JPS6324021Y2 - - Google Patents

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JPS6324021Y2
JPS6324021Y2 JP1982161742U JP16174282U JPS6324021Y2 JP S6324021 Y2 JPS6324021 Y2 JP S6324021Y2 JP 1982161742 U JP1982161742 U JP 1982161742U JP 16174282 U JP16174282 U JP 16174282U JP S6324021 Y2 JPS6324021 Y2 JP S6324021Y2
Authority
JP
Japan
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pin
arm
seat
groove
cam
Prior art date
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Application number
JP1982161742U
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English (en)
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JPS5965844U (ja
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Publication date
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Priority to JP1982161742U priority Critical patent/JPS5965844U/ja
Publication of JPS5965844U publication Critical patent/JPS5965844U/ja
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Publication of JPS6324021Y2 publication Critical patent/JPS6324021Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヘツドレストにアームを取付け、該ア
ームを介してヘツドレストの前方への回動位置を
固定することにより、幼児を安全に支え、かつシ
ート上に置いた荷物の前方への滑り落ちも防止で
きる自動車用シートに関するものである。
自動車用シートに装着する幼児用のシートは、
色々な構造のものが市販されているが、これらは
全て助手席等にシートベルトで固定する形式であ
つたため、幼児を乗せない場合には邪魔であつ
た。
本考案はヘツドレストを前方に回動自在とし、
該ヘツドレストを前方に倒してその位置を固定す
ることにより、幼児を安全に支えることができる
自動車用シートを提供することを目的とするもの
である。
この目的を達成するために本考案は、シートバ
ツクの側面に固定され、上部及び該上部と約90゜
位相をずらせた前部に凹溝部を有するラツチに、
固定ピンを固着し、該固定ピンに長穴を介して係
合するアームをヘツドレストに取付け、該アーム
には前記ラツチの凹溝部に係合する係合ピンを取
付けると共に、該係合ピンが凹溝部より外れると
前記固定ピンの回りを該アームが回動できるよう
にし、かつ該アームの係合ピンの下方位置に固定
されたカム用ピンが係合するカム溝を設けたレバ
ーを、前記固定ピンの回りを前方に向けて回動さ
せると、該カム溝によりカム用ピンが押し上げら
れると共に、アームの係合ピンが前記凹溝部より
外れ、ヘツドレストはアームを介して前方に回動
でき、その回動位置は前部の凹溝部に係合ピンが
係合して固定できるようになつている。
従つてヘツドレストとアームにより形成された
空間に幼児を位置させると、幼児は安全に支えら
れ、またシート上に置いた荷物もこの空間から上
方に一部突出させれば、前方への滑り落ちを防止
でき、かつ不使用時にはヘツドレストを上方に回
動すれば簡単にシートバツクの上面にヘツドレス
トは納まり、普通のシートとして使用できる等の
効果を奏するものである。
以下図面の実施例について本考案を説明する
と、第1図は普通のシートとしての使用状態、第
2図はヘツドレストを前方に倒した場合、第3図
は幼児を支える幼児用安全シートとした場合、第
4図は荷物を支えた場合を示す。図において1は
着座シートで、前部シート1aと後部シート1b
に分割され、両者の下側の接合縁は布ヒンジ2で
連結されている。この布ヒンジ2は折畳み式マツ
トレスの布ヒンジと同じで従来公知のものであ
る。3はシートバツク、4はヘツドレストで、該
ヘツドレスト4の両側にはアーム5,5が取付け
てある。
シートバツク3の側面のシートフレーム6に
は、ラツチ7がボルト、ナツト8により固定され
ている。ラツチ7には固定ピン9が溶接10され
ており、該固定ピン9には長穴11を介してアー
ム5が係合し、更にカム溝12を有するレバー1
3が枢支されている。またラツチ7の上部外周に
は凹溝部14が設けられ、該凹溝部14と90゜位
相をずらせた前部外周には凹溝部15が設けられ
ている。この凹溝部14にはアーム5に固定され
た係合ピン16が係合し、前記カム溝12にはア
ーム5の係合ピン16より下方位置に固定された
カム用ピン17が係合している。
カム溝12の形状は、固定ピン9の中心からの
距離が前方より後方が大きくなる状態に形成され
ており、レバー13を第5図の2点鎖線の位置1
3′に固定ピン9を中心に前方に回転させると、
カム用ピン17は17′の位置に、係合ピン16
は16′の位置に上昇し、該ピン16は凹溝部1
4との係合が外れ、アーム5は前方に回動可能に
なる。18はカム用ピン17を常にカム溝12に
押し付けているバネで、一端18aはアーム5の
下端のスリツト19に係合し、他端18bはレバ
ー13の後側面に係止している。
次に作用を説明すると、第1図の普通の状態か
ら第2図の如くヘツドレスト4を前方に倒すに
は、レバー13の突部20に取付けた図示しない
ハンドル等により、レバー13を2点鎖線の位置
13′に固定ピン9を中心にして回動させる。こ
れによりカム溝12に係合しているカム用ピン1
7が17′の位置に持ち上げられ、また係合ピン
16は16′の位置に持ち上げられて凹溝部14
との係合が外れるので、アーム5を手で前方に倒
すと、係合ピン16はラツチ7の外周7aを滑つ
て前方の凹溝部15に到達するに至るが、この時
17′の位置にあるカム用ピン17は、2点鎖線
の状態のカム溝12に沿つて移動し、該カム溝1
2の左端に当接するとレバー13を更に反時計方
向に回し、結局実線の状態から約90゜前方に傾い
た状態となり、この状態では実線の場合と同じ
く、係合ピン16は引き下げられて凹溝部15に
係合する。
これは第2図の状態であり、第3図の如くシー
トバツク3とヘツドレスト4及びアーム5,5に
囲まれた空間に幼児21を入れると、安全シート
として使用できる。なお、幼児が小さい場合に
は、前部シート1aを後部シート1bの上に折畳
むと、シート面が高くなり、幼児21の復部にヘ
ツドレスト4が来るため好ましい。第4図は前記
空間に荷物22を入れた場合であり、荷物22は
ヘツドレスト4とアーム5,5に支えられて、前
方にも左右にも移動することはない。次に第2図
の状態から第1図の状態に戻すには、第5図にお
いてレバー13を反時計方向に回して係合ピン1
6を凹溝部15から押上げ、アーム5を第5図の
実線の位置に戻すと、レバー13もカム溝12を
介しカム用ピン17に押されて第5図の実線位置
に戻る。
以上詳細に説明した如く本考案は構成されてい
るので、レバーを前方に向けて回動させると、ア
ームの係合ピンがラツチの凹溝部から外れるよう
アームが押し上げられるため、該アームを容易に
前方に回動させることができる。従つてヘツドレ
ストとシートバツクとの間の空間に幼児や荷物を
安全に支えることができると共に、ヘツドレスト
の上部位置から約90゜位相をずらせた前部位置に
設けたラツチの前部の凹溝部に、前記の如くアー
ムを前方に向けて回動させると該アームの前記係
合ピンが係合するため、該ヘツドレストのアーム
が盲動するのを防ぐことができ安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す自動車用シート
の普通の使用状態における斜視図、第2図は同ヘ
ツドレストを前方に回動させた場合の斜視図、第
3図は幼児用安全シートにした場合の側面図、第
4図は荷物を支えた場合の側面図、第5図は同ヘ
ツドレストアームの支持機構の側面図、第6図は
第5図のA〜A断面図である。 図の主要部分の説明、1……着座シート、3…
…シートバツク、4……ヘツドレスト、5……ア
ーム、6……シートフレーム、7……ラツチ、9
……固定ピン、11……長穴、12……カム溝、
13……レバー、14,15……凹溝部、16…
…係合ピン、17……カム用ピン、21……幼
児、22……荷物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバツクの側面に固定され、上部及び該上
    部と約90゜位相をずらせた前部に凹溝部を有する
    ラツチ、該ラツチに固定された固定ピンとは長穴
    を介して係合すると共に、前記ラツチの凹溝部に
    係合する係合ピンを取付け、該係合ピンが前記凹
    溝部より外れると前記固定ピンの回りを回動でき
    るヘツドレストのアーム、前記固定ピンの回りを
    回動可能に装着されると共に、前記アームの係合
    ピンの下方位置に固定されたカム用ピンが係合す
    るカム溝を設けたレバーを備え、該カム溝は、前
    記レバーが前記固定ピンの回りを前方に向けて回
    動した際には、該カム用ピンを介して前記係合ピ
    ンが凹溝部から外れる位置まで前記アームを押し
    上げるカム溝形状に形成されていることを特徴と
    する自動車用シート。
JP1982161742U 1982-10-27 1982-10-27 自動車用シ−ト Granted JPS5965844U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982161742U JPS5965844U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 自動車用シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982161742U JPS5965844U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 自動車用シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5965844U JPS5965844U (ja) 1984-05-02
JPS6324021Y2 true JPS6324021Y2 (ja) 1988-07-01

Family

ID=30355368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982161742U Granted JPS5965844U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 自動車用シ−ト

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JP (1) JPS5965844U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5965844U (ja) 1984-05-02

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