JPS62215447A - 用紙搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明のし１的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、下部機構及び下部機構に分離可能な画像形成
装置においてシート紙の搬送を行う用紙搬送装置に関す
る。

（従来の技術） 電子写真装置等において粉体トナー像が形成されるシー
ト紙を排紙側に搬送するものとして従来第３図に示すよ
うなものが用いられている。

即ちシート紙（１０）を搬送するエンドレスベルト（１
１）の内部には、モータ（図示せず）により駆動される
空気の吸引力を発生するブロア（１２）に接続されるバ
キュームタンク（１３）が設けられている。

そして感光体から剥離されたシート紙（１０）の搬送時
、エンドレスベル１−（１１）を矢印Ｘ方向に回転させ
ると同時に、ブロア（１２）を駆動しバキュームタンク
（１３）に形成される多数の空気吸入口（１４）から空
気を吸入する事により、シート紙（１ｏ）をエンドレス
ベルト（１１）に吸着させ確実に搬送させるものである
。

一方近年電子写真装置にあってはメンテナンスや紙づま
りの除去を容易にするため、第４図に示すように本体（
１６）を点線の用紙の搬送路（１６ｃ）を境に上部機構
（１６ａ）及び下部機構（１６ｂ）に分離し、その上部
機構を上方に開放可能としたものが開発されている。そ
してこのような装置に第３図に示すような従来の空気吸
引式の用紙搬送装置を用いる場合は、本体の下部機構（
１６ｂ）に、空気吸引のためのバキュームタンク、ダク
ト、ブロア、モータを全て組込まねばならず、本体（１
６）がかなり大型化されるという問題を有している。こ
のため本体（１６）の小型化及び軽量化ひいては低価格
化を図るためには第４図に示すようにブロア（１７ａ）
のモータ（１８）が本体（１６）の冷却用ファン（２０
）のモータを兼用する事が望ましいが、冷却用ファン（
２０）が構造上り部機構（１６ａ）に組込まれており、
　かつバキュームタンク（１７ｂ）　、ダクト（１７ｃ
）、ブロア（１７ａ）が分割不能である事からこの様な
レイアウトを困難にしている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来は空気吸引機構が分割不能である事がら、上部機構
及び下部機構とに分離可能な装置への空気吸引機構を効
率的に組み込む事が出来ずその小型軽に化及び低価格化
の妨げとなっている。

そこで本発明は上記欠点を除去するもので、本体が上下
に分離可能な装置内に容易に組み込み可能であり、かつ
本体の小型化及び軽量化ひいては低価格化を図る事が可
能な用紙搬送装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題を解決するために、ダクトの一部に分
離可能な継合部を設けるものである。

（作用） 本発明は上記手段により画像形成中にあっては継合部に
おいてダクトを継合する一方、メンテナンス時等本体を
上下に分離時にはダクトを継合部において分離する事に
より空気吸引機構の効率的な組み込みを図るものである
。

（実施例） 以下この発明の一実施例を第１図及び第２図を参照しな
がら説明する。本体の下部機構（２１）内のローラ（２
２）に掛は渡される複数のエンドレスベルト（２３）の
表面には多数の貫通孔（２３ａ）が形成され、エンドレ
スベルト（２３）の内部には上部に空気吸入孔（２４ａ
）、　（２４ｂ）を有するバキュームタンク（２４）が
設けられている。−六本体の上部機構（２６）には空気
吸引力を生じるブロア（２７）及び１本体の冷却を行な
うための冷却用ファン（２８）が同軸上に設けられ、共
に駆動機構であるモータ（３０）により駆動されている
。そしてバキュームタンク（２４）及びブロア（２７）
間はダクト（３Ｉ）で継続されているが、このダクト（
３１）の途中には分離可能な継合部（３２）が本体の上
部機構（２６）と下部機構（２１）の分離面と平行に形
成され、　その上方端部（３２ａ）にはスポンジからな
るシール部材（３３）が取着されており、継合部（３２
）は継合時単にシール部材（３３）が下方端部（３２ｂ
）と密接に当接される状態で継合されるようになってい
る。

次に作用について述べる。複写時、上部機構（２６）は
下部機構（２１）上で閉鎖されており、ダクト（３１）
の継合部（３２）も上方端部（３２ａ）及び下方端部（
３２ｂ）がシール部材（３３）を介し密接に継合されて
いる。　そしてモータ（３０）により、冷却用ファン（
２８）と共にブロア（２７）が回転され、ダクト（３１
）を通じバキュームタンク（２４）の空気吸入孔（２４
ａ）　。

（２４ｂ）から空気が吸引され、これと同時にエンドレ
スベルト（２３）が矢印ｙ方向に回転される。これによ
り、転写工程を経て粉体トナー像を有するシート紙（図
示せず）がエンドレスベルト（２３）端部に接触される
と、貫通孔（２３ａ）及び空気吸入孔（２４ｂ）からの
空気吸引によりシート紙はエンドレスベルト（２３）に
吸着されながら矢印ｙ方向に搬送され、定着装置を経て
排紙される。次に複写中紙づまりを生じたり、あるいは
メンテナンスを必要とする場合、オペレータは上部機構
（２６）を矢印２方向に回動し、第３図に示すように上
部機構（２６）を下部機構（２１）から分離し、シート
紙の搬送路等を開放するが、これに伴いダクト（３１）
は継合部（３２）でう）離される。そして紙づまりの除
去あるｂ）ｌ：！　（ｔｆｌのメンテナンスを終了した
後、再び上部機構（２６）を１′Ａ１鎖すれば、ダクト
（３１）の継合部（３２）も自鰻Ｊ的番こ継合される。

このように構成すれば、冷却用ファン（２８）のモータ
をブロア（２７）のモータとしても兼用出来１本体の小
型、軽量化を損う事無く本体の上下の分離が可能となり
、メンテナンス時等の繰作性の向上を図る事が出来る５
又、ダクト（３１）の継合部（３２）は本体の開閉のみ
で自動的に分離及び継合力（行なわれるので本体の分離
時及び閉鎖時の操作性力１損われる事も無い。

尚この発明は上記実施例に限定されず種々設計変更可能
であり１例えばエンドレスベルトやダクトの形状、継合
部の位置等は限定されなし）。又継合部の形状やシール
部材の材質も任意であり、継合部端部に溝を切り、そこ
に溝の断面より太いゴム線等をはめ込み、継合時、抑圧
変形されたゴム線により継合部を密接に継合するように
しても良く、このようにすればシール部材を接着剤等を
用いて取着する必要が無く、ゴム線を溝にはめ込むのみ
でシール部材を取着出来、取り付作業が容易かつ短時間
で可能となる。更に本体の上部機構の開放の方向等も任
意である。

以上説明したようにこの発明によれば、ダクトを継合部
から分離可能に形成する事により、用紙搬送装置Ｉ￥Ｌ
のレイアウトに自由度を生じ、本体の上下の分離が可能
な装置に用いても、本体の小型化及び軽量化ひいては低
価格化を損う事が無く、メンテナンス度等の操作性の向
上を図る事が出来る。

又ダクトの継合部の分離及び継合のための特別な操作が
不要であり、本体の分離及び閉鎖の操作性が損われる事
も無いし、継合部もシール部材を介し密接に継合される
事から、継合部に空気もれを生じる事も無く用紙を確実
に搬送する事が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示し第１図はそ
の分離時を示す一部省略斜視図、第２図はその継合部の
分離時を示す斜視図、第３図及び第４図は従来の装置を
示し第３図はその斜視図、第４図はその上下に分離可能
な電子写真装置本体を示す概略配置図である。 ２１・・・下部機構　　　２３・・・エンドレスベルト
２４・・・バキュームタンク　　２６・・・上部機構２
７・・・ブロア　　　　ｚ８・・・冷却用ファン３０・
・・モータ　　　　３１・・・ダクト３２・・・継合部
　　　　３３・・・シール部材代理人　　弁理士　　井
　上　−男 第１図 ｔｏｘ　　　１３ 唯　　３　図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、空気の吸引力により用紙をエンドレスベルトに吸着
   して搬送するものにおいて、用紙を搬送するエンドレス
   ベルトと、このエンドレスベルトに対向して設けられ空
   気吸入口を有するバキュームタンクと、駆動装置により
   空気吸引力を生じるブロアと、このブロア及び前記バキ
   ュームタンクの間を継続すると共に所定の位置で分離可
   能な継合部を有するダクトとを具備する事を特徴とする
   用紙搬送装置。 ２、ダクトの継合部がシール部材を介し継合される事を
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の用紙搬送装置。 ３、エンドレスベルトが用紙の搬送路を中心に上部機構
   及び下部機構に分離可能な装置の下部機構であり、ブロ
   アが前記装置の上部機構である事を特徴とする特許請求
   の範囲第１項又は第２項のいづれかに記載の用紙搬送装
   置。