４間を挿通される間に、ハロゲンランプ３の
熱およびヒートローラ２および圧力ロー５４の機械的圧
力により、この下面側にトナ−Ｔが定着される。この用
紙５の下面に定着されたトナー像は、用紙搬送機９によ
って用紙５を一定の水平状態を保持しながらケーシング
１まで搬送しているので、何ら乱されることがなく、転
写された状態を保持したまま定着されるものであり、極
めて美扉なものとなる。

ところで、定着中にはハロゲンランプ３の熱により用ｆ
ｉｔ　５の水分が蒸気となってケーシング１内に放出さ
れるが、本実施例によればファン１０の駆動によって用
紙搬送機９を通して吸引された空気が排気系送風ダクト
１５および間口１６を通してケーシング１内に導入され
、ケーシング１内の空気が用紙排出ロア等を介して外部
に放出されるので、用紙５からの蒸気によりケーシング
１の上壁１ａ１．：結露水が生じることはない。なお、
外部に放出された高湿空気は本体に設けられている図示
しないファンにより機外に放出される。

なお、前記実施例においては吸引力を発生するのにファ
ン１０を用い、用Ｍ１５を吸着するのに吸引搬送ベルト
１３を用いているが、用紙の大きさ等に応じてこれらの
実施例以外のものを用いるようにしてもよい。

また、本発明は前述した各実施例に限定されるものでは
なく、必要に応じて種々の変更が可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、吸引力を利用して
用紙を上面側から吸着しながら搬送することができるの
で、１〜ナーが下面に付着させられている用紙を良い姿
勢で搬送しつつ内部へ搬入させ、用紙の下面にトナーを
良好に定着させることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る熱定着装置の実施例を示す概略縦
断面正面図、第２図は従来の熱定着装置を示す概略縦断
面正面図である。１・・・ケーシング、１ａ・・・上壁、２・・・ヒート
ローラ、３・・・ハロゲンランプ、４・・・圧力ローラ
、５・・・用紙、６・・・用紙導入口、７・・・用紙排
出口、８・・・クリーニングブレード、９・・・用紙搬
送機、１０・・・ファン、１１・・・駆動ローラ、１２
・・・従動ローラ、１３・・・吸引搬送ベル１−１１４
・・・吸引孔、１５・・・排気系送風ダクト、１６・・
・間口。出願人代理人　　中　　尾　　俊　　６ｎ第　ｆ　因第２図

Claims

【特許請求の範囲】１）相互に接合するヒートローラおよび圧力ローラを有
する熱定着装置において、用紙を吸引力によって上面側
から吸着しつつ前記両ローラの接合部に向けて搬送せし
める用紙搬送機を設けたことを特徴とする熱定着装置。２）用紙搬送機は吸引力を発生させるファンを備えてお
り、このファンの排気を両ローラが配設されているケー
シング内へその内部を換気するために導びく排気系送風
ダクトが設けられていることを特徴とする特許請求の範
囲１項記載の熱定着装置。